MB-Support

パソコン初心者のサポートページ

初期不良体験記 (ハードディスク編)



環境説明

MB-Support の WEB サーバー用として、あまりにもお粗末なパソコンを使用していました。 サーバーであるゆえに、1日中稼動させる必要があるのに、常用マシンとして併用する事もできないので、自然の流れで余っているパソコンを利用する事になります。 家で余っているパソコンに選ばれたのは、右の「FMV-DESK POWER SE (FMV-5113DPS)」でした。 CPU Pentiumプロセッサ(133MHz) チップセット ALI社製M1511+M1512x2+M1513 メモリ80MB(16MB 8MB×2,EDO-DRAM, 70ns + 64MB増設) ハードディスク4GB (2GBから増設) グラフィックアクセラレータ ATI社 製Mach64-264VT 2MB(EDO-DRAM)。 このパソコンは、MB-Support の WEB サーバーとして6ヶ月間がんばってくれました。



ホームページを公開して、アクセス数が 1 日平均 20 件だった 1 〜 2 ヶ月くらいは問題ありませんでした。 ところが、3 ヶ月を過ぎると Google の検索にヒットする様になり、アクセスが 1 日 50 件を超える様になりました。 さらに半年後、トップページのアクセスは 1 日 100 件になり、個別のページでは 1 日 400 件以上のアクセスがあります。 ふと、ログを見て気がついた事が、内部エラーが頻繁に発生していました。 試しに管理人が普段が使用しているパソコンに、WEB 用の ハードディスクドライブ を交換して、一時的に WEB サーバーとして稼動させて見ました。 パソコンスペックは Pentium V 800MHz、メモリ 256 MB SDRAM、ハードディスク 8 GB です。 1 日の稼動実験で、アクセス数は過去最高の 156 件を記録した上に、ログを見ても内部エラーが発生していない事が分かりました。 そこで WEB サーバー用にパソコンを購入する事になりました。

購入のポイントは、WEB サーバーに使用すると明確な目的がありますので、 ビデオ、サウンドは無に等しい事と、CPU はなるべく安い物(どんなに安い製品でも、今使用している初代 Pentium 133 MHz よりは高クロックだから)、メモリは 256 MB 〜512 MB で、ディスプレイは普段のパソコンと兼用するためいらない事、ホームページのデータは容量が少ないため、ハードディスクもなるべく安い物を、と言うのが選択範囲になります。 ちなみに予算は 5 万以内です。



ショップ選び

予算は5万以内では「富士通」「NEC」「SONY」などのメーカー製パソコンは一瞬で選択範囲から消えます。パーツを集めて自作する手もありますが、今流行りの \39,800 パソコンに注目してみました。 この価格帯だと自作するよりも安いと思います。 そもそも、自作するとなるとパーツ選びに気を使い、結局は高性能で自分の好きなパソコンを作り上げてしまうのが人間の性です。 っと、いうことで、なると低価格パソコンを売りにしているお店をいくつかピックアップしました。

この中で今回私が選択したのがパソコンショップ・クレバリー(2012年5月:倒産)です。初めて購入するショップで抵抗がありますが、ホームページでレポートする事を想定して購入を決断しました。悩んだ所は CPU で、Celeron にするか、Duron にするかです。 欲を言えば Pentium 4ですが、Pentium 4 を選択した場合、サウンド/ビデオ等もやっぱり欲しいパーツを組み合わせてしまいます。 そして結局、常用するパソコンを購入する事になります。 ここは予算も無い事ですし、WEB サーバー、しかも富士通「FMV-5113DPS」よりも性能がよければ良いという条件を思い出し、 Celeron 1GHz の \29,800 パソコンを選択しました。(2003/3では安かった!)注文したスペックは以下の通りです。


CPU=【基本価格\29,800】Celeron 1.0GHz 組立=組立、動作確認済

メモリー 【プラス \2,500】256MB PC133 SD-RAM
マザーボード MX36LE-UN
ハードディスク 6GB DMA/66 5400rpm
光学ドライブ CD-ROM〈54倍速〉
フロッピーディスク 2Mode FDD
ビデオカード オンボードVGA
サウンドカード オンボードサウンド
スピーカー 1W+1W ミニスピーカー
ケース H300A(A562-SUN)
キーボード 日本語PS/2 キーボード
マウス=ホイール付PS/2マウス
LAN=オンボードLAN

