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エクスプローラの説明 Windows 7 後編

 Windows 7(ウインドウズ セブン)に付属するエクスプローラは、ホームページを閲覧するブラウザ「Internet Explorer(インターネット エクスプローラー)」とは異なります( Windows XP では微妙なところです )。 エクスプローラはファイルの保管場所を隅から隅まで参照できるツールです。その範囲は自分で作成したフォルダーやファイルだけではなく、Windows の本体を構成するフォルダーやファイルも含まれます。


前編 の続きです。後編では、一覧ペインのアイコン「表示」変更方法、各ペインとメニューの表示と非表示方法、アドレスバーの使い方、表示形式、アドレス、各ペインの表示/非表示によるメリット、ユーザーフォルダーの変更、お気に入り( Windows Vista では「お気に入りリンク」でした)の使い方、検索フォームの使い方を説明します。



一覧ペインのアイコン「表示」を変更する

一覧ペインに表示されるアイコンのサイズや表示形式を変更するには、右上の「表示」ボタンをクリックします。 Windows Vista では左上にありましたが、これが右に移動されました。 利き手により利便性は異なりますが、右利きには便利かと思われます。 また、一覧ペインでスクロールバーが右に表示されるので、機能向上に貢献していると思います。 Windows Vista より丁寧な説明をすると、このボタンは二つに分かれています。 今回は、逆三角形の部分をクリックしてみましょう(正式には「その他のオプション」ボタン)。 表示変更パネルが表示されます。各項目をクリック、または、スライダバーをドラッグ&ドロップして変更します。



表示形式は「コンテンツ( Windows 7 で追加されました )」「並べて表示」「詳細」「一覧」の 4 つで、アイコンサイズは「小アイコン」「中アイコン」「大アイコン」「特大アイコン」の4つです ( スクロールバーを使うと、4 つの中間など微妙に調節できます )。 右のスクリーンショットでは、「特大アイコン」に変更しています。写真や縮小表示に対応しているファイルを参照するのに便利ですが、常にこれが便利である訳ではありません。 Windows Vista からは、「表示」「各ペインの表示/非表示」「アドレスバー」を組み合わせる事で、人それぞれの作業環境に適した利便性を向上します。



今度は、逆三角形の左のアイコンを何度もクリックしてみましょう。 例えば、右のスクリーンショットでは「並べて表示」が設定されています。 この状態でボタンを一回クリックすると、「コンテンツ」に切り替わります。 さらにクリックすると「大アイコン」。 さらにクリックすると「一覧」、さらにクリックすると「詳細」となり、5 回クリックすると再び「並べて表示」に戻ります。 「特大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」あるいは、その中間に設定する場合は、「その他のオプション」ボタン(逆三角形)をクリックしてパネルを表示する必要がありますが、一時的に表示を切り替えたいならば、ボタンを連打して瞬時に切り替えるのもありでしょう。

また、アイコンが拡大表示に対応している必要があります。たとえば、ホームページのファイブアイコンならば、以下の方法で作成されたものが、「特大アイコン」を指定しても綺麗に表示されます(もちろん、縮小表示機能と関係無いアイコンを特大表示しても意味はありません)。

Meta:ホームページのアイコンを登録する favicon



各ペインとメニューの表示と非表示

各ペインの表示/非表示の設定は、左上の「整理」ボタンをクリックします。さらに「レイアウト」をクリックすると、「詳細ペイン」「プレビュー ペイン」「ナビゲーション ペイン」「ライブラリウインドウ(ライブラリを指定時のみ)」が表示され、クリックしてチェックが入ると表示、さらにクリックしてチェックが外れると非表示になります。4つのペインを全て表示する事も、個別に設定する事もできます。なお、Windows Vistaの「検索ペイン」は消滅した模様。



プレビューウインドウの表示、非表示だけは、右上のボタンで可能です。 プレビューペインではなく、プレビューウインドウになっているのが気になるところ。 しかし、 「整理」→「レイアウト」で確認したところ、プレビューウインドウはプレビューペインと同じでした。



Windows XP で定番となっていたメニューは、Windows Vista から非表示になりました。 このメニューを一時的に表示するには、キーボードの「Alt」キーを押します。もう一度押すと、メニューは非表示になります。 「Alt」キーと「←」「→」「↑」「↓」キーを組み合わせて、メニューを操作できます。 なお、このメニュー表示方法は、Windows Live メッセンジャーや、Windows Media Player も共通となるので覚えましょう。 これは、Windows Vista と同じです。



