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Windows Live ムービーメーカー ( Wave 4 ) beta


ローカルにインストールして利用する Windows Live サービスで、新しい機能の追加より、いくつかの部品が追加されただけでも喜べるアプリケーションが、ビデオや写真からムービーを作成できる Windows Live ムービーメーカーです。

Windows に付属する Windows ムービーメーカーと、Windows Live ムービーメーカーは異なるのか?これは混乱を招くので、流れとしては一緒だと考えて構わないのかも知れません。Windows XP に付属する、または、ダウンロードできる Windows ムービーメーカー 2.0 は、時代的にSD(標準画質)となります。Windows Vista に付属された Windows ムービーメーカー 6 は、HD(高画質)対応となるものの、最高画質の 1080p は、解像度 1440 × 1080、アスペクト比 16:9 となります。エンコードして完成したムービーを、Windows Media Playerなどの一般的なプレイヤーで再生する場合は、自動調節してくれますが、動画共有サイトではタグを入力する必要がありました。Windows Live ムービーメーカーは、初期のものは SD のみ対応で、Windows ムービーメーカー2.0、6 よりも劣っていましたが、今では最高画質 1080p は、解像度 1920 × 1080 、アスペクト比 16:9 に対応しており、エンコードとしては最も優れたアプリケーションになります。



しかし、エンコード以外の事に関しては、Windows ムービーメーカー の方が優れています。この事情が混乱を招いていますが、Windows Live ムービーメーカーは、他の Windows Live サービスより開発されたのが遅かったため、まだまだ発展途上であるのは事実です。アップデートを重ねる事で、これが進化しているのですが、今回登場した Wave 4 では、多くのユーザーが満足できるレベルになっていると感じます。


製品名 Windows XP Windows Vista Windows 7
Windows ムービーメーカー 2
SD (フルHD非対応)

付属

インストール可

インストール可
Windows ムービーメーカー 6
HD対応(1440×1080)
×
付属
×
Windows Live ムービーメーカー Wave 3
HD対応(1920×1080)

インストール可
Windows Live ムービーメーカー Wave 4
HD対応(1920×1080)
×
インストール可

もう一つ考えるべき事は、Windows ムービーメーカーが、Windows 7 では付属されなくなった事です。これにより、従来通り無償でムービー編集を気軽に楽しむには、Windows Live ムービーメーカーが必須となります。Windows Live ムービーメーカー の質が向上した事で、Windows Vista ユーザーも付属する Windows ムービーメーカー 6 から乗り換える傾向にあると思われます(併用可能)。問題は、Wave 4 からは Windows XP が非対応になった事です。これにより、Windows XP ユーザーが利用できる最新の Windows Live ムービーメーカーは、Wave 3(現行版)となります。



Wave 4 から、全てのアプリケーションがリボン形式のメニューを採用しましたが(Messengerを省く)、Windows Live ムービーメーカーは、最初からリボン形式のメニューを採用していたため、最新版でも見た目で変化を感じる事はできません。ある意味、地味な改良に思われます。オートムービー機能、切り換え効果、特殊効果などのパーツが増えています。


切り換え効果 移動および拡大 特殊効果 タイトル特殊効果


タイトルの特殊効果は貧弱でしたが、Wave 4 ではカッコイイ特殊効果が増えています。まるで、Windows の起動画面をイメージさせる様なタイトルをクリック一つでプレビュー、作成可能です。切り換え効果も増え、従来のパーツに飽きていた人は重宝するでしょう。



効果の追加は、従来からある機能の部品が増えただけに過ぎませんが、ムービーメーカーとしては重要な事です。新たに追加された機能としては、ムービーの速度を変更可能になりました。分割したムービーのある区間だけ倍速にしたり、低速にしたりできます。最大速度は64倍速。最低速度は4分の1。この機能は Windows ムービーメーカーでは当たり前の機能でしたが、Windows Live ムービーメーカーでは、初めて搭載された機能で、さらに数値を指定できるのも新しいところです。



ムービーの好きな時間にテキストを入力できますが、好きな場所に挿入できるものの、背景色を変更できません。これにおり、ムービーの色が変化する場合、文字色の選択が重要となり、背景が多く切り替わるムービーでは至難の業となります。文字を入れた部分の背景を指定できると便利なのですが、今回もこれは変更されていません。



エンコード

動画の作成に関しては、ローカルにファイルを保管するタイプ(エンコード)と、動画共有サイトや外部ストレージの SkyDrive に転送する方法があり、転送に関しては、エンコードが終了した後、自動で転送される作業を踏みます。この場合、ローカルにエンコードしたファイルは残りません。最初から「ムービーの保存」を選択して、ローカルにファイルを作成した、動画共有サイトや外部ストレージに転送しても良いでしょう。この場合、エンコードしたファイルは残ります(転送に失敗してもやり直しが簡単です)。ファイルサイズが大きくなるのであれば、「ムービーの保存」を選択するのが無難です。あらかじめ用意されているジャンルは以下。


