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Windows Vista ウインドウズ ビスタ

 Windows XP (ウインドウズエックスピー) から 5 年を経て、最新の Windows が 2007 年 1 月 30 日登場します。 名称は Windows Vista (ウインドウズ ビスタ) 開発コード Longhorn (ロングホーン)。経験、体験を意味する experience(エクスペリエンス)のXPから、眺望、展望 Vista(ビスタ)へと移行しましょう!


パソコンを誰でも簡単に利用する事ができるソフトウェアを OS (オーエス : オペレーティングシステムの略)と呼びますが、マイクロソフト社が開発した OS が Windows (ウインドウズ)です。 本来、OS 単体では意味をなさない存在でしたが、Windows だけでも音楽を聴いたり、映画を観たり、映像の編集や文章の作成、印刷など複数の事ができる様になりました。


古くは Windows 98 と Windows ME(エムイー : ミレニアムエディションの略)が一般ユーザー向けであり、Windows NT と Windows 2000 が企業向けの OS とされていました。 一般向けにはマルチメディアを巧みに扱える仕組みが搭載され、企業向けには堅牢なシステムが搭載されていました。そして両者の良い部分を備えた Windows XP が登場しました。システムリソースの問題を解決した Windows XP は、それ以前のOSを利用していたユーザーからすれば、ズバ抜けて頼もしい OS になりました。仕事中に再起動する必要は無くなり、家庭ではマルチメディアを安定した状態で堪能できます。 そして、5 年の間この OS がトップを君臨していたのですが、2007 年 1 月 30 日に、グレードアップして登場するのが Windows Vista(ウインドウズビスタ)です。



必要スペック

気になるのは Windows Vista が動作するパソコンスペックです。スペックの目安は 2 段階に分かれます。 Windows Aero と呼ばれるVista独特の描画表示を利用するか否かが大きな分かれ道となります。


最小構成
CPU 最新のプロセッサ (800MHz 以上)
メモリ 512 MB のシステム メモリ
グラフィックス DirectX 9 対応のグラフィック プロセッサ
Windows Aeroを利用する最小構成
CPU 1 GHz 32 ビット (x86) または 64 ビット (x64) のプロセッサ
メモリ 1 GB のシステム メモリ
グラフィックス Windows Display Driver Model (WDDM) ドライバ、128 MB グラフィック メモリ (最小)、ハードウェアによるピクセル シェーダ 2.0、1 ピクセルあたり 32 ビットの色深度
ハードディスク 40 GB のハード ディスク容量と 15 GB の空き容量
光学式ドライブ DVD-ROM ドライブ
サウンド オーディオ出力機能
通信 インターネット アクセス機能

問題はいずれも最小構成のスペックであり、快適に利用する、もしくは全ての機能を利用するとなるとさらにハードルは高くなります。

Windows Vista Capable PC および Premium Ready PC

Windows Vista のベータ 2 を使ってみた感想は、「どんなに高スペックなら Windows Vista はまともに動くのか?」という印象でした。 ところが、後に製品候補版を利用した時には、ある程度のパソコンで動く事は動くという印象に変化しました。ベータ2を利用したユーザーのレポートが多く掲載されていますが、基本的に製品版では全く異なると考えてよいと思います。 それほどハードルは低くなっていると感じます。

Windows Vista では、インストールの最後に自動でコンピュータのパフォーマンスを確認して最適な状態に設定されます。 インストールしてユーザーを登録してから動作するので、この確認の様子は、最初からパソコンにインストールされている Windows Vista でも観る事になるでしょう。 この確認の結果により、Windows Vista のガラスのような透き通ったデスクトップ画面になるか ( Windows Aero モード )、通常の Windows Vista モードで起動するかに分かれます。 もちろん、パフォーマンスを優先させるための設定なので、ユーザーが任意で変更する事も可能です。

また、Windows Aero モードで実行していても、重い作業に突倒すると、それに満たないパソコンスペックの場合はパフォーマンスを優先させる( Windows Vista モードに移行する)プロパティが表示されます。 もちろん、これも無視する事は可能ですし、表示しない様にもできます。でもやっぱり、作業が優先にならなければ快適とは言えません。



Windows Vista にも、Windows XP と同様のクラシックモードが存在してパフォーマンスを得るならこれが一番かも知れません。 ところが、Windows Aero モードでしか動作しない機能もあり、これが見た目だけ、例えばカッコイイなどという程度なら無視しても問題ありません。 しかし、これらの機能は見た目もさることながら、実際に作業をする上で大変便利な機能になるので厳しいところです。



Windows Vista のエディションは 5つ

Windows XP では Home Edition (ホームエディション)と Professional Edition(プロフェショナルエディション)の二つなので選択が簡単でした。 しかし、Windows Vista では 5 つもエディションがあるため、購入する時に困惑します。が、一見そうみえるだけで、さして大した事ではありません。

