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Windows Vista Upgrade Advisor

 現在利用しているパソコン環境が Windows Vista に対応しているか確認するツール


展望を意味する Windows Vista(ウインドウズビスタ)の登場により、サイトの構成は変貌されています。 それはさておき、Windows XP の生息期間が長かったため、OS のアップグレードを初めて体験するユーザーも多いのでは?

パソコンを購入すれば、Windows Vista が搭載されている(一般的にはそうですが、カスタムパソコンの場合は確認が必要です)ので、 パソコンを買い替えればそんなに気にする事も無く移行は終了します。 問題は、Windows XP を利用している既存のパソコンで、Windows Vista にアップグレードを図ろうとするユーザーです。

何を購入すれば良いのかは、パッケージ版と DSP 版の選択くらいで悩む必要はありませんが、肝心なのは既存のパソコンで利用していたものが、Windows Vista でも動くのか? そして、一番肝心な事は、パソコンスペック(性能)が Windows Vista の動作に耐えうるかです。

Windows Vista をインストールする事は、ほとんどのパソコンで可能であり、その作業も簡単です。 Windows Me ではプロセッサを調べて警告を発する処置がされましたが、コマンドを利用すればそれを突破する事も可能です。 しかし、間違ってはいけない事は、Windows Vista がインストールできたから、そのパソコンが Windows Vista に対応したと勘違いする事です。

はっきり言ってしまえば、インストールできただけでは、そのパソコンが対応していると言えません。 Windows Vista の新しい優れた機能を利用するには、現在販売されているパソコンスペックが必要になりますし、Windows XP で利用していたアプリケーションが、Windows Vista でも利用できるか否かは不明です。 さらには、対応していたとしても、Windows XP 時代のパソコンでは、Windows XP で利用していた時と比べて、動作が遅くなってしまう覚悟が必要でしょう。



前説が長くなってしまいましたが、既存の環境を Windows Vista へ移行できるか否かを調べるツールが、マイクロソフトから提供されています。 このツールは前から存在していましたが、1 月 30 日付けで最新バージョンになり、日本語に対応しています。 今回はこのツールを利用して、Windows Vista へ移行するか否かを検討してみましょう。



ダウンロード方法

1.まずはマイクロソフトのサイトから「Windows Vista Upgrade Advisor」をダウンロードします、以下のリンクを左クリックして、「Windows Vista Upgrade Advisorのダウンロード」を左クリックします(サービスは終了しています)。



2.セキュリティの警告が表示されます。「保存(S)」を左クリックします。



3.ここでは、分かりやすいように、デスクトップにダウンロードします。 左メニューでデスクトップを左クリックして、さらに「保存(S)」を左クリックします。



4.ダウンロードが完了したら「閉じる」を左クリックします。



5.デスクトップに右のファイルがダウンロードされているはずです。 拡張子は Windows をインストールした初期状態では表示されません。しかし、このツールを利用する上で、全く関係ありません。 このファイルをインストールして「Windows Vista Upgrade Advisor」を実行しますが、このツールの特性から、常日頃利用するものでもありません。 確認が終了したらアンインストールするのが一般的です。



インストール方法

1.先ほどダウンロードした「WindowsVistaUpgradeAdvisor.msi」アイコンをダブルクリックします。 セキュリティの警告が表示されるので「実行(R)」を左クリックします。



2.セットアップウィザードが起動するので、「次へ(N)」を左クリックします。



3.ライセンス条項を読み、納得した上で「同意します(A)」を左クリックして、「次へ(N)」を左クリックします。 ちなみに、同意しないとインストールする事はできません。



4.インストールフォルダを指定します。初期状態で指定されたフォルダを変更する必要もないでしょう。そのまま「次へ(N)」を左クリックします。



5「次へ(N)」を左クリックします。



6.インストール中です。しばらくお待ちください。



7.初期状態でこのウィザードを閉じると「Windows Vista Upgrade Advisor」が起動します。

それでも問題ありませんが、このツールを利用するには、接続されているプリンタや周辺機器の電源を全て入れてこそ、より優れた検証を実行できます。 起動してからスタートメニューが表示されるので、そこで電源を投入しても良いかも知れません。



利用方法

1.ウィザードを閉じた時点で起動されますが、このツールの実行には通信が発生するため、しばし正しく検証が行われない事もあります。 そんな時は、しばらくたってから、もしくは、再起動を実行してから、デスクトップにある「Windows Vista Upgrade Advisor」アイコンをダブルクリックすると起動できます。 もちろん、スタートメニューの全てのプログラムにも登録されています。



2.Upgrade Advisor が起動します。管理人が初めて実行したのが様子を 2006 年 5 月 28 日の日記 に掲載しましたが、今回は日本語に対応していて、完成されたものになっています。「スキャンの開始(S)」を左クリックします。



3.スキャン中のスクリーンショットです。この作業はパソコンの環境よりかかる時間が異なります。 気長に待ちましょう。また、初回起動時はファイヤーウォールの警告が表示されます。許可してあげましょう。



4.右は管理人がスキャンを実行した結果画面です。Windows Vista はエディションにより必要とされるパソコン性能が異なります。 想定するエディション切り替えるボタンは左に表示されています。どのエディションにアップグレードするか選択すると、より的確な検証結果が表示されます。



6.レポートは「システム」「デバイス」「プログラム」に分かれて詳細表示する事ができます。 システムに問題があるのは、パソコンの性能が Windows Vista に対応していない事を示します。 「デバイス」に問題がある場合は、そのデバイスが Windows Vista では正しく動かない事を示します。 「プログラム」に問題がある場合は、デバイスに付属するアプリケーションや、現在利用しているソフトウェアが Windows Vista に対応していない事を示します。



いずれの場合も右のアイコンが表示された場合は、かならず対処する必要があります。 システムで表示された場合は、 ハードディスクドライブ の容量が足りなかったり、メモリの容量が足りない場合です。 管理人のテスト環境があまりにも古いパソコンだったせいか、グラフィックスカードの性能を評価していないように感じます。 つまり、単純にプロセッサとメモリの容量を基準にしている様に思えます。



右のアイコンが表示されたものは、何らかしらの軽度のトラブルに遭遇する可能性がある事を示します。 軽度といっても、システムにこれが表示された場合は結構深刻です。 メモリの規格は判断基準から除外されますが、積載容量が 512 MB だとこのマークが表示され、1 GB 以上を推奨する事が記されます。 しかし、規格が判断基準から除外されているため、たとえ 1 GB のメモリを搭載しても、現実的に利用可能な環境になるとは限りません。



終わりに

Windows XP からパソコンを始めたユーザーにとって、Windows Vista に移行して既存のプログラムやデバイスがそのまま利用できない、もしくは、完全に利用できないものがあった場合、納得いかないと思われます^_^; しかし、それ以前の Windows を利用してきたユーザーにとっては、「毎回そんなものさぁ」もしくは「32 ビットから 64 ビットに移行するなら大変かもしれないが、32 ビットから 32 ビットへの移行なら軽傷で済む」くらいに感じているでしょう。

自分が利用しているアプリケーションの重要度は、そのユーザーにより異なるので、はっきりした事は言えませんが、全てがうまく動くと思うのは間違いであり、切り捨てる必要も時にはあります。 その切り捨てなくてはならいアプリケーションやデバイスが、自分にとって重要であるならば、対応されるまで Windows XP を利用し続けた方が無難です(そうするしか無いかも)。




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