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Windows 10
 パソコン画面をテレビに出力させる方法
  (Diginnos DG-D08IW2L)

 Diginnos DG-D08IW2LはMicroHDMI端子を搭載しているので、変換ケーブルを用いて映像を外部出力できます。Windows 10の出力方法は「PC画面のみ」「複製(クローン)」「拡張」「セカンド スクリーンのみ」の4種類です。「複製」の場合は タブレットPCやラップトップPCの画面解像度に統一されますが、「拡張」「セカンド スクリーンのみ」を選択すると、フルHDで出力可能です(接続するテレビがフルHDに対応していれば)。


過去にもパソコンを家電テレビに接続する方法を何度か掲載してきましたが、今回はWindows 10が搭載されたタブレットPCで説明します。いつしか家電テレビもブラウン管から液晶に変わり、HDMI ケーブル一本で映像と音声を出力可能になりました。

2017年現在、デスクトップPCと液晶ディスプレイを接続するには、DisplayPort(ディスプレイポート)、DVIケーブル、HDMIケーブルなどを使用します。ワイヤレス接続もありますが、このページでは取り上げません。デスクトップPCの場合は、標準的なHDMIケーブルで家電テレビと接続すれば、PCの映像と音声を出力できます。それは、PC用の液晶ディスプレイと接続する方法と同じなので簡単です。

一方、ラップトップやタブレットPCは、限られた筐体に端子を搭載するため、MiniHDMIやMicroHDMI端子が搭載されている場合があります。写真左下はドスパラ Diginnos DG-D08IW2L に搭載されたMicroHDMI端子です。HDMI端子には種類があり、標準(Aタイプ)、Mini(Cタイプ)、Micro(Dタイプ)などが主流です(写真右下)。まずはPCに搭載されたHDMI端子の種類を調べましょう。購入したPCのメーカーサイトで、仕様を確認すれば良いでしょう。

リビングで使用する家電テレビには、標準(Aタイプ)HDMI端子が搭載されている場合が多いです。標準(Aタイプ)とPC側に搭載されたHDMI端子を変換するケーブルを購入すれば良いでしょう。Diginnos DG-D08IW2L には、MicroHDMI(Dタイプ) - 標準タイプ(Aタイプ)変換ケーブルが付属するので、標準タイプ(Aタイプ)HDMIケーブルを購入するだけ接続できますが、写真左下のようなMicroHDMI(Dタイプ)- 標準タイプ(Aタイプ)変換ケーブルを購入すれば、これ一本でPCと液晶テレビを接続できます。写真右下は、Diginnos DG-D08IW2LのMicroHDMI端子にケーブルを接続した状態です。もちろん、MicroHDMI端子の隣にあるMicroUSB端子で、給電しながら映像を出力できます。

出力する家電テレビは TOSHIBA REGZA 42H7000です。今回は HDMI 入力「2」に接続します。テレビのリモコンで入力切り替えボタンを押し、画面2に変更します。


Windows 10 アクションセンター 映像出力 切り替え画面

1.HDMIケーブルを接続したら、Windows10のデスクトップ画面、右下のアクションセンターのアイコンをクリックします。さらに、「展開」の文字が見える場合は、それをクリックします。



2.アクションセンターの「表示」パネルをクリックします。



3.アクションセンターに映像の出力方法が表示されました。


PC画面のみ:出力の種類


PC画面のみ:外部ディスプレイとHDMIケーブルで接続したものの、PCのディスプレイだけ出力する設定です。外部ディスプレイに出力した後、HDMIケーブルを抜く前に「PC画面のみ」に変更する事をお勧めします。


