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CASIO EXILIM MOV 形式 H.264 / AVC 準拠のムービーを編集するにはどうすればいい?

 CASIO のデジカメ「EXILIM(エクシリム)」は写真はもちろん、動画撮影にも強いデジカメです。 当然おすすめなのですが、動画形式が MOV H.264/AVC 準拠 であるため、現時点では気軽に編集できるとは言えず。Windows Vista + Windows ムービー メーカーで悪戦苦闘しています。


以前、日記で 型落ちの CASIO EXILIM EX-Z1080 を購入 した事を書きました。本来ならプレビューのカテゴリで紹介するのですが、 デジタルカメラ に関しては蘊蓄(うんちく)も無く、日記でぼやいただけでした。「写真がメインで動画もそこそこ」を基準に選択したのがカシオのエクシリムなのですが、実際に使ってみると写真は良いのですが、動画が扱いにくい事に気がつきました。



なんとなく予想は付いていましたが、そろそろギブアップです。画質に関しては、メーカーサイトでサンプルを視聴してから購入を決めたので、文句はありません。 HD 画質に慣れ親しむユーザーには不満かも知れませんが、2 万円そこそこのデジカメで UHQ ワイド 848 × 480 約 7.0 メガビット/秒 25 フレーム/秒 MOV 形式 H.264/AVC 準拠のムービーが撮影できるのは大満足です。19 インチ 液晶ディスプレイ 、解像度 1280 × 1024 で最大表示しても、満足できるものがあります。

しかし、Windows Vista(ウインドウズビスタ)で動画に関する市販のソフトウェアを全く持っていないユーザーには、非常に扱いにくい動画形式だと分かりました。 YouTube などの動画共有サイトに投稿する場合は、このファイル形式は全く問題ありません。 しかしながら、現時点ではこの画質を活かす事はできません。 撮影した動画をそのまま投稿するのであれば、ファイルサイズが気になる所ですが、時間をかけてでもアップロード可能なので、まず問題無いと思われます。 問題は編集です。動画の最初にタイトルを付けたり、動画の途中にオーバーレイでテキストを挿入、または、複数の短い動画をつなげたり、いらない部分をカットしたりする場合は、何かしらの編集ソフトが必要になります。 もちろん、視聴するだけならば無償の QuickTime をインストールするだけ可能です。


Quick Timeクイック タイム インストール方法


今までデジカメで撮影したMOV形式の動画は、Windows Vista に付属する Windows ムービー メーカーで編集していました。テレビ録画した動画はCMカットに他のソフトを利用して、コーディクにDivXを使っていましたが、Vista にしてからは全て Windows ムービー メーカーでやっています。単純にお気軽だからです。しかし CASIO EXILIM(エクシリム) EX-Z1080 で撮影する動画形式は、 Windows ムービー メーカーで扱えません。何かを購入する必要がありそうです。何を購入すれば良いものやら・・・

いずれにせよ、その何かを購入すれば、Windows ムービー メーカーを利用しなくなると思われますが、無償でやりたいのであれば、納得はいかないものの、H.264/AVC を何かに変換するしかありません。何かとは、Windows ムービー メーカー が扱える形式です。ここで、 Windows XP であれば、試す ソフトも多いのでしょうが、悲しい事に Windows Vista だとかなり狭まります。



BatchDOO!

とりあえず、管理人の環境で動作が確認できたのは、「BatchDOO!」と呼ばれる無償の動画変換ツールです。 Windows Vista に付属する Windows ムービー メーカーで扱える動画と音声に変換します。

BatchDOO! Request


CASIO EXILIM EX-Z1080 撮影した動画を BatchDOO! にドラッグアンドドロップします。



ファイルを出力する場所を選択します。変換元と同じフォルダ(別名)を選択しておけば良いでしょう。 例えば、デスクトップに MOV ファイルがあるならば、変換したファイルはデスクトップに保管されます。 また、変換ファイルが同じ MOV だった場合、別名が自動で入力して元ファイルを壊す恐れがありません。



作成する動画形式を選択します。BatchDOO! を利用する目的に合わせて設定すれば良いでしょう。 単純にポータブデバイスで利用する動画に変換したいのであれば、「おかませ」設定で最初からおすすめ設定を利用できます。 今回は CASIO EXILIM EX-Z1080 で撮影した動画ファイルを、Windows Vista(これによりプレイヤーも WMP 11 となる)+ ムービー メーカーで編集する事が目的なので、WMV 形式を選択しました。



次は作成する動画の解像度を指定します。これは、動画を撮影する前に自分で解像度を選択するので理解できると思います。 CASIO EXILIM EX-Z1080 での最高画質は UHQ ワイド 848 × 480 約 7.0 メガビット/秒なので、それに近いものを選択すれば良いでしょう。 848 × 480 は選択できないので、HD 480 を選択しました。 UHQ 640 × 480 で撮影した場合は、VGA を選択すれば良いでしょう。



