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ローカルアカウントとMicrosoft アカウント:Windows 8 Consumer Preview


Windows 8 (ウインドウズ エイト)では、コンピューターに登録したローカル アカウント(ユーザー名やパスワードなど、個人を識別するための情報)を使った従来のログオン方法と、Microsoft(マイクロソフト:Windows を制作する会社)アカウントを使ったログオン方法があります。Microsoft アカウントは、Windows Live ID(ウインドウズ ライブ アイ ディー)を使うので、Windows Live サービスへのサインインも兼ねています。追記:2014 年 4 月 8 日:現在、Windows Live の名称が廃止され、Windows Live ID から Microsoft アカウントに名称が変更されています。


ローカル アカウントのログオン画面 Microsoft アカウントのログオン画面


ロカール アカウントは、コンピューターに登録したユーザー名とパスワード(任意)を使ってアカウントを区別します。WinNT 系 Windows のユーザー管理方法で、Windows 2000、Windows XP、Windows Vista、Windows 7 でも利用しています。



Windows 8、あるいは、Windows 8.1 でも、この方法は存在していますが、OS(オーエス:オペレーティング システム)インストール画面では Microsoft アカウントを推奨していると思われます。なぜならば、最初に表示されるのは Microsoft アカウントのメールアドレス入力フォームで、ロカール アカウントを登録するには、わざわざ下のテキストリンク「Microsoft アカウントでサインインしない(D)」をクリックして、さらに「ローカル アカウント(L)」をクリックする必要があるからです。



Microsoft アカウントは、電子メールアドレスとパスワードを紐付ける Windows Live ID を利用します。旧 Microsoft Passport Network(マイクロソフト パスポート ネットワーク)の後継となる Windows Live ID は、個人認証手段として使われます。追記:2014 年 4 月 8 日、現在、Windows Live ID は Microsoft アカウントに名称が変更されています。

Windows Live サービスと呼ばれるものがあり、ロカールにインストールするアプリケーション(Windows Live Mail(メール)、フォト ギャラリー、ムービー メーカー、メッセンジャーなど)と、WEB(ウェブ)上で使う WEB アプリケーション(SkyDrive(スカイ ドライブ)、Windows Live Hotmail(ホットメール)など)があります。WEB アプリケーションを利用するには、Windows Live ID が必要です。さらに、ローカルアプリケーションも、Windows Live ID でサインインすれば、WEB アプリケーションと連携できます。追記:2014 年 4 月 8 日、現在、Windows Live Hotmail は outlook.com(アウトルック ドット コム)に名称が変更されています。



Windows Live ID を取得するには、メールアドレスが必要で、ID を登録するときに、無料の Windows Live Hotmail のアカウントを作成する場合が多く、そのメールアドレスとパスワードを紐付けます。そうでない場合は、他社サービスのメールアドレスを使います。Windows Live ID のユーザー設定で、ユーザー名を登録する場所があります。このユーザー名は、サービスを利用するときに使われますが(例えばメールの送信者名)、Windows Live サービスへのサインインのときには、メール アドレスとパスワードで認証します。ユーザー名をメールアドレスとして使うわけです。この Windows Live ID を、Windows 8 にログオンするユーザーアカウントとして利用するのが、Microsoft アカウントです。



ローカル アカウントは PC に登録しますが、Windows Live サービスとも、メール アドレスとも関係がありません。同じユーザーが他のパソコンを使う場合でも、そのパソコンで新規にアカウントを登録する必要があります。Microsoft アカウントも PC に登録しますが、ユーザー名とパスワードは PC 上ではない、Windows Live ID という外部サービスに登録します。



これにより、Windows の設定情報のいくつかを、外部に保管できます。設定をオンラインで同期して、複数の PC で同じ使い心地を実現できます。同期できる設定項目は、キーボードの「Windows」キーと「I」キーを押し、「PC の詳細設定」をクリックして表示される「PC の設定」の「PC 設定の同期」で制御します。色、背景、ロック画面、アカウントの画像などの「パーソナル設定」、テーマ、タスク、バーなどの「デスクトップのパーソナル設定」、ハイ コントラスト、ナレーター、鏡などの「簡単操作」、キーボード、その他の入力方式、表示言語などの「言語設定」、「アプリ設定」、履歴、ブックマーク、お気に入りなどの「ブラウザー設定」、Windows エクスプローラーとマウスの設定の「その他の Windows 設定」、アプリ、WEB サイト、ネットワーク、ホームグループ用の「サインイン情報」を同期できます。