商品合計32,300円  送料1,500円  消費税1,690円
合計金額35,490円 (2003/3 現在)


基本構成がメモリ 128 MB だったので +\2,500 で 256 MB に変更して、合計金額 \32,300 でした。 この値段で抑えられたのは、ハードディスク = 6GB DMA / 66 5400rpmでしょう!!現在、売ってないと思います。( 2003 年 3 月) 「WEB サーバーだからいっか?」いうことで早速ネットショップから注文しました。 注文したのが 2003 年 4 月 14 日の AM3;00 。確認のメールが届いたのが同日の PM2;00 。ショップが発送したのが 4 日後の 20:27。到着したのが 5 日後です。 メモリ増設しているのに早い到着だと思います。


購入した商品の確認

ついに到着 ¥29,800!! どんなパソコンで何台目のパソコン購入でもこの瞬間はうれしいものです。 とりあえず注文した物が正しいかどうかのチェックをします。CPU やメモリの容量はパソコンを起動させてみないと分かりません。 まずは、電源ケーブル、キーボードやマウスの付属品、説明書、保証書、ドライバー CD の有無を確認しました。

マウス・キーボード・ディスプレイ・電源コードを接続して、パソコンを起動させ、CPU クロック、メモリ容量、 ハードディスク容量を確認しました。問題が無かったので、早速 OS インストールへと進み各種ドライバーをインストールを完了しました。 音が出るかの確認はしていませんんが、今回は WEB サーバー用なのでどうでもいいです。

順調かと思いきや、ホームページファイル移動中にいきなりシャットダウン!! ん・・やな予感と思いつつ電源を入れると、 「カラン・・・カラン・・・カラン」とうるさい音がします。 CD-ROM ドライブの異常かと思いましたが、画面には「DISK BOOT FAILURE INSET SYSTEM DISK AND PRESS ENTER」と表示されています。 「DISK BOOT FAILURE」? 「今、OS インストールしたじゃない」と思いつつ BIOS で FIRST BOOT 設定をハードディスクに戻しました。 念のため CD-ROM ドライブから CD-ROM を取り出して再起動しました。 するとまた「カラン・・・カラン・・・カラン」とうるさい音がします。これってハードディスクのプラッタの音だ・・・商品到着後、 2 時間でハードディスクが他界しました。

→ 拡大できますが、写真はぶれています。OS インストールと設定した作業が全て飛び、動揺していた・・・・

ちなみに、ハードディスクから異音が聞こえても復活できる場合もあります。しかし、この時の音は、CD-ROMドライブと間違うほどだったので、確実に他界しました。

日誌 ハードディスクから異音が聞こえる



ショップのサポートセンターに連絡

物理的に壊れてしまった物を直す事はできましぇん。ここで思った事は「余っているハードディスクと交換してWEBサーバーを構築してしまおうか?」です。今までのOSインストール作業がパアになったのは悔しいけど、とりあえずハードディスクを交換してしまえば今日中にニューサーバーで稼動できます。 そこでケースを開けようと思った瞬間、「壊れたハードディスクのみ初期不慮で交換してもらえるのだろうか? ダメな場合は結局ハードディスクを付け替えてパソコンごと送る事になり2度手間だ!!」「ケース開けたら保障対象外になってしまうな〜」という事です。たかが6GB、されど6GB。常用するには足りない容量だけど、LINUXインストール検証のハードディスクにも使えるし、なにかと実験用で使えるな〜。 時刻は夜中の2時過ぎ。すでにサポートセンターも終わっている。とりあえずショップのサポートページからメールをする事にしました。メール内容は以下。


>本日パソコンが届き、OSインストール後2時間でハードディスクから異音が発生。再起動してもハードディスク認識されず、 CD-ROMにシステムを探しに行きます。(カラカラの異音はおさまらず。)初期不良でハードディスクだけ送る事は可能でしょうか? 不可能ならばパソコンごと送りますが。よろしくお願いします。


