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Windows 7:どのエディションを購入するべきか?


Windows Vista の後継 OS となる Windows 7 には、3 つのエディションが存在します。 これは、パッケージとして販売されるエディションの数で、現実的には一部の OEM 向けの Starter(スターター)、既に発売されている企業向けの Enterprise(エンタープライズ)の 5 で、この構成は Windows Vista と変わりありません。 しかし、このページでは特殊なこれらのエディションは除外します。


Windows7 Ultimate
アルティメイト
Windows7 Professional
プロフェッショナル
Windows7 Home Premium
ホーム プレミアム

通常版

アップグレード

通常版

アップグレード

通常版

アップグレード


Windows 7 のエディションは Home Premium(ホームプレミアム)、Professional(プロフェッショナル)、Ultimate(アルティメイト)の 3 つで、Windows Vista よりも選択しやすくなっています。 適当な感ですが、おそらく Home Premium が一般家庭で最も利用されると思われます。 これは、パッケージ購入では無く、パソコンにインストールされている状態で購入する場合が多いので、Home Premium が一般的であろうと予想する訳です。 しかし、Windows 7 では Windows Vista よりも魅力的な機能配分で、Professional 以上を選択するユーザーも一般家庭で増える可能性を秘めています。



Windows XP の全てのエディションから Windows 7 へ

Windows XP ユーザーが Windows 7 へ乗り換える場合、まずは利用している Windows XP のエディションを把握しましょう。 Windows XP では Home Edition と Professional の二つなので選択しやすかったです。 しかし、これは最初だけで、後から Media Center Edition(メディア センター エディション)、Tablet(タブレット)、64 ビット版が登場しました。 結局は、Windows XP の後期からエディションは複雑化した事になります。 Home Edition を使っている場合、Windows7 Home Premium を、Professional を使っている場合、Windows7 Professional 、または、Ultimate を選択します。 Windows 7 から Professional が復活したので、エディションを間違う事はありませんが、Windows XP モードを利用するには、Home ユーザーでも Professional 以上を選択する事になります。

Windows XP モードが優れているかは別として、Windows XP でしか動かないアプリケーションを動かすために、今までは Virtual PC で別途 Windows XP のライセンスを購入する必要がありました。 Windows7 Professional 、または、Ultimate では、パソコンが対応していれば無償で Windows XP モードを利用できます。 これを考慮した結果、Windows XP Home Edition を利用していたから、Windows Home Premium が一般的とは言えなくなりました。 また、家庭でも仕事を両立する、家庭でサーバーを利用する場合も多くなり、社内ネットワークに簡単かつ安全に接続できるドメイン参加を可能にするには、Professional 以上になります。 Media Center Edition を利用している場合も、Home Edition と Professional を利用していたユーザーと同じ条件で選択できます。 なぜならば、Windows 7 Home Premium 以上であれば、Windows Media Center 機能を搭載しているからです。



Windows Vista Home Basic 、または、Home Premium から Windows 7 へ

Windows Vista Home Basic と Home Premium を利用している場合は、Windows7 Home Premium を選択する場合が多いと思います。 これは、Windows Vista Home Basic を利用しているユーザーからすれば、必然的に Windows Aero が利用できるエディションにパワーアップする事になります。 思えば、Windows Vista Home Basic を登場させた事で、面倒な事になってしまいました。 それは、当時は Windows Vista を利用できないパソコン(性能的に)に対処する目的があったと思われます。 Windows 7 では極端に高いパソコン性能を必要最低限に求めていないので、Starter Edition の単品をショップで販売する事はないみたいです。 これにより、混乱は発生しないと予測します。



Windows Vista Business から Windows 7 へ

Windows Vista Business を利用している場合は、Windows 7 Professional か Ultimate を選択すれば良いでしょう。 Windows Vista Business は仕事向けエディションであるため、Windows Media Center 機能が搭載 しておらず、Windows XP Professional から移行するユーザー向けでした。 しかし、Windows XP から移行する場合にも書いた様に、Windows 7 では三つのエディションが Windows Aero 、Windows Media Center 機能を標準搭載しています。 エディションが上がるにつれ、機能が追加されているので、エディションにより機能が異なる Windows Vista とは違い選択しやすくなっています。



