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2.ユーザーアカウントの設定方法 Windows XP

 1 台のパソコンで家族全員がそれぞれ別の環境で利用したい場合、ユーザーアカウントを登録する事で、メールの送受信、ブラウザのお気に入り設定、デスクトップのデザインなど、アカウント毎に異なる環境を構築する事が可能です。


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ユーザーアカウントの詳細設定

前回 は、コントールパネルのユーザーアカウントで、「ワトソン」と名前を付けて制限付きアカウントを作成しました。 この時点で終了させてしまっても良いのですが、ユーザーアカウント画面では詳細な設定が可能です。



ユーザーアカウント画面の表示方法は、前回のページ で詳しく説明しています。このユーザーアカウント画面は、「コンピュータの管理者」でログインしている場合と、「制限付きアカウント」でログインしている場合では異なります。


コンピュータの管理者 制限付きアカウント

「コンピュータの管理者」でログインした場合はユーザーアカウントの画面は詳細設定が可能であり、他のユーザーアカウントを変更する事も可能です。 一方、「制限付きアカウント」でログインした場合は、ログオンしている自分のユーザーアカウントの画像とパスワードしか変更できません。 どちらで説明しても良いのですが、「制限付きアカウント」で設定できる項目は「コンピュータの管理者」も設定できるので、より詳細設定が可能な「コンピュータの管理者」でログインしている状態で説明します。



アカウントを変更する

ユーザーアカウント画面で可能な作業は3種類で、この中の「新しいアカウントを作成する」は前回ご説明しました。 今回は「アカウントを変更する」をダブルクリックしましょう。



変更するアカウントを選択します。ここでは、前回作成した「ワトソン」を選択してみます。



変更作業は「名前を変更する」「パスワードを作成する」「画像を変更する」「アカウントの種類を変更する」「アカウントを削除する」の5つです。 「コンピュータの管理者」でログインしている場合は、既存のアカウントを削除も含めてすべて変更する事が可能です。

新しいアカウントを作成するウィザードでは、パスワードを設定する事ができませんでした。 パスワードはアカウントを作成してから、変更作業の1つとしてここで実行できます。 また、「制限付きアカウント」でアカウントを作成した場合でも、「アカウントの種類を変更する」を実行する事で「コンピュータの管理者」に昇格させる事も可能です。



ログイン画面の変更

パソコンの電源を入れて Windows にログオンするまでの流れは、大きく分けて 3 つあります。 ユーザーアカウントの画面では、この内2つのログオン方法を選択できます。 また、複数のユーザーアカウントが登録されている場合、現在ログオンしているユーザーの作業を終了する事なく、他のユーザーでログオンする事ができるのが「ユーザーの切り替え」です。 「ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する」を左クリックします。



ここで設定する項目は 2 つで、まずは「ようこそ画面を使用する」を説明します。

ユーザーアカウントで設定できるログオン方法は以下の二つで、 Windows XP から導入された「ようこそ画面」では、ユーザーのアイコンが表示され、左クリックするとログオンを開始します(パスワードが設定されていれば入力フォームが表示される)。 一方、「クラシックログオンプロンプト」と呼ばれるログオン方法は、「ユーザー名(アカウント)」と「パスワード」を入力する必要があります。


ようこそ画面 クラシックログオンプロンプト

「クラシックログオンプロンプト」のクラシックとは、Windows 2000 を利用していたユーザーではお馴染みですが、Windows XP からパソコンを利用するユーザーにとっては意味不明ですね。 ユーザー名とパスワードを入力するフォームが表示される方が、登録されたユーザーが一覧表示される「ようこそ画面」よりもセキュリティが強くなります。 ただ、一般家庭では「ようこそ画面」が重宝しますし、パスワードを設定してあれば、そのパスワードを入力しない限りログオンする事はできません。 もちろん、パスワードが無い「コンピュータの管理者」が存在している場合は、そのアカウントでログオンしてパスワードを変更してしまう可能性もあります。 全く関係ないログオン画面の説明ではありますが、アカウントの種類で選択する権限は、とても重要である事が理解できると思います。



「ユーザーの簡易切り替えを使用する」にチェックを入れると、1人のユーザーがログインしている状態でも、別のユーザーが異なるアカウントでログインできます。 この機能は「ようこそ画面」を表示する場合のみ有効で、「クラシックログオンプロンプト」を選択している場合には利用できません。

