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複数のパソコンでファイルやフォルダーを共有する方法

 LAN に接続した複数のコンピューターで、「マイネットワーク( Windows XP 、Windows 2000 )」や「ネットワーク( Windows Vista 、Windows 7 )」から他のパソコンを参照可能にします。


ルーターを使用して複数のパソコンを接続している場合、自分のパソコンに接続されたファイルやプリンターを他のパソコンから参照したり、変更したり、プリンターを使えると便利です。 また、逆に他のパソコンに保管されたフォルダーや、接続されたプリンターを自分のパソコンで使えるのも便利です。 これらの機能を利用する方法として、ドメインとワークグループが存在します。



ドメインは、 Windows Server が必要で、このサーバーが各パソコンを管理して認証します。 サービスを提供するサーバー( Windows Server )と受けるクライアント(通常のクライアント OS )が明確に分かれていますが、Windows Server は業務向けなので通常の Windows より高価です。 また、サーバー用の OS を用意して、常に稼働させておく必要があり企業向けとなります。



ワークグループは、サーバーを用意する必要がない共有方法です。 各パソコンはサービスを提供するサーバーにも、サービスを受けるクライアントにもなります。 一般家庭で利用するには、ルーターとLANケーブルのみで簡単に構築できます。 どれくらい簡単かと言うと、Windows をインストールした時点ですでに共有する準備が整っています(初期状態でワークグループが存在する)。しかし、Windows Serverのドメインコントロールの様に、中枢管理する場所がありません。よって、どのパソコンにどのアカウントでログオンしているのか、端末同士で確認するため、時として他のパソコンが見えない場合もあります(時間が解決してくれます)。

マスターブラウザを手動で設定する

このページではお気軽に利用できるワークグループによるファイルやプリンターの共有を説明します。 さらに、 Windows7(ウインドウズ セブン) にはホームグループと呼ばれる共有方法が存在しますが、これは Windows 7 がインストールされたパソコン同士だけで利用するものなの、他のページで取り上げたいと思います。



LANの構築

ルーターと LAN ケーブルを使ってパソコンを接続します。2台以上のパソコンがある場合、どのパソコンでもインターネットに接続するならば、この設定は既に完了していると思われます。

LAN構築



ワークグループ

まずは、ワークグループを設定します。簡単に言ってしまえば、グループを作って、そのグループに参加するパソコンを整理します。しかし、ワークグループは Windows をインストールした初期状態で構成されています。



Windows 7 / Windows Vista

1.「スタート」→「コントロールパネル」をクリックします。



2.「システムとセキュリティ」をクリックします。



3.「システム」をクリックします。



4.現在、このコンピューターが属しているワークグループ名が表示されます。 Windows インストール初期状態では「WORKGROUP」となっています(エディションによって異なるみたいです)。 変更するには、「設定の変更」をクリックします(管理者権限が必要です)。



5.「システムのプロパティ」が表示されたら、「コンピューター名」タブをクリックして、「変更(C)」ボタンをクリックします。 「コンピューター名/ドメイン名の変更」が開き、コンピューター名とワークグループ名を変更する事ができます。



コンピューター名は、エクスプローラーでネットワークを参照した時に表示される名前です。 この名前でコンピューターを識別します。



6.ワークグループ名を変更した状態。



7.ワークグループ名やコンピューター名を変更すると、再起動が必須となります。



Windows XP / 2000

1.Windows XP では「スタート」→「コントロールパネル」をクリックします。 それ以前の Windows では、「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」をクリックします。



2.Windows XP では説明が長くなるので、クラシックスタイルに切り換えます。



3.「システム」をダブルクリックします。



4.「コンピュータ名」タブをクリックして、「変更」ボタンをクリックします。あとは、先に説明した Windows 7 / Windows Vista と同じです。



同じワークグループのパソコンを参照する場所

例えば、LAN に接続された Windows 7 と WindowsXP でワークグループ(名前は WORKGROUP)を設定しました。 どちらのパソコンからも、存在を確認できるはずです。


Windows 7 Ultimate Windows XP Professional SP3


Windows7 / Windows Vista

1.「スタート」→「コンピューター」をクリックします。 予断ですが、「コンピューター」の下に直接「ネットワーク」を開くリンクを設置する事もできます。 「スタート」ボタンを右クリックして、「プロパティ」をクリック。「[スタート]メニュー」タブをクリックして、さらに「カスタマイズ」ボタンをクリック。 「ネットワーク」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押すと、次回からスタートメニューにネットワークへのリンクが表示されます。



2.「ネットワーク」をクリックすると、Windows XP Professional SP3 で設定したコンピューター名が表示されます。 そして、このコンピューター( Windows 7 Ultimate で設定したコンピューター名 )も参照できます。



