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67.マルチブート:Windows 7 64 ビット版と Windows Vista 32 ビット版


Windows Vista 32 ビット版から Windows 7 32 ビット版への移行は難易度が低いため、Windows 7 64 ビット版へと移行してみました。 しかし、外部入力を持つアナログTVキャプチャーカードの GV-MVP/RX3 が 64 ビットに対応していないため、Windows Vista 32 ビットを再びインストールする事になりました。 Windows 7 64 ビット版には、Windows Media Center に対応したデジタルTVキャプチャーユニットの GV-MC7/HZ3 を利用しています。 すでにアナログTV放送はどうでも良いでのすが、外部入力を利用するために捨てるのをやめました。



Windows 7 64bit に Virtual PC を利用して Windows Vista 32 ビットをインストールしても良いのですが、Virtual PC は USB 接続のデバイスしか認識してくれず、GV-MVP/RX3 は PCI 接続のため利用できません。 マルチブート環境にすれば、切り替える時に再起動が必須となりますが、それまでの Windows Vista 32 ビット環境と全く同じになります。 データは、C ドライブ以外のハードディスクドライブに保管する事で、二つの OS で利用可能になります。 Windows 7 64 ビット版では、デバイスマネージャで非対応の GV-MVP/RX3 を無効にして、Windows Vista 32 ビット版では非対応の GV-MC7/HZ3 を無効にします。



右上はこれから行う作業の完成予想図です。 現在、C ドライブには Windows 7 をインストールした時に自動で作成されるシステムの予約済みパーティションと、Windows 7 がインストールされたパーティションが存在します。 Windows Vista から、Windows 上でパーティションを圧縮して分離したり、統合したりできる様になりました。 そこで、Windows 7 がインストールされたパーティションを圧縮して、Windows Vista をインストールするパーティションを作成します。



[コントロール パネル] → [システムとセキュリティ] → [ハードディスク パーティションの作成とフォーマット]を順番にクリックします。 右のスクリーンショットは管理機能をエミュレートする総合管理機能を持つ「コンピューターの管理」画面ですが、パーティション関連の操作は「ディスクの管理」になります。 C ドライブ( Windows 7 がインストールされている )を右クリックして、「ボリュームの縮小(H)」をクリックします。



利用可能な縮小領域のボリュームが審査され、結果が表示されます。 今回、221421 MB ( 約 216 GB ) のパーティションを作成できますが、主に利用する OS は Windows 7 64bit 版で、それまで利用していた Windows Vista はテスト環境が主です。 そこで、100 GB ほどの容量に変更します。外部入力端子を使ってビデオを取り込む場合も、C ドライブ以外に設定すれば問題ありませんし、そもそも作成されるビデオは SD なので、C ドライブに保管しても十分かと思われます。



また、Windows Vista は、いずれ削除すると予想しています。 そんな場合でも、Windows Vista をインストールしたパーティションを解放して、Windows 7 がインストールされたパーティションと統合する事ができ、元に戻すのも容易です。 今回は縮小する領域のサイズに 100000 MB と入力して「縮小(S)」ボタンをクリックしました。



こうして、システムの予約済みパーティションと C ドライブ以外に、未割り当てが完成しました。まだ領域が作成されていないので、エクスプローラーには表示されません。



Windows Vista をインストールする時に、誤って Windows 7 がインストールされているパーティションを削除しない様に、ボリュームに名前を付けましょう。 パーティション( C )を右クリックして、コンテキストメニューの「プロパティ(P)」をクリックします。



分かりやすい名前を入力して「OK」ボタンをクリックします。 ちなみに、この設定はエクスプローラーのコンピューターに表示されたパーティションを右クリックしても可能です。 今回は、Windows 7 がインストールされたパーティション(C)なので「Win7 Pro64bit」としました。



ボリューム名が変更されました。次は、未割り当てに領域を作成してフォーマットします。



未割り当てを右クリックして、「新しいシンプルボリューム(I)」をクリックします。



新しいシンプル ボリューム ウィザードが起動します。「次へ(N)」ボタンをクリックします。



パーティションの容量を指定しますが、今回は未割り当ての全ての容量に一つのパーティションを作成して Windows Vista をインストールします。 そのまま「次へ(N)」ボタンをクリックします。