メニュー バーを常に表示したい場合は、「整理」ボタンをクリックします。 さらに、「レイアウト」をクリックして「メニュー バー」をクリックします。 逆に非表示にしたい場合は同じ事をやります。 「メニュー バー」の左にチェックが入っている状態は、常にメニュー バーが表示される事を意味します。



アドレスバーの使い方

Windows XP までのアドレスの表示が、Windows Vista で改良されています。「/」や「\」を使わずに、ドライブ名やフォルダー名が直接表示される様になりました。 アドレスをクリックすると、旧表示に変わります。



アドレスの特定のフォルダーやドライブをクリックすると、フォルダーペインに近い表示ができ、フォルダー変更が用意です( Windows Vista で変更されました )。 アドレスの「ローカル ディスク(C)」をクリックしているので、右のフォルダーがアドレスに展開される事になります。 意味としては、「ローカル ディスク(C)」直下に保管されたフォルダー群です。 もちろん、ナビゲーションペインのフォルダーを参照すれば良いのですが、ナビゲーションペインを非表示にしても、簡単にフォルダーやドライブを移動できる事になります。



情報取得に時間を要する場面では、アドレスバー進捗情報を兼ねています。 このグリーンの何かが右に到達すれば完了・・・ というわけではないようです。パソコンの性能にもよりますが、多くの場面でこれを見るのは一瞬です。 複数のビデオが保管されたフォルダーのサムネイル表示では、確認できるかも知れません。



表示形式、アドレス、各ペインの表示/非表示によるメリット

例えば、ナビゲーションペインと詳細ペインを非表示にして、一覧ペインとプレビューペインだけを表示します。 さらに、「表示」を「詳細」に変更して、プレビューによるサムネイル表示をしながら複数のファイルのタグ入力や評価を変更できます。



ナビゲーションペインが非表示ですが、新しいアドレスを使えば、デスクトップへの移動が簡単になります。



デスクトップに保管されたビデオファイルを、プレビューペインで再生します。 残念ながら、このプレビューペインでの再生は、Windows Media Player の標準で再生できる形式のみとなります。 コーデックパックと ffdshow の組み合わせで Windows Media Player で再生できたとしても、プレビューペインではサムネイル表示だけでコントロールする事はできません。 表示形式、アドレス、各ペインの表示/非表示を組み合わせる事で、作業環境にあった使い方を実現しています。 WMV ファイルであっても、規定のプレイヤーが Windows Media Player になっていないと、プレビューペインによる再生はできません。



ユーザーフォルダーの変更

アカウント毎に作成されるフォルダーが保管されているのは、Windows XP では「Documents and settings」でした。 Windows Vista 、Windows 7 では、「ユーザー」フォルダーに変更さています。 Windows 7 にも「Documents and settings」フォルダーは存在していますが、それは「ユーザー」フォルダーにジャンプさせるものです。 これにより、Windows XP 用に作成されたアプリケーションとの互換性を維持すると思われます。



お気に入り

Windows Vista の「お気に入りリンク」は、Windows 7 では「お気に入り」に変更されています。 例えば、規定でお気に入りに登録されている「デスクトップ」は、「ローカル ディスク(C)」→「ユーザー」→「アカウント名」→「デスクトップ」になります。



「お気に入り」→「デスクトップ」をクリックして、一覧ペインのシステムフォルダー(現在ログインしているアカウントに関するフォルダー)をダブルクリックすると、ナビゲーションペインに「アカウント名」フォルダーが表示されます。 これも、「ローカル ディスク(C)」→「ユーザー」→「ユーザー名(このサンプルでは holmes )」へのショートカットアイコンになります。 ユーザー名フォルダーへのショートカットは、Windows Vista ではデスクトップの配下に登録されていました。 ナビゲーションペインのショートカットは、他のドライブやフォルダーを参照しても、エクスプローラーを閉じるまで表示され続けます。 おそらく、一度開いたら再びアクセスする可能性があると判断していると思われます。



お気に入りリンクの登録は簡単です。 例えば、写真が保管されたフォルダーがデスクトップにあり、これを、エクスプローラーの「ナビゲーションペイン」の「お気に入りリンク」にドラッグ&ドロップします。



