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液晶ディスプレイ二台を一台のパソコンで利用するデュアルディスプレイのすすめ 前編

 液晶ディスプレイの価格もかなり下がりましたね。パソコン本体を購入するのもいいですが、ある程度のスペックを保持しているのなら、画面領域を広くすると作業効率が向上します。


新しいパソコンが登場すると欲しくなる!!でも、3 年前のパソコンはまだ動いている・・・パソコンって、 ハードディスクドライブ などの消耗品は故障しますが、本体丸ごと買い換えるほど壊れるには、思った以上に時間がかかります。買い換えるポイントは、新しい事に挑戦したい場合や、OS をバージョンアップする時が一番でしょう。もし、OS をバージョンアップしないのであれば、少し違った角度からパソコンのバージョンアップを試してみては?



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人間工学が考慮された高価なオフィスチェアを購入する。光学式マウスからレーザー式マウスに買い換える、キーボードをワイヤレスに買い換える。どれも作業能率はアップすると思います。しかし、目に見えて体験できる事ではありません。もっと分かりやすいパワーアップ方法とは?パソコン一台に対して、液晶ディスプレイを二台利用するデュアルディスプレイです!!



ワイド液晶ディスプレイを1台購入した方が良いのでは?

例えば、DVD や Blu-Ray(ブルーレイ)を鑑賞したり動画を全画面で視聴する場合は、確かにワイド画面の方が大きくて迫力があります。また、映像のアスペクトヒ(縦横比)に合っているのはワイド液晶ディスプレイです。しかし、デュアルディスプレイの場合は二画面の間にベゼル( 液晶ディスプレイ の縁)が存在するため、事実上、真ん中で切れてしまうデメリットがあります。しかし、全画面で動画を視聴した場合、単純に一つのタスクを実行しているに過ぎず、そもそも作業効率とは無関係です。

注:2010 年 4 月現在では、ワイド液晶ディスプレイが主流となりました。今デュアルディスプレイを気軽に構築するならば、ワイド液晶ディスプレイを利用する事になります。

Windows Vista で AeroSnap を可能にする



二つ以上のタスクを同時に閲覧したい場合

この場合は作業効率がアップします。ワイド液晶ディスプレイでは幅が広くなるわけですから、同時に表示してもノーマルのディスプレイより、一つのタスクをより大きく表示できる事になります。また、 Windows7(ウインドウズ セブン) では Aero Snap と呼ばれるワイド液晶ディスプレイに適した表示が可能です。複数の液晶ディスプレイを使った場合のメリットは、一度に表示できる作業領域を増大させる事と、二つの液晶ディスプレイを使い分けられる事です。例えば、ブラウザや Microsoft Office System はメインの液晶ディスプレイに表示して、映画を再生するプレイヤーを、もう一つの液晶ディスプレイで最大表示するなど。映画を観ていないときは、メイン作業に二つの液晶ディスプレイを使えます。例えば、左の液晶ディスプレイに Microsoft Office Excel を表示して、右の液晶ディスプレイに Microsoft Office Word を表示して仕事をするなど。または、メールを主に仕事をする場合は、左の液晶ディスプレイに常に Microsoft Office Outlook を最大表示して、右の液晶ディスプレイで仕事をするなど。これなら、頻繁に受信するメールを見逃すはずがありません。



水平スパンモード

右はノーマルの 19 インチ液晶ディスプレイを二つ利用して、仮想的に一つのディスプレイとして設定した場合です。中央はべゼルで分割されているものの、仮想的に解像度 2560 × 1024 を実現できます。もちろん、物理的にもこの解像度を利用できる訳ですが、一台のワイド液晶ディスプレイとは違い、真ん中にベゼルが存在します(二台の液晶ディスプレイを並べて設置しているため)。



ワイド液晶ディスプレイ一台でここまで横幅を確保するのは難しいですが、ノーマル液晶ディスプレイが二つでも、こんな画面を実現できます。これは仮想的に一つディスプレイとして認識させているため、背景画像もワイドに引き伸ばされています。例えば、この状態で Internet Explorer 7 のタイトルバーにカーソルを移動してダブルクリックしてみます。



解像度 2560 × 1024 で Internet Explorer 7 が拡大表示されます。確かに画面は広くなり、Internet Explorer 7 や Microsoft Office System ではタブと呼ばれる機能で複数のページを切り替える機能が搭載されています。しかし、これでは一つのタスクで複数のファイルを開く作業効率はアップしますが、高解像度になっただけで、シングルやノーマルディスプレイでも可能な事です。