Windows Vista Ultimate から Windows 7 へ

Windows Vista Ultimate を利用している場合は、Windows 7 のどのエディションを選択するべきか悩むところです。 Windows 7 では Professional と Ultimate の価格差が僅かで、DSP 版では顕著となります。 Ultimate だけの機能である、表示言語を 35 ヵ国の言語に切り替えられる多言語対応、PC 上のデータ保護を可能にする BitLocker と、USB メモリなどのデータ保護を可能にする BitLocker To Go を必要とするのかしないのかを判断するべきでしょう。 必要が無ければ、Windows XP モードが使える Professional でも問題はありません。 また、Windows XP モード、ドメイン参加も不必要なら、Home Premium までダウンする事も可能です。



エディションを問わない Windows XP から Windows 7

Windows 7 が登場したからと言って、無理に Windows 7 に切り替える必要はありません。 Windows XP と互換性が優れていると言っても、Windows Vista の NT6.0 の後継 NT6.1 である事に変わりありません。 ただし、NT6.0 が登場してから 3 年経過した今、対応したアプリケーションと対応しないアプリケーションがはっきりしたと思われます。 メニューの表示や細かい操作方法が異なる事への不満は、進化を推奨するユーザーと対立して負ける運命にあります。 操作方法にこだわる事は推奨しませんが、もしそちらを優先した場合、進化は停滞する事になります。 例えば Windows 7 は Windows Vista の必要スペックより引き上げられていません。 これによりハードウェアとしての進化は停滞するのかも知れませんが(登場していても購入しない)、未曾有の不景気の今、Windows Vista と同じ登場の仕方では、Windows 7 は確実に無視されるかも知れません。 また、Windows Vista とは違い、年末商戦に間に合う事でタイミング的には上手くいっている気がします。



互換性の面でWindows Vistaより優れているのは、時間の経過だけではありません。Windows7 Professional以上では、Windows XPモードが利用できます。WindowsXPモードでグラフィックス処理性能を必要とするゲームをガンガンにやる事はできませんが、仕事で必要に迫られるユーザーには重宝する機能を搭載してきています。また、ムービー再生環境としては、MPEG 4 AVC / H.264に標準対応した事で、今までのWindowsで最高の再生環境を得ています。

Windows 7 のデスクトップで Windows XP アプリケーションを起動

Windows 7 インストール初期状態のコーデック&デコーダー



エディションを問わない Windows Vista から Windows 7

Windows XP と同じく、Windows 7 が登場したからと言って、無理に Windows 7 に切り替える必要はありません。 しかし、Windows XP とは異なり、同じ NT6 系列であるためアップグレードの難易度は低くなります。 Windows 7 の登場により、Windows Vista の Windows Aero の性能が気になりました。 Windows Aero が必要、しかし、Windows Aero が有効の状態で利用できないアプリケーションを併用している場合、切り替え作業が必要になります。 この作業の切れの悪さが問題でしたが、Windows 7 では改善され、パソコンのスペックを上げなくても軽快になっています。 Windows 2000 の後継 OS である Windows XP が爆発的なヒットを飛ばした様に、Windows Vista の後継 OS である Windows 7 は、Windows XP のような存在になり得る OS かも知れません。 ただ、すでに Windows 8 の話題も存在します。 また、Windows XP モードの登場で、さらにこれを Professional 以上では無償で提供する事で、テスト環境を必要とするユーザーには魅力的となります。



その他の事

Windows Vista が登場して 2 年 9 ヶ月で登場するのは早すぎない? と言った感想に遭遇しますが、別に新しいものが登場したから購入しろと急き立てられている訳ではありません。 また、どの OS に比べて約三年のニューバージョンの登場が早いと感じているのかも重要です。


発売日(日本) 名称
1987年6月 Windows 1.0 日本語版
1988年9月 Windows 2.1 日本語版
1993年5月18日 Windows 3.1日本語版
1994年1月25日 Windows NT 3.1日本語版
1995年1月31日 Windows NT 3.5日本語版
1995年11月23日 Windows 95日本語版
1996年12月10日 Windows NT4.0日本語版
1998年7月25日 Windows 98日本語版
2000年2月18日 Windows 2000 Professional 日本語版
2000年9月22日 Windows Millennium Edition 日本語版
2001年11月16日 Windows XP日本語版
2002年11月7日 Windows XP Tablet Edition 日本語版
2003年10月15日 WindowsXP Media Center Edition 2004 日本語版
2005年4月23日 Windows XP Professional x64 Edition 日本語版
2007年1月31日 Windows Vista日本語版
2009年10月22日 Windows7日本語版

