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リモート デスクトップ接続 No1

 今使っているパソコンのデスクトップに、LAN に接続された他のパソコンのデスクトップを表示して操作する方法。エンコードなどの負荷がある作業を他のパソコンで実行して、作業を分散するのに役立ちます。


リモート デスクトップは、ネットワークを利用して他のパソコンにインストールされた Windows を操作できます。 例えば、LAN に接続された 2 階のパソコンのデスクトップに、1 階のパソコンのデスクトップを表示して操作でき、作業を分散させる事ができます。 Windows 7 Professional エディション以上の場合、Windows XP モードが利用できますが、認識可能なデバイスは USB 接続のみ。 Windows XP でしか利用できないアプリケーションやデバイスを優先するならば、やはり Windows XP がインストールされたパソコンに任せて、常用する新しいパソコン( 例えば Windows 7 がインストールされた PC )からリモート デスクトップで操作するのも面白いかも知れません。



繰り返し作業専用のパソコンをリモート デスクトップで利用するのは便利です。 例えば、パソコンを 2 台並べるのは許せるが、液晶ディスプレイを 2 台並べるのは許せない。 マウスやキーボードが二つずつ並ぶのは邪魔と感じる場合も有効です。 しかし、外部からの接続に対応(このページではローカルネットワークからのアクセスのみ)する以外のメリットを見いだすのは結構難しく、Windows のエディションにより出来る事とできない事があります。 まず、リモート デスクトップでは、操作するパソコンをクライアントと呼び、操作されるパソコンをホストと呼びます。 つまり、Windows 7 がインストールされたパソコンのデスクトップで、Windows XP がインストールされたパソコンのデスクトップを表示させる場合、Windows 7 がインストールされたパソコンがクライアントで、Windows XP がインストールされたパソコンがホストになります。 ホストになれるのは、Windows XP Professional 、Windows Vista Business 、Ultimate 、Windows 7 Professinal 、Enterprise 、Ultimate。 クライアントになれる Windows は、Windows XP Home Edition 、Professional 、Windows Vista Basic 、Home Premium 、Business 、Ultimate 、Windows 7 Starter 、Home Premium 、Professional 、Enterprise 、Ultimate です。



リモート デスクトップで Windows Aero(ウインドウズ エアロ)を有効にできるホストは、Windows 7 Enterprise と Ultimate のみ。



Windows Vista Ultimate もできるかと思いましたが、できませんでした(もちろん、リモート デスクトップは使えます)。 以下のページに Windows 7 のエディション毎の対応する機能が掲載されおり、「Aero glass remoting」を参照して下さい。

Windows 7 editions - Wikipedia



通常、一台のコンピューターに一つの OS がインストールされ、一つのディスプレイを使います。 この状態でディスプレイが二つになればデュアルディスプレイ、三台になればトリプルディスプレイ。 一台のコンピューターに二つの OS をインストールした場合、マルチブート環境になり、例えば、Windows 7 と Windows XP をインストールした場合、どちから一つを起動できます。 利用できるのはどちから一つで、同時に利用する事はできません。 一台のコンピューターに一つの OS をインストールして、その OS に仮想コンピューターを作成して、さらに仮想ハードディスクを作成してOSをインストールすると、Virtual PC の環境になります。 例えば、Windows 7 に Virtual PC をインストールして、Windows XP を仮想ハードディスクにインストールしたならば、Windows 7 のデスクトップに Windows XP のデスクトップを起動できます。 逆に、仮想ハードディスクドライブにインストールされた Windows XP に、Windows 7 のデスクトップを起動する事はできません。 なお、この場合の Windows 7 はホストと呼ばれ、仮想ハードディスクドライブにインストールした Windows XP をゲストと呼びます。 ゲスト OS はコンピューターの性能が許す範囲でいくつでもインストールでき、いくつでも同時に起動できます( Windows XP Mode 以外の各 OS のライセンスが必須 )。



