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84.地デジ録画で満タンになった環境で、2TBのハードディスクドライブを増設してみました

Western Digital WD20EARX バルク品


1 TB のハードディスクドライブの約半分の 500 GB を地デジ録画専用に使っていますが、シリーズ録画で毎週保管されるものの、視聴する時間を割くのが困難になりつつあります。そこで登場するのが、Windows Media Center(ウインドウズ メディア センター)の二倍速再生ですが、映像と音声が倍速なので、それなりに集中して視聴しないと、右から左に流れ、内容が分からなくなります。録画して視聴してひたすら削除するスタイルで納得しているものの、視聴が削除にもう少し時間が欲しいと切なる願いに答えるため、ハードディスクドライブを増設する事になりました。



すでに、3 TB が 1 万円と少々で、2 TB は 6 千円台とお手頃価格。ポイント 10 倍だったので、今回は Western Digital WD20EARX 2TB バルク品 を購入しました。今となっては、3 TB に挑戦した方が面白かったかも知れません。

Western Digital WD20EARX 2TB バルク品



コンピューターをシャットダウンして、電源ユニットのスイッチをオフにします(○が押された状態)。



PCケース:CoolerMaster CM 690 II Plus は、ハードディスクアダプターが付属するので、工具無しで PC ケースに設置できます。ハードディスクの両側には、いくつかのネジ穴があり、ハードディスクアダプターの調節可能な 4 つの突起をねじ込んで固定します。右が、アダプターを設置したハードディスクドライブです。

77.電源ユニットがうるさいのでPC ケースを交換しました:CoolerMaster CM 690 II Plus



このアダプターをPCケースのハードディスクドライブ収納場所に戻します。シャドウベイとでも言えば良いのでしょうか。



フロントに14pファンを搭載しており、前面から空気を取り込んでハードディスクドライブを通過して、PC ケース内部に空気が流れる仕組みです。ハードディスクドライブば発熱するデバイスなので、余裕があるなら一段空けて設置するのもありかと思われます。熱が直接の故障原因かどうかは分かりませんが・・・



ハードディスクドライブに SATA ケーブルと、電源ケーブルを接続します。これにより、私の環境では、SATA デバイスは残り一つしか接続できません。あとは、容量の少ないハードディスクドライブを、大容量のものに変更して、SATA ケーブルの数を減らす、つまり、ハードディスクドライブの数を減らすしかありません。もちろん、その方が電力をセーブできると思います。



さて、いつもながら、新しいハードディスクドライブを増設して、BIOS で認識されていたとしても、フォーマットされていなければ、Windows で利用できません。よって、エクスプローラーを開いても、新しく増設したハードディスクドライブが表示されません。



ハードディスクドライブの領域(パーティション)に関する操作は、「管理ツール」の「コンピューターの管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」から実行します。ここなら、フォーマットされていないハードディスクドライブも表示されます。領域も作成していないので、「未割り当て」と表示されているのが、今回増設したハードディスクドライブです。ここで私が初めて経験するのは、ディスクの初期化で「MBR(マスター ブート レコード)」か「GPT(DUID パーティション テーブル)」のいずれかを選択する事です。過去、最高で1TBの容量でしたが、今回は 2 TB 、さらには、3 TB も一万円ほどなので、これらの 2 TB の超えるディスクを利用するには、「GPT(DUID パーティション テーブル)」を選択する必要があります。

GUIDパーティションテーブル - ウィキペディア

ハードディスクドライブを購入する前から、Windows XP 非対応、Windows 7 、Windows Vista のみ利用可能と掲載されていたので、特に問題になる事はありませんが、上のウィキペディアのリンクを参照すると、利用できない OS が多いのも事実です。Windows に限っては、Windows XP 、Windows Server 2003 の 32 ビット版は全くサポートされていません。全くと言うのは、データ用として利用できるか、起動できるかの意味ですが、いずれもできない場合があります。32 ビット版においては、Windows Server 2003 SP1 から Windows Vista 、Windows Server 2008( R2 は 32 ビット版が存在しない)、Windows 7 がデータ用として利用可能で、起動は付加となっています。つまり、増設してデータを保管できても、Windows をインストールして起動するブートディスクとしては利用できません。



私の環境は、Windows 7 Professional 64 ビット版で、ハードディスクドライブの容量が 2 TB なので、従来通り「MBR(マスター ブート レコード)」を選択しました。3 TB のドライブを購入した場合は、「GPT(DUID パーティション テーブル)」にする必要があったでしょう。そして、もともとTV録画用として購入したので、データ用になり、マザーボードの仕様でデータディスク用の SATA コネクタに接続してあります。また、ハードディスク本体は転送速度 6Gbps に対応していますが、マザーボードが古いので、SATA 3.0 Gbps 接続になります。



「1863.02 GB 未割り当て」で右クリックして、「新しいシンプル ボリューム(I)」をクリックします。



ウィザードが起動します。「次へ(N)」ボタンをクリックします。



今回はテレビ録画用に、2 TB のハードディスクドライブに、最大容量の領域を一つ作成します。「最大ディスク領域(MB)」が、シンプル ボリューム サイズ(MB)に割り当てられているのを確認して「次へ(N)」ボタンをクリックします。



今回、データ用ドライブなので、特にドライブ文字にこだわりません。未使用のドライブ文字( A と B を省く)の「H」が選択されているので、そのまま「次へ(N)」ボタンをクリックしました。



フォーマットを設定します。ファイル システムは NTFS で、クイック フォーマットするにチェックを入れて「次へ(N)」ボタンをクリックしました。ボリューム ラベルは後から変更する事にします。



