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エラー 0×80070570 ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み込取ることができないトラブル 体験記


セキュリティソフトの Windows Live OneCare で、ウイルススキャンを含めた総合メンテナンスのチューンアップを定期的に実行しますが、これを実行するといつしか強制的に再起動が発生する様になりました。どこでそれが実行されるのか調べると、不要なファイルの削除、 ハードディスクドライブ の最適化を通過して、ウイルスやその他の不要なソフトウェアのスキャンで発生する事が分かりました。管理人はハードディスクドライブを 2 個利用していて、C ドライブと D ドライブが存在します。ウイルススキャンは D ドライブの特定のファイルをスキャン中に進捗情報のファイル名の更新が止まります。さらにしばらく放置すると、ブルースクリーンに移行して、再起動が発生します。



問題のファイルをエクスプローラで確認したのが右です。 0054.png(画像ファイル)のアイコンの左下に灰色の「×」が付いています。 いらないから削除しようと試みました。ファイルを左クリックして選択して、右クリック→削除を実行しました。



予期しないエラーによってこの操作が妨げられています。 このエラー コードを書きとめておくと、この問題の解決に役立つ場合があります。エラー 0×80070570:ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取る事ができません。 と表示されました。どうやらアクセス権とは関係無く、もっと深刻な問題が発生しているみたいです。



問題のファイルを右クリックしてプロパティを表示したところ、セキュリティ設定を全く受け付けない状態です。 そういえば、CPU のオーバークロックの際に一度は Intel Speed Step Tech を Disabled(無効)にしたものの、オーバークロックを元に戻した時に有効に変更しました。 Intel Speed Step Tech は、負荷がかかっていない時に電圧を下げクロック数を自動調整する機能です。 例えば、クロック数 2.4 GHz のプロセッサの場合、作業に負荷が無ければ 1.6 GHz まで落ち、パワーが必要な作業を始めると(エンコードなど)、自動で 2.4 GHz に戻ります。 これを実行した一回目の起動途中で、ブルースクリーンに陥り、強制的に再起動が発生しました。もしかするとこの時にファイルが壊れたのかも知れません。



削除できないファイルが存在した場合(削除して良いファイルか否かはここでは省きます)、セキュリティ設定で削除したいアクセス権を「Everyone」や「Users」などの一番低いレベルを加え、さらにフルコントロールの権限を与えます。 この変更は、削除したいファイルを右クリックして、プロパティを表示、「セキュリティ」タブを左クリック、グループ名またはユーザー名の一覧を確認して、表示されている全てのユーザーにフルコントロールの権限を与えます。 権限を与える方法、または、必要なユーザーを追加する場合は、「編集」ボタンを左クリックします。すると、アクセス許可画面が表示され、ユーザーごとにアクセス許可を変更できます。 「追加」ボタンを左クリックして、ユーザーまたはグループの選択で「詳細設定(A)」ボタンを左クリック、さらに「今すぐ検索」ボタンを左クリックすると、追加したいユーザー名の一覧が表示されます。 ここで「Everyone」や「Users」など、より多くの範囲を含めるユーザーを選択して「OK」ボタンを押すと、そのユーザーがファイルのアクセス権に加わります。 さらに、そのユーザーにフルコントロールのアクセス権を与えれば、一般的には削除可能となります(作業するには管理者権限でログインしている必要があります)。



また、現在何かしらのプログラムがそのファイルを利用している場合(自分では使っていると把握していなくても)、削除を実行しても「再試行」ボタンが表示されます。 これを何度クリックしても、利用中なので削除する事はできません(自分が把握していない場合は、そのプログラムを閉じる時にエラーが発生して保留状態である可能性もあります。 つまり、自分は終了しているつもりでも、実は正しく終了出来ていない場合。この場合はコンピューターを再起動する事で改善できる場合もあります)。 もし、Windowsが 起動した時に、同時起動するプログラムがそのファイルを使っているのであれば、ログイン中は削除できないことになるので、セーフモードで起動して削除を実行します(もちろん、削除して良いファイルか否かは不明)。



今回はアクセス権を表示する事すらできない状況です。 あきらかにセーフモードで起動しても削除できない雰囲気はありましたが、念のためセーフモードで起動して削除を試みました。 結果は予想した通り、削除できません。思ったより深刻な壊れ方をしているのかも知れません。

マイクロソフトのページで「エラー 0×80070570」を検索した結果、以下のページを見つけました。


NTFS ファイル システム上のファイルまたはフォルダを削除できない

[NT] エラー メッセージ : ファイルまたはディレクトリが破壊


これによると、スキャンディスクを実行すると改善できる事があるみたいです。


スキャンディスクをコマンドプロンプトで実行する方法



chkdsk d: /F を実行しても改善されなかったので、chkdsk d: /R を実行しました。これには2時間もかかります。 しかし、これでも改善されることはありませんでした。焼け石に水ですが、コマンド プロンプトからの削除も試みました。 アクセサリにある「コマンド プロンプト」を右クリックして、「管理者として実行(A)」を左クリックします。



説明のために、今回は D:\old/holmes/0054.png ファイルを削除したいと考えています。 まずは、D ドライブに変更します。「d:」キーボードの「d」キーと「セミコロン」を入力して「Enter」キーを押します。


C:¥Windows¥System32>d:

D:\>


これで、参照するドライブが変更されました。さらに old フォルダ内の holmes フォルダに変更します。cd 半角スペース old/holmes と入力して、「Enter」キーを押します。


C:¥Windows¥System32>d:

D:\>cd old/holmes

D:\old\holmes>


最後に、0054.png ファイルの削除を命令します。Del 0054.png と入力して「Enter」キーを押します。


C:¥Windows¥System32>d:

D:\>cd old/holmes

D:\old\holmes>del 0054.png


しかし、エラーが表示されます。ここで、「dir」と入力して「Enter」キーを押します。

C:¥Windows¥System32>d:

D:\>cd old/holmes

D:\old\holmes>dir


これにより、D:\old\holmes 内に存在するファイルとフォルダの一覧が表示されますが、0054.png ファイルが見あたりません。 もしかすると、スキャンディスクをするべきドライブは、削除できないファイル 0054png が存在する D ドライブでは無く、C ドライブなのかも知れません。 しかし、ここからさらに2時間待つのは嫌。



そこで、検証用に利用する Windows XP がインストールされたハードディスクドライブと、現在稼働している Windows Vista がインストールされた C ドライブを交換してみました。 Windows XP から D ドライブを参照して削除を試みます。D ドライブを他のパソコンに接続しても同じ事ができます。



あら、問題無く削除できなかった画像ファイルを読み取る事ができました。これで削除を実行します。



画像を読み取る事はできたものの、やはりシステムファイルとして認識されています。 これにより、ファイル自体が破損してこのエラーを発生させている事が分かり、C ドライブの問題では無いと判断できます。



削除する事ができました。さて、C ドライブを Windows Vista(ウインドウズビスタ)がインストールされたハードディスクドライブに変更します。



以上で、Windows Live OneCare でチューンアップを実行してもエラーが発生する事なく作業が終えられました。 突然のブルースクリーンを経た再起動や、Windows が稼働中に電源をシャットダウンすると、物理的にハードディスクドライブが壊れる場合もありますが、ソフトウェア上でもトラブルを誘発します。





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