Windows のデスクトップ画面を 4 分割で表示できるツール「バーチャル ディスクトップ マネージャ」のインストール方法と使い方を掲載しています。
Virtual Desktop Manager(バーチャル デスクトップ マネージャ)は、マイクロソフトが無償で提供するアプリケーション「PowerToys」の 1 つで、Linux(リナックス)では標準とされているデスクトップ画面を 4 つに分割して利用する機能です。Linux の↓赤枠部分と同じ機能。
「えっ、画面を 4 分割したら見づらいのでは?」って、常に 4 分割で閲覧するのを目的としている訳では無く、単純にデスクトップを 4 つ使えると考えて下さい。 ビデオカードにもこの手のアプリケーションが付属されている事が多いですが、アプリケーションを複数立ち上げて作業する場合、一番便利なのは物理的にモニタが 2 台以上ある環境です。 デュアルディスプレイ を構築すれば、デスクトップが2倍になり、1 度に表示できるアプリケーションも多くなります。 しかし、ビデオカードの対応と、モニタを 2 台購入する余裕が無い場合は、1 台のモニタを効率良く使うしかありません。そこで Virtual Desktop Manager の登場です。
タスクバーで処理できないほどアプリケーションを同時に稼動させる場合、4 つ画面を切り替えて使うと便利です。 Virtual Desktop Manager を起動すると、タスクバーに右のメニューが表示されます。 例えば、1 番のデスクトップ画面には、Internet Explorer とソースをメモ帳で開いた状態にしてあります(ホームページを製作している状態)。 2 番のデスクトップには同じく Internet Explorer を開き、Google 検索専用の画面にします。 3 番のデスクトップは、海外のホームページを翻訳した状態。 4 番のデスクトップは、メールを書いてる状態。これをタスクバーの4つボタンを左クリックする事で、簡単に切り替えられます。
1 つ画面に1つのアプリケーションを起動させた場合は、Virtual Desktop Manager を利用しても、タスクバーで切り替えても同じ事です。 しかし、ホームページ製作などでは、メモ帳開きソースを編集して、Internet Explorer で編集状態をプレビューさせます。 1 つのページだけを編集するのであれば、さして苦になりませんが、複数のページをまたがって編集する場合、ホームページに対応したメモ帳(ソース表示)がどれなのか混乱します。 4 つの画面を切り替えられるので、4 つのホームページを平行して編集するのに便利です。
しかし、作業が混乱してくると、4 つの画面に割り当てたアプリケーションを忘れる事があります。 そんな時は、右の赤枠で囲まれたボタンをクリックすれば、4つデスクトップの状態を1画面で確認できます。
シングルディスプレイの環境では便利な Virtual Desktop Manager も、表示領域を確保できるデュアルディスプレイの環境で実行すると物凄い事に・・・・。 パソコンのスキルは必要ありませんが、これを利用するユーザーの作業能力が問われます。 とりあえず無料で提供されているので、ここではインストールしてみたいと思います。
1. Microsoft PowerToys for Windows XP のページを開きます。
2.「Deskman.exe」を左クリックします。
3.セキュリティの警告が表示されます。「保存(S)」を左クリックします。 セキュリティの警告について
4.保存する場所を指定します。左メニューで「デスクトップ」を左クリックして、さらに「保存(S)」を左クリックします。
5.ダウンロードが完了したら「閉じる」を左クリックします。
6.デスクトップに「DeskmanPowertoySetup.exe」がダウンロードされました。次はインストール方法へと続きます。 インストールウィザードは英語です。
1.デスクトップにダウンロードした「DeskmanPowertoySetup.exe」をダブルクリックします。 フォルダオプションの設定により「.exe」は表示されていない場合もあります。
2.セキュリティの警告が表示されます。「実行」を左クリックします。 セキュリティの警告について
3.インストーラの準備終了後、「Next」を左クリックする。
4.ソフトウェア許諾契約書画面で、契約書を読み納得した上で「I accept the terms in the license agreement(同意する)」を左クリックして、 さらに「Next」を左クリックします。
5.特に変更する必要が無いので、そのまま「Next」を左クリックします。
6.「Complete(標準構成)」を選択して、「Next」を左クリックします。
7.インストールの準備が完了しました。「Next」を左クリックするとインストールが開始されます。
8.インストール中です。しばらくお待ち下さい。
9.インストールが完了しました。「Finish」を左クリックして終了します。次は使い方に進みます。
起動方法は、タスクバーの何も無い所で右クリックして、「ツールバー」→「Desktop Manager」を 左クリックして下さい。
タスクバーに Desktop Manager のコントロールパネルが表示されます。起動時の画面は「画面1」に設定されています。 各ボタンの説明は上画像を参照。
例えば、右画像は Desktop Manager を起動した画面で、Internet Explorer7を起動しています。起動時は画面「1」に設定されています。
この状態でタスクバーの画面「2」を左クリックして、今度はFierfoxを起動してみました。さらにタスクバーの画面「3」を左クリックして、今度は
Lunascape
を起動してみました。
それぞれの画面で別のブラウザが表示されている状態で、同じ画面に 3 つのブラウザが起動している訳ではありません。
この状態で4分割表示ボタンを左クリックした状態が右上の画像になります。
4 分割表示は、バーチャルデスクトップの状態を確認するためにあります。 この状態で画面「3」の Lunascape が起動したデスクトップにアクセスしたい場合は、画面「3」の部分を左クリックします。 すると、画面「3」が大きくなり、画面全体に広がります。 もちろん、わざわざ分割画面を表示しなくても、タスクバーのボタンで4つの画面に一発でアクセス可能です。
4 つの画面で異なるブラウザを表示する事が、作業の効率化を助けるか否かは不明です。 これはあくまでも例ですが、実際は異なる作業ごとにデスクトップを分けて利用するのに便利です。
終了方法は、タスクバーの何も無い所で右クリックして、「ツールバー」→「Desktop Manager」を左クリックして下さい。
Virtual Desktop Manager は、画面を操作するアプリケーションのため、パソコンスペックやビデオカードの性能に依存します。
今となっては、4つのデスクトップを3Dで切り替える Shock 4Way 3D や、最大 4 つの仮想デスクトップを利用できる Desktops などおすすめです。 そして、今になっても思う事は、Windows にこれらの仮想デスクトップが標準に搭載される事はありません。 その理由を想像すると、やはり必要無い機能なのか?多くのユーザーが必要とする機能では無いのか? 仮想デスクトップを独立的な機能にすれば、環境は安定するものの利便性を失います。 その逆に、Virtual Desktop Manager と同じくアプリケーションが連動して動く Shock 4Way 3D などは便利ですが安定性は微妙です。 いずれにしても、どこに何を起動しているのか混乱する場合は、これらの機能を使うスキルを最初に身につける必要があるのかも知れません。