Windows Live ID の説明で、Windows Live サービスが登場しましたが、Windows 8 を利用するからといって、これを使う必要はありません。しかしながら、Windows 8 では、それまでの Windows と比べると Windows Live サービスへの依存度が高くなっています。さらに、外部ストレージ(インターネット上の情報を蓄えるコンピューター:外部サーバー)と接続してクラウド化へ進む傾向にあり、Windows Live サービスの SkyDrive(スカイドライブ)との連携が向上しています。追記:2014 年 4 月 8 日、現在、外部ストレージの SkyDrive は、OneDrive(ワンドライブ)へと名称が変更されています。



ローカル アカウントからMicrosoft アカウントへ変更

1.ローカル アカウントからMicrosoft アカウントへ、または、その逆をするのは非常に簡単です。初回だけ、Windows Live IDを登録する作業が必要ですが、一度登録したWindows Live IDの登録は簡単です。現在、ローカル アカウントを利用していると仮定します。Microsoft アカウントへ切り替えるには、キーボードの「Windows」キーと「I」キーを押して、「PC の詳細設定」をクリックします。



2.「PC 設定」の「ユーザー」をクリックします。「お使いのアカウント」のユーザー名の下に「ローカル アカウント」と表示されています。「Microsoft アカウントへの切り替え」をクリックします。



3.ローカル アカウントで使用しているパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックします。これにより、パスワードを知るユーザーのみ、ローカル アカウントからMicrosoft アカウントへ移行できます。



4.ここで、既にあるメールのアドレスを登録するか、新しくメールを作る方法があります。まず、Windows Live Hotmailを新規作成する場合は、「メール アドレスを新規登録する」をクリックします。



5.Hotmailのドメインは、「hotmail.co.jp」と「live.jp」を選べます。@(アットマーク)より前は、任意の半角英語を入力しますが、すでに誰かに使われている場合は取得できません(その場合は名前を変更する)。パスワード、姓、名(ユーザー名として表示される)、国/地域、郵便番号の全てを入力して「次へ」ボタンをクリックします。管理人は、この画面で実際にメールを作成した事がないので、この先がどうなっているか不明です。



6.4に戻り、メールアドレスを入力する場合は、すでに使っているWindows Live Hotmailのアドレスか、他社サービスのメールアドレスを入力します。まず、Windows Live Hotmailのアドレスを入力した場合を流れを紹介します。Windows Live Hotmailのアドレスを入力して、「次へ」ボタンをクリックすると、右のスクリーンショットの画面が表示されます。登録するWindows Live Hotmailのアドレスとパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリックします。



7.セキュリティ確認情報を入力します。この情報は、アカウントをより安全に保ちながら、パスワードを復元できるようにする目的でのみ使用されます。携帯電話のメールアドレスか、連絡用メールアドレス(登録したメールアドレスとは別のメールアドレス)のいずれかを埋めればよいでしょう。Windows Live IDに既に登録されている場合は、そのメールアドレスが入力済みになっています。秘密の質問をリストから選択して、その答えを入力します。最後に「次へ」ボタンをクリックします。



8.Windows Live IDに登録したユーザー名と、メールアドレスが表示されます。「完了」ボタンをクリックします。



9.4まで戻ります。Windows Live Hotmail以外の電子メールを登録する場合、その電子メールのアドレスを入力して「次へ」ボタンをクリックします。 Microsoft アカウントのセットアップ画面が表示されたら、全ての項目を埋めて、「次へ」をクリックします。今回、管理人はフリーYahoo!メールをWindows Live IDとして登録して、さらにMicrosoft アカウントとして登録します。すると、セキュリティ確認情報の追加画面が表示されます。これは、7と同じなので、そちらを参考にして下さい。



10.生年月日、性別、表示されている文字の入力、Windows Live、Bing、および、MSNからのお知らせ、キャンペーン、アンケートに関する強力依頼などの電子メールの受信に同意するか否かを入力します。画像に表示された文字は、右のスクリーンショットでは、「said ducessem」と入力します。アクセスする度に文字は異なります。「次へ」ボタンをクリックします。