コーデックに「WMV2」を指定します。



フレームレートは「自動」で、ビットレートを「1 VBR(最高品質)」に設定します。たぶん、「自動 元のビットレートを維持」でも良いと思われます。



管理人の環境では、音声を自動にすると映像だけしか変換できませんでした。 なので、音声設定もチャンネルを「2 ステレオ」、コーデックを「WMAV2」、サンプルレートとビットレートを「自動」します。 右の「設定保存」を左クリックすると、任意の名前を付けてこの設定を保管できます。 次回からは「おまかせ」で自分の付けた名前を選択すれば、これらの設定が適用されますが、最初は作成された動画を確認して、環境に合わせてコーディクなどを変更する必要も生じると思われるので、まずは変換してみましょう。 「Go!」ボタンを左クリックします。



セキュリティの警告が表示されるので、「実行(R)」を左クリックします。



変換が開始されます。しばらくお待ちください。



上の設定で変換を実行すると、元ファイルが保管されたディレクトリに変換後のファイルが作成されます。今回の例では MOV 形式から wmv 形式に変換してみました。

  • 変換前
  • 848×480は 24Bit AVC/H.264 25.00fps 515f 6764.58kb/s
  • IMA ADPCM 44.10kHz 16Bit 1ch 351.92kb/s
  • 変換後
  • 852×480 24Bit wmv2 200.00kb/s
  • Windows Media Audio V8 44.10kHz 16Bit 2ch 64.00kb/s


まずはこれを再生して、音声がでるか、映像に著しく劣化が見られるか確認しましょう。納得いかなければ、他の方法を考えるしかありません。 管理人の場合は、動画を説明するために Windows ムービー メーカーで編集するのが目的なので、これで良しとします。



後は Windows Media Center などで録画したテレビを CM カットする方法と同じです。 Windows ムービー メーカーにドラッグアンドドロップして、編集を実行します。



最終的に、Windows ムービー メーカーでコンピュータの最高品質でエンコードした動画が右。 640 × 480 24Bit Windows Media Video 9 30.00fps 2738.11kb/s Windows Media Audio 9.2 48.00kHz 16Bit 2ch 191.94kb となりました。 YouTube などにアップロードする動画が完成です。

タイトルやトランザクションを使用せず、撮影した動画をそのままアップロードする手軽さも必要ですが、動画の内容によっては、これらのちょっとした編集も必要です。 しかしながら、H.264 に対応した市販の編集ソフトを購入するほどでも無いであれば、これで十分かも知れません。



CASIO EXILIM EX-Z1080 で撮影した動画を視聴するには

CASIO EXILIM EX-Z1080 で撮影した動画を視聴するには、QuickTime Player をインストールすれば良いのですが、Windows Media Player や、Windows Live フォトギャラリー(デジカメから取り込む動画なので管理するために利用している人も多いかも)で再生するには、「K-Lite Codec Pack Full 」をインストールすれば可能です。

K-Lite Codec Pack Full


これをインストールすると、CASIO EXILIM EX-Z1080 で撮影した動画をWindows ムービー メーカーにドラッグアンドドロップで読み込む事が可能でテキストなども付けられます。



Windows ムービー メーカーに読み込むために、準備が必要ないので理想的な方法ですが、管理人の環境では 99 % の時点でエンコードが停止します。 Windows ムービー メーカーは、エンコードを中止すると作成したファイルが削除されるので、その前にコピーしてファイルを再生してみたところ、視聴する事は可能でした。が、コントロールは不可能で、結局破損ファイルとなります。何か良い方法があると思うのですが、今のところ解決できません。やはり、市販の編集ソフトを購入するべきか・・・



追記:解決しました

コーデックパックのインストール方法

コーデックパックのインストール方法

動画を再生する事ができない状況に遭遇したら、その動画を作成する時に利用したcodec(コーディク)を調べて自分の環境にインストールすれば再生可能になります。個別にインストールするのが面倒な場合は、一般的なコーディクと同時に複数の再生を可能にする Media Player Classic(メディアプレイヤークラシック)がセットなったものをインストールすると、ほとんどのビデオを再生可能な環境になるでしょう。 登録日: 2008 年 04 月 01 日


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カテゴリ : ホームズ備忘録/ 動画/コーデック関係

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これにより、CASIO EXILIM EX-Z1080 で撮影した動画( 848 × 480 約 7.0 メガビット/秒 25 フレーム/秒 MOV 形式 H.264/AVC 準拠 )を、Windows Vista + Windows ムービー メーカーで編集する事ができ、管理人もこの方法を利用して、YouTube にアップロードしています。 本格的にこだわるなら市販のソフトを、無料で気軽に編集するならこの方法が適しています。


9.H.264 をダウンロード Windows ムービー メーカーでWMVに変換方法




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