MB-Support

パソコン初心者のサポートページ

22.Windows Media HD 1080p ビデオを YouTubeに投稿


Windows Vista に付属する Windows ムービー メーカーは、それまでの OS に付属する、または、ダウンロード可能なムービー メーカーとは異なり、HD出力が可能です。例えば、管理人は東芝gigashotで撮影したフル HD( 1980 × 1080 )ビデオを Windows Media HD 1080p でエンコードしたり、 CASIO EXILIM で撮影した HD( 1280 × 720 )を Windows Media HD 720p 、あるいは、ビットレートがそれより高い Windows Media HD for Xbox 360でエンコードしたりしています。YouTubeに対応している再生画質が現在は1280×720となります。よって、フルHD動画であっても、Windows Media HD 720p、または、Windows Media HD for Xbox 360でエンコードしてアップロードすれば十分なのですが、YouTube向けに編集した動画でなくても、アップロードしたいと考える場合もあります。



フル HD ビデオを編集して保持する場合、やはりフル HD で出力したいのですが、Windows Media HD 1080p を選択すると、同じフルHDではありますが、アスペクト比 16:9 の解像度が 1440 × 1080 となってしまいます。 もちろん、Windows Media Player11を含む通常のプレイヤーならば、アスペクト比を自動で判別するので、視聴するのに問題はありませんが、YouTubeにアップロードする場合は問題がありました。 実際に Windows Media HD 1080p( 1440 × 1080 )でエンコードした動画を投稿したのが以下。




縦横比の 16:9 を維持する事ができず、両サイドに黒い部分が表示されてしまいます。 1440 × 1080 は、一般的な地上デジタル放送の解像度と同じで、これを 16:9 で表示しています。 これが、YouTube にアップロードすると、そのままのアスペクト比で表示されてしまうと思われます。 完成したファイルのサムネイルからも判断できますが、上が gigashot で撮影した 1980 × 1080 のフルHD、左下が Windows Media HD 720p( 1280 × 720 )、右下が Windows Media HD 1080p( 1440 × 1080 )のサムネイルで、Windows Media HD 1080p のサムネイルが縦長となり、アスペクト比が考慮されていません。 これと同じ現象が YouTube のプレイヤーでも発生しています。 エンコードされた動画のアスペクト比が 16:9 であるため、アスペクト比が考慮されないプレイヤーは、横幅が単純に縮まった動画になります(トリミングではありません)。



もちろん、同じフル HD でも、aviutl を使ってDivX 1080 高画質プロフィールを使えば、1920 × 1080 の解像度を維持したままエンコード可能で、これを YouTube にアップロードしても 16:9 を維持できます。 しかし、このやり方ではカットとつなぎ合わる編集はできますが、タイトル入れや、切り換え効果、文字入れができません。




右下が DivX 1080 高画質プロフィールでエンコードしたビデオファイルですが、これを見るとWindows Media HD 1080p( 1440 × 1080 )だけがサイズが異なる事がよく分かります。 そもそも YouTube に現時点でフル HD ビデオをアップロードするメリットはさておき、YouTube の新機能ではタグに決まったコードを入力する事で、視聴スタイルを変更できるとあります。

YouTube 新機能のご紹介 - YouTube 日本語ブログ


yt:crop=16:9 動画をトリミングして16:9 (ワイドスクリーン)に表示します
yt:stretch=16:9 動画を引き伸ばして 16:9 (ワイドスクリーン)に表示します
yt:stretch=4:3 動画を引き伸ばして 4:3 に表示します
yt:quality=high 高画質で動画を再生します
yt:bgcolor=#000000 アスペクト比4:3 の動画を再生する際の左右の黒いバーの色を指定できます。 (# 以降で色を指定)


指定方法は簡単で、タグに必要なコードを入力するだけです。 動画ファイル自体を変更するのでは無く、再生時にこれらのコードを読み取るみたいです。 つまり、動画をアップロードする時だけではなく、既にアップロード済みの動画に対しても機能を追加できます。



例えば、今回は Windows Media HD 1080p( 1440 × 1080 )でエンコードした動画は 16:9 なので、単純に「動画を引き伸ばして16:9(ワイドスクリーン)に表示」を意味する「yt:stretch=16:9」を加えれば解決します。


16:9 に満たない元動画を引き伸ばせば、画質は荒くなります。アスペクト比としては、4:3 の動画を 16:9 に引き伸ばせば、画質以外の違和感は無いと思われます。 試してはいませんが、トリミングしてしまうと、動画の一部を 16:9 で表示する事になるので、画面上では切れてしまう部分が存在する事になります。 Windows Media HD 1080p( 1440 × 1080 )でエンコードした動画は、これをする必要はありません。



今回実験した内容は以下の動画で確認できます。他のページにも掲載していますが、念のために Windows ムービー メーカーで Windows Media HD 1080p を利用する方法を簡単に説明します。



1.Windows Vista で、Windows ムービー メーカーを起動して、フル HD 動画を取り込みます。

2.編集が完了したら、「ムービーの発行」をクリックします。

3.「このコンピューター」をクリックします。

4.ファイル名を入力します。「ムービーの発行」をクリックする前に、編集内容を保管したのであれば、そこで入力した名前が自動で入ります。

5.「追加:設定」をクリックして、「Windows Media HD 1080p( 7.8Mbps )」をクリックします。

6.「発行」ボタンをクリックします。エンコードにはコンピューターの処理能力を要求し、エンコードにかかる時間は性能により異なります。

7.完成



追記

2010 年 5 月現在、アスペクト比の問題に関しては、無償で提供されている Windows Live ムービー メーカー を使うと解決できます。 Windows Live ムービー メーカー では、解像度 1920 × 1080 のフル HD、1280 × 720 の HD 画質でエンコード可能になりました。

Windows Live ムービー メーカー - ワトソンのパソコン教室




戻る 一覧表示 次へ


BTOパソコン・ゲームPC・自作パソコンなら【TSUKUMO】 - 自作PCに必要なパーツ、豊富な品揃え

Copyright © 2013 MB-Support パソコン初心者のサポートページ All Rights Reserved.

管理人サイト閲覧方法プライバシーポリシー著作権/免責事項