物理的に液晶ディスプレイを二つ接続するメリットは、「Shift」キーを押しながらタイトルバーをダブルクリックすると、一画面だけに最大表示が可能となります。これはワイド液晶ではできない事で、右画面で最大表示したタスクに加え、左画面でも何かのタスクを表示する事が可能です。



スクリーンショットでは奇麗に二つの画面がつながっていますが、実際の画面は右の様になります。壁紙「草原」が2画面にわたり違和感無く表示されていますね。ただし、何度も言いますが中央にベゼルがあります。この状態でスクリーンショットを実行すると、先に掲載した一枚の画像として取得できます。

注:この日記は Windows Vista が登場する前に掲載した内容です。2010 年 4 月現在では、Windows 7 の Aero Snap を利用する事で、一台のワイド液晶ディスプレイでも似た様な事ができます。また、Windows Vista からは、水平スパンモードが利用できません。さらに、管理人は NVIDIA のグラフィックスカード を利用していますが、 ATI(元AMD)のグラフィックスカード では水平スパンは出来ない模様。Aero Snap は、フリーのアプリケーションが存在しており、ダウンロードしてインストールすれば、Windows XP や Windows Vista でも使えます。

Windows Vista で AeroSnap を可能にする

Windows7:デュアルディスプレイとショートカットキー



デュアルモード

デュアルディスプレイ環境で、上で紹介した仮想的に1つのディスプレイとして扱うスパンモードは特殊な設定です。一番オーソドックスで利用しやすいのが、独立した解像度を設定できるデュアルモードです。デュアルモードでは、画面構成が独立しているものの、水平スパンと同じくマウスのカーソルが二画面を行き来する事ができます。スパンモードとの違いは、下の青いタスクバーを参照すると分かると思います。



また、背景画像もそれぞれの画面で区切られているのがお分かり頂けるでしょう。左右にあるディスプレイのどちらか一つをメイン「1」として認識させ、「1」に設定した画面にだけタスクバーが表示されます。この場合、タスクを最大表示する場合に「Shift」キーの役割がスパンモードの逆になり、タイトルバーをダブルクリックすると、タスクが表示されている面積が多い画面上で最大表示されます。スパンモードの様に、2つのディスプレイを使い最大表示する場合は「Shift」キーを押しながらタイトルバーをダブルクリックします。



デュアルモードとスパンモードに違いは、最大表示の使い方によってメリットにもなりデメリットにもなりえます。複数のタスクを表示させた状態で、気軽に二つの画面にそれぞれ最大表示したい場合などは、デュアルモードの威力が発揮されます。例えば右は、管理人が MB-Support のホームページを制作している環境です。左画面の一部でテレビを視聴しながら、メインの右画面では FrontPage 2003(ホームページ製作ソフト)を起動しつつ、掲載する画像を選択しているところです。ファイルを管理するエクスプローラは二画面をまたがって表示されています。見えにくいですが、Yahoo!ウィジェットも稼働しています。



MB-Support のサイト制作には高性能なグラフィックスアプリケーションなどを利用しないので、かなり古いパソコンでも問題なく作業可能です。むしろ、サーバーサイドスクリプトをプレビューするために、ローカル WEB サーバーをインストールしてプレイビュー画面を見ながら作業するため、デュアルモードのような機能が重宝します。

注:この日記は Windows Vista が登場する前に掲載した内容です。2010年4月現在では、地上デジタル放送が主流なので、HDCP(エイチディーシーピー High-bandwidth Digital Content Protection system)と著作権保護(COPP : Certified Output Protection Protocol)に対応したグラフィックスカードと液晶ディスプレイで構成する必要があります。これに対応していないと、デジタル放送を視聴できません。

地デジのためにフルHDに対応したWUXGA ( 1920×1200 ) 液晶を購入 – ホームズの備忘録



対応液晶と非対応液晶でデュアルディスプレイを構成した場合、右の様になりました。右の画面がデジタル放送に対応した液晶で、左の画面が非対応の液晶です。どのみち、テレビ番組にはモザイクを掛けないと写真を掲載できませんが、再生プレイヤーを二つの液晶の中央に移動した場合、視聴可能な右画面と視聴できない左画面がはっきり分かります。

Windows Vista + GV-MVP/HS + WUXGAで使ってみた



現在、Windows 7 に搭載された Windows Media Player で、地デジと Windows Media Player対応した TVチューナー&キャプチャーユニットがあれば、地デジの視聴は便利になっています。Windows 7 が登場するまでは、いろいろ面倒な事になっていました。Windows Media Center は、Windows Aero が有効のまま地デジを視聴できます。ここからは予想でしかありませんが、Windows Media Center を全画面表示にした場合、Windows Aero が切れる可能性があります。そうなると、デュアルディスプレイのメリットも微妙かと思われます。

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