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69.CPUクーラーとファンの選び方


管理人のパソコンは、必要な性能を重視して価格を抑えたため、稼働中は非常にうるさい現状です。 それでも、作業中は別に気になりませんでしたが、静音対策されたメーカー製パソコンや、BTO パソコンと比べると非常にうるさいと感じるはずです。 購入して 3 年半ほど、このままで使ってこられた理由は、最初に購入した株式会社アイ・オー・データ機器の地デジキャプチャーカードの「GV-MVP/HS」が、実用性に耐えられるほどの出来ではなかった事です。 ところが、OS を Windows 7 に変更して、GV-MVP/HS から GV-MC7/HZ3 に変更した事で、Windows Media Center での地デジ視聴、録画環境が改善されました。 深夜の映画もシリーズ録画するようになり、ほとんどスリープ状態を維持して、パソコンをシャットダウンする機会が減りました。 録画のため夜中にパソコンが起動すると、昼間の作業中では許容範囲だった静音対策されていないパソコンの騒音が、耐え難いものに感じるようになりました。



騒音が気になりだしたので、CPU 温度やファン速度に再び注目する事になりました。実は、古いマザーボードなので、Windows 7 に対応したメーカー製アプリケーションが登場しおらず、インストールにも失敗するので PC Probe II を使っていませんでした。先日、互換性を設定する事で、Windows Vista版のPC Probe II が、64ビット版 Windows 7 でも動作する事を知りました。

Windows 7 64 ビット版に PC Probe II をインストール

この手のアプリケーションを気にしすぎると、碌な事になりません。例えば、CPU 温度が許容範囲を超えた場合、パソコンが突然シャットダウンします。 これにより、CPU のダメージを防ぐ事ができますが、それを切っ掛けに CPU、マザーボード、メモリ、ハードディスクドライブが壊れる場合もあります。 しかし、温度を常に監視していたからと言って、それを防げるわけではありません。 ケース内の誇りを除去したり、エアフローを改善したり、より強力な CPU ファンやクーラーに変更したりなど、何かしらの対策をする必要があります。

久しぶりに起動した管理人のパソコンは、CPU の温度が 51 度、CPUファンの速度が 2008 rpm となっていました。CPU に付属される CPU ファンで 2008 rpm は確かにうるさいと思います(同じ回転速度でも静音ファンなら異なります)。 CPU ファンはケースファンと同じく、その時の状況により速度が可変します。暑くなると高速になり、涼しいと低速になります。 夏になって室内温度が上昇すれば、当然高速に騒音をまき散らします。 これは、CMOS セットアップユーティリティで変更でき、サイレンスモードにすればファンの回転数を強制的に低速にできます。 しかし、CPU クーラーの性能が同じなので、温度の上昇を抑えきれません。とういう事で、肝心な CPU クーラーを買い換える事になりました。 マザーボードの温度も気になる所ですが、これはおそらくケーブル類が整理されておらず、パソコンケース内のエアフローに問題があると思います。



Axe Square AMAzing

V8 RR-UV8-XBU1-GP


希望はこの変です。価格により、性能も異なります。と言ってしまっても良いかも知れません。 しかし、これらのものに交換しても、パソコンの性能が向上する訳でもないので、財布の紐をゆるめるのが大変です。 見た目がカッコイイ製品に惹かれる? いえいえ、どうせ普段はパソコンケース内なので見えません。 こんな大きなファンがパソコンケースに入るのか? これは深刻な悩みです。まず、自分の環境に合うと思われる CPU クーラーを検討しましょう。



まず、どんな CPU クーラーが販売されているのか下調べしましょう。 今回は「ツクモ」のインターネットショップを偵察しました。実際にこのショップで購入するか否かは別問題です。 製品の価格と性能を調べるだけです。「PC パーツ」→「クーラー・ファン」→「CPU」とカテゴリを絞ると、CPU 用クーラー・ファンの一覧が表示されます。

パーツ > クーラー・ファン > CPU用



後は、ソケットを選択して、対応した CPU クーラー一覧から満足できる製品を探します。 ソケットは、マザーボードに設置されていて、CPU をはめ込む場所です。今回は自作パソコンなので、ソケットが分からない事はあり得ませんが、分からない場合は、GPU-Z で調べるのが簡単です。 例えば、右は管理人のパソコンに設置された CPU に関する情報で、プロセッサーが Intel Core 2 Quad Q6600 とあります。 この時点で、対応するソケットは LGA775 だと分かりますが、それが分からなくても「Package」の所に「Socket 775 LGA」と表示されています。 これで、自分が使っているプロセッサーのソケットが分かります。

