Tweet | |最新日記| |
8 年前に購入した パソコンをまだ現役で使っていますが、すでにブラウザを起動して WEB サイトを閲覧するのにも時間がかかります。 もちろん、常に使っているというよりは、何かをテストする時に頭数が足りない場合に役に立っています。スペックは以下。
CPU | Intel Celeron 1.3 GHz |
MB | ECS P6IEAT i815E B-Step サウンド/ビデオ オンボード |
メモリー | SD-RAM 256MB PC-133 CL3 × 2(MAX512MB) |
ハードディスク | 80GB IDE |
ビデオ | NVIDIA GeForce FX 5200 128 MB AGP |
光学式ドライブ | CD-RW ATAPI |
サウンド | クリエイティブ Sound Blaster |
インターフェイス | IEEE1394 |
OS | Microsoft Windows XP Professional SP3 |
i815E は、オンボードサウンドとオンボードビデオが登場した時代のチップセットで、まだ LAN のオンボードは存在していませんでした。 途中でハードディスクドライブが故障して、DSP 版の Windows XP Professional SP3 と 80 GB のハードディスクドライブに変更。 その後、余ったビデオカードとサウンドカードを増設。
そろそろお気軽なテスト用に、Intel Atom プロセッサーを搭載した格安パソコンを購入しようと思いましたが、WEBサーバーとして利用していたパソコンが余ったので、これと交換する事になりました。しかし、このパソコンも 5 年前のもので古く、ノートパソコンになります。スペックは以下。
CPU | インテル® Celeron® M プロセッサ 360(1MB L2キャッシュ、1.40 GHz、400MHz FSB) |
チップセット | モバイル インテル(R) 915GM Express |
メモリー | 256MB + 512MB |
ハードディスク | 40GB内蔵(Ultra ATA-100、4,200rpm、SMART機能対応) |
ビデオ | オンボード |
光学式ドライブ | DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ (固定式 DVD-ROM 最大8倍速、CD-ROM 最大24倍速、CD-R 最大24倍速、CD-RW 最大10倍速) |
サウンド | クリエイティブ Sound Blaster |
LAN | Broadcom 内蔵無線LAN (IEEE802.11b/g準拠)/ 有線LAN |
液晶 | 14.0インチ ワイドTFT WXGA ウルトラクリアビューカラー液晶ディスプレイ |
OS | Microsoft Windows XP Home Edition SP3 |
性能は低いですが、同じCeleronでも世代が異なるので、少しはマシになるはずです。ただし、グラフィックス性能は下がると思われます。
液晶ディスプレイ( HDCP 非対応)、USB キーボード、USB マウスはそのまま利用して、パソコン本体だけデスクトップからノートパソコンに変更します。 ノートパソコンの液晶、キーボード、タッチパットを使わずに、マザーボード、CPU、メモリ、ビデオ機能などを使います。 このノートパソコンをまともに使っていれば、液晶ディスプレイも無理がありますが、WEB サーバーとして利用していたため、ほとんど液晶ディスプレイは使っていません。
ノートパソコンの外部出力(残念ながらアナログ)を使って、現状の液晶ディスプレイと接続しますが、ノートパソコンに搭載された液晶ディスプレイも使って、デュアルディスプレイを構成する事も可能です。しかし、今回はあくまでも置き換えなので、常に外部液晶だけを使います。
ノートパソコンのヘッドホン端子と、液晶ディスプレイの音声入力端子を接続します。これで、音声は液晶ディスプレイの前面ボタンか、Windows の機能を使って変更できます。
後は、USB キーボードと USB マウスを、ノートパソコンに接続して準備完了です。 デスクトップパソコンと比べれば、当然ながらコンパクトになり、電源ユニットではなく、AC アダプターで動作するので、騒音は低減します(常にではありませんが、CPU ファンが時々作動する)。
起動する時は少し面倒になります。外部液晶ディスプレイの電源ボタンは、今までと変わりませんが、ノートパソコンは液晶ディスプレイを開いて電源ボタンを押す必要があります。電源ボタンを押したら、液晶ディスプレイを閉じます。これらの一連の動作は、以下のビデオを視聴して下さい。
しかし、液晶ディスプレイを閉じると、スタンバイ状態に移行するため、液晶を閉じてもスタンバイに移行しない設定に変更します。
出力先を「PCモニター」に変更します。これで、ノートパソコンの液晶ディスプレイには出力されません。
電源さえ入れてしまえば、あとはUSBキーボードとUSBマウスによる操作なので、それまでのデスクトップパソコンと変わりません。シャットダウンする時も、スタートボタンから普通にシャットダウンできます。電源ボタンを押してシャットダウンしていたのなら、この場合は面倒になります。起動する時と同じく、ノートパソコンの液晶ディスプレイを持ち上げて、電源ボタンを押さなくてはなりません。
ノートパソコンをデスクトップの様に使うわけですから、電源管理も「ポータブルデバイス」から通常の PC に変更すれば良いでしょう。デスクトップを右クリックして「画面のプロパティ」をクリック。「スクリーンセーバー」タブをクリックして、「電源」ボタンをクリックすると表示されます。
フル HD 対応の液晶ディスプレイが 2 〜 3 万円で購入できる昨今、買い換えたら?と思うかも知れませんが、この環境で液晶ディスプレイだけを買い換えても、フルHDを出力するだけの性能をパソコンが保有していません。どちらかが壊れたら、パソコン本体と液晶ディスプレイを買い換える時だと思います。後は、Windows XP の延長サポートが切れたら。
これに比べて、今のノートパソコンは、HDMI 端子一本でフル HD 出力して、音声も出力できて便利です。 ノートパソコンに Blu-Ray ドライブが搭載され、液晶ディスプレイに HDMI 入力端子が搭載されていれば、HDMI 一本で家電液晶テレビに出力できます。