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Windows 7 Media Center に対応したデジタル TV チューナーを選ぶ


Windows Vista(ウインドウズ ビスタ)でも特殊な条件でデジタル放送に対応した Windows Media Center(ウインドウズ メディア センター)を利用する事ができましたが、 Windows7(ウインドウズ セブン) から完全に対応しています。 Windows 7 の発売日が地デジ放送完全切り替えよりも前なので、いささか疑っていましたが、この不安は払拭されたと思われます。Windows Media Center は Windows XP から登場しましたが、その当時は特別なエディションにだけに搭載された機能でした。 Windows Vista の登場で、この機能を搭載するエディションは、多くのユーザーが購入したと思われる Home Premium(ホーム プレミアム)、または、全機能入りの Ultimate(アルティメイト)になりましたが、今度はアナログ放送からデジタル放送への移行で混乱しました。

Windows Vista が登場した 2007 年 1 月の時点では、Windows Media Center が地上デジタル放送、BS 、110 度 CS に非対応で、登場してからパソコン用液晶ディスプレイもフル HD 対応と低価格化が進み、ハードウェアとしてはデジタル放送の視聴と録画に対応したものの、Windows の機能としては非対応の状態が続きました。 しかしながら、いずれ対応した Windows Media Center が日本でも公開されると思われた、というよりは、そんなニュースが先行していたのですが、蓋を開ければ Windows 7 が話題になってからで、さらに提供方法はメーカー製の一部のパソコンだけに、デジタル放送に対応した Windows Media Center TV Pack が登場しました。 これは完全に顧客への裏切りですが、デジタル放送ゆえにマイクロソフトの問題だけではなく、むしろソフトウェアメーカーやハードウェアメーカーも被害者であるとも感じます。



一方、デジタル放送に対応したTVチューナー&キャプチャーカードやユニットは、2008 年 5 月から解禁され、その後バージョンアップを繰り返し続々と製品が登場しました。 そして、満足できる製品は存在せず、その一つに Windows Vista の Windows Aero(ウインドウズ エアロ)との関係が大きく、Windows 7 の登場まで手が出せなくなっていました。 もともとデジタル放送はアナログ放送と比べてパソコンで利用した時に限り利便性は損なわれています。 それは、パソコンやソフトウェアの問題ではないため、深く追求しない以外は諦めるしかありませんが、最低限の機能としても OS とシームレスな使い方ができるとは言えませんでした。

Windows Vista 発売当初は、Windows Aero のハードウェアスペックに関して騒がれていました、今ではこのメリットを多くのパソコンで利用できます。 しかし、地デジを視聴する時に、Windows Aero が自動で切れてしまうのです。視聴をやめると自動で有効になりますが、この切り替え機能にもメーカー製アプリケーションに問題が多く存在していたと思います。 これを打開するには、Windows Media Center がデジタル放送に対応する事であると期待しました。



Windows7

Windows 7 ではこれらの問題が改善されています。まず、パッケージ版として販売されるエディションが Home Premium 、Professional(プロフェッショナル)、Ultimate の 3 に絞られ、一般家庭、仕事用、全機能入りの全てに Windows Media Center が標準搭載されました。 Windows Vista では紛らわしい Home Basic(ホーム ベーシック)や、仕事向けの Business(ビジネス)エディションには Windows Media Center が非搭載であり、この混乱が Windows 7 では解消された事になります(一部のパソコン(ネットブックやネットトップ)に Starter(スターター)エディションが存在している事は注意して下さい)。



さらに、RC で既存の地デジチューナーを使って見ましたが( Windows Media Center には非対応 )、Windows Aero の切り替えがスムーズになっています。 これにより、ある意味 Windows Media Center に非対応でも納得できる状態ではありますが、作業しながらテレビを視聴するのであれば、やはり Windows Aero を維持したい気持ちはあります。 そして、Windows 7 の Windows Media Center に対応したデジタルチューナー&キャプチャーカード、または、外付けユニットが登場した事により、後付けで対応できるようになりました。 注意が必要なのは、Windows Media Center に対応しているだけでは言葉足らずで、あくまでも Windows 7 の Windows Media Center に対応しているところです。


I-O DATA Windows Media Center専用 地上・BS・110度CSデジタル対応TVキャプチャ PCI Express GV-MC7/VS

I-O DATA Windows Media Center専用 地上・BS・110度CSデジタル対応TVキャプチャ USB GV-MC7/VZ


Windows 7 Windows Media Center 専用地デジチューナーは、株式会社アイ・オー・データ機器以外からも発売されていますが、3 波チューナーが欲しければ、現時点ではこれを選択する他ないようです。 説明書をダウンロードして参照したところ、Windows 7 Windows Media Center は 4 つまでチューナーを認識可能とありました。 しかし、3 波チューナーなので、これ一つで 2 チューナーとカウントされ、2 つ購入すれば視聴しながら他の番組を録画する事も可能ですが、最大認識数に達します。 地デジだけでいいのであれば・・・残念ながら現時点ではアイ・オー・データの Windows 7 Windows Media Center 専用地デジ専用チューナーは存在しません。 これが発売されれば、4 つ搭載してクワッド録画が可能と思われます(もちろん、Windows Media Center で)。さらに説明書には、Windows 7 Windows Media Center 非対応TVチューナーとの併用ができないとあります。 やってみない事には分かりませんが、メーカーの発表通りだとすれば、過去に購入した同社の地デジチューナーを無駄にします。 もちろん、満足できない製品なので、それはそれで無駄なのですが・・・

