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2.Windows に付属する背景画像(壁紙)のサイズを変更する

 Windows に付属する背景画像を、自分のデュアルディスプレイの環境に適したサイズに変更します。利用するアプリケーションは Windows に付属する「ペイント」。


前回 の続きです。 ワイド液晶ディスプレイ を2枚利用したデュアルディスプレイ環境で背景画像のサイズを変更して、2 枚のディスプレイにまたがる背景を表示させる事を目的とします。 利用するソフトは、Windows に付属するペイントです。



Windows に付属する壁紙が保管されている場所は、「C:\Windows\Web\Wallpaper」です。 ここにファイルを追加したり、変更したりするには、管理者権限が必要になります。



これをそのまま利用すると、右の様に2枚のディスプレイに2枚の重複した背景画像が表示されます。



これを、水平スパンモードを利用できないものの、背景画像くらは統一しようというのが今回の試みです。



まず、テストとして「img36」をデュアルディスプレイ用に変更してみたいと思います。 Windows Vista(ウインドウズビスタ)では、ノーマルサイズの壁紙と、ワイドサイズの壁紙が存在します。 ここではワイドサイズの壁紙を使ってみます。 「img36」を右クリックして、「プログラムから開く(H)」→「ペイント」を左クリックします。



ペイントで開いたら、「変形」→「キャンパスの色とサイズ(A)」を左クリックして、画像のサイズを確認します。 サイズの確認は、画像のアイコンにポインタをのせたり、Windows Vista の場合はエクスプローラの下段に詳細情報が表示されるの、そこで確認する事もできます。



「img36」の画像サイズは、1920 × 1200 だと分かります。 これが、元画像のサイズとなります。



次はこの画像を自分の環境に合わせるため、ディスプレイの解像度を調べます。 デスクトップで右クリックして「個人設定(R)」を左クリックします。



「画面の設定」を左クリックします。



解像度を調べます。1280 × 1024 と表示されているのが解像度です。 管理人の環境は、19 インチTFTを2枚使用しています。解像度は環境により異なります。 2 つのモニタをマウスが移動できるので、2 つの解像度は 2560( 1280 × 2 )× 1024 と分かり、この大きさの背景画像が必要になります。



ペイントで「変形」→「サイズ変更/傾斜(S)」を左クリックします。



まず、画像の横幅が 1920 で、必要な横幅が 2560 だと今の段階で分かっています。 つまり、640 ほど水平方向を引き延ばしたいです。パーセントを算出する公式は以下。

解像度の横幅より画像の横幅が小さい場合
100 +{ 100 ÷(画像の横幅÷(解像度の横幅-画像の横幅)}

解像度の横幅より画像の横幅が大きい場合
100 -{ 100 ÷(画像の横幅÷(画像の横幅-解像度の横幅)}

これを管理人の環境に置き換えると、画像サイズが 1920 × 1200 、解像度が 2560 × 1024 なので、以下になります。

100 +{ 100 ÷( 1920 ÷( 2560 - 1920 )}= 134(小数点以下繰り上げ)



垂直方向のパーセントを求める公式は以下。

解像度の縦幅より画像の縦幅が小さい場合
100 +{ 100 ÷(画像の縦幅÷(解像度の縦幅-画像の縦幅)}

解像度の縦幅より画像の縦幅が大きい場合
100 -{ 100 ÷(画像の縦幅÷(画像の縦幅-解像度の縦幅)}

管理人の環境では

100 -{ 100 ÷( 1200 ÷( 1200 - 1024 )}= 86(小数点以下繰り上げ)


つまり、水平方向 134 % 、垂直方向 86 % を指定すれば、 求めいた画像サイズを超えたちょうど良いサイズになるはずです。 面倒なので、下の4ヵ所のフォームに数字を入力して「パーセントを算出」を左クリックすると、ペイントの「変形」→「サイズ変更/傾斜(S)」で指定するパーセントが表示されます。 ディスプレイの解像度は「画面の解像度」を参照して、片方のディスプレイの解像度を入力すれば、計算結果は自動で横幅だけが倍になります。 2 枚のディスプレイの解像度が異なる環境の場合、大きい方の解像度を入力します。例えば、管理人の環境では、ディスプレイ1枚の解像度の横幅 1280 、縦幅 1024 。 今回サンプルで使っている画像「img36」の画像サイズは、横幅 1920 、縦幅 1200 。 この4つの数字を下のフォームに入力すると、ペイントで指定するパーセントが表示されます。



小数点以下を繰り上げるのは、求めるサイズが少しでも小さくなると表示が乱れます。 大きい分には表示しきれないだけなので構いません。 しかし、大きすぎるのも無駄なので、上の計算で最小の誤差に抑えられるはずです(間違っているかも知れないが・・)。 右が解像度2560×1024を想定した伸縮後の画像サイズです。



伸縮した画像を新しく名前を付けて保存します。これにより、元の画像を上書きするのを防ぎます。 「ファイル」→「名前を付けて保存(A)」を左クリックします。



保存場所は、デスクトップを指定します。名前は重複するのを避け、わかりやすい様に解像度を付加すると良いでしょう。 元画像の名前が「img36」だったので、画像サイズを追加して「img36_2560_1024」としました。



デスクトップに新しい背景画像が作成されました。



このファイルを、「C:\Windows\Web\Wallpaper」にドラッグアンドドロップします。



管理者権限が必要となります。「続行(C)」を左クリックして、UACを通過します。



元画像はそのままで、自分の環境にあった背景画像が追加されました。



デスクトップで右クリックして、「個人設定(R)」を左クリックします。



「デスクトップの背景(K)」を左クリックします。



新しい画像を選択します。この時、「画像またはビデオをどのように配置しますか?」の下のアイコンを、左から 2 個目を選択します。 「OK」を左クリックします。以上で、背景画像が 2 つの画面にまたがって表示できると思います。





同じ様に、他の画像でも試してみると良いでしょう。 ただし、このやり方は全ての画像で納得のいくものではありません。 元画像を伸縮させているだけなので、場合によっては納得できない画像に変形してしまうでしょう。 次は、Windows Live フォトギャラリーを使って、自分で撮影した風景写真をパノラマ化して、同じ様に背景画像として利用する方法を掲載します。




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