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Windows 10:期間限定
 無償アップグレード後に発生した問題

Windows 10 Home / Windows 10 Pro


過去、Windows 3.1Windows 95Windows 98(SE)Windows MEWindows 2000Windows XPWindows XP Media Center EditionWindows VistaWindows 7Windows 8 のインストール方法を掲載してきた MB-Support ですが、Windows 8.1 から OEM 版を購入する機会がありませんでした。ゆえに Windows 10 に関しては、Windows 8.1、あるいは、Windows 7 からの期間限定、無料アップグレードを実行した様子を掲載します(遅ればせながら)。

4 台の PC で無料アップグレードを実行した結果、失敗したのが 1 台、何かしらの不具合が 5 件、特定の機能を失ったのが 1 台ありました。PC の内訳は、2007 年 9 月に自作したデスクトップ(Intel P965 + Core 2 Quad Q6600)、2011 年 8 月に自作したデスクトップ(Z68 + Core i7 2600K)、2013 年 11 月に購入した Lenovo B590(ラップトップ)、2009 年 12 月に購入した液晶一体型 SONY VAIO(VPCL119FJ/S)です。Windows 7 Pro SP1 64bit からのアップデートが 2 台、Windows 7 Home Premium 64bit が 1 台、Windows 8.1 Pro with Media Center Pack 64bit が 1 台です。

今回は、2016 年 7 月 29 日まで期間限定の無料アップグレードを実行しました。Windows Update(ウインドウズ アップデート)で自動インストールされるアプリ「Get Windows 10(GWX)」ですが、「ある朝パソコンを起動したら勝手に Windows 10 にアップグレードされていた・・・」とか言う世間を騒がせたアプリです。

私のメインマシンは Windows 8.1 Pro 64bit で、Windows Update の実行も制御していました(作業優先なので)。あとの 2 台は自動アップデートになっていたにも関わらず、強制的に Windows 10 にアップグレードされる事はありませんでした。なので、自動で Windows 10 にアップグレードされる環境が分かりません(条件が整っていなかった?)。

意志に反して Windows 10 にアップグレードされた方の腹立たしい気持ちも分かりますが、「申し訳ありませんが、この PC では Windows 10 を実行できません」と拒否されている私の SONY VAIO(VPCL119FJ/S)を見ると、無料で使える自動アップグレードが羨ましい限りです。

もちろん、自己責任ではありますが「Get Windows 10(GWX)」にアップグレードを拒否されても、Microsoft の公式サイトからファイルをダウンロードしてアップグレードを実行できます。

そんなこんなで、Get Windows 10 で拒否された SONY VAIO(VPCL119FJ/S)を含む、4 台の PC を Windows 10 にアップグレードしました。しかし、Windows 10 をインストール出来たからといって、その PC が Windows 10 に対応しているわけではありません。

タッチパネルや多くのアプリケーションは動作するものの、Windows 10 に対応した Nvidia Geforce G210M のドライバーがインストールできず、最大解像度が 1600 × 900(正常時は 1920 × 1080)になりました。また、アップデートが公開されているものの、テレビ録画の Giga Pocket Digital が動きませんでした。

普段、 VAIO(VPCL119FJ/S)でテレビ録画を使用しておらず、フルHD を諦めるまで妥協しましたが、ブルーレイドライブも認識されず、適当にチップセットドライバーをインストールしてみました。それでも改善されず、「スタート」ボタン →「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」→「Windows 7 に戻す」の「開始する」を実行しました。個人的には Giga Pocket Digital を切り捨てでも、Windows 10 に対応して欲しかったです。

Lenovo B590 を Windows 10 Pro 64bit にアップグレード後、Microsoft Office 2013 の文字入力に遅延が発生しました。「オプション」→「詳細設定」の「ハードウェア グラフィック アクセラレータを無効にする」のチェックを外す事で解決しました。

機能を失ったのは自作デスクトップ(Intel P965 + Core 2 Quad Q6600)で、Windows 8.1 Pro with Media Center Pack 64bit のテレビ録画/視聴機能 Windows Media Center です。同時に Media Center 専用の TV チューナー/キャプチャーユニット「GV-MC7/HZ3(アイ・オー・データ機器)」も使えなくなりました。

もちろん事前に分かっていたので、Windows 10 のサポートを謳うピクセラの PIX-DT460 を購入しました。Media Center と違い、手動タイムシフトが気になりますが、シングルチューナーからダブルチューナーにアップグレードできたので満足しています。

最後に、アップグレードした 4 台に共通して発生したのは、特定のアプリを起動した直後に強制終了される問題です。具体的にはMicrosoftのゲーム(Minesweeper、Mahjong、SolitaireCollection)や、Microsoft フォトアプリが起動できない症状です。この問題に初めて遭遇したのは、2014年にクリーンインストールした Windows8です。



この問題が発生して約 2 年、Windows 7 をインストールしたハードディスクドライブの故障で、換装した機会に Windows8.1 へ移行しましたが、アプリを一切使わなかったため忘れていました。後継 OS の Windows 8.1、さらに Windows 10 が発売されて 1 年が経過するにも関わらず、この問題が解決されていない事に驚きました。私の環境では 4 台中 4 台の PC で、アップグレード元の OS を問わず発生しています。

しかし、これがアップグレードにおいて高い確率で発生するのであれば、マイクロソフトが対策していると思われます。とすると、やはり特異な環境で発生している問題なのかも知れません。Windows 8 の時よりも良かったのは、解決策がいくつか公開されている点です。

Windows 10 フォトアプリが起動できない、起動してもすぐに閉じてしまう、強制終了になる。- マイクロソフト コミュニティ

私の環境では残念ながら新規のアカウントに移行するしかありませんでしたが、上のリンク先には多くのやり方が掲載されているので、環境によってはアカウントを維持したまま解決できるのかも知れません。使い慣れた環境を新規アカウントに移行するのは面倒ですが、OS を再インストールするよりは楽でしょう。

「スタート」→「設定」→「アカウント」で、左メニューの「家族とその他のユーザー」をクリックします。右に表示された「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックして、メールアドレスを入力して Microsoft アカウントを追加します。従来のローカル アカウントを作成する場合は「このユーザーのサインイン情報はありません」をクリックして、さらに「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックします。流れを見れば分かりますが、Microsoft アカウントの作成を促しています。問題が発生したアカウントが Microsoft アカウントの場合、先に「ローカル アカウントでのサインインに切り替える」を実行すれば良いでしょう(試していないが・・・)。

アカウントを変更して直す作業は、Windows XP のときに、アイコンの文字の背景が不透明になる問題を改善する方法でもありました。いくつか直し方はありますが、私の環境ではどれをやっても修復できず、結局は新規アカウントを作成していました。アカウントで影響を受けるので、C:\Users\アカウント名\AppDataに関係するのかも知れませんが、出来ればアカウントを変更せずに修復したいものです。

とまぁ、アップグレード作業は容易ですが、使えなくなるデバイスがあったり、対応していないアプリケーションがある可能性もあります。これらの事を踏まえて、次回は Windows10 アップグレードの作業内容を紹介します。


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