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Windows Defender Offline ベータ版を試してみました


Windows Defender Offline(ウインドウズ ディフェンダー オフライン)ベータ版は、ウイルスが原因でWindowsが起動できない状態に陥った時、CD-R / DVD-R / USBメモリなどから起動できるウイルス検知、駆除ソフトウェアです。インターフェイスは無償で提供されている Microsoft Security Essentials(マイクソフト セキュリティ エッセンシャル)と共通です。つまり、Windows を起動せずに、CD-R / DVD-R / USBメモリ から起動してMicrosoft Security Essentialsを稼働させるみたいな感じです。



利用するには、まずは CD-R / DVD-R / USBメモリからパソコンが起動できる必要があります。利用可能なデバイスを選び、正常なコンピューターの Windows 上で、CD-R / DVD-R / USBメモリに起動可能なWindows Defender Offlineをインストールします。USBメモリは自動的にフォーマットされるので注意して下さい。光学式メディアは、直接焼く方法と、ハードディスクにISOファイルを作成して、後にメディアに焼く方法を選択できます。



まずは公式サイトにアクセスして、Windows Defender Offline Toolをダウンロードします。利用するOSのビット数を確認して、「Download the 32-bit version」か「Download the 64-bit version」ボタンをクリックします。これを、デスクトップにダウンロードしましょう。



今回は32ビット版をダウンロードしました。デスクトップにダウンロードしたアイコンをダブルクリックします。



「Next」ボタンをクリックします。



利用許諾契約書が表示されるので、内容を読み納得した場合のみ、「I accept(同意します)」ボタンをクリックします。同意しない場合は「I decline(断る)」をクリックして、プログラムを速やかに終了します。



作成するものを選択します。「on a blank CD or DVD」は、空の CD-R かDVD-R を挿入します。もちろん、これらのディスクに書き込めるドライブが必要となります。光学式メディアからの起動は多くのPCで可能です(光学式ドライブが搭載されていれば)。「On a USB flash drive that is not password protected」は、USBメモリを差し込みます。データが保管されていてもフォーマットされるので注意して下さい。「As an ISO file on a Disk(Advanced)」は、ハードディスクドライブにISOファイルを作成します。該当する項目をクリックして、「Next」ボタンをクリックします。



「As an ISO file on a Disk(Advanced)」を選択した場合、作成するフォルダーを選択します。初期状態では以下のディレクトリに作成されますが、探しやすさを優先してデスクトップに変更しても良いでしょう。「Next」ボタンをクリックします。

C:\ProgramData\Microsoft\Microsoft Standalone System Sweeper Tool\


CD-R / DVD-R / USBメモリなどの表記は異なりますが、いずれにしても自動で作成してくれるので完了するのを待ちます。



終了したら使い方が英語で表示されます。選択した項目によって内容は異なります。「Finish」ボタンをクリックして終了します。



右はUSBメモリに作成した内容をエクスプローラーで参照している状態です。CDやDVDに作成した場合も、中身を参照する事ができます。



唯一、正常可能しているコンピューターで作業が必要なのはIOSファイルを作成した場合です。Windows 7 では右クリックでイメージを焼けます。メディアをセットして、ISOファイルを右クリック、さらに「ディスク イメージの書き込み」をクリックしま。



書き込み用ドライブを選択して、「書き込み(B)」ボタンをクリックします。書き込みが完了したら、「閉じる(C)」ボタンをクリックします。「on a blank CD or DVD」と「As an ISO file on a Disk(Advanced)」の作業の違いは、この作業があるか無いかです。



右は、ISOファイルをDVD-Rに焼き、エクスプローラーで参照している状態です。「on a blank CD or DVD」により作成したメディアも同じになります。



さて、作成したものを利用できるかどうかは、そのコンピューターにより異なります。例えば、右のBIOS(バイオス)セットアップ画面でBoot Order(ブート オーダー)を確認したところ、古過ぎてUSBメモリから起動できるタイプではありません。しかし、「ATAPI CD-ROM Drive」があるので、CD、あるいは、DVDドライブが搭載されていれば、DVDから起動する事が可能です。つまり、このタイプはUSBメモリに作成しても使えません。



右のタイプは、USBメモリを差した状態でCMOS(シーモス)ユーティリティを起動すると、USB設定のマスストレージデバイスでタイプを選択できます。例えば、ハードディスクドライブを選択すると、そのUSBメモリはハードディスクドライブとして認識してくれます。



さらに、起動オプションでOSがインストールされたハードディスクより上に、USBメモリを設定する事で(タイプをハードディスクに設定して再起動してから)、USBメモリから起動可能になります。



CD、または、DVDから起動する場合は、ハードディスクドライブの前に光学式ドライブから起動する設定にします。一般的には初期状態でそうなっていますが、システムをむやみに探すのを止め、起動速度を向上する場合は、一番最初にシステムがインストールされたハードディスクドライブに設定します。



コンピューターを再起動する前に、USBメモリ、あるいは、CD、DVDを挿入します。CD、DVDの場合は、画面に「Press any key to boot from CD or DVD...」みたいな文字が表示されたら、「Enter」キーを押します。表記はBIOSにより異なりますが、この作業により、CD、あるいは、DVDから起動しますと命令した事になります。つまり、Windows Defender Offline を Windows を起動する前に起動する訳です。USBメモリの場合も、メディアにエミュレートした場合は、同じ起動方法になるのかも知れません。今回は、ハードディスクとして設定したので、「Enter」キーを押す必要はありませんでした。



Windows 8 をインストールする時と同じ表示がされました。もちろん、ベータの段階なので正式版では変更されるかも知れません。



一応、Windows 7 でお馴染みにロゴが表示されます。



Windows Server 2008みたいな画面が表示されます。



管理人の環境では、一つのハードディスクドライブの異なるパーティションに、Windows 7 Professional 64bitとWindows Vista Ultimate 32bitがインストールされているため、右のような選択画面が表示されました。Windows Defender Offlineを実行したい環境を選択して「OK」ボタンをクリックします。一つのOSからインストールされていない場合は、この画面は表示されませんでした。



後は、Windows Defender Offline を実行します。Microsoft Security Essentials と同じインターフェイスなので、スキャンを実行すれば良いでしょう。なお、駆除が完了したら、右上の「×」ボタンをクリックすれば、コンピューターが再起動します。その時、CMOSセットアップユーティリティ(BIOS設定画面など呼び方は色々あります)を起動して、起動オプション(起動デバイス、ブートデバイスなど)をハードディスクドライブに変更するか(元に戻すか)、CD、DVD、USBメモリなどを取り出しておきましょう。実際にウイルスに感染しているコンピューターでテストしたわけではないので、詳しい扱い方は分かりませんでしたが、感染して起動もままならないコンピューターで、Windows Defender Offline は威力を発揮するのかも知れません。なお、海外では Microsoft Security Essentials のより強力になった v4.0ベータ版が話題です。また、次の Windows に標準搭載されるのでは?と噂されています。



以下はDVD-RからWindows Defender Offlineを起動したビデオです。





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