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3.ユーザーアカウントの設定方法 Windows XP

 1 台のパソコンで家族全員がそれぞれ別の環境で利用したい場合、ユーザーアカウントを登録する事で、メールの送受信、ブラウザのお気に入り設定、デスクトップのデザインなど、アカウント毎に異なる環境を構築する事が可能です。


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コンピュータの管理

前回 までは、 Windows XP に搭載された初心者にも分かりやすい操作でユーザーアカウントを設定しました。 このページでは Windows 2000 と同じ方法でユーザーアカウントを登録する方法と、ユーザーアカウントの集合体であるグループを設定可能な、「コンピュータの管理」をご紹介します。

ただし、Windows 2000 を一般家庭で利用していたユーザーは当たり前の様に設定していた事ですが、Windows XP で一般家庭でこれを設定するか否かは、家族の中でパソコンを管理しているユーザーが決めましょう。 ユーザー数が多い場合は便利ですが、Windows XP スタイルのユーザーアカウントの方が簡単です。これ以上のユーザー数の管理となると、 Windows Server製品 に付属する Active Directory を利用する事になります。



コンピュータの管理を起動する

1.「スタート」ボタンを左クリックして、さらに「コントロールパネル」を左クリックします。



2.「パフォーマンスとメンテナンス」をダブルクリックします。



3.「管理ツール」をダブルクリックします。


クラシック表示の場合コントロールパネルを開くと「管理ツール」アイコンが表示されるので、これをダブルクリックします。



5.「コンピュータの管理」をダブルクリックします。



ユーザーとグループ

「コンピュータの管理」は、ユーザーアカウントを管理するだけのものではありません。 ハードディスクドライブ の記憶域や、システムで発生したエラーなどのログを参照できます。 ここではユーザーアカウントが目的なので、「ユーザー」と「グループ」の設定は、左メニューの「コンピュータの管理(ローカル)」→「システムツール」→「ローカルユーザーとグループ」がそれにあたります。


ユーザー グループ


ユーザーの登録

すでに前回までのページで Windows XP スタイルのユーザーアカウントで作成したユーザーが登録されていますね。 Windows XP スタイルとの違いは、ログオンする時の「ようこそ画面」に表示されないアカウントも表示されています。 例えば、「administrator」は、Windows XP をインストールした時に作成したユーザーアカウントです。

例としてここでユーザーアカウントを作成してみます。



1.ユーザーが表示されているフレームの何もないところで右クリックして、表示されたメニューの「新しいユーザー(N)」を左クリックします。



2.新しいユーザーに関する情報を入力します。デフォルトでは「ユーザーは次回ログオン時にパスワードが必要(M)」にチェックが入っています。 このチェックを外す事で、「ユーザーはパスワードを変更できない(S)」「パスワードを無期限にする(W)」を選択できる様になります。 ここで入力する内容は、作成が完了してから変更可能です。



3.新規ユーザー「ステイプルトン」が作成されました。

ちなみに、ここで作成したユーザーアカウント「ステイプルトン」は、シャーロック・ホームズの冒険 バスかヴィル家の犬 に登場する人物。



Windows XP スタイルのユーザーアカウントで確認したの右のスクリーンショットです。 「ステイプルトン」は「制限付きアカウント」で登録されています。



グループ

グループはユーザーアカウントの集合を意味します。ユーザーアカウントをグループのメンバーにすることで、そのユーザーにはグループに与えられた権限を全て保有する事ができます。


Administrators コンピュータ/ドメインに完全なアクセス権があります。
Power Users いくつかの制限はありますが、ほとんどの管理用の権限があります。証明されたアプリケーションだけでなく、レガシ アプリケーションも実行できます。
Users 故意にまたは誤ってシステムに変更を加えさせないため、証明されているアプリケーションは実行できますが、多くのレガシ アプリケーションを実行することはできません。
Guests アカウントが更に制限されていないかぎり、既定では Users のメンバと同じ権限があります。
Remote Desktop Users このグループのメンバにはリモートからログオンする権利が与えられています。
Backup Operators バックアップの作成またはファイルを復元するときには、セキュリティの制限を無視することができます。
Network Configuration Operators このグループのメンバはネットワーク機能の構成を管理するための管理者特権を持つことができます。
Replicator ドメイン内のファイル複製をサポートします。
HelpServicesGroup ヘルプとサポート センターのグループです。