Windows XP / Windows 2000

1.「スタート」→「マイネットワーク」をクリックします。



2.「ワーク部ループのコンピューターを表示する」をクリックします。



3. Windows 7 Ultimate で設定したコンピューター名が表示されます。 そして、このコンピューター( Windows XP Professional SP3 で設定したコンピューター名)も参照できます。



マイネットワークを参照できない場合

ワークグループはドメインと異なり、各パソコンを管理する中枢となりサーバーがありません。 このため 反映されるまで時間がかかるかも知れません。また、各パソコンの再起動も必要かも知れません。 10 〜 20 分しても表示されないのであれば、ファイヤーウォールを疑ってみましょう。 例えば、右は Windows XP Professional SP3 からワークグループにアクセスする事ができない状態です。 一方、反対に Windows 7 Ultimate からは、Windows XP Professional SP3 を参照する事ができました。



Windows XP Professional SP3 には、ファイヤーウォールソフトに Zone Alarm をインストールしてあります。 Zone Alarm の設定画面を表示して、「ファイヤーウォール」に関する設定を確認します。 今回、Windows 7 と Windows XP は、DHCP を無効にして手動でプライベート IP アドレスを設定しています。 この場合、「追加(A)」ボタンをクリックして表示されたメニューの「サブネット(S)」をクリックします。



Windows 7 Ultimate の IP アドレスは、右のスクリーンショットを参照して下さい。 これは管理人が手動で設定したもので、環境によって異なります。 プライベート IP アドレスの設定方法は、以下のページをご確認下さい。

2台のパソコンをインターネットに接続する方法



ファイヤーウォールソフトで、Windows 7 Ultimate がインストールされたパソコンからのアクセスを許可します。 「OK」ボタンをクリックして、最後に「適用」ボタンを必ずクリックして下さい。 なお、ファイヤーウォールソフトの設定は、利用しているソフトウェアにより異なります。 付属する説明書を参照してください。Windows XP 、Windows Vista 、Windows 7 に付属するファイヤーウォールは、自動でワークグループでの共有が有効になるので、特に設定する必要はありません。



ネットワーク上のコンピューターにアクセスする

Windows XP Professional SP3 から Windows 7 Ultimate のインストールされたパソコンにアクセスするには、Windows 7 のコンピューター名をダブルクリックします。



Windows 7 Ultimate から Windows XP Professional SP3 のインストールされたパソコンにアクセスするには、Windows XP Professional SP3 のコンピューター名をダブルクリックします。



ネットワーク上のコンピューターが表示されない

そもそも、Windows XP の「マイネットワーク」や Windows Vista や Windows 7 の「ネットワーク」で目当てのパソコンが表示されない場合は、表示されないパソコンが Windows 7 ならば、「ネットワークと共有センター」を起動して「共有の詳細設定」をクリックします。



「ネットワーク探索」の「ネットワーク探索を有効にする」にチェックを入れ、「変更の保存」ボタンをクリックします。



Windows Vista では、「ネットワークと共有センター」を起動して下段に「ネットワーク探索」があります。これをクリックすると、詳細設定が可能になりますが、右のサンプルではセキュリティソフトの「Windows Live OneCare(既に販売は中止されています)」が制御しているため、灰色でコントロールできなくなっています。通常、「ネットワーク探索を有効にする」にチェックを入れると、「マイネットワーク」や「ネットワーク」からコンピューターを参照可能になります。 もし、無効になっていて、さらに灰色であるならば、ファイヤーウォールソフトでファイル共有を有効にします。



Windows XP の場合はネットワークの探索の有効/無効が不明です。「マイコンピューター」→「ネットワークタスク」の「ネットワーク接続を表示する」をクリックして、表示された「ローカルエリア接続(環境によって異なりますが、接続状態のエリアを指定)」をダブルクリックします。さらに、「プロパティ(P)」ボタンをクリックして、「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有」の左にチェックが入っているか確認して下さい。チェックが外されていれば、クリックしてチェックを入れて「OK」ボタンをクリックします。「Microsoft ネットワーク用ふぃあるとプリンタ共有」自体が表示されない場合は、サービスをインストールして下さい。各 Windows でのサービスのインストール方法は、以下のリンク先の下の方に掲載しています。



逆に言えば、「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有」を削除しないまでも、チェックを外して「OK」ボタンをクリックすれば、他のパソコンから「マイネットワーク」や「ネットワーク」から探索されなくなります。そして、自分のパソコンも他のパソコンを探索できなくなります。

これでも、他のパソコンにアクセスできないかも知れません。可能性としては、Windows XP から Windows Vista や Windows 7 のインストールされたコンピューターへアクセスできても、その逆ができない状態。 しかし、それに関しては次の「フォルダーを作成して共有するまで」のレポートで説明します。




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