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Windows Vista スタートボタン→電源ボタンを押した時の動作を変更する方法


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Windows Vista(ウインドウズビスタ)では、 Windows XP までのシャットダウン(正常終了して電源を落とす)方法とは異なるボタンを左クリックする必要があります。 一般的に電源ボタンのマークと思われる、「検索の開始」フォーム右にあるボタンを押しても、初期状態ではスリープと呼ばれるモードへ移行します。



シャットダウンするには、右に向いた小さな矢印を左クリックして、「シャットダウン」を左クリックする必要があります。 これは非常に面倒であり、Windows XPを使っていたユーザーには間違いやすいボタンです。





終了オプションに関しては、右に向いた小さな矢印を左クリックする事で、「ユーザーの切り替え」「ログオフ」「ロック(ロックに関しては電源ボタンの右にボタンとして表示されています)」「再起動」「スリープ」「シャットダウン」を選択できます。 Windows XP では、デスクトップがフィードアウトして、これらの動作を決定しますが、Windows Vista では余計な左クリックを必要としなくなります。



さて、スタートボタンを左クリックして表示される電源ボタンの動作を変更するには、スタートボタンを左クリックして、「コントロールコントロールパネル」を左クリックします。コントロールパネルが表示されたら、「電源オプション」をダブルクリックします。右の画面が表示されない場合は、コントロールパネルの左メニューの「クラシック表示」を左クリックします。元の表示形式に戻したい場合は、同じく左メニューの「コントロールパネルホーム」を左クリックします。



Windows Vista では、電源プランと呼ばれる3種類の設定が可能で、これにより、プランを変更する事で簡単に全ての設定内容を適用させる事が可能になります。各プランはデフォルトで詳細設定がされていますが、ユーザーが細かく変更して保管する事ができます。各プランの左にチェックが入っているものが、現在選択されている電源プランとなります。「プラン設定の変更」を左クリックします。



「詳細な電源設定の変更(C)」を左クリックします。



プランの名前「バランス」「省電力」「高パフォーマンス」の3種類を変更する事で、各プランの詳細設定が可能になります。 [アクティブ]と表示されているプランが、現在ユーザーが Windows Vista に適用しているプランとなります。 電源マークの付いたボタンを左クリックしてシャットダウンを可能にするには、「電源ボタンとLID」の左「+」を左クリックして、「[スタート]メニューの電源ボタンの操作」を「シャットダウン」に変更します。右の例では、「高パフォーマンス」プランを適用した時に、電源マークの付いたボタンを左クリックしてシャットダウンが可能になります。他にも変更が可能ですが、再び Windows Vista をインストールした初期状態の電源プランに変更するには、「プランの既定を復元する(R)」を左クリックします。つまり、変更しても後からボタン一つで初期設定に戻す事ができます。



以上で、電源マークのボタンを左クリックすれば、シャットダウンする事ができます。 念のため、電源マークにポインタをのせてみてください。動作に関する詳細説明が表示されます。



この設定に変更しても、初期設定のスリープを実行する事は可能です。 右に向いた小さな三角マークを左クリックして、終了オプションを選択すれば良いでしょう。



管理人の独り言

「スリープ」を頻繁に利用するか、または、「シャットダウン」を利用するかを考慮して、自分の環境にあった設定にすれば良いでしょう。しかし、なぜ、Windows Vista は「シャットダウン」と「スリープ」が逆転してしまったのか?

「スリープ(眠る)」という言葉は、前か使われていたものの、メーカーにより異なる呼び方がありその一つに「スリープモード」がありました。Windows では Vista から正式に「スリープ」と呼ばれる機能が搭載されました。 Windows XP では「スタンバイ」と「休止状態」が存在しています。





パソコンに設置された電源ユニットのボタンをオンにした時に、 マザーボード に電流が通電されます。これにより、マザーボードに設置された BIOS の設定情報を保持する書き換え可能なメモリ CMOS(シーモス)が記憶を保持する事ができます。コンセントを抜いた場合でも、CMOS は記憶保持のために電力を必要とするため、マザーボードに搭載された電池を消費します。長くコンセントを差し込まない状態になると、電池の寿命が終了して、CMOS チェックエラーとなります(電池を取り換え、BIOS を再び設定して保存する必要があります)。





