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自分の利用しているパソコン環境を把握する方法

 パソコントラブルで困っている時、誰かに問う事があるかも知れません。 しかし、自分が利用しているパソコンの中身しらないのでは、解決へと導かれる可能性は低くなると思われます。不特定多数が閲覧可能な掲示板などでは、全ての情報を漏らすのは危険です。そこで、何を知らせて何を知らせてはいけないのかを知る必要があります。


トラブルが発生してインターネットで誰かに聞く場合、または、電話で聞く場合、そのトラブルの内容を相手に伝えるのも難しいですが、自分が使っているパソコン、または、環境を伝える必要もあるかと思われます。



例えば、どこで購入したか?

1.「コジマのパソコンを使っています。」

2.「ドスパラのパソコンを使っています。」

2.「ツクモのパソコンを使っています。」



Kojima.net(コジマ・ドット・ネット)

1を言われた相手は、とりあえず富士通やNECなどの有名メーカーのパソコンを利用している可能性がある事が分かりますが、まれに BTO パソコン販売ショップとコラボしている場合もあるのではっきりとは分かりません。



2.を言われた相手は、富士通や NEC などの有名メーカーパソコンでは無い事を判断できますが、カスタムパソコンなので、それこそ何を使っているは全く不明な状況です。



3.を言われた相手は・・・ツクモは富士通や NEC などの有名メーカーパソコンと BTO パソコンを両方扱っているので、全くどこのパソコンを利用しているか不明な状況です。さらにパーツ単品販売もしているので、誰かが作った自作パソコンかも知れません。



とりあず、そのパソコンに搭載されている マザーボード 、チップセット、プロセッサ、ビデオカード、OS が分からない状況だと、話が先にすすまない事もあるでしょう。質問する前に、ある程度自分の環境を調べた方が、話がスムーズに進む可能性があります。



重要な情報は、パソコンケースにも書かれているかも知れません。「富士通」や「NEC」などのメーカーが分かった方がパソコンは絞られますが、次はブランドを探しましょう。 例えば、「FMV-DESKPOWER(エフエムブイ デスクパワー)」ならば、「富士通のデスクトップパソコン」だと分かります。「LaVie(ラヴィ)」ならば、「NEC」のノートパソコンだと分かります。しかし、ここまで分かっても、やはりサポートするのは情報が乏しいと思われます。問題はこの次の型番が大切です。自分では重要では無いと思われる数字やアルファベットが、実はそのパソコンを特定するのに一番重要な情報である場合もあります。型番が分かれば、メーカーサポートにアクセスして、情報が残っていれば、そのパソコンに付属されたマニュアル(PDF形式)、ドライバ、アプリケーションなどをダウンロードする事が可能な場合もあります。



「ドスパラで購入しました。」または、「ツクモで購入しました。」の場合、パソコンケースに書かれている情報は、PC ケースのメーカーや、PCケースの型番である可能性が高いです。この場合、中身が重要であり、そのパソコンに搭載されたマザーボードなどは一切不明です(現在販売されているパソコンならば、少しは把握できるかも)。



ネットの掲示板など、不特定多数のユーザーが閲覧できる場で教えてはいけない情報は、Windows のプロダクト ID 、各パーツのシリアル番号、各ソフトのプロダクトIDとなります。これらは、問題解決に必要ありません。各パーツのシリアル番号は、そのメーカーに問い合わせる、またはドライバやアプリケーションをそのメーカーからダウンロードする場合には必要になります。 これは、友達に聞く場合も同じです。



システムのプロパティで確認できる情報

Windows の種類と、適用されているサービスパックを知るには、 システムのプロパティで確認できます。ここで知らない人に教えて良い情報は、Windows Edition(ウインドウズエディション)とシステムだけです。後の情報は一切教えない様にしましょう。 例えば右の画面では、OS が Windows Vista(ウインドウズビスタ)である事、エディションが Ultimate(アルティメイト) であること、適用されているサービスパックが「Service Pack 1」である事が判明します。


