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Windows Live Mail 2012
SkyDriveを経由したフォト アルバム

 Windows Live Mail 2012 で、写真を扱う方法を紹介します。メールへのフォト アルバムの挿入は、外部ストレージの SkyDrive(スカイドライブ)を経由するため、Windows Live ID、あるいは、Microsoft アカウントが必要になります。複数の写真(ファイル)を、複数のユーザーに転送する場合、フォト アルバムを使うと便利です。


前回 は、Windows Live Mail(ウインドウズ ライブ メール)で写真を挿入、添付する方法を紹介しました。今回は、フォト アルバムを利用する方法を紹介します。 フォト アルバムを利用するには、旧Windows Live ID(ウインドウズ ライブ アイディー)、あるいは、Microsoft(マイクロソフト)アカウントが必要になります。Windows 8(ウインドウズ エイト)では、ログオンするときに、従来のローカルアカウントと、Microsoft アカウントを選択できます。

この事から、Windows 8では、Windows Live サービスとの連携が密になっていますが、今後、Windows Live の名称が変更されるようです。旧Windows Live ID、あるいは、Microsoft アカウントは、無料で登録できるアカウントで、メールアカウントのWindows Live Hotmail(ホットメール)や、他社のメールと結びつけて利用します。一般的には、Microsoft アカウントを作成するとき、ついでにWindows Live Hotmailアカウントを作成して、この二つを結び付ける場合が多いのでしょうが、Microsoft アカウントを作成する時に、Yahoo!メール アカウントを結び付けても利用できます。

ローカルアカウントとMicrosoft アカウント:Windows 8 Consumer Preview

Windows Live ID から Microsoft アカウントに変更



メールで写真を送信するために、これらのサービスに登録する必要があるのはなぜか?それは、外部ストレージサービスの「SkyDrive(スカイドライブ)」を経由して、写真を公開することにあります。



写真の挿入、または、ファイルの添付では、写真を送る相手が複数いたとしても、すべての人に写真を送ります。これにより、通信容量も大きくなります。



フォト アルバムを利用する場合、複数のユーザーに写真のアドレスを埋め込んだメールを送信します。肝心の写真は、SkyDrive にアップロードする一回だけで済みます。メールを受け取ったユーザーは、入力されたアドレスにアクセスして(SkyDriveにアクセス)、写真を閲覧、または、ダウンロードできます。SkyDrive に保存する期間を定められますが、いつでも削除できます。つまり、メールを送信して、受信者からダウンロードが完了したメールを受け取ったら、すぐに削除してもいいでしょう。なお、閲覧するユーザーが、Windows Live ID や、Microsoft アカウントを登録していなくても大丈夫です。



SkyDrive は、フォルダー毎にアクセス制限を掛けられます。送り主がサインアウトして、SkyDrive のフォルダー一覧にアクセスすれば、その違いが分かるでしょう。サインアウトした状態では、先ほどフォトメールで転送した写真を参照できませんでした。フォトメールで送った写真は、プロパティの共有設定で「表示リンクを受け取った人」とあります。つまり、単純にアドレスが漏れても、メールを受信していないと閲覧できないようです。



フォト アルバム:メールの作成画面で挿入する

1.フォト アルバムの使い方には、いくつかの方法がありますが、ここでは三通りの使い方を紹介します。まずは、メール作成のメニューからフォト アルバムを指定します。大量の写真を複数のユーザーに送信しなくても、気軽に利用できます。メールを作成して、「挿入」タブをクリックして、「フォト アルバム」ボタンをクリックします。



2.サインインします。ここで、Microsoft アカウントを作成することもできます。



3.送りたい写真を指定します。複数の写真を指定するには、「Ctrl」キーを押しながらクリックします。写真の指定が終わったら、「開く(O)」ボタンをクリックします。



4.SkyDrive にアップロードした写真を使う場合は、ブラウザで SkyDrive にアクセスして設定することもできますが、ローカルPCからは「Microsoft SkyDrive アプリ」を使えば可能です。これに関しては、Microsoft SkyDrive アプリが必要なので、以下のページを参照して下さい。

Microsoft SkyDrive アプリ:エクスプローラーから SkyDrive を操作



5.表示形式を選択できます。左のクリップのアイコンをクリックすると、フォト アルバムではなく、先に説明した添付ファイルになります。初期状態は、右の型式が選択された状態になります。写真はサムネイルで、受け取った相手は、この画像をクリックして、SkyDriveのオリジナルにアクセスでき、ダウンロードできます。「さらに写真を追加」に、写真をドラッグ&ドロップすると、添付ファイルとして追加できます。アクセスできる期間を90日に設定します。ボタンをクリックすると期限を解除できます。相手からダウンロードが完了したメールが届いたら、期限を無視して削除しても良いでしょう。



6.写真に含まれる情報やアクセスするユーザーの制限は、「アルバムのプライバシー」ボタンをクリックします。受信者のみに表示を許可するなら、「このメッセージの受信者のみが SkyDrive 上でこのフォト アルバムを表示できます(O)」のチェックを入れた状態にします。写真に含まれる情報を削除するなら、「撮影場所、カメラの説明、撮影時刻などの追加情報を含める」のチェックを外します。今回は、初期状態のまま送信してみます。



7.右が受信したメールです。ここから、SkyDrive にアクセスして閲覧、あるいは、写真をダウンロードできます。まずは、「スライド ショーの表示」をクリックします。