複製:出力の種類


複製(クローン):PCのディスプレイに表示している内容を、そっくりそのまま外部ディスプレイに出力します。プレゼンでPCを操作しながら大きな画面に出力したい場合に便利です。外部ディスプレイの解像度はPCのディスプレイ解像度に依存します。上の写真で説明すると、外部ディスプレイの解像度がフルHD(1920×1080)でも、出力元のタブレットPC「Diginnos DG-D08IW2L」のディスプレイ解像度が1280×800なので、外部ディスプレイの解像度も1280×800になります(写真左下)。「設定」の「ディスプレイ」で確認すると、1つの画面に「1|2」と表示され、識別ボタンをクリックすると、共に「1|2」と表示されます(写真右下)。


拡張:出力の種類


拡張:PCのディスプレイに外部ディスプレイの画面を拡張して、2つの画面でカーソルやウインドウを行き来できます。PC用の液晶ディスプレイ2枚で、デュアルディスプレイを構築する場合と同じです。解像度を机の天板に例えるならば、もう一つ机を追加して、作業スペースを広くするのに似ています。画面「1」は映像出力元で、タブレットPC「Diginnos DG-D08IW2L」のディスプレイの解像度は1280×720(画像左下)、出力先のTOSHIBA REGZA 42H7000の解像度は1920×1080(フルHD)になります(画像右下)。PCの外部出力の解像度に依存するので、出力先の最大解像度に対応できない場合もあります。例えば、タブレットPC「Diginnos DG-D08IW2L」のグラフィックス機能はIntel® HD Graphics 400でCPU内蔵です。CPU Intel Atom® x5-Z8350 Processorの製品仕様にアクセスすると、最大解像度 (HDMI 1.4)は1920x1080と分かります。

スクリーンショットを取得すると以下のようになり、解像度の違いが良く分かりますね。タスクバーは重複しますが、通知領域やアクションセンターは画面「1」(出力元のPC)だけに表示されます。

以下のスクリーンショットでは、「設定」ウインドウが二画面にまたがって表示されているのが分かります。


セカンド スクリーンのみ:出力の種類


セカンド スクリーンのみ:出力先のディスプレイのみ表示されます。右上の写真でタブレットPCの画面に何も表示されていないのが分かりますね。解像度は「拡張」で説明したのと同じで、グラフィックス機能(CPU内蔵の場合はCPU)の最大解像度に依存します。この状態でHDMIケーブルを引っこ抜くと、自動的にPCのディスプレイに出力が切り替わりますが、できればケーブルを抜く前に「PC画面のみ」に変更する方が良いでしょう。たぶん・・・

なお、セカンドスクリーンのみを選択すると、外部ディスプレイに表示が切り替わり、アクションセンターに「このディスプレイの設定をそのままにしますか?」と問われます。「変更の維持」ボタンをクリックしましょう。クリックせずに放置すると、数行後に元の設定に切り換わります。下の方で説明するディスプレイの設定から出力方法を変更した場合、必ず表示されるようです。


ディスプレイの設定

デスクトップを右クリックして、表示されたコンテキストメニューの「ディスプレイの設定(D)」をクリックします。



「ディスプレイの選択と整理」に接続されたディスプレイが表示されます。画面を識別するために番号が表示されおり、「識別」ボタンをクリックすると、画面上に識別番号が一時的に表示されます。例えば右のスクリーンショットでは、タブレットPC(1280×800)が画面「1」で、HDMIケーブルで接続したTOSHIBA REGZA 42H7000(1920×1080)が画面「2」になっており、解像度(大きさ)の違いでも識別できます。画面をクリックするとオレンジ色に変わり、その数字の画面を選択した状態になります。スクリーンショットでは、画面「1」が選択された状態です(つまりタブレットPCの画面)。



下にスクロールすると、画面「1」の解像度を変更できます。今回仕様したタブレットPC「Diginnos DG-D08IW2L」のディスプレイは8インチで、最大解像度は1280×800になります。