自分が使っているOS(Windows)を確認する方法


Windowsの種類


Windows98(ウインドウズキュウジュウハチ)

Windows98SE(ウインドウズキュウジュウハチエスイー)

Windows ME(ウインドウズエムイー)

Windows2000(ウインドウズニセン)

WindowsXP(ウインドウズエックスピー)

などが一般家庭で利用されています。


Windowsのエディション


エディションにより利用できる機能が異なります。


WindowsXPの場合

Home Edition(ホームエディション)

Professional(プロフェショナル)

Media Center Edition(メディアセンターエディション)

Tablet PC Edition(タブレットピーシーエディション)


Windows Vistaの場合

Home Basic(ホームベーシック)

Home Premium(ホームプレミアム)

Business(ビジネス)

Ultimate(アルティメイト)


システムに関する情報


システムに関する情報は、プロセッサ、メモリ、システムの種類があり、Intel Core2 Quad CPU(インテルコアツークワッドシーピーユー)はプロセッサの製造元が(Intel インテル)である事と、そのブランド(Core2 Quad)が判明します。 さらに、Q6600(キュウシックスティシックスハンドレット、キュウ キロクセンロッピャク、または、キュウロクロクゼロゼロ)で型番が判明して、 2.4 GHz(ニイテンヨンギガヘルツ)でクロック数が判明します。クロック数の後にさらにクロック数がある場合は、オーバークロックしていると判断できます。

正直な話、Q6600 の読み方は不明です。Qは分かりますが、数字の読み方は正確にはsix thousand six hundred(シックスサウザント シックスハンドレット)かも知れませんが、YouTube で外国人が商品説明しているのを聞くと、4 桁の数字は sixty six hundred と言っています。 E8400 はイーエイティフォーハンドレット。八千四百でいいと思います。

メモリ( RAM )の項目では 4.00 GB と表示されていれば、どんな規格なのかは不明ですがとりあえず 4 GB(ヨンギガバイト)のメモリを使っている事が判明します。

最後のシステムの種類は、オペレーティングシステムが 32 ビットであるか 64 ビットであるかです。システムに表示されるこれ以外の情報は、掲示板やメールなどで問い合わせるときに漏らしてはいけません。



さらに詳しく自分のパソコンを把握する方法

システムのプロパティで把握できる事から、プロセッサでマザーボードのチップセットやメモリ規格が絞られるものの、まだ曖昧すぎます。 デバイスマネージャでさらに判別する事は可能ですが、そもそもトラブルが発生した場合、正しいドライバがインストールされておらず、汎用ドライバが適用されている可能性もあります。 そこで、マザーボードとプロセッサの情報を表示することが可能なソフトを利用してみましょう。



CPU-Z

CPU-Z により、利用しているプロセッサ、マザーボード、メモリの詳細情報が参照できます。 このソフトはインストールせずに利用可能で、無料で提供されています。 ダウンロードと起動方法は以下のページを参照して下さい。


自分が使っているマザーボード、プロセッサ、メモリの詳細情報を表示する CPU-Z



「Mainboard(メインボード)」タブを左クリックします。ここに掲載されている内容が、パソコンを特定するのに必要となります。マザーボードメーカーは「Manufacturer(マニュファクチャ)」で「ASUSTek Computer INC(エースステック)」と分かります。読み方が分からなければ、アルファベットをそのまま読めば良いでしょう。正しい読み方よりも、相手に伝えられれば良いのです。

Model には、マザーボードの型番が判明します。 これにより、メーカーサイト( ここでは ASUS )にアクセスしてマニュアル、ドライバ、アプリケーション、BIOS などが公開されていれば、それをダウンロードしてインストールする事も可能です。

Chipset(チップセット)がIntel(インテル)P965/G965だと分かります。ただし、P965/G965のどらなのか不明ですが、ここまで判断できれば、Intel 965 シリーズのチップセットを搭載した ASUS 製のマザーボード P5B-Premium だと判明します(Premiumにもいくつか種類がありますが、プロセッサも判明しているので的が絞られます)。


