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トラブル体験記:Windows ブート マネージャーからに起動したいOSが消えた

 マルチブート環境で、Windows ブート マネージャーにインストールしてある Windows が表示されなくなりました。これを改善するために、TestDiskでブートセクタの修正、スタートアップの修復を試みました。


Windows ブート マネージャーに「Windows 7 Professional 64bit」と「Windows 8 Pro 64bit」が表示されるはずなのに、「Windows 7 Professional」と「Windows Vista」が表示されています(写真右)。Windows Vista のパーティションは、Windows 8.1 Preview をインストールした後、Windows 8.1 の正式版が発売されたので、速やかに削除しました。これをクリックしても、「winload.exe」が見つからないエラーが表示され起動できません。



もちろん、削除したので当然の結果です。それよりも問題は、インストールされているはずの「Windows 8 Pro 64bit」が、ブート マネージャーに表示されないことです。コンピューターの管理やエクスプローラーでは、Windows 8 Pro 64bit がインストールされたパーティションを見ることができます。Windows 8 Pro 64bit がインストールされているパーティションを認識できなくなったので、ブートセクタの修正を試みました。このページは、私が実行した作業を書き留めますが、これが正しいかどうかは分かりません。実行した結果、OSの再インストールを余儀なくされるかも知れないので、作業は自己責任で実行して下さい。


TestDisk のダウンロード

1.ブートセクタを修正できる無料のアプリケーション「TestDisk」をダウンロードします。ダウンロードサイトにアクセスして、「TestDisk バージョン Free download Windows」ボタンをクリックします。

TestDisk Download



2.「名前を付けて保存(A)」をクリックします。



3.左枠で「デスクトップ」をクリックして、さらに「保存(S)」ボタンをクリックします。



4.デスクトップにダウンロードした圧縮フォルダーを右クリックして、「すべて展開(T)」をクリックします。



5.「展開(E)」ボタンをクリックします。



TestDisk を使う

1.展開したフォルダーを開き、「testdisk_win.exe」をダブルクリックします。



2.ログを残すか問われるので、キーボードの「↓」キーを2回押して「No Log」を選択、キーボードの「Enter」キーを押します。



3.Windows 8 Pro がインストールされているパーティションは、500GB WDC WD5000AAKS-00YG40 です。キーボードの矢印キーを押して、このハードディスクドライブを選択します。さらに、「Proceed(続ける)」を選択して(「←」「→」で操作)「Enter」キーを押します。ちなみに「Quit」は「戻る」です。



4.「Analyse(分析)」を選択して「Enter」キーを押します。



5.Windows の場合は「Intel」を選択して「Enter」キーを押します。GUID パーティションテーブルの場合は、「EFI GPT」を選択して「Enter」キーを押します。



6.なにやら異常な雰囲気です(Warning が多い)。すでに認識されているパーティション「Win 7 Pro 64bit」と、Windows ブート マネージャーに表示されなくなった「Win8 Pro 64bit」が表示されました。「Quick Search」を選択して「Enter」キーを押します。



7.検索が開始されますが、100% になるまで待つ必要はありません。最初の方だけ検出したら、「Stop」を選択して「Enter」キーを押します。



8.ぬぉ、パーティションを削除した「Win8_1 64bit」が表示されました。ここで復元を試みることができますが、私はこのパーティションを必要としないので、今回はそれをしません。



9.「Win8_1 64bit」を削除するので(削除したので)、「Win8 Pro 64bit」を拡張パーティションからプライマリパーティションに変更します。パーティションを選択して、「←」「→」キーで種類を変更します。「*」はアクティブなプライマリパーティションを意味します。私は「Windows 7 Professional 64bit」を常用するので、「Win7 Pro 64bit」に「*」を設定しました。あとは、「P」プライマリパーティションに設定します。「L」は論理ドライブ、「E」は拡張パーティションです。



10.そして、不要になった「Win8_1 64bit」を選択して、「D(削除)」を指定します。最後に、「Write(書き込み)」を選択して、「Enter」キーを押します。



11.「Y」キーをクリックします。「Enter」キーを押したかどうかは忘れました。ここで、9番で設定したアクティブなプライマリパーティションや普通のプライマリパーティションなどの設定が書き込まれます。



12.「OK」が選択されているので、「Enter」キーを押すと、コンピューターが再起動します。YouTubeに投稿された動画を視聴して分かったことは、このソフトはフォーマットしたパーティションのデータも救出できるようです。再起動する最中に「凄いソフトウェアだ!」と思いました・・・



