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94.Windows 10 対応 地デジ録画
PIX-DT460 を使ってみました


MB-Support の管理人は、メーカー独自の視聴/録画ソフトよりも、シンプルで動作が軽くレスポンスが早い Windows Media Center(ウインドウズ メディア センター:以下 WMC)を使ってきました。Windows XP Media Center Edition に始まり、Windows Vista まで地上アナログ放送を、Windows 7 からは地上デジタル放送になり、WMC 専用のチューナーカードに買い替えました。Windows 8 からは WMC が有料オプションとなり、先行き不安ながらも Windows 8.1 Pro with Media Center に乗り換えました。


そして、Windows 10 からは、有料オプションも無くなり、WMC の歴史が終了しました。Windows 10 が発売され、無料の期間限定アップグレードが開始されましたが、WMCとWMC 専用のチューナーユニット「I-O DATA GV-MC7/HZ3」を失うため、アップグレードを躊躇していました。


Windows 10 の発売前から、代替チューナーカードを探していましたが、意外にも Windows 10 に対応する製品が見つかりませんでした。発売後も状況は変わらず、いよいよ PC での地デジ視聴が終ったと思いました。右上のスクリーンショットは、無料の期間限定アップグレードを利用したとき、「Windows Media Center はアップグレード中にアンインストールされます。Windows 10 では利用できません。」と表示され、「はい、分かりました(O)」ボタンを押してアップグレードを実行した屈辱的な画面です。


そして、発売日から 2ヶ月後の 2015 年 9 月 25 日、PIXELA(ピクセラ)からダブルチューナーとダブルハードウェアトランスコーダーを搭載したテレビチューナー「PIX-DT460」が発売されました。

3ヶ月後の 12 月 24 日には、外付けユニット「PIX-DT295」が発売され、さらに 2016 年 7 月 1 日には「PIX-DT295」のW録画版「PIX-DT295W」が発売されました。

ピクセラ Windows向け SeeQVault 3波対応(地上/BS/110度CSデジタル放送)Station TV USB接続 テレビチューナー PIX-DT295

テレビキャプチャーカードが自分の PC に対応しているかを確認するには、StationTV® X 環境チェッカーを実行します。


StationTV® X 環境チェッカー | 株式会社ピクセラ

10 年前に自作した私の PC では、録画した番組を光学式メディアに保存できないのとインテル クイック シンク ビデオが使えませんが、解像度(ディスプレイ)、HDCP/ACP、オーディオが OK と表示されているので、テレビの視聴と録画はできます。

私が購入したときは、W録画の外付けユニット「PIX-DT295W」が発売されていなかった、内蔵 ダブル録画 「PIX-DT460」か、シングル録画 USB 外付けユニット「PIX-DT295」の二者択一でした。デスクトップで利用するため、価格と性能を考慮した内蔵型の「PIX-DT460」を注文しました。今回、「PIX-DT460」をインストールする PC のスペックは以下。

自作PC 2007 年

マザーボード:ASUS P5B Premium Vista Edition Intel P965+ICH8R
CPU:Intel Core 2 Quad Processor Q6600 (8M Cache, 2.40 GHz, 1066 MHz FSB)
メモリ:1GB×2 DDR2 800MHz、2GB × 2 DDR2 800MHz、合計 6 GB。
ビデオカード:ZOTAC GeForce GT430 1GB GDDR3 PCIE 2slot heatsink Zone Editio
ハードディスクドライブ:500GB×1 / 1TB×1 / 2TB×2 SATA
光学式ドライブ:I-O DATA DVR-SH62LEB
OS:Windows 7 Professional 64bit / Windows 10 Pro デュアルブート
液晶ディスプレイ:I-O DATA LCD-AD241XB(2008年2月発売 HDCP対応液晶)
液晶との接続はDVIケーブルを使用

購入後はしばらく寝かせ、Windows 10 の無料アップグレードが終了する 7 月に開梱しました。同梱物は本体、ロープロファイル用ブランケット、MiniB-CASカード(使用許諾契約書 添付)、セットアップガイド 兼 製品保証書です。ドライバーやアプリケーションメディア、取り扱い説明書は付属されておらず、メーカーサイトからダウンロードします。

本体のカードは PCI Express 1.1 接続で、トランスコーダー Fujitsu MB86M02A を 2 個(両面)搭載しています。銀色のソケットには MiniB-CAS カードを挿入します。スリム PC に増設する場合は、ネジ 2 本で付属の Low Profile 用ブラケットに換装できます。MiniB-CAS カードなので本体サイズが小さく、PC ケース内のエアフローを乱さずに済みます。


番組録画や番組表を受信するために、StationTV X を常に起動させておく必要があります。タスクバーの StationTV X の色が状態を表し、右のスクリーンショットの灰色は待機中を意味します。アイコンを右クリックして「視聴画面」をクリックします。WMC と比べると、「視聴画面」「番組表」「録画番組一覧」「予約一覧」「設定」など必要な画面を一発で表示できるメニューが便利です。