「拡張」の場合は、セカンドスクリーンの解像度も変更できます。画面「2」をクリックして選択状態にします。



下にスクロールすると、画面「2」の解像度を変更できます。TOSHIBA REGZA 42H7000なのでフルHDが選択できます。



「複製」に設定した場合、出力元のディスプレイの解像度に依存するため、画面「2」の解像度がグレーアウトになっています。



片方のディスプレイしか表示しない「PCの画面のみ」や「セカンドスクリーンのみ」を選択しても、「ディスプレイの選択と整理」に2枚の画面が表示されます。



HDMIケーブルを引き抜くと、「ディスプレイの選択と整理」は表示されません。



「複製」に設定した場合、次のスクリーンショットのように、左が画面「1」で出力元のPC、右の画面「2」がセカンドスクリーンになります。

ウインドウをドラッグして画面「1」の右に移動すると、セカンドスクリーンの画面「2」の左からウインドウが現れます。

セカンドスクリーンの場所を変更するには、「ディスプレイの選択と整理」で画面をドラック&ドロップして移動します。最後に「適用」ボタンをクリックします。


ウインドウをドラッグして画面「1」の左に移動すると、セカンドスクリーンの画面「2」の右からウインドウが現れます。このように、セカンドスクリーン画面「2」の左右の場所が変更できます。


ディスプレイの設定から出力方法を変更する方法

1.デスクトップを右クリックして、表示されたコンテキストメニューの「ディスプレイの設定(D)」をクリック(4に進む)、あるいは、Windows ボタンをクリックして、さらに「設定」ボタンをクリックします。



2.「Windowsの設定」が開いた場合は、「システム」をクリックします。



3.Windows 10 バージョン1703(OS ビルド 15063.483)の現時点では、システムを開くと「ディスプレイ」が表示されますが、そうでない場合は左メニューの「ディスプレイ」をクリックします。



4.下にスクロールすると、「複数のディスプレイ」で「表示画面を複製する」「表示画面を拡張する」「1のみに表示する」「2のみに表示する」を選択できます。これが表示されるのは、セカンドスクリーンを接続したときです。「1のみに表示する」はアクションセンターの「PC画面のみ」、「2のみに表示する」が「セカンドスクリーンのみ」と同じです。


タブレットPC「Diginnos DG-D08IW2L」

ドスパラのDiginnos DG-D08IW2LでTOSHIBA REGZA 42H7000に出力すると、解像度1920×1080で表示可能ではありますが、YouTubeの1080p60の動画を再生すると、途中で途切れ途切れになります(自動ではなく1080p60を指定)。720p60でも同じ状況なので、フルHD出力は難しいのかも知れません。もちろん、通信回線にも依存します。

一方、1920×1080pのYouTube動画は、フルHD画面でスムーズに再生できました。また、デジタルビデオカメラSONY HDR-CX180で撮影したフルHD動画(1080i 30フレーム 22Mbps)の動画を、Windows 10にインストールされた「映画&テレビ」アプリで、フルHD画面に出力してスムーズに再生できました(1080p 60フレームは試していません)。再生テストで使用した動画の保存場所は、本体のカードリーダーに挿入した MicroSD 64GBです。

Diginnos DG-D08IW2L単体でも、YouTubeの1080p60動画の再生は難しいです。しかし、720p60はスムーズに再生できました。720p60はDiginnos DG-D08IW2L 8インチの解像度1280×800に最適です。

Diginnos DG-D08IW2L デジノス DG-D08IW2L


終りに

20世紀末、Windows ME を搭載した BTO パソコンで、テレビチューナー&キャプチャー外付けユニット NEC SmartVision(スマートビジョン)を使っていました。当時のPCモニターは15〜17インチが主流で、家電のブラウン管テレビは25〜30インチでした。より大きな画面で視聴するために、PCと家電テレビを3mのコンポジットケーブルやS端子ケーブルで接続していました。当時の家電テレビは解像度が低いため、PC用モニターとしては不向きでしたが、ハードディスクドライブに録画したテレビ番組やDVDの視聴には向いていました。今となっては懐かしい思い出です。

Microsoft Surface RTをテレビに接続





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