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Windows Live Messenger 用の翻訳ロボット「TBot」


Windows Live(ウインドウズライブ)サービスの一つに、英語から日本語、または、日本語から英語に翻訳するサービス「Translator(トランスレータ 翻訳者)」がありますが、この機能を持つ Windows Live Messenger(メッセンジャー)の話し相手が登場しました。



Windows Live Messenger のヘルプ的な存在「まいこ」と同じ適用方法と言えるでしょう。翻訳として単独で使う場合は、TBot とチャットを開始します。こちらが日本語を入力すると TBot が英語で返してくれます。これは、問いかけに対する返答ではなく、こちらが入力した言語を翻訳して返してくれます。

これは、新しいメッセンジャーの使い方ではないでしょうか?メッセンジャーを一人で利用する時は、メールの受信やスペースの更新確認が主であり、メッセージのやりとりは不可能です。相手がログインしていない状態でコメントを残せる機能を省いて、例えアンドロイド(まいこ)でも相手となる何かが必要です。TBot を利用した場合、チャットにはなりませんが、チャット機能を翻訳目的に利用する事が可能になります。



通信による翻訳を利用する場合、本家の Windows Live Translator にアクセスすればいいのですが、TBot の存在価値は、もちろんメッセンジャーに関係します。誰かとチャット中にTBotを参加させることで、相手の会話を指定した言語で翻訳してくれます。この時、自分のメッセージも翻訳して相手に返します。例えば、右は管理人とお友達がチャットしている時に、TBot を参加させ、3 人でチャット(TBotは人ではない)をしている状態になります。この時の TBot の設定は、「英語を日本語に変換」となっています。こちらが入力したメッセージが日本語の場合、TBot は管理人の発言の後に日本語を返します。これは、設定が英語→日本語なので、管理人のメッセージの言語が英語であればまともに動きます(こちらの英語の発言を相手に日本語で返す)。

一方、相手が日本語で入力してきた場合は、日本語→英語に TBot が翻訳して返します。おそらく、言語が異なる相手とチャットするために TBot は存在しているのでしょう(変換の設定さえ間違わなければ)。相手が英語、こちらが日本語で対応する場合、TBotの設定は、英語→日本語となります。

TBot は現時点でベータ版であり、日本語の問いかけに対応していない様子。「まいこ」みたいな現実的な会話はできませんが、そもそも会話するアプリケーションではなく、言語の異なる会話を補う機能です。翻訳方法を変更する場合は、「TBot?」と入力して送信すると、メニューが表示されます。


holmes の発言:
TBot?
TBot の発言:
Here are all the commands I understand:

1 TBot lang - Show the current language pair
2 TBot change - Select translation languages
3 TBot stop - Stop translations
4 TBot start - Start translations again
5 TBot set - Set your preferred language
6 TBot ? - Show this list of commands

現在の翻訳方法を確認する時は「1」を入力して送信します。翻訳方法を変換する場合は、「2」と入力して送信します。



こちらが入力する言語を選択します。日本語を英語に翻訳したい場合、ここでは「9」を入力して送信します。逆に、英語を日本語に翻訳する場合、ここでは「5」を入力して送信します。


Please select your source language

1 Arabic
2 Chinese Simplified
3 Chinese Traditional
4 Dutch
5 English
6 French
7 German
8 Italian
9 Japanese
10 Korean
11 Portuguese
12 Spanish


次に、上で指定した言語を、翻訳する言語を指定します。日本語を英語に翻訳したい場合、上では「9」の「Japaneses」を選択しているので、ここでは「English」が自動で選択されます。上で、「5」を入力した場合、ここで「English」を選択します。


holmes の発言:
5
TBot の発言:
Ok. You picked ENGLISH. Please select your target language

0 Change source language
1 Arabic
2 Chinese Simplified
3 Chinese Traditional
4 Dutch
5 French
6 German
7 Italian
8 Japanese
9 Korean
10 Portuguese
11 Spanish


以上で、「英語→日本語」「日本語→英語」などを使い分けます。



使ってみる

組み込むには、自分が利用している Windows Live Messengerに「TBot(Translator Botの略であろうか?)」を招待する流れ。 Translator のサイトにアクセスして、左下に表示されたメールアドレスを左クリックします。

Translator(サービスは終了しました:http://www.windowslivetranslator.com/Default.aspx?MKT=ja)



「OK」ボタンを左クリックします。



「メンバーの追加(A)」ボタンを左クリックします。



以上でTBotがオンライン状態になります。TBotをダブルクリックして話しかけます。



機械翻訳は Windows Vista Beta のヘルプや、現在配信されている Windows のサポート情報にも使われていますが、一般的に私達が気軽に利用できるのは、市販のアプリケーションか WEB 翻訳サイトになります。その一つが、Windows Live Translator となりますが、この機能は Internet Explorer 8 では、右クリックでページにアクセスすることなく翻訳を可能にしてくれます。

そこで、Windows Live Translator の翻訳精度が気になりますが、現時点ではその場しのぎにしかならないかも知れません。それは、翻訳された日本語を読むために、ある程度コツが必要になります。場合によっては、全く理解出来ない日本語を並べられる可能性もあります。しかしながら、全く想像ができない英文を一時的に少しでも把握したいと思うなら、IE8 に搭載された機能は重宝します。Windows Live Messenger に組み込んだ TBot も、精度は思ったより期待できない段階です(四字熟語やことわざもそのまま英単語を並べられる感じです)。日本人で日本語を並べられて理解できない文法であるゆえに、その逆も英語が分からないユーザーでも想像は付きます(つまり、相手も翻訳された英文を理解するには、日常の英会話とは異なるコツが必要)。

翻訳機能は WEB 翻訳だけでも開発が期待される分野ですが、これをチャットに組み込む発想はとても面白いと思います。おそらく、英語サイトを日本語に翻訳するよりも、日常会話の翻訳の方が難しいと思われます。現段階ではこれが素晴らしい翻訳精度で、人におすすめできるものでは無いかも知れませんが、今後必要とされる機能であることは間違いないと思われます。

翻訳に関しては、IE8 で少し痛い目に遭遇している管理人。それは、また別の日記で掲載したいと思います。




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