Windows XP スタイルのユーザーアカウントで選択する権限には「コンピュータの管理」と「制限付きアカウント」がありますが、「コンピュータの管理」にあたるのが、グループ「Administrators(アドミニストレータズ)」です。 「Administrator(アドミニストレータ)」は管理者を意味して、コンピュータの最高権限を与えられたユーザーアカウントですが、これは Windows XP をインストールする時に作成されるものです。 末尾に「s」が付いた「Administrators」は、Administrator 権限を持ったユーザーの集まり「グループ」名になります。このグループに所属するユーザーは、Administrator と同じ権限を持ちます。

一方、「制限付きアカウント」にあたるのが、グループ「Users(ユーザーズ)」です。 「Users」は、故意にまたは誤ってシステムに変更を加えさせないため、証明されているアプリケーションは実行できますが、多くのレガシ アプリケーションを実行することができないグループを表します。 「コンピュータの管理」で作成するユーザーアカウントはグループ「Users(ユーザーズ)」に属します。つまり、Windows XP スタイルのユーザーアカウントでは、前のページで説明した「制限付きアカウント」です。

各ユーザーをグループに登録する作業は、「コンピュータの管理」で「ユーザー」「グループ」のどちらかも可能です。 まずは、上で作成した「制限付きアカウント」に属する「ステイプルトン」アカウントを、「コンピュータの管理者」に昇格させてみます。



ユーザーからグループに登録する

1.ユーザーアカウントの詳細設定をします。ここでは上で作成したユーザーアカウント「ステイプルトン」を例に説明します。 詳細設定をするユーザーアカウントにカーソルを移動して右クリックします。 表示されたメニューから「プロパティ(R)」を左クリックします。



2.ユーザーアカウント個別のプロパティが開きました。 全般タブでは、ユーザーアカウントを作成した時に入力した全ての内容を変更できます。



3.所属するグループタブでは、ユーザーアカウント「ステイプルトン」が所属するグループを変更できます。 例えば、新規作成した時に所属するグループは「Users」になっています。 このグループでは故意にまたは誤ってシステムに変更を加えさせないため、証明されているアプリケーションは実行できますが、多くのレガシ アプリケーションを実行することはできません。 もしこのユーザーアカウントを最高権限となる「コンピュータの管理者」に変更したいならば、「追加」を左クリックします。



4.グループの選択が表示されます。「詳細設定」を左クリックします。



5.「今すぐ検索(N)」を左クリックします。



6.選択できるグループの一覧が表示されます。「コンピュータの管理者」権限はグループ「administrators」になるので、それを左クリックして「OK」を左クリックします。



7.「OK」を左クリックします。



8.ユーザーアカウント「ステイプルトン」がグループ「administrators」に所属しました。「OK」を左クリックします。



9.Windows XP スタイルのユーザーアカウントで確認すると、「ステイプルトン」が「制限付きアカウント」から「コンピュータの管理者」に昇格しています。



グループから所属するユーザーを登録する

上でユーザーアカウント「ステイプルトン」をグループ「administrators」に加えたので、グループ「administrators」をダブルクリックしてみましょう。



現在、コンピュータの全てを変更できるグループ「administrators」には、ユーザーアカウント「administrator」「holmes」「ステイプルトン」「ワトソン」の4人が所属しています。

1.グループにユーザアカウントを所属させる場合は、そのグループを開き、「追加(D)」を左クリックします。



2.ユーザーの選択画面が表示されるので、「詳細設定」を左クリックします。



3.「今すぐ検索(N)」を左クリックします。



4.ユーザーアカウントの一覧が表示されるので、追加したいアカウントを左クリックして、さらに「OK」を左クリックします。



5.ここで再び「詳細設定」を左クリックすると、複数のユーザーを登録することもできます。ユーザーが決まったら「OK」を左クリックします。



6.グループ「administrators」にユーザーアカウント「ハドソン」が加わりました。 次のページでは、ユーザーアカウントのもう一つの設定画面を説明いたします。 複数のアカウントを作成した後に、1つのアカウントを決めてパソコンを起動した時に自動的にログインさせる設定や、クラシックログオンプロンプトで「Alt」+「Ctrl」+「Delete」を押してから入力フォームを表示する設定が可能になります。




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