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83.ZOTAC GeForce GT430 heatsink Zone Editio:ファンレスグラフィックスカードの交換


WEBページを制作するパソコンを自作したのは4年前で、ゲームをしないと想定してファンレスで補助電源が不必要なグラフィックスカード「ASUS EN8600GT SILENT HTDP 256 MB」を購入しました。そして 5 年目を迎えた今、かつて経験した事が無い、グラフィックスカードの故障に遭遇して、この内容は前回の日記に掲載しました。

トラブル体験記:液晶ディスプレイの画面が滲む

マザーボードにグラフィックスカードをインストールする



故障したにも関わらず、稀に正常利用できたので、その間を利用して通販で新しいグラフィックスカードを注文しました。もともとグラフィックスカードには思い入れが無いのと、トラブルの真っ直中という事もあり、余裕を持って下調べが出来ず、通販ショップの物流倉庫に注目しました(震災の都合上)。

GeForce GT430 1GB DDR3 PCIE 2slot



結果、同じファンレス、外部電源が不要なグラフィックスカードの「ZOTAC GeForce GT430 1GB GDDR3 PCIE 2slot heatsink Zone Editio」を選択しました。性能的には同じ条件でも AMD 製の方が上かと思いますが、先にも書きましたが管理人の自作パソコンはゲームマシンでは無いので、その微妙な違いは気になりません。DirectX は 10 から 11 に、メモリは 256 MB から 1024 MB にアップグレードしました(ただし、いずれも DDR3 )。



右写真の故障した「ASUS EN8600GT SILENT HTDP 256 MB」が下。今回購入した「ZOTAC GeForce GT430 1GB GDDR3 PCIE 2slot heatsink Zone Editio」が上です。横幅 190 mm から 145 mm になったので、ケース内がスッキリします。ヒートシンクの形状は、ASUS EN8600GT SILENT より冷却製が優れている様に見えます(細かく分かれている)。8 ピンや 6 ピンの補助電源を必要としないグラフィックスカードなので、当然ながら性能は抑えられますが、その反面、消費電力が抑えられます。これにより、ファンレスを採用する事も可能になり、静音性を追求するユーザーに人気があります。しかしながら、ファンレスを採用するからには、PC ケース内の空気の流れに気を遣う必要があります。グラフィックスカードの GPU の熱がヒートシンクにより PC ケース内に放出されます。熱を吹き飛ばすファンが非搭載のため、PC ケース内の空気の流れで熱をケース内に放出する必要があります。ビデオカードのサイズが小さいと、それだけ PC ケース内の障害物が少なくなり、空気の流れにも期待できます。



搭載するポートは、DVI-I × 1、HDMI × 1 に加え、DisplayPort を一つ搭載しています。ただし、これに対応した液晶ディスプレイを所有しておらず、管理人の環境では解像度 1920 × 1200 を使っているのでDVI-I で接続しています。また、DVI-to-VGA 変換アダプターが同梱するので、D-Sub 端子しか持たないディスプレイにも対応しています。



グラフィックスカードの交換作業

まずは、既存のグラフィックスカードのドライバーを、「コントロールパネル」の「プログラムのアンインストール」から削除を実行します。今回は、GPU が異なるものの、同じメーカーである NVIDIA なので、削除する必要はありませんが、グラフィックスカードに付属するマニュアルには、ドライバーを削除してからハードウェアを交換するとあります。



当然ながら、解像度が低くなり、Windows Aero(ウインドウズ エアロ)が無効になり、「ドライバーをインストールして下さい」みたいな警告が出ますが、無視してコンピューターをシャットダウンします。



しかし、シャットダウンの作業中、再びトラブルが発生しました。このトラブルは、前回の日記に掲載した内容で、グラフィックスカードの故障から発生しているものです。このため、グラフィックスカードを交換する訳です。



電源ユニットに付属するスイッチを OFF にして、PC ケースを開けます。既存のグラフィックスカードを取り外します。



グラフィックスカードを撤去した状態。青いソケットに新しいグラフィックスカードを設置します。



ここで、考えなくてはならないのは、HDMI ケーブルで接続する場合です。HDMI ケーブルは、映像と音声を一本のケーブルで接続できますが、グラフィックススカードに設置された HDMI ポートから音声も出力するには、マザーボードやサウンドカードの S/PDI(Sony Philips Digital InterFace - エスピーディーアイエフ)と、ビデオカードを接続する必要があります。


マザーボード グラフィックスカード


しかし、ケーブルが付属していないのと、管理人は DVI ケーブルで接続するので、今回は音声に関する設定をしないまま、グラフィックスカードをマザーボードにインストールしました。また、管理人はヘッドホンを常に使っているので、液晶ディスプレイのスピーカーから音を出力する事はありません。



設置が完了した状態。グラフィックスカードの右側の空間を多く確保でき、空気の通り道を遮らずに済みます。



DVI ケーブルを接続して、コンピューターの電源を ON にします。



付属するメディアを挿入して、ドライバーとアプリケーションをインストールします。



「ZToolBar.ezeの実行」をクリックします。



まずはドライバーをインストールします。「Driver Installation」をクリックして、ご使用の OS を選択して「OK」をクリックします。続いて、必須ではありませんが、「FireStorm」もインストールすれば良いでしょう。後は、インストールしなくても問題無いでしょう。



ドライバーのインストールが完了したら、コンピューターを再起動します。「FireStorm」もインストールするならば、再起動後に実行します。



インストール前とインストール後の Windows エクスペリエンス インデックスを実行した結果です。基本スコアに変化はありませんが(記憶装置のアクセス速度がネックになっている)、グラフィックス(Windows Aero のデスクトップ パフォーマンス)は 5.7 から 6.6 へ、ゲーム用グラフィックス( 3D ビジネスおよびゲームグラフィックス パフォーマンス)は 6.4 から 6.6 へパワーアップできました。Windows Live フォトギャラリーで、フル HD 動画を再生する時に、多少スムーズになった気もしますが、全体的にパフォーマンスアップを体感する事はできませんでした。


ASUS EN8600GT SILENT HTDP 256 MB ZOTAC GeForce GT430 1GB GDDR3 PCIE 2slot heatsink Zone Editio


「FireStorm」の起動方法は、「スタート」ボタン →「すべてのプログラム」→「ZOTAC FireStorm」→「ZOTAC FireStorm」をクリックします。



オーバークロックが可能で、プロフィールを設定して、Windows 起動時に自動起動する事もできます。ファンレスなので、オーバークロックする気にはなりませんが・・・



グラフィックスカードをアップグレードした事で、トラブルが無くなりましたが、以前掲載した「Windows 7 起動アニメーションが表示されない」の問題も解決しました。Windows 7 ヵら、コンピューターを起動した時のアニメーションが変更されましたが、管理人の環境ではアニメーションを見る事ができず、Windows Vista と同じでした。液晶ディスプレイが非対応と思っていましたが、グラフィックカードの互換性、または性能に関係する様です。少なからず、ドライバーのバージョンで改善できるものではありませんでした。

Windows 7 起動アニメーションが表示されない




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