名前 仕様
このプロジェクトの推奨事項 解像度:1920×1080 (フルHD)
ビットレート:24.1 Mbps
ファイルの推奨サイズ:
ビデオ1分あたり172.6 MB
高解像度ディスプレイ用 解像度:1920×1080 (フルHD)
ビットレート:24.2 Mbps
ファイルの推奨サイズ:
ビデオ1分あたり173.0 MB
コンピューター用 解像度:854×480 (SD)
ビットレート:5.7 Mbps
ファイルの推奨サイズ:
ビデオ1分あたり40.7 MB
DVDへの書き込み 解像度:720×480 (SD)
ビットレート:3.0 Mbps
ファイルの推奨サイズ:
ビデオ1分あたり21.4 MB
電子メール用 解像度:426×240
ビットレート:1.6 Mbps
ファイルの推奨サイズ:
ビデオ1分あたり11.1 MB
Windows Phone 大 解像度:854×480 (SD)
ビットレート:5.1 Mbps
ファイルの推奨サイズ:
ビデオ1分あたり36.7 MB
Windows Phone 小 解像度:426×240
ビットレート:1.6 Mbps
ファイルの推奨サイズ:
ビデオ1分あたり11.4 MB
Zune HD (720p ディスプレイ用) 解像度:1280×720 (HD)
ビットレート:12.3 Mbps
ファイルの推奨サイズ:
ビデオ1分あたり87.7 MB
Zune HD (デバイス用) 解像度:484×272
ビットレート:2.1 Mbps
ファイルの推奨サイズ:
ビデオ1分あたり15.2 MB


尚、縦横比は「プロジェクト」で「ワイドスクリーン(アスペクト比16:9)」と「標準(アスペクト比4:3)」を選択できます。Windows Phone 、Zune HD を所有していないので関係無いのではなく、ファイル形式は一緒で解像度とビットレート(ビデオ/オーディオ)が異なるだけです。これらのデバイスを所有していなくても、720p でエンコードしたいのであれば、Zune HD (720p ディスプレイ用)を選択すれば良いでしょう。



これらのエンコード指定は、カスタムする事ができます。既存のジャンルに個人が作成した仕様と置き換えたり、新しいジャンルを登録したりできます。



右は、管理人はカスタムで作成した HD 720p です。解像度: 1280 × 720 、ビットレート 8000kbps(8Mbps)、フレームレート 30fps(一秒間に切り換える画面)、Audio形式:128 kbps、48 kHz、ステレオ、ファイルの推定サイズは、一分あたり 58.1 MB。この設定であるならば、Zune HD (720p ディスプレイ用) を使った方が良いでしょう。



ファイルの転送

YouTube のアカウント(無償)を所有するならば、YouTube に直接アップロードできます。ユーザー名とパスワードを入力して、YouTube にサインインします。



タイトル、説明、タグ、カテゴリ、許可の項目を全て埋め、「アップロード(P)」ボタンをクリックします。



まず、エンコードが開始され、ムービーファイルが作成されてから、自動でアップロードへと切り替わります(利用しているセキュリティソフトにより、設定が必要らしい)。



テストの結果、素材がフル HD に対応していても、さらに、動画共有サイトがフル HD に対応していても、アップロードされる最高画質は 720p である模様。カスタム設定を変更すると、フル HD でアップロードできるのかも知れませんが、この自動作業でどの項目が指定されているか不明です。できないのかも知れません。



Windows Live サービスの外部ストレージ SkyDrive にアップロードすう画面が右です。こちらも、エンコード作業が完了してから、指定した SkyDrive のフォルダーに転送する事になります。フォルダーの新規追加や指定が可能なため、プライベートを維持する事も容易。



今回はアクセス権限をプライベート(自分だけ)にしたフォルダーを作成して、そこへ転送してみました。



ブラウザから SkyDrive にアップロードしたファイルを参照している画面。



おぉ。プラグイン SilverLight がインストールされていれば、ムービーを再生できるみたいです。これは知らなかったです。という事は、SkyDrive は動画共有サイトにもなり得ます。フォルダーをプライベートや友達だけに設定すれば、SNS になりますし、全体に公開すれば動画共有サイトになります。ただし、最大表示に非対応。ダウンロードやコメント投稿は、従来の Windows Live サービスに従います。



という事は、フォルダーのアクセス権を変更して全体に共有すると・・・



やはり、埋め込みリンクが有効になります。しかし、これを自分のサイトに埋め込んでも、YouTube みたいにプレイヤーが表示されるのではなく、サムネイルリンクが表示されるだけです。結局は SkyDrive にアクセスさせるだけに過ぎません。他のサービスは取り込み、自サービスは公開しないこのやり方が、後々痛い事になるのかも知れませんね。いずれにしても、YouTube もいつまで存続できるのか不明ですが、Windows Live サービスはそれより不安定なサービスです。機能やセキュリティが不安定なわけではなく、仕様変更と機能追加と削除が激しいため、未だに専用のマニュアル本が発売されるに至っておりません。Windows の解説本に、少し掲載されている程度で、それも頻繁に発生する仕様変更により、使い物にならない可能性があります。どんな変更でも対応させるために、どの書籍も基本的な最小の事しか解説できない様です。





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