ドライブ文字を割り当てます。自動で未使用のアルファベットが割り当てられるので、そのまま「次へ(N)」をクリックします。 ちなみに、現在は Windows 7 にログオンしている状態で、C ドライブは Windows 7 がインストールされています。 Windows Vista は Windows 7 でログオンしている状態では、G ドライブにインストールされますが、Windows Vista を起動した時は、G ドライブが C ドライブに変わり、G ドライブには Windows 7 がインストールされた状態になります。 つまり、ログオンする OS によりドライブ文字は異なり、Windows インストール中のパーティション選択ではドライブ文字は意味をなしません。 ゆえに、ボリュームラベルが必要になる訳です。どちらでログオンしても、C ドライブにはログオンした Windows がインストールされている事になります。



フォーマットとボリュームラベルを設定します。今回はすでに NTFS でフォーマットされていたパーティションを分割したので、「クイック フォーマット」にチェックを入れました。 新しいハードディスクドライブを増設した時は、クイックフォーマットを選択できません。ボリュームラベルには、Windows Vista をインストールするので「WinVista Ultimate 32bit」としました。「次へ(N)」ボタンをクリックします。



設定した内容を確認して、間違いがなければ「完了」ボタンをクリックします。間違いがあるならば、「戻る」ボタンをクリックして、設定を変更します。



パーティションが作成され、フォーマットが実行されます。しばらくお持ち待ち下さい。



以上で、Windows 7 がインストールされたハードディスクドライブに、Windows Vista をインストールするパーティションを作成できました。 一台のハードディスクドライブに、Windows 7 とWindows Vista を共存させる環境が整いました。



エクスプローラーで見たのが右のスクリーンショットです。G ドライブに Windows Vista をインストールします。



Windows Vista のインストール方法は以下に掲載した方法と同じです。 インストールするパーティションを選択する画面で、ボリュームラベルを参考に正しいパーティションを選択してください。 今回の例では、ボリュームラベル「WinVista Ultimate」がそれになります。

Windows Vista インストール方法



Windows Vista のインストールが完了して、エクスプローラーを起動すると、C ドライブが Windows Vista をインストールしたパーティションとなり、G ドライブに Windows 7 がインストールされているのが分かります。Windows 7 を起動した時は、これが逆になります。



起動の優先順位は、後にインストールした Windows Vista となります。 再起動が多く発生する Windows Update や、SP(サービス パック)の適用を実行した後、Windows 7 を優先的に起動する設置に変更します。



マルチブートの場合は、BIOS が起動した後に Windows ブート マネージャが起動して、30 秒経過すると選択されている OS が起動します。 30 秒待たなくても、「Enter」キーを押せば、選択した OS が起動します。 OS の選択は、キーボードの「↑」「↓」キーで変更できます。 しかし、主に利用するのが先にインストールした Windows 7 であるならば、最初から Windows 7 が選択された状態にして、さらに待ち時間も変更することで、違和感の無い起動を実現できます。



スタートボタンをクリックして、「プログラムとファイルの検索」フォームに「msconfig」と入力して、キーボードの「Enter」キーを押します。



「システム構成」が表示されたら、「ブート」タブをクリックして、優先する OS を選択、さらに、「規定値に設定する(S)」ボタンをクリックします。 これで、Windows ブートマネージャーが起動した時に、はじめから選択されている OS を変更できます。 さらに、タイムアウトの秒数を変更する事で、起動を速くできます。



Windows7

主に利用するのが Windows 7 であると分かっているので、この設定でも問題ありませんが、Windows Vista を起動する時には、Windows ブートマネージャーのタイムアウトが短いので OS 選択を急ぐ必要があります。 しかし、Windows ブートマネージャーが起動した時に「↑」「↓」キーを押せば、タイムアウトの秒数は解除され、「Enter」キーを押すまで起動しません。 Windows Vista を選択して「Enter」キーを押せば、Windows Vista が起動して、再起動する時も同じ作業を実行します。 規定を Windows 7 にした事で、再起動でも Windows Vista を選択する必要があります。



マルチブート環境で、後からインストールした Windows Vista を再インストールする方法は従来と同じです。 パーティションを削除した後、新規作成を実行して、Windows Vista をインストールし直すことで、綺麗な状態を構築できます。 しかし、Windows 7 を再インストールする場合は注意が必要です。Windows 7 の領域を削除してしまうと、ブート情報が保管されたパーティションも削除しかねません。 Windows 7 がインストールされたパーティションを選択して、フォーマット、そこへ、Windows 7 をインストールし直しましょう。

マルチブートを維持したまま、Windows 7 を再インストール




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