CPU-Z:自分が使っているマザーボード、プロセッサー、メモリの詳細情報を表示する



対応する CPU クーラー一覧が表示されます。おそらく、実際に購入する製品はこの中のどれかになります。 一覧ページでは、価格を比較しやすくなっています。ちょっとしてスペックも掲載されていますが、より詳細なスペックを知りたい場合は製品画像をクリックします。



単独ページに移動して、詳細スペックを参照します。念のため、対応するソケットももう一度確認します。 右の例では、LGA775/1366 Socket 478/754/939/940/AM2/AM2+/AM3 対応 CPU ファンとあります。 今回、CPU-Z で確認したソケットは、LGA775 なので、この製品は対応している事が分かります。 次にサイズと厚さを確認します。サイズ: 124 × 133 × 高さ 132 mm(クーラー全体) 120 × 120 × 厚さ 25 mm(搭載ファン)。 これは、自分が使っているパソコンケースに収納できるかどうかを知る必要があります。



パソコンの電源を落とし、コンセントを外して PC ケースを空けます。 ものさしで、だいたいの許容範囲を計測しておきましょう。

管理人の環境では、余裕を見て 16 cm までの高さなら設置できそうです。深さだけではなく、縦横の長さも把握しましょう。



ファン回転数:0(+200) 〜 1300rpm±10%(PWMによる可変)。 ファン速度は、CPU に付属していたものと同じでもファンの性能により騒音は異なります。 問題は、CPU クーラー、または、CPU ファンとは、クーラーとファンが別売りの場合があります。 クーラーだけで対処できる環境もあり、この場合はファンが不必要になるので、静音性は完璧になります。 しかし、一般的には CPU ファンが必須になるかと思われます。 例えば、管理人はクワッドコアの Q6600 を使っていますが、ノーマル状態でクロック数が 2.4GHz です。これを、オーバークロックして 3GHz で常に稼働させています。 こんな状況では、CPU ファンは必須です。CPU クーラーと CPU ファンがセットになった製品を選択するのが無難でしょう。 また、ファン速度が下がった場合、一般的には騒音が減る訳ですが、それをカバーするのが高性能なヒートシンクとなります。 ヒートシンクは、CPU から発せられる熱を効率良く逃がす役目を担います。 ヒートシンクと CPU をヒートパイプで結び、この本数が多いほど熱を効率良く逃がせると考えられます。 また、ヒートシンクも大きく、細かく分かれているものの方が、熱を分散しやすくなります。



ノイズ・風量:0dBA/0CFM 〜 26.5dBA/74.25CFM 。 ノイズは、実際の耳で感知できる騒音ですが、これを数値で表したものがデシベルと呼ばれる単位です。 人によって感覚は異なり、数字に置き換えた方が一目瞭然だからです。 しかし、デシベルを計測できる装置を所有していない場合、現在設置された CPU ファンがどれくらいの騒音を発しているのか不明です。 つまり、製品の数値だけが分かっても、現在の環境の数値が分からなければ、比較や想像する事はできません。 ただし、複数の製品が一覧表示されているので、それらの製品で騒音を比較する目安にはなります。 ファン速度の許容範囲が大きければ、この数値は当然上がりますが、可変式であるならば、常にその速度で回転するわけではありません。 例えば管理人は、冬の騒音は耐えられるが、夏の騒音は耐えられません。 また、昼間の作業中は耐えられませんが、寝ている夜中は耐えられません。



このスペック表は、ショップが掲載したものです。これを信用できなければ(人間なので間違う事もあります)、メーカーにアクセスして詳細スペックを確認します。 ツクモでは、商品単品ページに「メーカー単品詳細」リンクが掲載されています。 これをクリックして確認します。製品によっては、メーカーのトップページにアクセスする場合があります。 しかし、製品の型番を把握しているので、インターネットで製品の詳細を探し出すのは容易です。 逆に型番が分からなければ、インターネットを駆使するのは難しいでしょう。 そのため、最初にショップの CPU クーラー&ファンの一覧ページを紹介したわけです。



メーカーの詳細スペックは、ショップが掲載しているスペックより詳しいのが一般的です。この製品では、付属品の写真も掲載されていました。もちろん、メーカーのサイトには、製品に対して良い事が掲載されているのが一般的です。さて、自分に適した CPU クーラー&ファンの型番が分かったので、後は自分の好きなショップで購入しましょう。




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