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CMOS クリア、BIOS 設定情報を工場出荷状態にする方法

 BIOS の設定情報を保持する CMOS は、電気を供給する事で記憶を保持します。 この CMOS に記憶された情報を飛ばす時は、オーバークロックの設定を間違える、Chassis intruded! などのエラーが表示され、BIOS 設定ユーティリティさえ起動できない状態の時です。


COMS(シーモス)はBIOS(バイオス)の設定情報を保存するメモリです。 情報は BIOS ユーティリティで変更可能ですが、このメモリは BIOS とは異なり、情報を記憶するには電気が必要となります。 何かの事情でパソコンが起動できなくなった場合、この CMOS 情報を工場出荷状態に戻しますが、この作業は BIOS ユーティリティから実行できます。 さらに、BIOS ユーティリティが起動できない場合は、 マザーボード に付属された電池を一時的に取り外す、マザーボード上にある CMOS クリアのピンをジャンパキャップで操作する事で、強制的に CMOS 情報をクリアできます。

通常は、オーバークロックによりパソコンが起動できない場合、突然何かしらの原因でパソコンが起動できない場合、BIOS ユーティリティを起動する際にパスワードを設定して、そのパスワードを忘れた場合や、ケース開閉検出機能を利用していないのにエラーが発生する場合にも有効です。

パソコンのコンセントを抜くと、電流がパソコンに供給されません。コンセントが抜かれた状態では、マザーボードに設置されたボタン電池が CMOS に電気を供給して設定情報を保持します。 パソコンを起動するには、CMOS に保管された設定情報を参照します。 例えば、コンセントを普段は抜いた状態で、さらにマザーボードに設置されたボタン電池が切れた場合、パソコン起動時に BIOS 設定を記憶したCMOSが空の状態になり、エラーが発生します( CMOS check Error )。 この場合は、BIOS ユーティリティに移動して、例え何も変更しなくても(日付くらいは合わせると思う)、SAVE&EXIT(設定情報を保存してBIOSユーティリティを出る)を実行する事で、再びエラーが発生しなくなります(ボタン電池は交換する必要がある)。

CMOS Check Sum Errorと表示される場合



CMOS クリア方法 CLRTC

CMOS クリアは、CLRTC と書かれたジャンパキャップで操作します。 もちろん、パソコンのコンセントは抜いてからの作業になります。 3 ピンあり、2 ピンにジャンパキャップが被せてあります。 これを、逆の 2 ピンに挿し直して、2 〜 3 分放置します。 これで、BIOS 設定情報を保持する CMOS に電流が流れず、データが失われて工場出荷状態に戻ります。



こちらが拡大画像です。 現在、CMOS 情報を保持する状態です。飛ばす時は、青いジャンパキャップを外して、左のピンと真ん中のピン(今、キャップで見えないピン)にかぶせます。 マザーボードによって設置場所が異なり、CMOS をクリアする方法も異なります、マザーボードの説明書を参照するのが一番ですが、どうしも分からない場合は、電池を抜いて 2 〜 3 分放置させる事で同じ状態になります。 2 〜 3 分の放置が必要なのは、お呪いではなくて、マザーボードから電流が抜きった状態にする事を目的としています。

マザーボードの電池交換



上の日記では、電池がなくなり CMOS check Error が発生したので取り替えていますが、CMOS をクリアするのが目的であれば、交換する必要はありません。電力を遮断するために一時的に外します。



マザーボードによっては、CLRTC にピンが無くてマイナスドライバーなどでショートさせるみたいですが、これはさすがに怖くてやる気がありません。電池を抜いた方が気分的に安心です。 ただし、ピンとジャンパキャップを使っても、やっている事は同じです(ジャンパキャップ内で二つのピンが接触する)。



2 〜 3 分経過してからピンを元に戻し、ケースを閉めてパソコンのコンセントを入れます。 POST 画面が表示され、エラーが表示されますが、今度は CMOS check Error と同じような物です。 ここで BIOS ユーティリティに移動できないのであれば、原因は不明です。 BIOS 設定ユーティリティに移動して、元の設定に戻し、最後に設定を保存して BIOS ユーティリティから抜ければ、Windows が起動します。 とりあえず、1 発目の起動はオーバークロックせずにノーマル状態で起動してみました(ファン速度と言語、RAID など、必要に応じて変更します)。

以下に設定方法の例を書き留めましたが、これが正しい訳ではありません。マザーボードにより搭載されている機能や設定方法は異なります。

ASUS P5B Premium Vista Edition BIOS初期設定



肝心な事は、かならず BIOS ユーティリティを起動して、SAVE&EXIT(設定情報を保存して BIOS ユーティリティを出る)を実行する事です。 COMS がクリアされた場合、何も情報が入っていないので CMOS check Error が発生します。 何も設定しなくても、SAVE&EXIT を実行する事で、データが保管されます。 SAVE&EXITは、「変更を保存して終了」などと日本後化されている場合もあります。 ちなみに、右上の画像では、「Load Setup Defaults(ロードセットアップデフォルト)」が「工場出荷状態」に戻す項目となります。 今回は BIOS ユーティリティも起動できない状態だったので、わざわざ PC ケースを開けて CMOS をクリアしましたが、BIOS ユーティリティが起動できるのであれば、こちらを選択しても初期状態に戻ります。

最後に、BIOS 設定ユーティリティや、そこで設定した情報を保存する CMOS は、BIOS の書き換えとは異なります。 BIOS が飛んでしまった場合、今でこそマザーボードによっては復帰する機能が搭載されているものもありますが、それが無い場合はマザーボードが使えない状態と一緒になります。つまり、買い換える・・・




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