11.「完了」ボタンをクリックします。



12.登録したメールアドレスに、確認メールが送られてきます。メールに記載されたアドレスをクリックします。



13.「OK」ボタンをクリックすると、Microsoft アカウントの設定が完了します。



Microsoft アカウントになったら

とりあえず、Windows Live サービスに興味がない場合、分からない場合は、プロフィールで「プライベート」に設定しましょう。



Windows Live IDに登録したユーザー名の姓と名が合体して表示されます。スクリーンショットでは、姓に「MB」、名に「Support」と設定しました。ログオン画面では、メールアドレスも表示されます。スタート画面の右上のユーザー名は、Microsoft アカウントに変換した直後、メールアドレスが表示されますが、ログオンしなおせば、ユーザー名に変更されます。



Microsoft アカウントに変更したので、Windows Liveサービスのサインイン作業が無くなりました。外部ストレージのSkyDriveも利用可能になりました。



スタート画面の「SkyDrive」タイルから、アップロードした写真一覧を参照しているスクリーンショット。


これは、外部ストレージのSkyDriveにアクセスしています。フォルダーをダブルクリックすると・・・ フォルダー内にアップロードされたファイル一覧を参照できます。 個別に拡大表示でき、右クリックでメニューを表示して、「←」で元の場所に戻れます。

Windows Live IDを登録した流れでSkyDriveを使う


Microsoft アカウントからローカル アカウントに変更する方法

1.キーボードの「Windows」キーと「I」キーを押して、「PC の詳細設定」をクリックします。



2.「PC 設定」の「ユーザー」をクリックします。「お使いのアカウント」のユーザー名の下に「ローカル アカウント」と表示されています。「Microsoft アカウントへの切り替え」をクリックします。



3.Microsoft アカウントのパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックします。



4.OSインストール時にMicrosoft アカウントを作成して、ローカル アカウントを作成していない場合は、ユーザー名を入力します。ローカル アカウントからMicrosoft アカウントに切り替えた場合は、最初に使っていたローカル アカウントのユーザー名が表示されます。パスワードとパスワードの確認、パスワードのヒントを入力して「次へ」ボタンをクリックします。パスワードは、新しいパスワードでも構いません。



5.「サインアウトと完了」ボタンをクリックして終了です。



Microsoft アカウントのユーザーフォルダーは、電子メールアドレスの最初の何文字かが使われるようです。ローカル アカウントを最初に作成して、あとからMicrosoft アカウントに切り替えた場合は、ローカル アカウント時に作成されたユーザー名フォルダーを使い続けます。今回は、Windows 8 Consumer Previewをテストしたので、正式版では改良されると思います。


Windows Live ID を使って Windows 8 にサインインする - Building Windows 8 Windows


追記

Windows 8 が発売されてから既存のサービス名が変更されています。まず、Windows Live サービスという名称が亡くなりました。Windows Live Mail は「メール」に、Windows Live フォト ギャラリーは「フォト ギャラリー」に、Windows Live ムービー メーカーは「ムービー メーカー」になりました。これらの、ダウンロードしてコンピューターにインストールするプログラムは、現在でも Windows Essentials(ウインドウズ エッセンシャル)としてダウンロード可能です。

Windows Essentials: その他のプログラム

さらに、メールアカウントの Windows Live Hotmail が、Outlook.com に変更され、Windows Live ID が Microsoft アカウントへと変更されました(統合にも近い)。無料のメールアカウント「Outlook.com」を作成すれば、 Microsoft アカウントを作成することになるので、この流れが自然かと思われます。もちろん、既存の Windows Live ID は Microsoft アカウントとして利用できます。

Microsoft アカウント:よくある質問

Windows 8.1 が登場した今でも、従来のローカル アカウントを使って Windows にログインできます。ただし、Windows 8 シリーズから、Windows ストアなるものが登場したため、これを利用するには Microsoft アカウントが必要です。また、Windows も別売りの Office アプリケーションも、外部ストレージの OneDrive と連携するため、Microsoft アカウントが無いと不便に感じるかも知れません。




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