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51.メモリ 1 GB × 2 にさらに 1 GB × 2 を増設してみした


前回 の続きです。19 インチ 液晶ディスプレイ × 2 枚から 24.1 インチ液晶に変更した事で、それまでのパソコンで同じ作業をするにも動作が遅くなってしまいました。 そこで、応急処置として、ビデオカードを買い替えるより安価で済むメモリの増設を試みました。すでに1GB×2=2GBの状態で利用しているので、同じメーカーと型番のメモリを追加するのが望ましいのですが、管理人の選択した マザーボード は特殊で、付加価値優先で性能的には微妙です。すでに CPU のオーバークロックに耐え切れず、メモリ速度を低下させている状態。 この状況なら・・・何でもいいか・・って事で、TRANSCEND JM2GDDR2-8K を注文してみました。相性問題が発生する可能性がありますが、そうなったら撮影用に保管します。



今回注文したショップは、商品到着まで5日間を要しました。 管理人は特定のショップを決めていませんが、在庫があるなら注文したら即日、遅くても翌日発送がほとんどだったので、意外にと面食らった感があります。 ただ、現在利用しているマザーボードが P965 で古いため、今のプロセッサ、FSB 、メモリにネイティブに対応しておらず、メモリ関連はあまりいじりたく無い環境なので、増設したくなかったのも事実。




さて、5 日目にメモリが到着したので、久々にパソコンケースを開けました。 製作してから 8 ヶ月経過している自作パソコンのケース内は、埃が溜まっています。



メモリの増設方法は、自作パソコンの日記に掲載したのでそちらを参考にして下さい。すでに2本挿してあるので、残りの空きスロットは 2 本。 この 2 本に今回注文したメモリを増設します。色違いのスロットが 2 × 2 あるので、おそらくはデュアルチャンネルで 4 本のメモリに同時にアクセス可能と思われます(正直、32 ビット OS なので、どうなるのか分かりません )。


マザーボードにメモリをインストールする



メモリをインストール、または、アンインストールするときは、両脇にある白いストッパーを倒すのですが、この時、力が余ってマザーボードの基盤をひっかいてしまいました。 何か嫌な予感がする・・・



あぁ・・・やっぱりか・・・壊してしまったのか。 BIOS ユーティリティに移動する事もできない状態。

Chassis intruded! 致命的なエラー、システム停止。

ケースは PC ケースの事ですが、「intruded」が意味不明。ATOK 辞書で調べても見つかりませんでした。 かわりに、intruder がひっかかりました。侵入者を意味します。つまり PC ケース内に侵入者が侵入した。 まさか、私の事か?何も盗んでいません。それどころ、今日届いたメモリを2本、ケース内に置いてきました。



ケース開閉検出コネクタで、マザーボードの機能の一つです。CHHASSIS ピンは通常 Chassis Signal と Ground ピンがジャンパキャップによってショートされていますが、ケース開閉を検知する場合は、このジャンパキャップを外します。 どうやらこれが誤動作している様子。このピンは、右写真の赤枠部分。メモリスロットの下にあるので、まさかこれを誤って強打してしまったのか? とりあえず、ジャンパキャップ(青)はショートの状態になっているので、どうにもやりようがありません。

Chassis intruded! 致命的なエラー、システム停止

つまり、BIOS 設定を記憶する CMOS の情報を消去します。 よく考えたら、管理人は Q6600 2.4GHz を 3.0 GHz にオーバークロックしていました。 さらに、メモリのタイミングが遅くなるので、規格の PC6400 では動作させず、PC5300 として認識させています。 とりあえず、他社のメモリを増設したのですから、これを機会に CMOS を飛ばす事になりました。

CMOS クリア、BIOS 設定情報を工場出荷状態にする方法

さらに、エラーコード 80048820 Windows アップデートができない問題に遭遇。これは以下のページで解決できます。

エラーコード 80048820 Windows アップデートができない場合の対処法



さて、いよいよ 4 GB の世界です。サービスパック1から、システムプロパティでメモリ積載量が 4.00 GB と表示される様になりました。 しかし、BIOS の POST 画面では 3 GB までしか認識されていません。



これでも以前より快適なのですが、システムで認識されている容量を調べるには、DirectX 診断ツールを参照します。 スタートメニューの検索で「dxdiag」と入力して「Enter」キーを押します。 ファイル名を指定して実行でも「dxdiag」を起動できます。



これによると、メインメモリは 4000 GB( 4 GB 、または、1024 MB × 4 = 4096 MB )の内 3070 MB が認識されています。 あとの約 1 GB は無駄になるのか?グラフィックスメモリに使われていました。このビデオカードは 256 MB しか搭載していません。



