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自作パソコンで選択したマザーボード「ASUS P5B Premium」には、ScreenDuo と呼ばれる小型液晶が付属しており、この画面で CPU 、マザーボードの温度、電圧、ファン速度を参照できます。 最近、気になってはいたのですが、CPU の温度が常温で 70 ℃ を超える日々が続きます。
室内温度は 32 ℃ 。そういえば、日中はかなり暑い。この環境では、CPU クーラーや掃除では CPU 温度を下げる事はできないと予想します。つまり、根本的に室内温度を下げるしか無いと思います。
一昨年の日記「CPU 温度が気になったので、 シリコングリス を塗り直してみた」では、ファンの設置に誤りがあった事と、12 月(冬)だった事もあり、CPU 温度を下げる事ができましたが、今回はそう言う訳にもいきません。 Intel Core2 Quad Q6600 2.4 GHz を、3 GHz にオーバークロックして常用しているため、夏は 70 ℃ 超えが通常状態となっています。
とりあえず、お金をかけずにできる事とすれば、パソコン内の清掃です。
気休め感じながらも実行してみました。手の届かない場所には、
クイックルワイパーハンディ
がおすすめです。
CPU ファン、ヒートシンク、グラフィックカード、そのた諸々の場所に埃が溜まっていました。 ヒートシンクの隙間はクイックルワイパーハンディでも除去できず、掃除機で吸い出す事になりました。 決して人に勧められるやり方ではありませんが、その様子は以下の動画を視聴して下さい。 なお、電源ユニットのスイッチをOFFにしてから作業します。
右が清掃後の CPU とその周り。これくらいの埃を除去したくらいでは、CPU 温度に差がでるとは思えません。 しかし、埃がこれ以上積もってしますと、CPU クーラーを外して清掃する必要があります。 やはり定期的に清掃するのが楽と思われます。
上部のパーツから順番に
クイックルワイパーハンディ
で埃を除去。
こんな隙間にも余裕で入るので便利です。最後は、下に落とされた埃を掃除機で除去して終了となります。
結果は右。CPU 稼働率により10℃ほど変化はありますが、ほぼ状況はかわりませんでした。 やはり室内温度を下げるか、CPU クーラーをより高性能なものに変更する必要があります。 CPU グリスを塗り直してから 1 年半ほど経過しているので、再び乗り直してみるのはいいのかも知れません。 しかし、室内温度が32℃では、太刀打ちできないと思われます。
せめて 50 ℃ くらいを保ちたいのですが、または、どうせこの温度で常用するのなら、Core i7 が欲しいところ。Q6600 で Windows7(ウインドウズ セブン) のユーザーエクスペリエンスは右。そのまま Windows 7 が利用できると思われます。
掃除で CPU 温度を下げるのは限界があり、やっぱり効果的なのは CPU クーラー&ファンを交換する事です。 大型ヒートシンクのおかげで、ファン回転速度も下がり、静音化にも貢献します。 管理人は安価な CPU クーラー&ファンに交換しましたが、パフォーマンスの凄さにビックリしました。