例としてデスクトップに存在するフォルダーを登録しますが、実際は階層深いフォルダーを登録すると思われます。 ドラッグ&ドロップ以外にも、フォルダーを開いて、ナビゲーションペインの「お気に入り」を右クリックします。 「現在の場所をお気に入りに追加(A)」をクリックしても良いでしょう。



デスクトップのフォルダーが「お気に入り」に登録されました。 これにより、エクスプローラーを開いて簡単にこのフォルダー内のファイルを参照できます。 もちろん、デスクトップにフォルダーが保管されているのであれば、それをダブルクリックした方が早いです。 これが、階層深く存在するフォルダーの場合、「お気に入り」が威力を発揮します。 お気に入りリンクをクリックして一覧ペインに表示されたファイルを削除すると、リンク先の大元のファイルも削除されます。



作業中、「お気に入り」にフォルダーを登録する事で、デスクトップに溜まりがちなショートカットフォルダーをエクスプローラーでシンプルに管理できます。 作業が終了したら、登録を解除します。「お気に入り」から登録を解除する場合は、解除するフォルダーを右クリックして、「削除(R)」をクリックします。 もちろん、元のフォルダーは存続しています。 Windows Vista では「リンクの削除(R)」と表示され、警告も表示されましたが、Windows 7 では「削除(R)」だけしか記述がないので、大元のフォルダーも削除されるのか戸惑います。 そして、Windows 7 では警告も表示されず「お気に入り」が解除されます。便利になったのか、分かりやすくなったのか、難しいところです。

この機能は作業に合わせて上手く利用すれば便利ですが、フォルダー内のファイルが同期しているのを忘れて大切なファイルを削除してしまう可能性もあります。 Windows 7 のエクスプローラーでは、お気に入りリンクはそのままで、新しい共有方法のホームグループに関連した「ライブラリ」と呼ばれる新機能が搭載されています。 この二つは説明が長くなるので、以下のページに掲載しました。

Windows 7:ライブラリ - エクスプローラー

Windows 7のホームグループを使う



検索フォーム

Windows Vista からエクスプローラーに専用の検索フォームが搭載されました。 Windows 7 では、アドレスと検索フォームの間にポインターを移動して左右にドラッグ&ドロップする事で、横幅を調節する事ができます。



フォルダーペインで検索したい場所をクリックして、検索フォームに文字を入力してキーボードの「Enter」キーを押します。 検索フォームには、これから入力するキーワードにより、何処が検索対象になっているか表示されます。 例えば、右のスクリーンショットではデスクトップをこれから検索する事が分かります。 「デスクトップ」に存在する「エクスプローラー」を検索した結果が一覧ペインに表示されます。 スクリーンショットではビデオと文章が検索され、プレビューペインで、Word にて作成されたファイルの内容を表示しています。



こちらは、ビデオファイルをプレビューペインで再生しています(対応しているファイル形式であれば再生可能)。 写真やビデオは、Windows Live フォトギャラリーや Windows Media Player で管理して検索するのが便利です。 その他のファイルはエクスプローラーで検索する事になります。 検索に関わらず、エクスプローラー上部メニューは、一覧ペインの表示内容により変化します。 例えば、ビデオファイルを選択しているので、クリックにより再生するアプリケーションを選択できます。



「検索条件」は C:\Users\ユーザー名\Searches に保管されます。そのまま「保存(S)」ボタンをクリックします。



保存した検索条件は、お気に入りに登録され、簡単に表示する事ができます。



検索条件は右クリック→「削除(D)」で、いつでも破棄できます。作業が終了するまで頻繁に利用するのであれば、検索結果を保存すると便利です。



コントロールパネル

エクスプローラーから開く必要もありませんが、あえてエクスプローラーから「コントロールパネル」を開くのであれば、ナビゲーションペインの「お気に入り」の「デスクトップ」をクリックして、一覧ペインの「コントロール パネル」をダブルクリックします。 または、ナビゲーションペインの「コンピューター」をクリックして、変化する上部メニューの「コントロールパネルを開く」ボタンをクリックします。



インストール初期状態では表示されないファイルやフォルダー

Windows をインストールした初期状態では、ファイルの拡張子、Documents and Settings 内のユーザーアカウント別フォルダ( Windows 2000 / Windows XP )、「ユーザー」内のユーザーアカウント別フォルダー( Windows Vista / Windows 7 )、オペレーティング システムファイルなどが表示されません。 これらの設定を変更する場所が、コントロールパネルのフォルダー オプションになります。

フォルダー オプション




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