右は専用メモリ 256 MB 、共有システムメモリ 1278 MB(グラフィックス専用にシステムメモリが使えるのでは無くシステムと共有で利用するメモリ)、グラフィックスに利用できる合計メモリが 1534 MB 。 が、しかし、3070 MB とは別に残りのメモリがビデオの共有システムメモリにあてがわれているかは不明な所。 この数値を変更できないので、何を自動で設定されているのか不明な部分です。1 GB × 2 で利用していた時に、このプロパティを見たことがありませんでしたが、DirectX 診断ツールで参照したところ、おそらくビデオに利用可能な合計メモリは 1 GB ほど割り当てられていたと思われます。 また、これが本当に利用可能か否かも不明。



こちらは Windows XP の場合。システムメモリの 3070 MB は同じで、ビデオメモリの合計が 512 MB になっています。残りはどこへ行ってしまったのか?



ASUS P5B Premium Vista Edition の BIOS 設定ユーティリティで詳細設定を選択します。 プロセッサのクロック数2.4 GHz をそのまま利用するのであれば、「Configure System Frequency」で「AI Tuning」を「Manual」、「CPU Frequency」を「266」、「DRAM Frequency」を「DDR2-800MHz」に設定すれば完了です。



管理人の場合は、Q6600 のクロック数 2.4 GHz を 3 GHz にオーバークロックして常用しているので、「CPU Frequency」を「333」に変更しています。



この状態でも Windows Vista(ウインドウズビスタ)を起動してCPU-Zで確認すると、右の様にメモリが設定されます。 「DRAM Frequency」が 333.4 MHz なので、PC6400 のメモリが PC4200 として稼働しています(タイミングはデフォルトのまま)。



しかし、少し欲を出して「DRAM Frequency」を「DDR2-833MHz」に変更して利用しています。これだと、PC6400 のメモリを PC5300 として認識します。



PC5300 として認識したのが右。欲を出せば、PC6400 で稼働させたいもの。 その場合は「DRAM Frequency」を「DDR2-1000MHz」に変更すれば良いのですが、安定動作は難しいところ。 もちろん、オーバークロックしなければ、通常 PC6400 が通常動作になります。 動作が安定しないオーバークロックは、下手な時にブルースクリーンを食らうと、OS が故障して再インストールを余儀なくされます。



メモリ 2 GB を 4 GB に変更して改善した事

GV-MVP/HS で地デジを視聴しつつ、データ放送を表示しても、テレビの動作に変化が無くなりました。 テレビがカクカク動作になってしまう場合、まずはグラフィックスドライバを最新のものをインストールする事である程度改善される様ですが、管理人の環境では他のアプリケーションを稼働さる、または、データ放送を表示した時にもたつく事が多々ありました。

GV-MVP/HS は最大表示した時に、マウスカーソルを右端や下段に移動すると、コントロールパネルが出現します。 この動作も鈍い時がありました。また、視聴中に発生するものではありませんが、オーバーレイ、非オーバーレイに切り替わる時も動作が鈍かったのですが、メモリの増設により改善されました。 全画面表示に移行しても何ら不便を感じる事は無くなりました。特に、Windows Aero の無効と有効に切り替わる動作が早くなった事も目立ちます。 録画した番組を視聴する場合、視聴するデータを変更する度に Windows Aero の無効と有効が繰り返されますが、これは仕様なのでしょうがないとしても、メモリの増設によりスムーズに動作する様になりました。

地上デジタル放送視聴に関しては、19 インチ液晶が HDCP 非対応だった事もあり、その環境で視聴した経験がありません。 なので、24.1 インチ液晶の時だけこの症状が発生するのか不明ですが、とりあえず GeForce 8600GT 256MB + 主メモリ 4 GB( 1 GB × 4 )の環境では視聴に関する問題はありません。



動作が軽快そうな Media Player Classic では、ネイティブ解像度での再生は問題ありませんが、WUXGA で最大表示した場合、まともに再生できませんでした。 これが、メモリの増設により改善されました。地デジ視聴中に 1920 × 1080 の MP4 ファイルを Media Player Classic で再生しても、動作が鈍い症状は全くありません。 Windows Media Player 11 では元々この問題は発生していませんでした。 以前利用していたパソコンでは、Windows Media Player 11 の動作が重かったのですが、この環境ではメモリを増設する前から一番動作が軽快なプレイヤーとなっていました。

また、音楽を聴きながら Internet Explorer 7 を起動し、縦長のホームページにアクセスしてスクロールバーで上下に移動する時、音楽再生がもたつく症状が発生していましたが、これも改善され全く雑音が入らなくなりました。 これに関しては19インチ液晶×2枚の環境ではメモリ 2 GB( 1 GB × 2 )でも発生しませんでしたが、24.1 インチワイド液晶の環境では発生していました。