「完了」ボタンをクリックします。



フォーマットが完了した状態。



フォーマットが完了したので、エクスプローラーでもボリューム「H」が表示されました。容量は、1.81 TB と表示されています。右クリックしてプロパティを表示してみます。



細かい容量が確認できます。このドライブは、2,000,396,742,656 バイトあるようです。2 TB を人間が計測しやすい計算でバイトに直すと、2,000,000,000,000 バイトになります。一番右の単位は b(バイト)、最初のカンマが kb(キロバイト)、次のカンマが MB(メガバイト)、次のカンマが GB(ギガバイト)、最後のカンマが TB(テラバイト)で、2 となっているので、2 TB(二 テラバイト)と読みます。コンピューターの管理の記憶域では、単位が GB でしたが、エクスプローラーでは、TB で表示されています。1000 b = 1 kb、1000 kb = 1 MB、1000 MB = 1 GB、1000 GB = 1 TB で計算すると、以下になるはずです。

記憶域
2,000,000,000,000 b ÷ 1000 ÷ 1000 ÷ 1000 = 2000.00 GB
エクスプローラー
2,000,000,000,000 b ÷ 1000 ÷ 1000 ÷ 1000 ÷ 1000 = 2.00 TB

しかし、エクスプローラーで容量が 2,000,396,742,656 b とあるので、

記憶域
2,000,396,742,656 b ÷ 1000 ÷ 1000 ÷ 1000 = 2000.396742656 GB
エクスプローラー
2,000,396,742,656 b ÷ 1000 ÷ 1000 ÷ 1000 ÷ 1000 = 2.000.396742656 TB

となります。しかし、いずれもそのような数字が表示されていませんね。この場合は、1024 で位があがっていると考えます。切り捨てられたと考えれば、辻褄が合います。人間の計算では、2,000,000,000,000 b は 2 TB ですが、このコンピューターは計算方法が異なるので、2 TB と表示されない訳です。

記憶域 1863.01 GB
2000396742656 b ÷ 1024 ÷ 1024 ÷ 1024 = 1863.014644622803 GB
エクスプローラー 1.81 TB
2000396742656 b ÷ 1024 ÷ 1024 ÷ 1024÷ 1024 = 1.819350238889456 TB

2 TB のハードディスクを購入したのに、1.81 TB しか利用できないのは損した気持ちになる人もいるかも知れませんが、もともとこういう物なのです。当初、640 MB くらいのハードディスクドライブが主流だった頃は問題がありませんでしたが、容量が増えるにつれて、1000 で計算した時と 1024 で計算した時の誤差が大きくなっただけです。

さて、1 TB のハードディスクドライブに保管されている、Windows Media Center で録画した テレビ番組を、新しい 2 TB のハードディスクドライブに移動します。これが可能か否かは、チューナーによって異なるります。私が利用しているチューナーは「I-O DATA GV-MC7/HZ3」です。

サイト内のGV-MC7/HZ3に関する日記



Windows Media Center を起動して、「タスク」→「テレビ」→「録画機能」→「番組の保存領域設定」を順番にクリックします。録画するドライブを、新しいドライブに変更して、「録画用領域(サイズ)」をマックスに変更します。1800 GB を録画領域に使うと考えて、ハイビジョンなら214時間録画できます。一時間番組の地デジを録画するのに 6.70 GB 必要なので、1800 GB ÷ 6.7 = 268 時間となります。何か違いますが、まぁ、細かい事は良いでしょう。世界ふしぎ発見!を 214 本、最低でも保管しておけます。

変更前 変更後


ファイルを移動しなくても、Windows Media Center で視聴できますが、せっかくテレビ録画用のハードディスクドライブを購入したので、そのドライブにファイルを移動します。



「番組の保存領域設定」でハードディスクドライブを変更した事で、新しいドライブに「録画一覧」フォルダーが作成されました。一方、旧フォルダーは「Recorded TV」となっていますが、「録画一覧」=「Recorded TV」となります。エクスプローラーで「録画一覧」を開き、アドレスを正式表示に戻せば、意味が分かると思います。とりあえず、失敗した時に全てを失うのは困るので(あっ、いやどうでもいいかな?)、一つのファイルを新しいドライブに移動してみました。



Windows Media Center を起動して、「録画一覧」を開くと、当然ながら重複したファイルが表示され、どちらも視聴可能でした。これにより、録画先を変更した場合、元のドライブから録画先ドライブに移動しても問題無く視聴できる事が分かりました。全てのファイルの移動が完了したら、元ドライブの「Recorded TV」フォルダーを削除します。



結果、空き容量 56.3 GB しか残りが無かった 1 TB のドライブ(E)が、空き容量 517 GB となり、テレビ録画用に増設した 2 TB のドライブ(H)の空き容量が 1.38 TB となりました。これで、しばらく撮りためる事が出来ますが、結局視聴する時間が必要なのは同じです。毎度の事ながら、こだわりもなく、その時安いと思うハードディスクドライブと、妥当と考える容量を選択しているせいか、購入日が遅い方がよりアクセスが早くなります。


WDC WD20EARX-00PASB0 ATA Device(Hドライブ) WDC WD10EADS-00M2B0 ATA Device(Eドライブ)

WDC WD5000AAKS-00YGA0 ATA Device(Cドライブ) ST3500630AS ATA Device (Dドライブ)

データ用は増設するだけなので簡単ですが、C ドライブと置き換えるのは OS の再インストール作業が絡むので億劫です。




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