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31.スリープモードと休止状態を試してみました

 ハードディスクドライブが正常に認識されたせいか、スリープモードがまともに動く様になりました。 通常起動、通常起動から休止状態への移行、休止状態からの復帰、通常状態からスリープモードへ移行、スリープモードから復帰する時間を計測してみました。


前回 の続きです。スリープモードへ移行してもファンが停止しない問題は解決できたものの、スリープモードからの復帰した時に、トラブルが多く発生する状況は同じです。 ブルースクリーンのエラー内容から、どうやらAHCI接続された ハードディスクドライブ に関係がありそうと判断して、インテル マトリックス ストレージ マネージャ をインストールしたのが前回です。 再起動が完了してからデバイスマネージャで確認したのが以下。


初期状態 トラブル発生 インテル マトリックス ストレージ マネージャをインストールした状態


「スタート」→「すべてのプログラム」→「Intel(R) Matrix Storage Manager」→「Intel Matrix Storage Console」を左クリックして、ハードディスクドライブの状態を参照する事ができます。 2 台のハードディスクドライブと光学式ドライブが1台接続された環境で参照した状態が右。 「現在のシリアルATA転送モード」が「生成2」となっているので、3 Gbps ( 転送速度 300 MB/s ) で認識されている事が分かります。



電源データを参照すると、S1 、S3 未指定から S3 だけが未指定と変更されていました。これは SATA 接続されている全てのドライブで同じ変更となりました。この状態だと、スリープモードからの復帰時、トラブルが発生しなくなりました。S1 も未指定では駄目なのか?はたまた、単純に SATA のドライバが壊れていたのか?

しかし、ハードディスクドライブに原因があるとすれば、スリープモードからの復帰時に発生していたトラブルも納得できるかも知れません。



これで、まともにスリープモードが使える様になりました。キーボードのスリープボタンを押して移行、キーボードに触れれば復帰します。



試しに、「次の時間が経過後スリープする」を「1分」、「ハイブリッドスリープを許可する」を「オン」、「次の時間が経過後休止状態にする」を「2分」に設定してみました。1 分後にスリープモードに移行して、2 分後に休止状態へ移行します。もちろん、この設定はテストであり、現実的に使い勝手がいいものではありません。

スリープモードから休止状態に移行するのに電源がフル稼働しますが、これは正常動作なのか不明です。 Windows XP でのスタンバイモードから休止状態に移行する場合も同じ現象となりました。 スリープモードから休止状態への移行は、スリープモードだけを利用するより電力消費を抑える事ができます。 しかし、この動作なら、あきあらに作業を終えて寝る場合、最初から休止状態を選択した方が良いと思います。 休止状態でも Windows Media Center によるテレビ録画は復活できます。




そもそも、何で今頃になってこんな事を始めたのか?管理人はデスクトップパソコンを主に利用しており、安定した電力が供給されるため、スタンバイ、休止状態などに全く興味が無かったのです。


通常稼働 スリープ 休止状態
通常稼働時はパワーランプは点灯、ハードディスクドライブランプもアクセスがある度に点滅を繰り返す。 パワーランプは点滅、S3 スリープモードではファンも停止するので待機状態である事はパワーランプで確認する。パソコンがある部屋と寝室が同じの場合、点滅する光が目ざわりかも知れません。 電源がオフの状態と同じく、ランプは全く点灯しません。どの状態であるか確認する事はできないため、C ドライブを ラトック リムーバブルケース で交換して利用する場合注意が必要です。


しかし、CPU もそうですが、現在は「省電力」という言葉を耳にします。作業内容によりパフォーマンスを最大に発揮して、使っていない時はクロック数を低減させるなど、プロセッサの動作事情もいろいろ変わってきました。 OS に関してもこれは同じ。しかしながら、スタンバイモードや休止状態は Windows XP でも利用できます。 興味が無かったので、まれに使う Windows XP コンピュータでもスタンバイから休止状態に移行する設定にしてみました。 アプリケーションとデバイスの数が少ないので、Windows XP マシンの方がスタンバイへの移行と復帰が速い結果となりました。 正直な話、Windows Vista(ウインドウズビスタ)の方が速いとなれば面白かったです。

Windows Vista では、Windows XP のスタンバイ(メモリに環境を保存して早い復帰が可能)と、休止状態(ハードディスクドライブに環境を保存して、通常起動よりは早い復帰が可能)のメリットを兼ね備えたハイブリットスリープ(メモリ、ハードディスクドライブの両方に環境を保存するので、トラブルを回避できる)が利用できます。 しかし、今回のテストではその恩恵が分からなかったです。同じアプリケーションとデバイスで、Windows XP と Windows Vista を比較すれば、ハイブリットスリープのメリットが分かるのかも知れません。 または、メモリとハードディスクドライブの両方に保存する事で、安全性を確保した事がメリットなのかな?


Windows Vista では、スタートメニューの電源ボタンを左クリックした時の動作を、初期状態で「スリープ」へ移行する設定となっています。つまり、毎回電源を落として、起動する時に時間をかけるより、スリープモードでわずかな電力で待機させ、復帰を早くする方向へと向かっているのでしょう。

Windows Vista スタートボタン→電源ボタンを押した時の動作を変更する方法

どれだけ違いがあるかは、次のビデオを参照して下さい。



通常起動の時間

通常起動の場合、管理人の環境では2分40秒かかります。 この時間は、パソコンのスペックや、Windows にログオンした時に起動するアプリケーションの数と種類によっても異なります。




休止状態への移行と復帰

同じ環境でハードディスクにデータを保存して電力を遮断する休止状態からの復帰では、40 秒まで短縮されます。



スリープへの移行と復帰

そして、スリープモードからの復帰は15秒です。



ビデオでは通常起動時から休止状態になるまで47秒かかっていますが、上のハードディスクドライブのトラブルを改善した後はもう少し短縮できます。 通常起動時からスリープモードへの移行は僅か 5 秒。しかし、ハイブリットスリープにした場合、もう少し時間がかかります。




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