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DV テープから Windows Live フォト ギャラリーで PC に取り込む 後編


前編 の続きです。 「ファイルの保存」中に行われている作業は、Windows Live フォトギャラリーやエクスプローラーで確認できます。 ビデオカメラで撮影開始と停止を実行したポイント毎に、ビデオファイルが分割されます。 これにより、アクセスしたいムービーを簡単に選択でき、編集作業も楽になります。



Windows Live フォトギャラリーに表示されたビデオをダブルクリックして再生したのが右。



個別のファイルを右クリックして、「プログラムから開く(H)」→「Windows Media Player」をクリックすると・・・



Windows Media Player 12 で再生できます。



管理人は、解像度 1920 × 1200 の 24.1 インチワイド液晶ディスプレイを使用しています。 SD ムービーを取り込んだ解像度は、720 × 480 なので、画面上ではこんなに小さくなります。 この小さな解像度を全画面表示にすれば、強引に引き延ばされ、見るに堪えない低画質なムービーとなります。 つまり、今から SD 画質でムービーを保管するのは虚しい行為ですが、過去に撮影したムービーは取り直しができないため、これを大切に保管するより他有りません。



ここからの作業はいくつかに分かれます。 まず、取り込んだ時点のデータが編集素材として最も優れ、この状態を保持するのであれば、これをそのままパソコンに保管しておく方法です。 方法と言うか、ただ取り込んだだけと言うか、いずれにせよ、DV テープで巻き戻しや早送りをするよりも、パソコンではムービーの扱いは簡単になります。 また、ハードディスクドライブに保管してあれば、テープや DVD の出し入れは不要で、エクスプローラーと Windows Media Player で簡単に操作できます。 分割されたファイル名を適したものに変更、録画日付のデータもファイル毎に記録されており、さらに Windows Live フォトギャラリーでタグを割り振っても検索が容易になります。 ただし、1 時間のテープに必要なハードディスクドライブの容量は 12 GB ちょっとなので、10 本のテープを保管したければ 約 120 GB になります。保管用ドライブとして 2 TB ハードディスクドライブを増設できるならば( 1 万円ちょっと)、160 本ほどの DV テープを保管しておけます。



これをメディアにバックアップするとなると大変です。 DVD-R ならば記録可能な容量が 4.7 GB ほどなので、DV テープを三分割して 20 分を 1 枚にバックアップします。 DV テープ一本分をバックアップするには、DVD-R が 3 枚必要になります。 そして、このやり方は元データを保持するのを目的とするため、焼いた DVD-R をパソコンで再生する事はできても、家電の DVD プレイヤーで再生する事ができません。 一方、家電の DVD プレイヤーで再生可能な DVD-R を作成した場合、画質は落ちます。 データとしてクリオティを保持しつつ、家電 DVD プレイヤーで気軽に楽しむのであれば、二つの作業をする必要があります。 例えば、後から編集する時間を作る、または、編集を誰かに委ねる場合、データとして記録した方がパソコンへの取り込みは早く扱いやすいものになります(ドラッグ&ドロップで完了)。 渡した相手がパソコンを所有しているのならば、データとして焼いた DVD-R のムービーを再生するのも容易です。 パソコン不要で視聴できる DVD-R を作成した場合は、次にコンピューターに取り込む時はリッピングと呼ばれる作業が必要になり、データを扱うのが困難になります。 しかしながら、パソコンを所有しない相手に渡す、または、今後編集は不必要であるならば、Windows DVD メーカーを使用して DVD-R を作成します。



不要な部分をカットして、ムービーの切り換え効果や文字入れなどの手を加え、一つのオリジナル DVD を作成するならば、Windows Live ムービー メーカーが重宝します。 そのデータは圧縮され、取り込み時点の映像よりも画質は劣りますが、ファイルサイズを小さくできます。


Windows Live ムービー メーカー

なお、この場合でも DVD-R に記録する場合は、データとして保管するのか、家電 DVD プレイヤーで再生する DVD-R を作成するのかで異なります。 前者は Windows 7 に標準付属するライティング機能で DVD-R に焼きますが、後者は Windows 7 に付属する DVD メーカー で作成します。


Windows DVDメーカー:家電プレイヤーで再生できる DVD ビデオを作成 前編 Windows DVDメーカー:家電プレイヤーで再生できる DVD ビデオを作成 後編

