MB-Support

パソコン初心者のサポートページ

38.YouTube:動画再生の仕組みを Flash から HTML5 プレーヤーに切り替え


動画共有サイトの YouTube(ユーチューブ)は、長らく動画を再生する方法として、Adobe(アドビ)社の Flash Player(フラッシュ プレーヤー)に依存してきました。過去に、Apple の iPad や iPhone が Flash Player をサポートしないことで、YouTube の動画再生が出来ないと騒がれたのは記憶に新しいでしょう(残念ながら管理人は使っていないので分らない)。4 年前からプラグインを必要としない HTML5 での動画再生がテストされていましたが、技術的な問題で Flash Player が優位な状態にありました。そして、2015 年 1 月 27 日、『YouTube Engineering and Developers Blog』によると、ユーザーが特に変更を加えなくても、対応する環境であれば HTML5 プレーヤーで再生されるようになりました。 右上のスクリーンショットは Windows 8.1、Windows RT 8.1 の Internet Explorer 11(インターネット エクスプローラー イレブン:以下 IE 11)。


右のスクリーンショットは Google Chrome(グーグル クローム)です。YouTube、あるいは、YouTube の動画が埋め込まれたサイトで、再生プレーヤーを右クリックして「HTML5 プレーヤーについて」と表示されれば、HTML5 プレーヤーで再生されています。なお、Windows 8.1、Windows RT 8.1 の IE 11 と Google Chrome は、自動的に HTML5 プレーヤーに変更されました。


一方、Windows 7 にインストールされた Mozilla Firefox(バージョン 35.0.1)や、IE 11(バージョン 11.0.9600.17501)では、従来通り Adobe Flash Player で再生されました。


HTML5 プレーヤーに対応するブラウザは、以下のサイトで確認できます。対応状況は 6 つ項目に分けられ、「HTMLVideoElement(HTML5で動画ファイルを再生する機能)」「H.264(コーデック)」「WebM VP8(動画コンテナフォーマットとコーデック)」「Media Source Extensions(ジタル著作権管理 (DRM) で保護されたコンテンツを有効にする機能)」「MSE & H.264(コーデック)」「MSE & WebM VP9(コーデック)」があります。右上のスクリーンショットは Google Chrome で、全ての項目に対応していました。


YouTube HTML5 動画プレーヤー - YouTube


自動で HTML5 プレーヤーに変更されない Mozilla Firefox(バージョン 35.0.1)は、「HTMLVideoElement」「H.264」「WebM VP8」に対応しており、「HTML5プレーヤーをリクエストする」ボタンをクリックすると、対応する動画を HTML5 プレーヤーで再生できます。


Windows 8.1、Windows RT 8.1 に付属する IE 11 では、「HTMLVideoElement」「H.264」「Media Source Extensions」「MSE & H.264」が対応しています(自動で HTML5 プレーヤーに変更される)。右のスクリーンショットは、Windows RT 8.1 の Modern UI(モダン ユーザー インターフェース)版 IE 11。


一方、Windows 7 の IE 11 では、「HTMLVideoElement」と「H.264」しか対応しておらず、リクエストボタンをクリックしても切り替わりません。IE 11 は、Windows 8.1、Windows RT 8.1 に付属されているものと、Windows 7、Windows Phone 8.1 に付属されているものとで、対応状況が異なります。


プラグイン フリー閲覧を準備する (Internet Explorer) - Internet Explorer デベロッパー センター 動画 (Windows) - Internet Explorer デベロッパー センター


HTML5 プレーヤーで再生することのメリットは何なのか?YouTube Engineering and Developers Blog によると、「MediaSource Extensions」のストリーミング視聴時に Adaptive Bitrate (ABR)が機能する事で、迅速かつシームレスに解像度とネットワーク状況の変化に合わせてビットレートを調整することができるとあります(4年前には対応していなかった)。また、「MSE & WebM VP9」コーデックにより、35 % の平均帯域幅削減と高品質のビデオの解像度を楽しめるとあります。

私は、YouTube ビデオを再生するとき、Windows 7 の IE 11で(YouTube へはサインアウト状態)、動画をアップロードするときは Windows 7 の Google Chrome を使っています(YouTube にサインイン状態を保持)。ゆえに、今回の変更による恩恵を受けられませんが、Windows 8.1、あるいは、Google Chrome ブラウザを主に使用するユーザーは、プラグイン(拡張機能)に依存しない再生環境を実現できます(Flash Player の故障でブラウザが落ちる煩わしさから開放されるのかも知れません)。


YouTube now defaults to HTML5 <video> - Engineering and Developers Blog



戻る 一覧表示 次へ


Copyright © 2018 MB-Support パソコン初心者のサポートページ All Rights Reserved.

管理人サイト閲覧方法プライバシーポリシー著作権/免責事項