次にパソコンに設置されたパワーボタンを押した時に、通電されたマザーボードがショートします。これでパソコンが動きだします。最初はマザーボードに設置されたBIOSがCMOSに保持された設定に従い稼働します。BIOSはシステムを探し始め、通常起動であれば ハードディスクドライブ にインストールされたシステム( Windows )を見つけます。 ハードディスクドライブから Windows の起動に必要な情報をメモリに移動して、BIOS から Windows へとシステムが移行されます。画面にはWindowsのロゴが表示され、Windowsを起動する事ができました。



補足ですが、BIOSでブートデバイスの順番を変更する事ができます。Windows を再インストールする場合は、光学式ドライブをハードディスクドライブより先に読み込む設定にします。これにより、ハードディスクドライブのシステムを発見する前に、光学式ドライブのシステムを発見して、その内容をメモリに移動してインストール作業へと進めます。



しかし、毎回この作業をするには、起動までに時間を要します。ハードウェアの性能でいくらか早くできるものの、そんなに極端に早くはなりません。もちろん、Windows が起動するとは、どの状態までを指すのかにより異なります。Windowsにログインして、デスクトップが表示されて使える状態になるには、インストールしているアプリケーションの種類、数により異なります。



起動してから少し席を離れる場合、完全にシャットダウンしてこの作業を繰り返すよりも、早く復帰する方法が「スタンバイ」モードへの移行です。現在の稼働状態を主メモリに一時的に記憶する事で、次の復帰が短縮されます。しかし、主メモリは記憶保持に電力を必要とするため、シャットダウン状態よりは電力を必要とします。



「休止状態」とは、メモリに状態を記憶するのではなく、ハードディスクドライブに記憶します。 ハードディスクドライブは主メモリとは異なり、記憶保持に電力を必要としません(もちろん書き込む時と読み込む時は電力が必要)。 休止状態からの復帰は、状態を記憶したハードディスクドライブから読み込むので、シャットダウンしている状態からの起動よりも早く、スタンバイからの起動よりも遅くなります。しかし、スタンバイよりも電力を必要とせず、ほぼシャットダウン状態となります。



そして、Windows Vista をインストールして初期状態で電源ボタンに割り当てられる「スリープ」とは、「スタンバイ」と「休止状態」を兼ね備えた機能となります。状態の記憶保持は、「スタンバイ」のメモリへの記憶と、「休止状態」のハードディスクドライブの両方となり、メモリへの電力供給が閉ざされても、ハードディスクドライブのデータから復帰する事ができます。簡単に言ってしまうと、「スタンバイ」と「休止状態」を Windows が勝手にやってくれます。そして、省電力設定と最速の復帰を実現した事になります。

使っている環境にもよりますが、ノートパソコンの場合はこれでもいいのかも知れませんが、デスクトップパソコンの環境で、シャットダウンせずにスリープを代わりに使うという行為に抵抗があるのは私だけでしょうか?もちろん、席を離れる場合や、特定の時間が経過すればスリープに移行する使い方は賛成ですが、シャットダウンの代わりに使うのは凄い生活のような気がしてなりません。

「スリープ」に移行すると、ファンも止まるので休止状態との区別が付きません。便利な機能ではありますが、自作パソコンや機器の増設、ソフトウェアのアップデートを繰り返していく場合、この機能が正しく動作しなくなる場合もあります(管理人はこれに陥っています)。購入状態のまま利用している場合は問題ありませんが、メーカー製パソコンを購入した場合、この機能は十分に発揮できるでしょう。しかし、常にスリープを利用し続ける事はできません。ソフトウェア状態で問題が生じていな場合のみ有効で、調子が悪いと感じたらならば再起動する必要があります。スリープに関しては、また別の機会にレポートしたいと思います。検証する気が進まないのも事実です。過去に「休止状態」から「急死状態」に移行したパソコンもありましたから・・・




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