今回、管理人はDVテープをパソコンに取り込んで、家電 DVD プレイヤーで再生できる DVD-R の作り方を教えて欲しいと言われました。編集してオリジナル DVD-R を作成する事を目的とせず、DVテープをDVD-Rに移行するだけなので、パソコンに取り込んだ時点でファイルが分割される事に納得ができない様子でした。本当は、編集する時に一本の1時間の映像を扱うより、分割されていた方が便利なのですが、編集が眼中にない場合は、逆に迷惑と言った感じでしょうか? また、シーン毎に区切るのではなく、切れ目なく再生できる様にして欲しいという要望もありました。



データとして保持するのと、家電プレイヤーで再生する形式で保持するのとでは異なる事を説明しましたが、理解してもらえなかったので、言われた通りに家電プレイヤーで再生できる DVD-R を作成する事になりました。 DV テープから取り込んだムービーは、327 本に分割されました。 まず、家電プレイヤーで再生できる DVD-R を作成するために、Windows DVD メーカーを起動して、取り込んだ 327 本のビデオをドラッグ&ドロップしました。



Windows DVD メーカーでは、99 ファイルしか一度に読み込む事ができません。 やはり、目的不明の作業は、コンピューターには不向きと思われます。 仮に、99 ファイル以内に収まったとしても、このやり方では連続再生する時に、ファイルとファイルの間に少しの間が発生してしまいます。



ならば、327 ファイルを Windows Live ムービー メーカーにドラッグ&ドロップして、これを一本のムービーファイルにエンコードします。 編集は不要なので、取り込んだデータを時系列にならべ、全てを選択して Windows Live ムービー メーカー にドラッグ&ドロップするだけです。



さて、注意が必要なのは縦横比の設定です。 SD ムービーはアスペクト比が 4:3 なので、Windows Live ムービー メーカーの表示タブをクリックして、「縦横比」をクリックします。 「標準」をクリックして、アスペクト比 4:3 に変更します。720 × 480 は 4:3 になるのか? 計算すると、720 ÷ 4 × 3 = 540 で、480 にはなりません。 しかし、撮影時点で 4:3 となっているため、この設定で問題は無いと思います。



エンコードには、「ワイドスクリーン(480p)」を選択します。 DVD-R に焼く場合は、これ以上の高画質を指定しても無意味です。 また、元データが 720 × 480 なので、それ以上を指定してもやはり無意味です。 しかし、やはりアスペクト比の問題が気になる所。720 ÷ 16 × 9 = 405 となるので、やはりどちらを選択すれば良いのか不明。 いずれにしても、ワイド画面で再生した場合、横に黒い部分が挿入されると思います。 もともと、16:9 で撮影されていないので、無理に引き延ばしても被写体がおかしな事になります。 しかし、Windows Live ムービー メーカーを介さず、取り込んだデータの 99 ファイルを、直接 Windows DVD メーカーで DVD-R を作成した場合、アスペクト比が狂いました。ワイド画面向けに横に引き延ばされた感じです。

アスペクト比に関して:写真、ムービーをWindows Live ムービー メーカーで編集


保管する場所を指定します。今回はデスクトップに保管します。分かりやすい名前を入力して、「保存(S)」ボタンをクリックします。



エンコードが開始されるので、終わるまでひたすら待ちます。スクリーンショットは、アスペクト比 4:3で実行しています。



こうして完成したムービーファイルが右。DV テープから取り込んだデータは 約 12.42 GB でしたが、圧縮されて 1.27 GB になりました。 もちろん、画質も劣化していると思いますが、このサイズならコンピューターに取り込んだままの方が便利かと思われます。



完成したファイルを Windows DVD メーカーにドラッグ&ドロップして、家電 DVD プレイヤーで再生可能な DVD-R を作成します。



Windows Live ムービー メーカーで 327 ファイルを一本のファイルにまとめましたが、チャプターは自動で設定されて便利です。 これで完成した DVD-R を再生すると、シーンの切れ目に間が無くなります。DV テープを再生しているのと全く同じと言えるでしょう(画質以外は)。



完成した DVD-R ではなく、Windows Live ムービー メーカーでエンコードした一本のファイルを再生したのが右のスクリーンショットです。 プログレスバーが長いのは、このビデオが1時間ほどあるからです。 しかし、テープでの巻き戻しや早送りから解放され、バーをクリックすることで瞬時に見たいシーンに移動できます。




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