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前編:ゲーム実況用にマイクとオーディオインターフェースを設定する方法

 前編は、ゲーム実況に必要なマイク、オーディオインターフェース、ケーブルなどを購入したので、それらの製品を紹介します。後編は、これらの機材を使って、Windows 上でゲーム音と声をミックスして録音する方法を紹介します。私は生声による実況をテストするために、はじめてこれらの機器を購入したので、これが最善なわけではありません。


私は、 ソフトーク の合成音声を使って YouTube(ユーチューブ)に Minecraft(マインクラフト)の実況動画 をアップロードしています。Windows 7 Professional 64bit でプレイしているゲーム画面を、 Windows Media エンコーダ(無料) を使ってキャプチャーして、AviUtl(無料)で編集する際に、ソフトーク(無料)の合成音声(商用利用は有料)でアフレコをしています。いわゆる、「ゆっくりボイス」が好きなので、商用ライセンスを購入して使っていますが、アフレコの編集作業が苦になってきました。そこで、編集ポイントをプレイ中に動画に埋め込まれる、生声による実況を検討しています。



最初に考える必要な機材は、実況の生声を取り込むマイクです。苦手なジャンルなのでインターネットで調べた結果、実況に利用できるマイクを大別すると、PC 用のマイク、ダイナミックマイク、コンデンサーマイクがあります。PC 用のマイクは、本体に内蔵されているノート PC や液晶一体型 PC もあり、サウンドカードやパソコンに同梱されている場合もあります。説明を読んて理解できた範囲では、PC 用マイクで声を録音する方法が、安価な初期投資で最も簡単だと思いました。

しかし、重い腰を上げて試すのであれば、知らない世界へ飛び込んでみたいと思いました。そこでコンデンサーマイクとダイナミックマウスを検討したところ、原理は難しいので省きますが、高音域から低音域まで録音できるコンデンサーマイクが優秀であることが分かりました。しかし、繊細なマイクで保管が面倒であり、高価であることも分かりました。そこで、単一指向性のダイナミックマイクを購入することにしました。



ダイナミックマイク

WEB サイトや YouTube の実況で人気があるマイクを探したところ、「SHURE ( シュアー ) SM58」の名前が挙がりました。ステージ上でのボーカルの拡声及びスタジオでのレコーディングに適したプロ向けの単一指向性(カーディオイド)マイクロホンで、屋内外を問わず、歌にスピーチに、世界中のプロから圧倒的な支持を得ているとあります。直輸入品が安かったので、それの ON/OFF スイッチ付き「SHURE / SM58S」を注文しました。スイッチが無いものあるので、購入する際は確認して下さい。


スイベルスタンドアダプター(A25D)、保管用バック(95C2313)、SHURE と刺繍されたベルクロの結束バンド、SHURE のステッカーと説明書が付属します。変換ネジが付属するとありますが、それは同梱されていませんでした。

さて、右も左も分からない私としては、接続するマイクコードと、マイクスタンドに接続するための、マイクホルダーのネジの口径が気になりました。マイクにあるマイクコードを接続するコネクターは、プロオーディオ用 3 ピン(XLR、別名、キヤノン)オスで、マイクホルダーのネジ径は、5/8 インチでした。

一応、日本語に対応した説明書が付属しす。マイク本体の重さは 331g で、初めて持った感想は「結構重い」です。カラオケにも行かないので、普段マイクを持つ生活をしていません。



オーディオ・インターフェース

さて、コンデンサーマイクとは違い、ダイナミックマイクにはファンタム電源(+48V)を必要としません。YouTube の説明や開梱動画を検索すると、BEHRINGER(べリンガー)の「XENYX 302USB」が人気でしたが、ファンタム電源が常に ON になっているらしく、ダイナミックマイクには不向きです。そこで、同社の「XENYX Q502USB」を注文しました。モノラルチャンネル数 × 1 、ステレオチャンネル数 × 2 のステレオ USB オーディオインターフェイス(Audio interface:オーディオインターフェイスとも言う)機能を搭載し、PC と 付属の USB ケーブルで直接接続することが可能です。


同梱物は、本体とパソコンを繋ぐ USB ケーブル、AC アダプター、保証書、説明書、ステッカーです。分厚いカラーの冊子はカタログ(英語)で、白黒の薄い方が説明書になりますが、初心者の私に理解できる内容ではありませんでした。購入する前に、PDF マニュアルをダウンロードしていたので、それは分かっていました。

