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76.騒音問題を改善するべくPC ケースを変更


先日から続いていますが、パソコンの騒音に悩まされている管理人です。CPU クーラー&ファンを交換した事で、騒音は低減されているはずですが、それにも増して電源ユニットの騒音が気になります。 しかし、本当に電源ユニットが問題なのでしょうか? ここを理解しないと、交換も無意味かも知れません。 電源ユニットは、ファンの力で電源ユニットへ空気を取り込み・・・



排気口から熱い空気がケース外へと排出されます。



つまり、電源ユニットを上部に設置するタイプは、ケース内の熱い空気を排出する経路になる訳で、電源ユニットが効率的な熱処理を維持していても、ケース内の熱い空気をファンから取り込んでいる事になります。これは、電源ユニットの寿命を縮めている様な気がしてきました。また、電源ユニットの性能が高く、熱を低減できたとしても、吸い込む空気が熱い訳ですから、騒音問題にも関係すると思われます。



電源ユニットを下に設置する場合、ケース内の熱い空気をケース外に排出する経路は変りませんが、CPUと遠ざかるため、まだ電源ユニットにやさしい構造かと思われます。もちろん、ケース外への空気の排出は、背面 +上部にファンを搭載したPCケースが望ましい。しかし、今度はビデオカードに近くなるため、その熱を帯びた空気を電源ユニットが吸い込む事になります。



となると、電源ユニットが吸い込む空気は、ケース内から調達するのではなく、ケース外から吸い込んだ方が無難です。右図だと、PC ケース下部に吸気口があり、そこから電源ユニットのファンへ空気が吸い込まれ、PCケース外に排出されます。これだと、PCケース内部の熱い空気が関係する事がありません。従って、電源ユニットが発する熱だけを、外部の空気が冷やせば良いわけで、静音性にもつながると思います。



ここまでは、管理人の想像の世界なのですが、試しに電源ユニットだけをケース外に出してみました。



管理人が使っている PC ケースは縦置きなので、このまま起動するのもどうかと・・



こんな感じで PC ケース外に出した電源ユニットを支えてみました。PCケースを開けて作業した後は、マザーボードもケース内も冷えているので、電源投入直のファンの騒音はあてになりません。もちろん、静かです。しかし、しばらく経過して、普段通り使用した結果、やはり静かなままでした。つまり、電源ユニットが限界なのではなく、ケース内の温度が上昇して、それを吸い込み電源ユニットを通過するため、電源ユニット内の温度も上昇して、ファンがやかましくなる事が分かりました。この状態で騒音が気になる場合は、電源ユニット自体に問題があると思います(より高Wの製品や、静音性に優れた電源ユニットに交換するしかありません)。



電源ユニットの説明書に掲載された騒音とファン速度と電源ユニットのパワーの関係。 番組録画で夜中にスリープ状態から復帰しても、寝続けられるラインが 16dBAです(個人差があり、管理人の場合です)。 このラインは電源ユニットのパワーが 50% まで続き、それ以上になるとファンの回転速度が増し、騒音が大きくなります。 この境目を耳で察知する事は可能です。しかし、ワットチェッカーを所有していないため、本当に電源ユニットのパワーが足りていないのか不明でした。 今回の検証で、パワーの問題ではなく、熱の問題だと確認できたわけです。



しかし、マザーボードの温度は上昇しました。おそらく、このPCケースのエアフローは最悪で、リアファンも搭載されていますが、電源ユニットがケース内の熱を外に逃がしていた、つまり、電源ユニットの負担が大きいと判断できます。この状態では、電源ユニットを交換しても、おそらく騒音を低減する事は不可能と思われます。ケース内の熱を効率良く排出できる、さらに、電源ユニットを下段に設置でき、電源ユニットのファンは外部から直接空気を送り込める PC ケースに変更する事にしました。



電源ユニットを下段に設置できる PC ケースは、今となっては珍しいパーツではありません。有り難い事に、低価格な PCケースでも存在します。問題は、下段に設置でき、なおかつ、PC ケースの下から空気を取り込め、ケース内の温度に電源ユニットが左右されない構造になっている事です。そのため、マザーボードやビデオカードの冷却は、PCケースのファンだけで処理できる製品を選択する必要があります。


V3 Black Edition (VL80001W2Z)

Centurion5 II BLACK (RC-502-KKN1)


検討した結果、Thermaltake (サーマルティック) V3 Black Edition 、CoolerMaster (クーラーマスター) Centurion5II Black (RC-502-KKN1)。どちらも控えめな価格で、条件に合っています。サイズ的にも今使っている PC ケースと同じです。しかし、標準搭載されているファンの個数が不服で、結局ファンを別途購入して金額は上がります。もちろん、今使っているケースに付属されたファンを増設してしまえば終了。

結局、PCケースが小さいと、混雑してケース内のエアフローを妨げます。これを解決するには、脱着式の電源ユニットを購入するか、一回り大きな PC ケースに変更する事です。前者は、騒音問題が電源ユニットに無い事が分かったいま、交換する気にはなれません。後者は、設置する場所の都合上、あまり気がすすみません。しかし、後者を選択するしか無い様です。


そこで、今回は CoolerMaster CM 690 II Plus を注文してみました。PC ケースは、間違った物さえ購入しなければ、次の自作パソコンでも利用できます。前回購入した PC ケースは、間違った選択であったと結果がでました。自作パソコンのパーツを集めるとき、PC ケースに求めたのは5インチベイの数だけでした。その当時、ラトックシステムのリムーバブルケースに惹かれていたの、これを何個か設置したいと思っていました。しかし、今はその熱は冷め、PC ケース内の温度が上がったわけです。


問題は、電源ユニットを下に設置する事で、ケーブルが届くのか? 特にマザーボードの 12V4 ピンが危ないと予想します。これに関しては、マザーボードの下にケーブルを這わせられるとあるので、それに期待してみたいと思います。いや、下に這わせるよりも、届いてくれないと困るので、強引にできればいいかなぁ・・と。やってみて上手くいっても、駄目だったとしても、またレポートしたいと思います。




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