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5.通常のバックアップ

 ファイル転送ツールは環境移行に便利ですが、バックアップとは微妙に異なります。転送できるデータは、ほぼすべてのデータですが、ソフトウェアはライセンスの問題でそのまま移行できません(移行しても動かない)。設定情報や個人が作成したデータは移行できます。 しかし、このツールだけに頼るのは間違いで、常日頃のバックアップが重要であり、OS を再インストール、バージョンアップ、アップグレードをする際には必ず個別のバックアップも実行しましょう。


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転送ツールは環境移行に便利なツールですが、転送するデータを一つ作成して、それを取り込むだけです。これは個別にデータを抽出できず、できたとしても Windows 転送ツールを使う必要があります。通常、バックアップとは、アプリケーション毎に指定されたエクスポート機能を利用したり、個人で作成した WORD の docx や、EXCEL の xlsx を他の場所に保管したりします。これらのバックアップは、環境を移行する時だけではなく、常日頃実行している事を前提にすれば、ファイル転送ツールを使う今も、それをしない理由はありません。



メディア、USBメモリは、個人で作成したバックアップするべき最重要のファイル以外は保管できないかも知れません。これは記録可能な容量の問題で、個人データがそれに収まるか否かにより異なります。アナログ放送のテレビ番組は気を遣いませんが、デジタル放送のテレビ番組は、捨てるか DVD や Blu-Ray にコピーやムーブするしか無いでしょう。テレビ番組以外のデジタルビデオカメラから取り込んだムービーや、デジタルカメラから取り込んだ写真などは、別の ハードディスクドライブ に移動した方が楽です。



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Windows の再インストールにせよ、バージョンアップにせよ、Windows がインストールされているCドライブを変更するので、パソコンにこのドライブだけしかなく、そこにこれらのデータが保管されていると不便です。つまり、パソコンにCドライブしか存在しない場合、間違いなくこの方法で利用しています。データ保管用のハードディスクドライブを増設するか、増設スペースが無いなら外付けハードディスクドライブを購入すれば良いでしょう。

ネットワークに接続された他のパソコンに移動するのも便利ですが、これも結局はそのパソコンのハードディスクドライブに一時的に保管するだけで、転送に時間を要します。C ドライブ以外のドライブが存在した場合、そのドライブは再インストールや Windows のバージョンアップに影響を受けないので、常日頃Cドライブ以外に個人データを保管するのが最もスマートかも知れません。



一台の物理的なハードディスクドライブしか接続されていない状況でも、パーティションを分割する事で、C ドライブとは異なるデータ保管用の領域を確保でき、もちろん、再インストールやバージョンアップに影響を受けません。Windows Vista や Windows 7 では、既存のパーティションを削除せずに分割する機能がありますが、Windows XP では市販のソフトを利用しなければ、新規インストールか再インストールの時にしか、パーティションを操作できません。

パーティションの拡張と圧縮 Windows Vista / Windows 7

とにかく、Cドライブ以外のパーティションを確保するのが先決です。



C ドライブ以外にパーティションを確保できたなら、そのパーティションに分かりやすい名前を付けたフォルダーを作成して、そこへ手動でファイルを移動します。右はデスクトップに散乱したブックマーク、ファイル、フォルダーを別のパーティションに移動しています。別のパーティションにドラッグアンドドロップすれば、移動ではなく、コピー機能が働くので、通常のバックアップ作業としても使えます。もちろん、再インストールや Windows バージョンアップはまれなので、これを機会に必要なファイルと不必要なファイルを選別するのも良いでしょう。



Internet Explorer のお気に入り、フィード、Cookie は、ブラウザの「インポートおよびエクスポート」機能を利用して、他のパーティションにエクスポートします。Windows 転送ツールでは、これらのデータと設定情報を保管できますが、手動ではデータだけで設定情報までは移行できません。もちろん、ブラウザを複数インストールしてあるのなら、ブラウザ毎にバックアップ方法は異なり、アカウントを複数作成しているのであれば、全てのアカウントでこれを実行する必要があるでしょう。Cドライブ以外のパーティションにバックアップ用フォルダーを作成して、そのサブフォルダーにアカウント別の名前を作成した方が便利です。