さらに、発売されてから地デジチューナー解禁当初と同じ様な混乱が、多くの掲示板で見う受けられます。 HDCP 対応グラフィックスカードや液晶ディスプレイはそれ以前の問題なので省いたとしても、AMD 環境でのトラブル、または、64 ビット版でのトラブルが目立ちます(2010年現在、既に解決された模様)。 これらは新しい展開なのですが、AMD のグラフィックスカード、または、AMD のチップセットを搭載したマザーボード環境では、動作しないとか・・・ AMD GPU が OK で、AMD チップセットが NG とか、いろんな報告が飛び交っています。 おそらく、Windows 7 マシンを組むならば、DirextX 11 に対応した AMD GPU を選択する確率が高いと思われ、これが本当であるならば大問題です。 しかし、メーカーのページでそれらのトラブルに関する記述を見つけられず、本製品のバージョンアップ、または、グラフィックスカードかチップセットのドライバーのバージョンアップで対応するのかも知れません。 その環境でこれを使って問題が無い場合に掲示板に書き込まれる可能性は低く、問題がある場合のみ嘆かれるのが常。どこまでが真実なのか、ユーザー側のスキルの問題なのか不明な状況です。

仮に、AMD の問題が解決されたとして、または、関係無かったとしても、64 ビット版でのトライブは避けがたいところ。 Windows 7 からは 64 ビット版に移行するユーザーが増えると予測されるので、これも大問題となります。 やはり、まだパソコンで地デジは人柱になるしか他ならないのか。ぜひとも購入してみたいのですが、Windows 7 への移行はもう少し時間がかかりそうです。



そろそろ株式会社アイ・オー・データ機器の製品から離れる時が来たとも思いましてが(先に購入したユーザーへの配慮はいまいちだし)、GV-MC7/VS 、GV-MC7/VZ には、DTCP-IP に標準で対応しています。 例えば、GV-MC7/VS 、GV-MC7/VZ のいずれか、または両方を購入して、Windows 7 Windows Media Center でデジタル放送を録画してハードディスクドライブに溜め込みます。 付属のアプリケーションをインストールすると、Windows Media Center に機能が付加され、ネットワークに接続されたプレイステーション 3 や XBOX を介して、録画した番組を他の場所で視聴する事ができます( DTCP-IP に対応したレコーダーや家電テレビなど )。 つまり、GV-MC7/VS 、GV-MC7/VZ を搭載したパソコンがサーバーとなり、DTCP-IP を使って配信可能になるのです。 家中にいくつかの地デジ対応家電テレビが存在するならば、録画した番組をどこでも視聴したいと思うのは自然な流れ。 わざわざ Blu-Ray や DVD に焼いくのは時間がかかり、保存するに値しない録画番組には便利です。

この機能を使うには、DTCP-IP 対応製品を揃える必要があり、今はそうでなくても、GV-MC7/VS 、GV-MC7/VZ を購入すれば配信環境は整う訳です。 なお、他のパソコン(ノートパソコンを含め)で視聴するには、別途 DTCP-IP 対応の動画再生ソフト「DiXiM Digital TV」を購入する必要があります。 これをインストールすれば、ストリーム配信でサーバーから録画番組を「DiXiM Digital TV」がインストールされたパソコンで視聴可能です。 通信を使った配信システムの不都合は、今のところ使っていないので不明です。つまり、説明を読んだ時点ではメリットに大きく惹かれ、デメリットは想像でしかありません。

DiXiM Digital TV



こうなると、やっぱり GV-MC7/VS 、GV-MC7/VZ はいいなぁと感じるのですが、配信サーバー機能が付加されるなら、録画、保管専用マシンを構築して、GV-MC7/VS 、GV-MC7/VZ を使う構想がたちます。 ひたすら録画して保管、配信するだけに利用する、消費電力を極力落としたパソコンの構築です(長い時間稼働させる必要があるため)。 そういう使い方をするなら、Windows Media Center なんてどうでもいいのですが、なかなか折り合いがつかない今日この頃。



Windows 7 の Windows Media Center にメーカー各社のデジタルTVチューナー&キャプチャー機器が対応するメリットは、Windows Media Center が高機能であるからではありません。 一般家庭で利用するには標準付属で妥当なアプリケーションであり、機能面ではメーカー各社が開発したアプリケーションの方が優れている場合が多い現状です。 しかし、アプリケーションの開発にもお金がかかる訳です、メーカー各社がハードウェアとは別にこれを付属していると、商品価格も上がります。 アプリケーションは Windows 付属の Windows Media Center を利用するならば、アプリケーション開発のコストが削減され、ハードウェア単体の価格を下げる事ができます。 現に、3 波チューナー搭載の V-MC7/VS 、GV-MC7/VZ は、アマゾンなどの通販ショップでは実売価格が 1 万円を切っています。 注意が必要なのは、視聴や録画に関するアプリケーションが付属していないので、Windows 7 Windows Media Center だけしか利用できないところです。

DTCP-IP 対応製品は、Windows 7 Windows Media Center 専用云々に関わらず、同社から対応製品が多く販売されています。 これからパソコンで地デジを楽しむために、これらの機器を購入する場合は、自分が使っている OS 、または、将来使う可能性のある OS 、家庭内の地デジ環境を把握して適切な製品を選ぶように心掛けましょう。




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