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1.Windows 7:Windows転送ツール(migwiz:Windows Easy Transfer)

 Windows 7 のインストール DVD に付属する、ファイルと設定情報を転送するツール。データの保存、Windows やソフトウェアの設定情報をイメージファイル化して、再インストール、Windows のバージョンアップ、または、他のパソコンへ転送できます。バックアップと異なる点は、作成されるファイルが Windows 転送ツールでしか使えないところ。


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Windows 転送ツールとは、既存の環境を削除して新しく Windows をインストールした時に重宝する環境移行ツールです。例えば、Windows を再インストールする場合、Windowsのバージョンをアップする場合( Windows XP から Windows Vista 、Windows Vista からWindows 7 、または、Windows XP から Windows 7 へ)、このツールを使うとメールアカウント、メールデータ、アドレス帳、ブラウザのお気に入り、feeds(フィード、または、RSS)、Cookie(クッキー)など、一般的に必要とされるデータをそのまま移行できます。中でもこのツールの優れているところは、ブラウザの設定情報、Windows Live の設定情報、Windows の設定情報(タスクバーのプロパティや壁紙など)、ユーザーが変更した細かい設定情報も移行できるところ。これにより、再インストールの場合は違和感無く、最も早く簡単に元に戻す事ができます。Windows のバージョンをアップグレードした場合、対応するものは引き継がれ、対応しないものはあきらめるしかありません。



このツールが対応しているアプリケーションは全部では無いので注意が必要です。例えば、Internet Explorer と Firefox は対応していますが、Google Chrome のお気に入りや Cookie は移行できませんでした。他のブラウザは確認していません。このツールでできない事は、個別にインストールしたアプリケーションを丸ごと移行する事はできません。例えば、Microsoft Office 関連は、その設定情報や作成したデータは移行できても、そのソフトウェア本体は、再インストール、または、アップグレードした後に、個別にインストールする必要があります( Firefox や市販のソフトも )。また、このツールはバックアップツールではありません。バックアップは個別に実行する必要があり、このツールを使ったとしても、不都合が発生した時のために、個別のバックアップは必要になります。その理由としては、このツールは指定した環境をすべて、独自のファイル形式で 1 つのファイルに保存されるため、個別のデータを抽出する事ができません(メールアカウントだけとか、ブラウザのお気に入りだけとか)。



Windows 転送ツールの使い方は二つあり、まずは環境を移行する前に Windows 転送ツールを実行して、環境を保存します。保存したファイルを Windows がインストールされていないパーティションや、ネットワークに接続された他のコンピューターのハードディスクドライブに一時的に保存します(メディアでも構いませんが、必然的にデータの容量が大きくなるため、物理的なハードディスクドライブが一番簡単です)。次に、Windows の再インストール、または、バージョンアップを実行した後、Microsoft Office 、Windows Live 、ブラウザ( IE 以外 )などのアプリケーションをインストールして、セキュリティアップデートやセキュリティソフトもインストールした最後に、Windows 転送ツールで保管したファイルを適用します。先にアプリケーションをインストールしないと、例えば、Outlook のアカウント、メールデータ、設定情報を受け継ぐには、新しい環境で Outlook をインストールした後に実行しないと、これらのデータや設定情報を受け渡す事ができなくなります。



全く環境が同じであれば(単なる再インストール)、かなりの確率で環境を簡単に移行できます。IEのアドオンや、Firefoxのエクステンションもこれに含まれます。利用する Windows 転送ツールは、OS により異なります。例えば、Windows XP を再インストールする場合は、Windows XP に付属する転送ツールを使います。Windows XP から Windows 7 に移行する場合は、Windows 7 に付属する転送ツールを使います。Windows Vista から Windows 7 に移行する場合も、Windows 7 に付属する転送ツールを使います。つまり、再インストール、または、バージョンアップする新しい OS の転送ツールを使う必要があります。

注意が必要なのは DSP 版( または、OEM 版 )で、例えば Windows XP 32 ビット版から Windows 7 64 ビットに移行する場合、Windows 7 に付属する転送ツールは、64 ビット版となり、Windows XP 32 ビット版で実行する事ができません。店頭で販売されている通常版やアップグレード版は、32 ビット版と 64 ビット版の両方のインストール DVD が付属するので、これらの心配はありません。 が、公式サイトからお望みのビット数の転送ツールをダウンロードできます。以下を参照して下さい。

7.Windows 7 転送ツールのダウンロード



また、Windows に付属するメーラーを利用している場合は付属するメーラーが Windows のバージョンにより根本的に変更されています。Windows XP までは Outlook Express 、Windows Vista では Windows Mail 、Windows 7 ではメーラーが付属されません。データを保持するならば、Windows Live Mail や市販の Microsoft Office Outlook に移行するのが無難です。Windows 7 にメーラーが付属されていませんが、無償で提供されている Windows Live Mail をインストールする事ができます。一番簡単なのは、移行する前の OS で Office Outlook 2007 か Windows Live Mail に移行して、新しい OS でも Office Outlook 2007 や Windows Live Mail を利用する場合です。これだと、そのままデータと設定情報を移行でき、単純に再インストールする場合もこれに同じです。移行前と移行後に利用するアプリケーションが同じであればあるほど、移行する能力が高くなります。



ここでは、Windows XP から Windows 7 へ、Windows Vista から Windows 7 へ、Windows 7 から Windows 7 へ(再インストール)移行する事を想定して、Windows 7 の転送ツールを使ってみます。このツールを使う前に、可能な限り C ドライブから個人データを他のドライブに移動するのが一番です。例えば、Windows Media Center のアナログ放送を録画したデータなど。これらのデータを先に外部に追いやる事で、転送ツールを使って作成されるファイル容量を少なくすることが出来ます。ただし、デジタル放送を録画した番組に関しては、捨てるか DVD や Blu-Ray にコピー、または、ムーブするしか無い様です。




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