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79.自作PCを冬仕様に調整してみました(ケースファン)


管理人はマザーボード「ASUS P5B Premium Vista Edition」を使っていますが、ファンケーブルを接続できるコネクタは、CPU ファン用 × 1、ケースファン用 × 3、PWR ファン用 × 1 の合計 5 個所になります。CPU ファンは、CPUクーラーのファン、または、ヒートシンクの上や横に設置されたファンから延びるケーブルを接続するとして、ケースファンは読んで字のごとく、ケースに設置したファンを接続します。さて、PWR ファンって何んでしょか? もちろん、名称から想像するには、電源ファンに関するものだと思います。しかし、電源ユニットにファンケーブルが付いているものを見たことがありません。おそらく、存在するのでしょうね。



PCケース「Cooler Master Centurion 534+ PLUS BL」から「Cooler Master CM 690 II Plus」に変更したとき、フロントファンと上部ファンとリアファンの3つがはじめから搭載されていました。これで、ケースファンコネクタを使い切りましたが、「Cooler Master Centurion 534+ PLUS BL」に最初から設置されたファンを取り外し、「Cooler Master CM 690 II Plus」に増設しました。右の赤枠は、マザーボードに接続するFANコネクタの一つ。ここへ接続すると、マザーボードが熱を関知してファン速度をコントロールする設定が可能です。



この二つのファンの片方は、電源ケーブルから延びるピンペリフェラルにファン用変換コネクタを使って接続して、もう一つも同じやり方で接続しても良いのですが、余っているので PWR ファンコネクタに接続していました。ピンペリフェラルに接続した場合、なおかつ、ファンコントローラーが存在しない場合、事実上、回転速度を可変する事ができません。つまり、回転速度を必要としないケース内の温度であっても、高回転し続ける訳です。右上はファンから伸びる3pim コネクタと接続した写真。



1.ファン用3pin と5インチ電源ケーブルの変換コネクタ。PCケースに付属される場合が多く、通販で単品購入できます。5インチ電源ケーブルのオストメスがあるため、5インチ電源ケーブルを犠牲にする事はありません。一つのケーブルから複数のファン用3pin コネクタに分岐するものも販売されています。

ファン用電源ケーブル CA-03P

電源コネクタ(大)オスをファン用3pinオスx4に変換



2.電源ケーブルから伸びる5インチ電源ケーブルを変換コネクタに接続した写真。



PWR ファンコネクタだと制御ができるのかと思いましたが、BIOSではN/Aになっており、ファンを認識しませんでした。この場合、ファンは回りますが、負荷に応じて回転数が可変する事はなく、ピンペリフェラルに接続した場合と同じと思われます。



管理人の環境では、5 つのケースファン、CPU ファン、リムーバブルケースのファン、電源ユニットのファンが存在しますが、これは夏仕様です。今は冬なので、少し変更してみる事にしました。なお、マザーボードに付属するツールを使ってファン速度を計測していますが、このアプリケーションはファン回転数が 600rpm を下回ると警告が発せられます。警告は設定で無効にできますが、表示は赤くなります。例えば、CPU クーラーを変更した結果、純正ファンと比べてヒートシンクが大きく、CPU ファンが停止する事もしばしば。負荷がかかり、熱量が多い場合、マザーボードが判断してファン速度を上げてくれます。それでも、600rpm を下回る事が大いため、常に赤で表示されています。マザーボードの PWR FAN コネクタに接続したケースファンは、ここで回転数を知る事ができます(スクリーンショットの一番下の「POWER」がそれです)。回転数が一番早くなっているのが分かります。



