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Windows ブート マネージャーに表示される OS 名を変更する方法


一つのハードディスクドライブに複数の Windows をインストールした環境では、起動時に Windows ブート マネージャーと呼ばれる、OS を選択する画面が表示されます。写真左下は Windows 7 の Windows ブート マネージャーで、Windows 7 と Windows Vista がインストールされています。写真右下は Windows 8 のオペレーティング システムの選択画面で、Windows 8、Windows 7、Windows Vista がインストールされています。複数の OS をインストールすることをマルチブートと呼び、二つの OS をインストールすることをデュアルブートと呼びます。

仮想環境とは違い、マルチブートでは一台のコンピューターで複数の Windows を同時に使うことはできません。いずれかの OS を選択して起動することになります。このような環境を構築するのは特殊であり、それゆえにか一般的には理解しがたい OS の種類をインストールする場合があります。例えば、Windows 8 pro と Windows 8、あるいは、Windows 8 Pro の 64bit 版と 32bit 版など、特殊な目的のためにインストールするユーザーもいるでしょう。ライセンスを購入していれば問題ありませんが、OS 選択画面で同じ名前が表示され、どちらが 64bit 版なのか、どちらが Pro なのかと、判別しにくい場合があります。これを解消するために、Windows ブート マネージャーに表示される OS 名を変更する方法を紹介します。



Windows XP の場合

1.Windows XP では、付属するメモ帳で編集できました。コントロールパネルを表示して、クラシック表示に切り替え、「システム」をダブルクリックします。



2.「詳細設定」タブをクリックして、「起動と回復」の「設定(T)」ボタンをクリックします。「起動と回復」が表示されたら、「編集(E)」ボタンをクリックします。すると、「boot.ini」が表示されるので、「\WINDOWS=」に続く「””(ダブルコーテーション)に囲まれた部分」を変更して、上書き保存します。右のスクリーンショットでは、「Microsoft Windows XP Professional」の部分がそれです。



3.あるいは、フォルダー オプションで「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」から「すべてのファイルとフォルダを表示する」に変更、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外して、エクスプローラーで C ドライブを表示すると、「boot.ini」ファイルが表示されるので、これをダブルクリックしてメモ帳で開き、上で説明した個所を変更します。



Windows Vista 以降

1.Windows Vista , Windows 7 では、スタートボタンをクリックして、検索フォームに「cmd」と入力して、キーボードの「Enter」キーを押します。検索された「cmd.exe」を右クリックして、「管理者として実行(A)」をクリックします。



Windows 8、 Windows 8.1 の場合は、デスクトップ左下にポインターを移動して右クリック、あるいは、キーボードの「Windows」キー+「X」キーを同時に押すと、「管理メニュー」が表示されるので、「コマンド プロンプト(管理者)(A)」をクリックします。



2.まずは、「identifier(識別子)」を確認するために、「bcdedit /v」と入力して、キーボードの「Enter」キーを押します。「bcdedit」と「/v」の間は半角スペースです。



3.「Windows ブート マネージャー」と「Windows ブート ローダー」が表示されました。今回変更するのは、各「Windows ブート ローダー」の 「description(記述)」です。「Windows 8 Pro with Media Center(回復済み)」と「Windows 7 Professional(回復済み)」の「(回復済み)」を消去します。「Windows ブート ローダー」を識別するのに、「identifier(識別子)」を使います。変更に必要な文は以下です。

bcdedit /set {identifier(識別子)} description "名称"

「bcdedit」半角スペース「/set」半角スペース「{identifier(識別子)}」半角スペース「description」半角スペース「"名称"」です。まず、「bcdedit」半角スペース「/set」半角スペースを入力します。次に、コマンド プロンプトでのコピーと貼り付けを覚えましょう。



4.「identifier(識別子)」は長いのでコピーした方が確実です。コマンド プロンプトを右クリックして、「範囲指定(K)」をクリックします。



5.右のスクリーンショットの例で、「Windows 8 Pro with Media Center(回復済み)」を「Windows 8 Pro with Media Center」に変更したいと思います。「Windows 8 Pro with Media Center(回復済み)」の「identifier(識別子)」をドラッグ&ドロップで反転(背景が白くなる範囲)させます。その時、「{」「}」も含めます。これで、背景が白くなった範囲をコピーできました。



6.「bcdedit」半角スペース「/set」半角スペースの次にポインターが点滅しているので、右クリックして「貼り付け(P)」をクリックします。



7.無事、「identifier(識別子)」を入力できました。続いて、半角スペース「description」半角スペースを入力して、変更したい名前をダブルクォーテーションで囲みます。



8.キーボードの「Enter」キーを押して、「この操作を正しく終了しました。」と表示されれば終了です。



9.次に、「Windows 7 Professional(回復済み)」を「Windows 7 Professional」に変更してみました。やり方は同じです。「Windows 7 Professional(回復済み)」と表示されている identifier(識別子)を指定して、description "名称"で名前を変更します。



10.最後に確認のため、「bcdedit /v」と入力して「Enter」キーを押します。各「Windows ブート ローダー」の名称が変更されています。例えば、Windows 7 の 64bit 版と 32bit 版の両方に「Windows 7」と表示されている場合、「Windows 7 64bit」と「Windows 7 32bit」に名称を変更すれば、Windows ブート マネージャーで識別しやすくなります。

今回、MBR(マスターブートコード)にトラブルが発生して、それを修正したところ起動できなくなり、システム回復オプションのスタートアップ修復を実行したところ、OS 名の後に「(回復済み)」が付きました。これを元に戻すために、名称を変更しました。

デュアルブート環境を構築する方法:Windows 8





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