8.SkyDrive にアクセスでき、オリジナルサイズの写真を表示、あるいは、ダウンロードできます。ダウンロードできるので、方法は異なりますが、メールに写真を添付したのと同じく、相手に写真を届けることができます。



9.相手がダウンロードしたことが分かったら、フォルダーを右クリックして、丸ごと削除してもいいでしょう。



10.送信者が SkyDrive から写真を削除してしまえば、アクセスしてもエラーになります。



フォト アルバム:電子メールで送信する

この方法ができるのは、Windows Live Mail 2012 が既定に設定されている場合です。既定に設定するには、Windows Live Mail を起動して、「オプション」→「メール」をクリックします。



「全般」タブをクリックして、「既定のメッセージング プログラム」の「既定に設定(K)」ボタンをクリックします。最後に「OK」ボタンをクリックします。



1.エクスプローラーを起動して、送信したい写真をクリックして、「電子メールで送信する」ボタンをクリックします。



2.ピクチャのサイズを指定します。元の写真のサイズを維持したいなら、「元のサイズ」を選択して「添付(A)」ボタンをクリックします。



3.サインインします。ここで、Microsoft アカウントを作成することもできます。ここからは、「フォト アルバム:メールの作成画面で挿入する」の5と同じです。



4.サインインを拒否した場合でも、メールを作成することはできます。



しかし、このやり方は SkyDrive を利用するので、サインインしていない状況ではエラーが発生します。「電子メールで送信する」やり方は、メーラーではなく、電子メールの作成画面が表示され、送信ボタンを押すと消えます。裏でメールを送信するか、Windows Live Mail を起動するとエラーが表示されます。このエラーが発生すると、Windows Live Hotmail のアカウントを登録している場合は、メールを破棄することで解消できます。しかし、他社のメールアカウントだけで利用している場合、Windows の再起動が必要になります(少なくとも、私の環境では、それ以外の解決策が見つかりませんでした)。Windows 8 では、Windows のログオンに Microsoft アカウントを利用できます。Windows Live サービスに関しては、サインイン状態を維持すると考えられ(現時点では、Windows 8 は発売されていません)その環境ではスムーズに利用できるでしょう。Windows 7で、利用する時以外、サインインしない私の環境では、面倒なやり方だと思います。その場合は、オーソドックスな写真の添付を利用するのが無難です。



テストに協力してくれたユーザーから、サインインせずにメールを送信できた場合がありましたが、SkyDrive が利用できない環境なので、その写真を閲覧することも、ダウンロードする事も出来ませんでした。



フォト アルバム:SkyDriveから共有する

1.SkyDrive にアクセスして、「作成」→「フォルダー」をクリックし、転送する写真(正確には共有する写真)をアップロードするフォルダーを作成します。



2.新しいフォルダーが作成されました。右クリックで名前の変更をクリックして、任意の名前を付けます。



3.「新しいフォルダー」から「テストの写真」に変更しました。これをクリックして開きます。



4.この段階では、フォルダーは共有されていません。試しに、共有する写真をアップロードしてみます。「アップロード」をクリックします。



5.エクスプローラーを開き、アップロードする写真をドラッグ&ドロップします。



6.アップロード中です。しばらくお待ち下さい。外部ストレージは、ADSL 時代には通信速度の都合で、扱いにくいものでした。光接続に変更してから、ようやく外部ストレージの恩恵に授かりました。



7.アップロードが完了した五枚の写真です。今回は、一枚の写真では、五枚の写真を共有します。つまり、このフォルダーを共有したいので、「フォルダーの共有」をクリックします。



8.送信するメールアドレスを入力します。必要であれば、メールの本文を入力します。共同作業する以外は、元の写真を改変されるのは困るので、「受信に編集を許可する」のチェックを外します。共有する相手が、Windows Live ID、あるいは、Microsoft アカウントを持っていない場合は、「アクセスする全員にサインインを求める」のチェックを外します。最後に、「共有」ボタンをクリックすると、このフォルダーを閲覧できるリンクを挿入したメールが、入力したメールアドレスに送信されます。



9.共有が完了すると、共有した相手のメールアドレスが表示できます。右の×印をクリックすれば、いつでも共有を解除できます。



10.このアドレスをコピーして、サインアウトした状態でアドレス欄に貼り付けても表示できません。



11.メールを受信したスクリーンショットが右です。受信する方は、Windows Live ID、あるいは、Microsoft アカウントを登録していなくても大丈夫です。「写真の表示」をクリックします。



12.サインインせずに閲覧できました。「フォルダーの操作」をクリックして、「フォルダーのダウンロード」をクリックすると、5枚の写真をダウンロードできます。



13.個別の写真を右クリックしてダウンロードもできます。ちなみに、私はWindows 7 を利用しています。Windows Live Mail 2012 は常用しておらず、Microsoft Office Outlook 2007 を利用しています。Windows Live サービスにサインインした状態を維持せず、プライベートな写真はSkyDrive にアップロードしていません。外部ストレージは使い方によっては便利ですが、フォルダーのアクセス権を理解しないと、不特定多数に公開してしまう可能性があります。Windows Live IDやMicrosoft アカウントを必要としない、従来のファイルの添付が気軽に利用できると思います。しかし、時代は外部ストレージを利用した方法だと感じます。沢山の写真を沢山のユーザーに送付するなら、共有の方が便利です。リスクと利便性を天秤にかけ、判断は利用者にお任せします。

Windows Live Mail 2012 写真の挿入、添付方法





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