なぜならば、Windows XP にも Home Edition 、Professional Edition の他に、Media Center Edition (メディアセンターエディション)、Tablet PC Edition (タブレットピーシーエディション)、Professional x64 Edition (プロフェッショナル 64ビットエディション)の5つが存在していたのです。



Windows Vista Home Basic
最も機能が少なく、価格も安価。現在の Windows XP Home Edition の後継となり、仕様する目的がはっきりしているのであれば、安価で最新のセキュリティを確保できます。 ただ、Windows Vista では Media Center Editon が存在せず、各エディションによって Media Center 搭載されています。これを利用したいのであれば1ランク上の Windows Vista Home Premium をおすすめします。 また、このエディションでは Windows Aero を利用できません。

Windows Vista Home Premium
一般家庭で利用するのに最適な機能を搭載したおすすめエディションです。家電感覚でテレビや音楽を楽しめる Media Center 機能を搭載(利用するには対応するハードウェアが必要)。 DVD への書き込み、ネットワークデバイスへのバックアップ、Windows Aero モード、テーマを適用したスライドショー、タブレットPCに関する機能、Windows サイドショーなど、Windows Vista の魅了を存分に楽しめます。 Windows XP Home Edition 、または、Media Center Editon を利用しているユーザーにお奨めです。

Windows Vista Business
WindowsXP Professionalを利用していたユーザーに最適で、 Microsoft Windows Server のドメイン参加が可能です。エディション名にある様にビジネスに最適な機能が搭載され、Home Premium に搭載されている Media Center 機能などは搭載されていません。 また、Windows Vista BusinessからはInternet Information Server 機能が搭載あれています。

Windows Vista Enterprise
Windows BitLocker ドライブ暗号化、Virtual PC Express 、複数ユーザー インターフェイス言語の同時インストールのサポート、全世界のユーザー インターフェイス言語 (合計で 36 言語) の対応。 すいません。管理人の知識では理解不能です。通常の方法では購入できません。

Windows Vista Ultimate
上記のエディションのすべての機能を搭載した最上位モデル。ビジネス+ホームが混合しています。このエディションだけに搭載された Windows Update の機能拡張版 Windows Ultimate Extras を利用できます。 Windows Vista のすべてを手にいれたければ、このエディションが一番です。

OS のインストール作業は大変です。しかし、インストールそのものはそんなに難しい作業でもありません。 Windows XP までは特殊な画面上でキーボードを使う必要がありましたが、Windows Vista ではマウスをクリックして普段通りの Windows 操作で作業を進める事ができます。 また、パーティションやフォーマットの選択も、従来より分かりやすいウィザードが表示されます。





Windows XP の時代に、ファイルと情報の多さが問題になっていきました。これを解決する方法はデスクトップ検索をインストールする事で、常にインデックスファイルを作成して瞬時にファイルを検索できるシステムが簡単に利用できるようになりました。 Windows Vista では、「検索」に重点がおかれています。パソコン内のファイルはもちろんですが、スタートボタンをクリックした時に表示されるメニューも検索できます。 また、作業能率をアップさせる強力でインパクトのある Windows 3D フリップ は、多くのタスクを実行中でもキーボード操作で簡単に必要な画面を探す事ができます ( Windows キー とタブキーで Windows 3D フリップ、alt キーとタブキーで Windows フリップが作動します。 また、Windows 3D フリップを動作させるには、画面の設定で Windows Aero を有効にする必要があります)。



あると便利なガジェット(拡張機能)を追加できる魅力的なサイドバー。デスクトップの何処にでもドラッグ&ドロップで移動可能で、最新の情報を表示させる事が可能です。 Windows Aero の半透明な描画と組み合わす事で、デスクトップがより華やかに、より便利に拡張されます。



ファイルの存在が一目でわかるエクスプローラ。フォルダ内のサムネイルも表示されます。もちろん、従来通り詳細表示に切り替える事も可能です。 Windows Vista では、画像に加え、動画ファイルもサムネイル表示が可能になりました。ファイル名だけの表示とは違い、大量に保管されたフォルダを開いても一目瞭然に目当てのファイルを探す事ができます。



新しくなったセキュリティ機能「( UAC ) ユーザーアカウントコントロール」は、管理者権限を持つユーザーだけが動作を続行できます。 これにより、誤ってシステムを破壊する、もしくは、不明なファイルが知らない内に動作するのを防ぎます。Windows Vista では、管理者ユーザーと一般ユーザーのアカウントを作成でき、例え管理者ユーザーであっても通常は一般ユーザーとして動作します(権限の昇格と降格)。 つまり、最初に登録する管理者ユーザーのまま普段利用し続けたとしても、権限の昇格と降格を常に繰り返す事で、システムのセキュリティを高める事ができます。 権限については、Windows 2000 ベースの Windows XP の時点で勉強する必要がありましたが、Windows Vistaでは自然にその動作を実行してくれるので、初心者ユーザーでも馴染む事が可能です。 ただし、確実に Windows XP より左クリックをする回数は増える事になります。


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Windows Vista : ホームズ備忘録

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