1.Internet Explorer6 の「お気に入り」を保存/復元する方法

Internet Explorer7の「お気に入り」保存方法

Internet Explorer 8 お気に入り、フィード、Cookieの保存方法



メーラーも、インストールとエクスポート機能が存在します。これを利用して、メールアカウントや受信したメールをエクスポートします。新しい環境でそのファイルをインポートすれば、煩わしい設定作業を排除できます。注意が必要なのは利用しているメーラーで、例えば、Windows XP までは Outlook Express 、Windows Vista には Windows Mail 、Windows 7 にはメーラーが付属しません。これらの問題を解決するには、Microsoft Office Outlook へ移行するか、無償の Windows Live Mail を利用するか、他のメーラーを利用する事になります。そして、移行は Windows の移行の前に完了している必要があり、そのメーラーを使ってバックアップを実行します。メーラーに関しては、Windows 転送ツールを使ったとしても、環境を移行する前に、これらのソフトへ移行する必要があります。

メール/メーラー/送受信/設定 関連



再インストールや Windows のバージョンアップを実行する前に、バックアップ以外にデータを他のドライブに移動したのであれば、それらのドライブのドライブ文字を記憶しましょう。例えば、Windows Live フォトギャラリーで、ギャラリーに追加した写真がCドライブに保管されているとします。これを今回の再インストールや Windows アップデートでバックアップする場合は、これらの写真やビデオが全てバックアップや Windows 転送ツールの対象となります。これを、他のドライブに移動して、ギャラリーの追加をやり直せば、Windows 転送ツールではギャラリーの設定情報だけで、画像やビデオは他のドライブなので含む必要はありません。



再インストールや Windows のバージョンアップを実行する前に、バックアップ以外にデータを他のドライブに移動したのであれば、それらのドライブのドライブ文字を記憶しましょう。例えば、Windows Live フォトギャラリーで、ギャラリーに追加した写真がCドライブに保管されているとします。これを今回の再インストールや Windows アップデートでバックアップする場合は、これらの写真やビデオが全てバックアップや Windows 転送ツールの対象となります。これを、他のドライブに移動して、ギャラリーの追加をやり直せば、Windows 転送ツールではギャラリーの設定情報だけで、画像やビデオは他のドライブなので含む必要はありません。



例として Windows Live フォトギャラリーをあげていますが、ソフトウェアによっては同じ仕組みを使っているかも知れません。ギャラリーの追加は、単純に写真やビデオが保管されたフォルダーのパスを記憶するだけです。これらの設定情報も Windows 転送ツールで移行可能なため、ドライブ文字が変更されてしまうと、上手く移行できません。もちろん、再びギャラリーを登録しなおせば良いだけですが。ドライブ文字はログインするアカウントにより変化します。ドライブ文字は、「ローカルディスク(C)」の「C」を意味します。再インストールする前に、写真が D ドライブに存在するとします。Windows Live フォトギャラリーで、D ドライブに保管された特定のフォルダーを設定したとします。 この状態で Windows 転送ツールを利用して保持したデータは、再インストールや Windows のアップグレードが完了した新しい環境でも、D ドライブに保管されている必要があります。



パーティションのボリュームラベルの必要性と変更方法

しかし、インストール作業により、現在ドライブ文字が「D」となっているパーティションが、次も「D」になるとは限りません。ドライブ文字は変更できるので、とりあえず現在のデータが保管されているドライブ文字を記録した方が無難です。また、ボリュームラベルを分かりやすいものに変更してするのも良いでしょう。例えば、「DATA 500GB」や「DATA 1TB」など。容量が異なれば判断は容易ですが、容量が同じパーティションが複数ある場合、新しい環境でドライブ文字が変更されても、気がつきにくいと思います。エクスプローラーのコンピューターでは、ドライブ文字の肥大にボリュームラベルが表示されるので、新しい環境で修復すべきドライブ文字を把握するのが容易です。

パーティションのボリュームラベルの必要性と変更方法

6.Windows 7 転送ツール(復元)




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