メール内容は不具合の症状と、それに対するこちらの希望。初期不良に遭遇して不愉快な気持ちを抑えつつ、 丁寧な文面で書きましょう!! サポートセンターの人も人間です。「どうしてくれるんだ!!」とか、激しい文面で出すと、 すぐ対応してくれると思われがちですが、実際そうでもありません。逆にうざがられて相手も対応悪くなります。 速やかに解決したければ丁寧に出しましょう!!翌日の14:30にショップからのメール到着。内容は以下。


>平素よりクレバリーをご利用頂きありがとうございます。これは明らかにHDDが原因と考えられます。恐らく配送中に何らかの ダメージを受けたのではないかと思います。大変お手数ですがHDDとRODEO保証書のコピーをサポートセンターまで お送りください。到着次第早急に代替品を発送いたします。どうぞ宜しくお願い致します。


ハードディスクのみ送ってしまって大丈夫と、うれしい知らせが来ました。この時点で本日よりWEBサーバーを 稼動させる事ができます。もし返信メールで、「パソコンごとお送り下さい」と書かれていたら、次から絶対このショップでは購入しません。 理由はサービスが悪いのでは無く、私には合わないからです。パソコンを始めて購入した場合は、パソコンごと送った方が安全であり、 このサービスは正解です。実際ハードディスクの運送より、パソコン運送の方が会社の負担料金が高いにもかかわらず指定しているからです。 ところが、お客側がハードディスクの故障だと断定できる場合は、不必要なサービスとなります。そのため私には合いません。 しかも送り返す時の運送事故で関係無い所まで壊れる可能性があるからです。運悪く初期不良が発生すると、 一回の送り返しではすまず、2回、3回と不良が立て続けに発生してしまうのはココに原因があります。

もう一つこの返信メールで気にかける所は、「到着次第早急に代替品を発送いたします。」の所です。 代替品とはハードディスクの事ですが、これがショップによって新品とは限りません。修理品を代替品としている場合もあります。 また、この代替品の保障期間はどのようになっているのかを確認する必要があります。 そこで、失礼ながらもショップにもう一度メールを出しました。メール内容は以下。


>ご返事ありがとうございます。了解しました。早速ハードディスクと保証書のコピーを送らせていただきます。 運送方法ですが、初期不良の場合、往復送料を負担していただけるとありますが着払いでお送りしてよろしいでしょうか?また、 運送業者等の指定はございますか?それから到着次第早急に代替品を発送いたしますとありますがハードディスクの新品交換ですか? 修理上がりの代替品ですか?また、いずれの場合も交換したハードディスクの無償修理期間はパソコン本体購入日より1年間ですか?尚、 上記のいかなる条件でも、交換していただければ結構ですので、参考までにお聞かせ下さい。よろしくお願いします。

最近、センドバック方式(片道送料負担)を取り入れるショップも多いので運送方法もついでに聞きました。 これらの質問に対してショップの返信内容は以下。


>送料ですが当社負担となりますので着払い普通便でお送りください。 運送業社の指定はありませんが特別料金のかかるもの(航空便など)はお受けできません。 代替品は新品を開封し動作確認をした後発送いたします。交換しましたHDDも無償修理期間は保証書に記載されています通りとなります。 どうぞ宜しくお願い致します。


「代替品は新品をという言葉を信じるのか?」といった問いに対して答えるならば、 「信じる/信じないは問題ではない」という事です。曖昧な返答をせず、はっきり「代替品は新品を開封し動作確認をした後発送いたします。」 と言ってくれれば良いだけの事で、真相はどうでもいいのです。それが消費者の心です。



ハードディスクの摘出!!