リモート デスクトップの考え方は至ってシンプルです。通常のコンピューターを二台用意します。 片方には Windows 7 インストールされ、もう片方には Windows XP Professional がインストールされていたとします。 普段はそれぞれのパソコンを別のユーザーが、または、同一ユーザーが利用している事でしょう。



リモート デスクトップは、通常の二台のコンピューターを一台で操作します。 例えば、上の二台の通常パソコンの Windows 7 から、Windows XP がインストールされたコンピューターにリモート デスクトップで接続します。 操作に必要なキーボード、マウス、ディスプレイは、操作する方(クライアント)に接続されたデバイスを利用します。 また、操作されるコンピューターをホストと呼びます。 二台のコンピューターを操作するには、二台のコンピューターが起動している必要があります(ホストコンピューターがキーボードやマウス無しで起動できるマザーボードであるか否かにもよります)。



もし、操作するクライアント OS( ここでは Windows 7 )が Professional 、Ultimate のいずれかであるならば、逆に接続する事も可能です。 例えば、ホストだった Windows XP がクライアントになり、そのデスクトップに、クライアントだった Windows 7 がホストになり接続できます。



ホストパソコンの性能が高ければ、低スペックなマシンでもリモート デスクトップで高スペックな性能を遠隔操作できるので、高性能なパソコンに Home と名の付くエディションは敬遠するべきかも知れません(今後、パソコンを購入する時に考慮すべき点)。 リモート デスクトップを積極的に使うケースであり得るのは、すでに現役を引退して希に利用するパソコンをリモート デスクトップで作業を分散する場合です。 そのパソコンに Home エディションが搭載されていると、リモート デスクトップで操作させる事はできません。 しかし、クライアントになる事を考慮すれば、新しいパソコンがホストになれるエディションならば、最新機能を遠隔操作する事ができます。



リモーデスクトップは、Virtual PC とは異なるため、クライアントの処理能力が遅くても、ホストの処理能力が高ければ性能が逆転します。 つまり、操作するパソコンで何かをするよりも、リモート デスクトップで何かをした方が早い場合があります。 右は IE 8 を起動するのにも時間がかかるクライアント PC で、ホスト PC の Windows Live ムービー メーカーでフル HD ビデオを 720p にエンコードしているスクリーンショットです。



ちなみに、ビデオの再生はクライアント PC の性能と通信速度が関係するので、満足できる視聴はできませんでした。 右のスクリーンショットはフル HD ビデオをホスト PC で再生させた様子。 クライアントのタスクマネージャーを起動してネットワークを計測したところ、使用率が 80 〜 90 % になりました。



こちらはクライアント PC の性能が低すぎて、フル HD ビデオを再生するとカクカクになります(というか、視聴しているとは言えないほどひどい)。Windows ムービー メーカーは操作できず、Windows Meida Center で録画した地デジも視聴できませんでした(クライアント PC の DHCP 非対応ディスプレイとグラフィックスカードでも、ホスト PC の録画一覧でサムネイルは表示されました)。



ルーターを使って LAN を構築する

手動IPアドレスによる簡単な設定例は右。LAN 構築方法に関しては長くなるので、ここでは省きます。 フォルダーの共有を実行している場合、すでにその環境が整っている事になります。LAN 構築に関しては以下のページを参照して下さい。特に、ファイヤーウォールソフトの設定を確認します。

複数のパソコンでファイルやフォルダーを共有する方法

Windows 7のホームグループで、リモート デスクトップの接続が可能か否かは確認していません(おそらく可能と思われます)。ここでは互いのアカウントとパスワードを登録して、ワークグループによるネットワークの接続を試みます。双方のアカウントは管理者権限であり、グループ「Administrators」である事。Administratorsは管理者権限のアカウントを作成すると、グループ「Administrators」に自動で登録されます。または、任意でグループ「Administrators」から削除する事もできます。




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