本体側の USB コネクターはタイプ B なので、タイプ A-B 変換ケーブルが付属されています(写真左下)。AC アダプターは、本体から通常のコンセントケーブルがのびているので、電源タップの隣接する口を占領する心配はありません。

マイクコードを接続するキヤノン(XLR)メスとフォーン(TRS)メスを装備しています。本体重量は 606g でした(写真右下)。


マイクケーブル

「SHURE / SM58S」を「XENYX Q502USB」に接続するために、マイクケーブル「Classic Pro MIX010 XLR(オス) - XLR(メス)、1m」を購入しました。マイクケーブルを使うのは初めてで、マイクとオーディオインターフェースの PDF マニュアルをダウンロードして、XLR オスとメスの確認をしました。



卓上マイクスタンド

椅子に腰掛けて机に向かってゲームをプレイするので、卓上スタンドを探しました。今回購入したのは、「KC デスクトップマイクスタンド ブラック MDS-1500 / BK」です。 購入する前に、椅子に腰掛けて天板から口まの長さを測り、適当な高さなのが「MDS-1500」でした。

高さ約 140mm 〜 200mm まで調節可能で(写真左下)、台座の直径は 115cm 、重量は 868g なので安定しています(写真右下)。

マイクホルダーが付属しますが、せっかくなので「SHURE / SM58S」に付属されていたマイクホルダーを使います。ネジ径は 5/8 インチで、SM58S 付属のマイクホルダーが使えました(A25D)。「MDS-1500」に付属するマイクホルダーは(写真右下の右)、前後に簡単に動きますが(ゆるい)、「SHURE / SM58S」に付属するマイクホルダー(写真右下の左)はかたいです。いずれも、ネジの締緩(かんてい)で対応できます。

台座の裏には滑り止めが 4 つ付いています。これでマイクを設置するスタンドが完成しました。コンデンサーマイクを使う場合、机の上の音を拾うのを避けるため、床に設置するマイクスタンドがお薦めらしいのですが、ダイナミックマウスもそれは同じなのかも知れません。ただ、そこまでスペースを取られるのも嫌なので、今回はお気軽に利用できる卓上マイクスタンドを購入しました。単刀直入に、キーボードやマウスのクリック音は入りました。マイクを置く位置を変更するか悩みます。



ポップブロッカー

ポップブロッカーはキクタニの「PO-5S」を注文しました。注文するまで、「ポップブロッカー」の名称を知りませんでした(ポップアップブロッカーは知っています)。「パピプペポ」などを発音した時の風切り音を低減させ、マイクを保護する役目があるそうです。

ポップブロッカーを設置した図。このポップブロッカーは挟むタイプで、本当はスタンドに挟みたいのですが、マイクの下端に設置するのが一番しっくりきました(写真左下)。ここに向かって実況します(写真右下)。購入してから知ったのですが、SM58 にはポップフィルタが内蔵されています。何も付けない状態、ポップブロッカーを付けた状態、ウィンドスクリーンを装着した状態でテストしたところ、私の耳では違いが分かりませんでした。おそらく、ポップフィルタが内蔵されているからなのでしょう。

角度はプラスドライバーで変更できますが、ポップブロッカーは横回転のみで、上下には動きません。



ウィンドスクリーン

ポップブロッカーと機能が重複しますが、試してみたかったのでウィンドスクリーンの「CLASSIC PRO MWS-B」を購入しました。こちらはマイクに装着するタイプで、ポップブロッカーより扱い易いと思いましたが、より音がこもる印象を受けました。その理由は先にも書いた、ポップフィルタがマイクに内蔵されているため、機能が重複しているからだと思われます。写真右下は、「SHURE / SM58S」に「CLASSIC PRO MWS-B」を装着した状態です。



開梱動画

以下は開梱動画です。JavaScript と Flash Player が利用できる環境なら、以下の「ビデオを見る(Watch Video」をクリックするとプレイヤーが表示されます。そうでない場合は、動画への直リンクをクリックすると、YouTube サイトで動画を視聴できます。

動画への直リンク:BEHRINGER XENYX Q502USB / SHURE SM58S 開梱動画




結局、単一指向性のダイナミックマイクを購入した私には、ポップブロッカーとウィンドスクリーンは不必要となりました。ただし、音がこもるウィンドスクリーンはともかく、ポップフィルタが内蔵されていないマイク、あるいは、除去しきれない風切り音を低減させるためには、ポップブロッカーが役に立つと思います。もちろん、高価で精密なコンデンサーマイクを使う場合は必須です。それでは、これらの機器を使って、ゲーム実況が可能な環境を構築していきます。 後編に続く・・・




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