13.「BOOTMGR is missing Press Ctrl+Alt+Del to restart」と表示され、今まで起動できていた「Windows 7 Professional 64bit」すら起動できなくなりました。BOOTMGRは、Windows Vista から使用されるブートローダです。Windows Vistaからは フォルダー オプションで、「隠しファイル、隠しフォルダー、または隠しドライブを表示しない」をチェックして、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外して「OK」ボタンをクリックすると、Cドライブに「bootmgr」ファイルが出現します。あとは、ドライブ文字が指定されていないため、エクスプローラーでは参照できない、「システムで予約済み」パーティションに存在します。このファイルが読めないとエラーが出ているようです。



スタートアップの修復

1.「testdisk_win.exe」でアクティブパーティションを「Windows 7 Professional 64bit」に設定したのが間違いで、「システムで予約済み」をアクティブにするべきだったのかも知れません。でも、Windows ブート マネージャーに「Windows 8」の文字が見つかったので、素直に Windows インストールディスクに頼ることにしました。BIOSユーティリティーで光学式ドライブから起動可能にして、Windows 7 のインストールディスクを挿入、コンピューターを再起動しました。「Ctrl」キー、「Alt」キー、「Del」キーを同時に押します。



2.光学式ドライブから起動して、「Windows のインストール」が表示されたら、「次へ(N)」ボタンをクリックします。



3.左下の「コンピューターを修復する(R)」をクリックします。



4.「Windows インストールを検索しています...」と表示されます。頼む・・・



5.「スタート オプションに問題が見つかりました。修復を適用してコンピューターを再起動しますか?」と問われるので、「修復して再起動する」ボタンをクリックします。



6.再起動後、再び光学式ドライブから起動して、「コンピューターを修復する(R)」を開始します。今度は、二つの Windows を無事検出しました。Windows 7 をクリックして、「次へ(N)」ボタンをクリックします。



7.「システム回復オプション」が表示されました。「スタートアップの修復」をクリックします。



8.「スタートアップ修復はシステムの問題を確認しています...問題が見つかった場合、スタートアップ修復は、それらを自動的に修正します。この処理の最中にコンピューターは何回か再起動することがあります。」と表示されるので、しばらく待ちます。



9.「完了」ボタンをクリックして、コンピューターを再起動しますが、その前にWindows インストールメディアを抜きます。



10.う〜む。Windows ブート マネージャーが起動しましたし、表示されている OS も修復されていますが、何か違和感がありますね。文字化けしているところは、修復により付加された「(回復済み)」の文字だと思います。とりあえず、Windows 7 Professional を起動することができました。次に、Windows 8 Pro with Media Center の起動を試みました。



11.駄目でした。今度は、Windows 8 のインストールメディアを挿入して、再び光学式ドライブから起動しました。



12.「次へ(N)」ボタンをクリックします。



13.左下の「コンピューターを修復する(R)」をクリックします。



14.「Windows 8 Pro with Media Center(回復済み)」をクリックします。



15.しばらく待ちます。



16.お久しぶりです。ようやく Windows 8 が起動できました。これで、Windows 8.1 にアップグレードできます。



ボリュームの拡張

Windows 8.1 Preview がインストールされていた領域を削除したので、Windows 8 Pro がインストールされた領域と統合します。Windows 8 Pro がインストールされた領域を右クリックして、「ボリュームの拡張(X)」をクリックします。なお、ボリュームの拡張に関しては、以下のページを参照して下さい。

パーティションの拡張と圧縮 Windows Vista / Windows 7



これで、Windows 8 Pro が利用できる領域が増えました。



残れた問題は 3 つ

1.本来、「コンピューターの管理」の記憶域「ディスクの管理」でしか見れないはずの「システムで予約済み」の領域が、なぜかエクスプローラーで表示される問題です。この問題は、以下のサイトで修復できます。

システム予約済みパーティションをエクスプローラーで非表示にする方法



2.そして、なぜか Windows ブート マネージャーが英語表記になりました。これを日本語表記に戻すには、以下のページを参照して下さい。

Windows ブート マネージャーを英語表記から日本語表記に切り替える方法



3.最後は、Windows ブート マネージャーに表示される OS 名に、「(回復済み)」の文字が加わりました。このままでも問題はありませんが、見た目が悪いので「(回復済み)」の文字を消去します。OS名を変更するには、以下のページを参照して下さい。

Windows ブート マネージャーに表示される OS 名を変更する方法





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