Microsoft Windows : Windows of History


全て日本での発売日を参考にして、サーバー版は無視しましたが、系列別に分けて、さらに重要な OS だけを抽出すると以下になります。


9X系(一般家庭向け) NT系(企業向け)
発売日 名称 発売日 名称
1995年11月23日 Windows 95 1994年1月25日 Windows NT 3.1
1998年7月25日 Windows 98 1995年1月31日 Windows NT 3.5
2000年9月22日 Windows Millennium Edition 1996年12月10日 Windows NT4.0
以後、一般家庭向けWindowsもNT系のWindowsXPに統合 2000年2月18日 Windows 2000 Professional
2001年11月16日 Windows XP
2007年1月31日 Windows Vista
2009年10月22日 Windows7

9X 系(一般家庭用途)と NT 系(企業用途)が 2000 年まで続き、2001 年 11 月 16 日に同一 OS 名 Windows XP にて Home Edition と Professional に集結しました。 平均的に 2 〜 3 年の割合で新作を登場させていましたが、Windows XP で約 5 年間、新作が登場しなくなります。 もちろん、この間に 3 つ XP( Media Center Edition 2003 も含めると 4 つ)と、サービスパックが登場しますが、バージョンアップとなったのが約 5 年後の Windows Vista となります。 おそらく、この期間だけを考ている場合、Windows Vista と Windows 7 の間隔が短いと感じているのかと思われます( Windows XP からパソコンを始めたユーザーはもちろん )。 Windows 2000 Professional と Windows XP の間隔は約 2 年です。 登場するサイクルが Windows XP 以前に戻ったと考えるのが妥当でしょう。 また、ソフトウェアアシュアランス( SA )と呼ばれる販売方法があるため、2 年から 3 年の間に新作を出すスケジュールが考えられます。 販売元は慈善事業をしている訳ではないので、歩調を合わせるか否かはユーザーが判断すれば良いでしょう。



32ビット版と64ビット版

現在販売されているパソコンのハードウェアとしては 64 ビットに向いていますが、ソフトウェアは32ビットが主流です。 管理人は32ビット版を使い続けているのですが、ハードウェア的には 64 ビットの時代かと思われます。 32 ビットではメモリが 3 GB ちょっとしか使えません(設定により異なる)。2 の 32 乗( 4294967296 ) ÷ 1024( kb )÷ 1024( MB )÷ 1024( GB )= 4 GB 。 64 ビットだと 2 の 64 乗( 18446744073709551616 ) ÷ 1024( kb )÷ 1024( MB )÷ 1024( GB )÷ 1024( TB )÷ 1024( PB )÷ 1024( EB )= 16 EB (エクサバイト)。 実際にこれを積載できるマザーボードは存在しておらず、マイクロソフトのページにも 128 GB 以上としか掲載されていませんが、64 ビット化で扱えるメモリの上限がもの凄い事になります。

Windows 7 ストア



しかし、今は 32 ビットの上限を超えるメモリを積載できるマザーボードが存在するので、64 ビットの下限に足を踏み入れるべき時は来ています。 あとは、ソフトウェアの対応がポイントでしょう。 OS 単独でライセンスを保持できる 64 ビット版の通常版を購入して、駄目だったら DSP 版の 32 ビットを購入すれば、64 ビット版の OS を他のパソコンへ移動できます。 結局、お金はかかりますが・・・この決断は悩むところです。

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付属するアプリケーションの違い

Windows 7 には、メッセンジャー、ムービー メーカー、メーラーが標準で付属されていません。 これらのアプリケーションを利用するには、他社の市販ソフトか、無料ソフト、Windows Live サービスを利用する事で補えます。 特に無料で配布されている Windows Live Messenger 、Windows Live ムービー メーカー、Windows Live Mail は、それまでの Windows に付属されていたアプリケーションと、同じ操作感で利用できます。 また、Windows XP に付属していたムービー メーカーでは、HD 出力できませんでしたが、Windows Live ムービー メーカーでは可能になりました。 これにより、Windows XP でも Windows Live ムービー メーカーを利用する事で、HD 出力が可能となります。

Windows Live ムービー メーカー




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