上位のビデオカードに買い替えるより、主メモリを増設した方が安上がりなので、今回は納得できる増設となりましたが、24.1 インチワイド液晶に変更した事で、地デジ視聴とは関係無い部分に必要スペックが確保できない苛立ちを感じました。 それは、メモリが不足していたのは確かですが、このメモリがビデオカードのメモリなのか主メモリなのか不明でした。 32 ビット Windows Vista では、これ以上メモリを搭載しても認識できませんが、すでに 4 GB の時点でその限界に達しています。 逆に、性能は不明ですが主メモリとして利用できない分のメモリが、ビデオメモリの方に使われているため、どちらが不足していたのかは不明なところ。 せっかく増設したのに、主メモリが足りなかったのか、ビデオメモリが足りなかったのかはっきりしない苛立ちがあります。



自分が通常時にどれだけメモリを消費しているかは、Windows タスクマネージャのパフォーマンスでメモリ使用率を参照すれば把握できます。 地デジを増設する前は 1 GB をわずかに切るくらいでしたが、ローカルのホームページ開発環境として IIS7、MySQLを常時稼働させ、さらに地上デジタル放送の「mAgicマネージャ Digital」を常時起動すると、1.3 GB ほど必要な事が分かります(利用環境により異なる)。 この状態では主メモリ 2 GB では負担が大きかった様です。右上のスクリーンショット取得時は、ホームページを製作している状態です。

例えば WORD を起動して何かを製作するのとは異なり、通常起動時にメモリ使用率が 50 % 未満であれば、快適と言えるかも知れません。 もちろん、アプリケーションを実際に使用する時は、メモリ使用率が 50 % 以上になります。 例えば、地上デジタル放送を視聴する時は、約 150 MB ほどのメモリ消費量が加算され、これはアプリケーションにより、また、そのアプリケーションで扱うファイルサイズにより異なります。



改善されなかったこと

地上デジタル放送に関するアプリケーションの利便性。これに関してはデータ放送と地デジ視聴時の正常動作以外、メモリを増設しても全く改善されませんでした。 GV-MVP/HS を使用する場合、番組表取得や予約録画に「mAgicマネージャ Digital」を常に起動させておく必要がありますが、これを起動する、さらに、番組表取得に必要な主メモリは確保できたものの、相変わらず「mAgicマネージャ Digital」が強制終了するケースが多いです(特に予約していた番組が録画出来なかった後にパソコンを起動した場合)。



「mAgicマネージャ Digital」起動時にスクリーンショットが撮れないのは仕様ですが、mAgicTV Digital を起動して番組を視聴する時に発生する初期化の時間に変化はありませんでした( Windows Aero の切り替わりは動作が速くなりました )。 番組ガイドを表示する「mAgicガイド Digital」の起動はものすごく待たされます。 計測してみると、56 秒ほどかかっています。これでは頻繁に番組ガイドを参照する気になれません。 初期起動時ではなく、毎回番組ガイドを参照するのに必要な時間が約 1 分です。 一方、番組を視聴するために「mAgicTV Digital」を起動するのに必要な時間は、Windows Aero が無効化される動作も含めて約16秒かかります。はたして、バッファロー製の キャプチャーカード ならどれくらいで起動できるのか興味があるところ。

いずれにしても、Q6600 + 1 GB × 2 + GeForce 8600GT 256MB の環境でも、Windows Aero が無効化される事はありませんでした(地デジと Windows エクスペリエンス計測時は仕様)。 地デジ視聴時に Windows Aero が切れるのは辛いですが、メモリを増設した事でテレビを縮小表示しながら他の作業を行っても快適です。 ゲームユーザーだった場合、主メモリの増設くらいでは満足できないと思われます。5 〜 6 万円の高性能なビデオカードに買い替えるしかありません。 それにしても、mAgic マネージャ Digital は改善されないものか・・・

実は、mAgic マネージャ Digital の起動に1分かかる理由と、mAgicTV Digital が頻繁にエラーとなる理由は、メモリの積載量とは関係無い事が判明。次の日記に続きます。



追記

同じパソコンで、Windows Vista から Windows 7 64bit 版にアップグレード、さらに、mAgicマネージャ Digital を利用する GV-MVP/HS を捨て、Windows 7 Media Center に対応した同社の GV-MC7/HZ3 に乗り換えたところ、Windows Media Center で快適なデジタル放送 視聴環境を構築できました。 TVチューナーやキャプチャーユニットに付属するメーカーアプリケーションより、Windows Media Center でデジタル放送を視聴した方が快適です。 しかも、メーカーアプリケーションが付属しないため、チューナー&キャプチャーカード、または、ユニットとの価格も低価格になっています。 古いデバイスに執着するよりも、新しい対応製品を導入する事をおすすめします。

65.満足できる地デジ対応Windows Media CenterとGV-MC7/HZ3




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