一般的に一つの Windows にログオンできるユーザーは1人になります。 別のアカウントでログオンしたい場合は、現在起動しているプログラムを全て閉じ、ログアウトしから、別のアカウントでログインします。 「簡易ユーザー切り替え」を有効にすれば、現在ログインしているユーザーがプログラムを閉じることなく、別のユーザーがログインできます。 つまり、パソコンにかかる負荷も大きくなりますが、より簡単にユーザー切り替えが可能になります。



C:\Documents and Settings

例えば、「コンピュータの管理者」である「holmes」アカウントと、「制限付きアカウント」である「ワトソン」アカウントでログオンした場合、作成した最初はデフォルトの画面設定で同じものの、利用するユーザーによりメーラーに設定するアカウントや、受信したメール、テーマ、デザインなどが異なっていきます。


アカウント:holmes
コンピュータの管理者
アカウント:ワトソン
制限付きアカウント


もちろん、これらの設定や異なるファイルが、 ハードディスクドライブ に保管されている事になります。 これらの個人設定ファイルを管理する場所が、Cドライブの「Documents and Settings(ドキュメントアンドセッティング)」となります。

このフォルダは、フォルダオプションで「ファイルとフォルダの表示」「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」を有効にするとエクスプローラで表示する事ができます(インストール初期状態では隠されています)。

フォルダ オプション(Windows2000/XP)



例えば、作成したアカウントと Documents and Settings 内に作成されたフォルダを見比べてみましょう。


作成したアカウント Documents and Settings


ユーザーアカウント画面で登録したユーザー分のフォルダが、Documents and Settings 内に存在しませんね。 存在しているとすれば、「コンピュ−タの管理者」である「holmes」アカウントだけです。後は作成した覚えの無い名前のフォルダが表示されています。

アカウントごとの個人設定フォルダは、作成したアカウントに初めてログオンした時に作成されます。 つまり、アカウント「ワトソン」や「レストレイド」のフォルダが存在しない理由は、アカウントを作成しただけで、実際にログオンしていない状態だからです。 初めてそのアカウントでログオンした時、デスクトップが表示されえるまでに少し時間がかかると思います。これは、このフォルダを作成して、初期設定をしているからです。 2 度目からのログオンはスムーズに起動できるでしょう。



右が、「制限付きアカウント」の「ワトソン」でログインしてエクスプローラを開いたスクリーンショットです。 「holmes」フォルダ以外に「ワトソン」フォルダが作成されていますね(都合により「ハンター」と命名されたアカウントでもログインしてしまった。 このアカウントフォルダに、個人設定ファイルが存在します。つまり、受信したメールの情報もこのフォルダ内に存在します。



つまり、他のアカウントでログインしたユーザーが受信したメールやブラウザの「お気に入り」、マイピクチャに保存されたデータを閲覧する事も可能です。 早速、holmesアカウントのフォルダをのぞいてみまよう。すると右の警告が表示されます。



ワトソンは「制限付きアカウント」であるため、自分以外のシステムファイルを参照する事ができません。 この逆に、「コンピュータの管理者」である「holmes」アカウントでログインしている場合、「ワトソン」アカウントのフォルダを参照する事ができます。Windows Vista(ウインドウズビスタ)ではここら辺の事情が少し異なります。「管理者」と「一般ユーザー」に置き換わるのですが、「一般ユーザー」であっても、管理者のパスワードを入力すれば管理者権限に一時的に昇格します。



初めてログインしたアカウントであるワトソンですが、すでにデスクトップにショートカットアイコンが作成されています。 これは、ユーザー共通に作成されるものです。


アカウント:holmes
コンピュータの管理者
アカウント:ワトソン
制限付きアカウント


これらの共通したファイルは、Documents and Settings に自動で作成される「All Users」フォルダに格納されています。 また、こうしたすべてのアカウントに影響があるプログラムは、「コンピュータの管理者」でログオンしないとインストールする事ができません。

次のページは最後となります。ユーザーアカウントのもう一つの設定画面を説明いたします。 複数のアカウントを作成した後に、1 つのアカウントを決めてパソコンを起動した時に自動的にログインさせる設定や、クラシックログオンプロンプトで「Alt」+「Ctrl」+「Delete」を押してから入力フォームを表示する設定が可能になります。




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