ハードディスクを摘出するためにケースを開けます。A-OPENのベーアボーンがベースになっているためスリムと言えども、 増設・分解しやすい製品です。ケースを開けるのにドライバーは必要ありませんでした。 ハードディスクの位置は左写真の CD-ROM ドライブと FDD ドライブの下になります。各ドライブを取り出す必要はありません。 FDD ケーブルと CD-ROM ドライブの IDE ケーブルと各電源ケーブルを外せば、ハードディスクが取り出せる様になっています。 (もちろんハードディスクの IDE ケーブルと電源ケーブルも外す必要があります。) すばり初心者でもできる作業です。なぜならば、自作を前提にした日本語カラーマニュアルが付いているからです。 マザーボード のマニュアルは英語ですが、さして問題無いと思います。

    


故障したハードディスクが右写真です。外見上わかりませんが、振ると「カシャカシャ」と音がします。元々所持していたハードディスクと入れ替えて、OSインストール・ドライバーインストール・IISインストール・ホームページファイルのインストール・各ネットワークの設定を終了して、無事WEBサーバーとして稼動しました。それではとっとと初期不慮ハードディスクをサポートセンターに送りましょう!!

    

関係無い事だと思いますが・・・今まで私が購入してきたパソコンのハードディスク上下関係は左下の写真です。 今回購入したパソコンの上下関係は右下になっていました。これは間違いでは無く、ケースによってはこの様に固定する物もあります。 プラッタの上下にデータ読み取り書き取り軸があるため、ハードディスクに上下は無いと分かっていますが、なんとなく反対のような気持ちになり ます。しかも、偶然ではあるが今回初めてハードディスクの初期不良に遭遇しましたし。

そこで、手持ちのハードディスクと交換する時に、左下の上下関係に変更してしまいました。 当然ケースが対応していないのでネジがはまりませんでした。パソコン自体を動かす事は無いとは言え、固定しないのは不安です。 そこで発砲スチロールを両サイドに押し詰めて固定しました。(なるべくハードディスクに当たる面積を少なくして)

 
    


右の写真は今回購入したパソコンではありませんが、ハードディスクを一時的に切り替えたい時、右のような使い方をしています。メーカー保障外です。真似してはいけません。 30 分くらい稼動するとハードディスクはすごい熱くなります。

ハードディスクの故障原因の多くは、回転中の衝撃と熱です。雑誌の記事で RAID で 5 個のハードディスクの内、 4 個が同時に壊れたそうです。この場合考えられる原因は熱だと書いてありました。パソコンに 2 台〜 3 台のハードディスクを増設している 場合は、静音だぁ〜何だのいっている場合ではありません。ファンが命です(最近では水冷キットの性能が上がっています)。



ハードディスク到着!!

ハードディスクを送り返して4日後、サポートセンターより動作検証済みのハードディスクが到着しました。 発砲スチロールに埋もれて厳重体制で送られてきました。報告書の内容は以下です。


>平素よりパソコンショップクレバリーをご利用頂き厚く御礼申し上げます。お預かりしたHDDの症状を確認しました。 新しい物と交換させていただきます。動作チェックも問題無いようですので、発送させていただきます。大変お手数おかけしました。

商品名  FBCX6.4G(BLK)
不良内容  認識しない
検査内容  FDISKにて領域確保後フォーマット 異常なし

何か不明瞭がこざいましたら弊社サポートセンターまでご連絡下さい。今後ともパソコンショップクレバリーをよろしくお願いします。


送られて来たハードディスクは LINUX や WINDOWS9X 系 OS のインストールを繰り返し検証用として使用しています。 その後、異常は発生していません。以上がハードディスクの初期不良体験記です。余ったハードディスクがある場合は、 事実上パソコンが到着した日にハードディスクを取り替えて問題無く使用する事ができます。(私の場合は夜中だったのでハードディスク取り出しの確認に 1 日かかりましたが・・)。ハードディスクが無い場合は、パソコンごと送り返すか、ハードディスクのみを送り返して、商品到着からさらに 4 日間待つ事になります。 「精密機械に初期不良はつきもの」とショップ側が言うのは変ですが、実際はそんな物です。初期不良が発生したからと言って、 このショップは悪い店という事ではありません。たまたま運が悪かったのです。問題は初期不良に対してのショップ側の対応で、 今後のショップ選択を検討できます。今回の「クレバリー」は非常に迅速な対応で良かったと思います。


秋葉原 カスタムPC、PCパーツ販売の「(株)クレバリー」が倒産



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