しばらくお待ちください…


私の環境では「視聴画面」をクリックして、最短 10 秒、最長 20 秒ほどで視聴画面が表示されました。視聴画面はシンプルで、画面をダブルクリックして最大表示と元のサイズを切り替えられます。もちろん、フレームの角をドラッグ&ドロップして任意のサイズに変更できるので、作業をしながら小さな画面で視聴可能です(テレビ画面は私が撮影した風景写真と差し替えています)。


視聴画面を右クリックすると、コントロール パネルやテレビボタン、右にはメニュータブと裏番組タブが表示されます。WMC は視聴した時点で録画され、タイムシフトが可能になりますが、StationTV X は左下の一時停止ボタンをクリックして録画が始まり、再生ボタンをクリックしてタイムシフトを開始します。WMC から乗り換えた場合、違和感があるかも知れません。


右の「メニュータブ」をクリックすると、ホップアップ メニューで全ての機能にアクセスできます。頻繁に利用するのは「録画番組一覧」「番組表」などで、映画や海外ドラマの視聴時は「字幕」「音声切り替え」を使います。初期設定した全ての内容は、メニューの「設定」から変更できます。また、視聴を終了するには、「待機モードへ」クリックします。メニューを閉じる場合は、再びメニュータブをクリックします。


上部の「▲」「▼」ボタンでチャンネルを切り替えられますが、「裏番組タブ」で番組一覧を表示すると、見たいチャンネルに一発で切り替えられます。私の環境では、番組表をダブルクリックすると 4 秒ほどでチャンネルを切り替えられます。


「録画番組一覧」の画面が右のスクリーンショットです。各番組をクリックして選択状態にすると、「再生」「スキップ 再生」「詳細」「保護」「編集」「削除」ボタンが表示されます。私の環境では、常駐アイコンを右クリック、メニューの「録画番組一覧」をクリックして 5 〜 6 秒ほどで起動されました。右下に放送中の番組が表示されるのが邪魔かも知れません。テストで録画したので、一度も見たことがない番組も録画されています(録画した記憶もない・・・)。


番組表は文字サイズ(大・中・小)、時間軸の高さ(高・中・低)を変更でき、使いやすいです。なぜか右下に番組視聴画面が埋め込まれています。私の環境では、待機モードから番組表を表示するに約 20 〜 30 秒ほどかかります。


番組を検索するには、番組表の右上の「メニュー」→「番組検索」をクリックします。


検索条件からジャンルを指定して、番組一覧を取得できます。この機能は WMC にもありました。


右の「詳細検索/おまかせ予約」ボタンをクリックすると、番組表検索パネルが表示されるので、検索ワードを入力して「検索開始」ボタンをクリックします。


検索結果が表示され、予約録画を開始できます。


録画した番組は、自動的にチャプターが作成されます。再生中に右クリックしてコントロール パネルを表示させると、シークバー(緑)に白い縦線がいくつも見えます。これらのチャップターは、ボタンで簡単にジャンプできます(Blu-Rayレコーダーなどではお馴染みの機能)。


音声付き倍速も可能で、私が無理なく聞き取れるのは 1.2 倍速 か 1.5 倍速でした。機能としては 2 倍速まで音声付きで再生でき、音声無しで 10 倍速、60 倍速、120 倍速まで早送りでき、2 倍速、10 倍速、60 倍速、120 倍速の早戻しが可能です。


データ放送を表示するには、視聴中に右クリックしてコントロール パネルを表示して、右上の「D」ボタンをクリックします。操作するには、「メニュータブ」をクリックして「データ放送操作パネル」をクリックします。


ドラッグ&ドロップで移動可能なデータ放送操作パネルが表示されます。私は、録画 → 見る → 消す、時間が無くて見られないときは放置、ハードディスクドライブの容量が無くなれば、見ていなくても削除していました。以前使っていた WMC 専用「I-O DATA GV-MC7/HZ3」はシングル録画でしたが、「PIX-DT460」はダブル録画で、10 年前に自作した私の PC でも問題無く動いています。


私の環境では、1 番組を録画中の CPU 使用率は 10 %ほどで、全く気になりません。


1 番組を録画中で、その番組を視聴時の CPU 使用率は 20 % ほどでした。


1 番組を録画中で、他の番組を視聴時の CPU 使用率は 20 % ほどでした。


番組を視聴しながらダブル録画中の CPU 使用率は 50 %ほどでした。


使い慣れていたこともあり、操作性は WMC が上だと感じますが、視聴画面の右クリック、メニューの表示、閉じ方の癖を覚えた今、「PIX-DT460」も自然に操作ができて快適です。WMC は写真や音楽も管理できるアプリケーションで、テレビ視聴と録画は一つの機能でしかありません(録画と視聴以外に使っていませんでしたが)。なので、テレビ視聴と録画に関する機能は「PIX-DT460」が上です。こうなると、Windows 10 に対応した I-O DATAの mAgicTV GT も使ってみたくなりました。次は、「PIX-DT460」を PC にインストールする流れを紹介します。




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