このツールを使いながら、ケースファンの数、ケースファンの位置、コネクタの差し替えを実行した結果、サイドファンと2つの上部ファンの一つを除去しました。これで、ケースファンは3つなので(背面、上部、前面)、マザーボードのケースファンコネクタで消化でき、PWR FANコネクタと変換コネクタを使った5インチ電源ケーブル直付けを解消できます。マザーボードの温度はサイドファンを除去した事で上がってしまいましたが、許容範囲なので問題ありません。無駄にケースファンを多く搭載してもどうかと、考え始めた今日この頃です。しかし、夏になればまた事情も異なると思います。ケーブルだけ引っこ抜いて、ファンはそのまま設置しておく手もありますが、ケースのファンの3つの内二つがケース外へ排出する向きなので、PCケースに穴が亜入れていれば、取り込むファンが無くても自然とケース外からケース内に空気を取り込みます(でないと、ケース内は真空状態になってしまいます)。その時、稼働していないファンが空気の流れを邪魔するかも知れません。衣替えだと思って、夏になったら再び設置するのが無難です。



次に、上部のファンを停止させ、サイドファンを復活させてみました。ケースファンの稼働数に変化はありませんが、サイドファンの稼働によりファンレスグラフィックスカードとマザーボードを冷やせます。それとは逆にCPUファンが多く稼働すると思われますが、この状態でもファンが停止する事がしばしば。結局分かった事は、このケースファンの性能では、1000rpmを超えた時に管理人は五月蠅いと感じるのだと思います(ファンの寿命や音に関しては個人差がある)。システムに負荷がかかり、ケース内の温度が上昇した場合(例えばエンコードとかを実行)、1000rpm を超える事も稀にあるのかも知れません(今のところは確認できませんが)。しかし、それは納得出来る訳で、問題はファン制御がきかない電源ケーブル直付けや PWR FANコネクターに接続する場合です。これは無条件で約 1100 rpm となります。



ファン用3pin→ファン用3pin x2 変換コネクタを使った場合、どうなるのか試してみたいところ。マザーボードが不安定になるであろうか? 結局、熱い空気は上へ逃れるので、PCケース上部のファンを停止させ、サイド、リア、フロントファンだけでしばらく様子をみます。CPUが高熱になった場合、CPUファンが高速になりますが、何も無い時に上部に設置されたファンが1100 rpm で回転するのを避けられます。そして、CPUファンが高速回転したとしても、静音ファンなので静音性は維持できます。兎に角、冬は自由に変更でき、夏にどうするべきなのか答えが見つかるでしょう。



ケースファンが2個減った事、マザーボードの設定で回転数が可変する仕組みを生かせる事で、静音性は増しますが、そもそもこのケースファンはそれほど五月蠅いものではありません。PC ケースと電源ユニットを変更した事で、静音性は既に十分な領域に達しています。以前は夜中に予約録画が始まると、スリープから復帰したパソコンで目が覚めましたが、今ではぐっすり眠れます。管理人が購入したケース「Cooler Master CM 690 II Plus」の相場は約 1 万 3 千円、電源ユニット「ENERMAX / エナーマックス PRO87+シリーズ EMG600AWT(600W)」の相場は約 1 万 7 千円、CPUクーラー「KABUTO(兜)クーラー SCKBT-1000」の相場が約 3 千円。静音対策として掛かった金額の合計は 3 万 3 千円。結局、最初に自作した時に、これらのパーツをケッちたわけですから、パーツが重複する事になります。これは、安物買いの銭失いでしょう。PCケース、CPUクーラー、電源ユニットはケチらない事をおすすめします。最も、CPU クーラーだけはコストパフォーマンスが大きいです。後は値段相応かと。ゲームユーザーの場合は、グラフィックスカードにファンが搭載されているので、静音性よりもパワー重視でしょう。消費電力的に考えれば、パソコンの中にパソコンをインストールするには等しいですから(実際に専用 GPU とメモリを搭載してる)。

71.CPUクーラーとファンの交換作業 前編

76.騒音問題を改善するべくPC ケースを変更

CoolerMaster CM 690 II Plus (RC-692-KKN1):PC ケース

78.ENERMAX エナーマックス EMG600AWT 600W PRO87+シリーズに交換してみました




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