CPU-Zの情報を元にマザーボードを特定した結果


メーカーサイトのダウンロードから必要なものを見つけられます。仮にチップセットしか分からない場合でも、インテルでチップセットドライバ、グラフィックスがオンボードであれば、オンボードビデオドライバもダウンロードできます。


インテル® P965 Express チップセット


有名メーカーのパソコンの場合、独自にカスタマイズした何かが提供されている場合があります。 つまり、パソコンの型番が分かり、その情報が販売メーカーのサポート情報として公開されていれば入手可能ですが、公開されていなくても、最低限チップセットドライバは入手して利用する事ができると思われます。 自分のパソコンの構成が分かれば、自力で調べる事も可能なはずです。



GPU-Z

グラフィックスカードの情報を参照するには、GPU-Z を利用します。例えば右は、NVIDIA GeForce 8600GT とあるので、Nvidia(エヌビディア)の GeForce 8600GT(ジーフォース エイティシックスハンドレット ジーティー 八千六百ジーティーでいいと思う)チップセットを搭載した、Subvendor(サブベンダ)ASUS(エイスース)のビデオカードだと判断できます。 ただし、管理人はビデオカードに関して知識がないので、ドライバに関する情報は得られても、これが正確にどの型番のビデオカードを利用しているかまでは判断できません。


自分が使っているビデオカードの詳細情報を表示する GPU-Z


ビデオカードに搭載されたGPUに関する情報で、その GPU メーカーでダウンロードするべきドライバが異なります。 また、GPU メーカーとボードのメーカーは異なり、ボードメーカーの正式な型番は不明ですが、GPU のブランドとボードメーカーにより絞り込む事が可能になります。

このビデオカードに必要なドライバは、ビデオボードメーカーよりもチップセットメーカーにより異なります。一般的には AMD 系列の ATI(エーティアイ)か、Nvidia(エヌビディア)となり、さらに、そのブランド Radeon(レイディオン、または、ラデオン)、GeForce(ジーフォース)があり、このブランド名だけでもメーカーが判断できます。 Radeon は ATI 、GeForce は Nvidia 。さらにこの後に続くGT8600 や GTS8600 などの数字と、利用している Windows がドライバを決定します。 また、GT8600 と GTS8600 は、8600 シリーズとして同じドライバを利用する場合が多いです。

ボードメーカーの情報が必要なのは、そのメーカー独自のアプリケーションをダウンロードする、または、PDF 形式のマニュアルをダウンロードする時です。

読み方が分からない場合は、英数字をそのまま表記するか、電話ならアルファベットや数字をそのまま読み上げた方が無難です。 販売促進が目的ではなく、トラブルが発生して解決する事が目的ですから、どんな読み方をしても相手に伝われば事済みます。 誤りを指摘されたら、そこで学びましょう。怒らずに上手く流しましょう。 目的は読み方を知る事ではありませんから、必要な情報を得るために、そこへ行き着く最善の方法をとりましょう。




次のステップへ

これらの情報はトラブルの症状により、どこまで必要か不明です。 しかし、自分が利用しているパソコンで最低限知っておかなくてはならない情報とも言えます。 どこまで相手に情報を漏らすかが難しいところですが、何も伝えないのでは解決できる可能性は少なくなります。 また、プロダクト ID と各パーツのシリアル番号だけは、そのメーカーに問い合わせる以外は教えない様に注意が必要です。

そして、これらの情報を伝えたとしても、製品情報やドライバの入手場所を探すのにはコツが必要です。 また、場合によっては困難な作業なので、そこまで調べてくれるとは限りません。 逆を言えば、これらの情報が分かっているならば、自分で探しだす事も可能なはずです。 パソコンに詳しいか否かより、インターネット上で必要な情報の探し方を学んだ方が、トラブル解決への近道なのかも知れません(また、全ての情報を信用するのではなく、解釈の違いと考え、いくつかの情報を元に自分なりに的を絞る力も必要です)。 必要な情報を得るのに必要な情報とは、このページで紹介した自分の利用しているパソコンの情報です。




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