MB-Support

パソコン初心者のサポートページ

23.ASUS P5B Premium Vista Edition に搭載された ASAP ( ASUS Accelerated Propeller )で Windows Vidta ReadyBoost を設定する

 あえて USB メモリを購入して試す気はありませんが、マザーボードにメモリが付属しているのなら使ってみるチャンスはあります。512 MB メモリ ASAP は、初期状態では認識されません。 BIOS 設定ユーティリティの USB Configuration を有効にして、さらに ASAP Function を有効に設定します。


前回 は、ASUS P5B Premium Vista Edition に付属するリモコン「AI Remote」を使ってみました。 今回は、同じく ASUS P5B Premium Vista Edition に搭載された ASAP ( ASUS Accelerated Propeller ) を認識させ、Windows Vista(ウインドウズビスタ)の新機能 ReadyBoost(レディブースト)を設定してみます。

ASAP は 512 MB のフラッシュメモリで、PCI-Express×16 の上に USB 接続されています。 このメモリは通常の 512 MB のデータ保管場所としても利用できますが、Windows Vista に搭載された ReadyBoost 機能を使うために搭載されていると言っても過言ではないでしょう。 CPU が高速にアクセスできるメモリの順番は、CPU に搭載されたキャッシュ、主メモリ、 ハードディスクドライブ を疑似的にメモリとして使うスワップとなりますが、 ReadyBoost 機能を使うと、主メモリとハードディスクドライブの間にこのメモリを使うことができ、主メモリよりも速度は下がりますが、ハードディスクドライブよりも高速にアクセスできる中間的な位置づけです。

ReadyBoost は、主メモリよりも安価に入手できる USB メモリ(読み込み、書き込み速度が検証されて、ReadyBoost 機能を利用するための性能があるならば)を外付けして、簡単にシステムを高速化する方法とされています。 ただ、デスクトップパソコンの場合は、増設するメモリスロットが無い場合、ケースを開けて増設する作業が困難、もしくは、そんな事をやりたくない場合に有効で、主流の DDR2 が価格破壊となっている今、あえて利用する機能でもないでしょう。 外付けの USB メモリを想定しているため、途中で抜かれてもシステムが不安定にならないように、従来通りハードディスクドライブに同じデータを保管します。 読み込む場合は USB メモリの方が高速アクセスのメリットがありますが、ハードディスクドライブのスワップファイルと確実に切る事ができないので、主メモリを増設した方が確実です。

ASUS P5B Premium Vista Edition は、電源を落としてケースを開けない限り抜く事ができない USB メモリが搭載されているに等しいです。 あえて利用する事も無いユーザーでも、ReadyBoost を気軽に使ってみる事ができますし、512 MB メモリなので他に必要性が無いと感じれば、もったいないから ReadyBoost を有効にする感じでしょうか。



ReadyBoost に使う ASAP は、初期状態ではマイコンピュータに認識されません。 BIOS 設定ユーティリティを起動して(パソコン起動時、POST 画面、もしくは、メーカーロゴ画面で「DEL」キーを押す)、上部メニューの「詳細設定」で「USB Configuration」を選択して「Enter」キーを押します。



まず、「USB Function」を「有効」にして、次に「ASAP Function」を有効にします。 最後に変更を保存して BIOS 設定ユーティリティと終了すれば、次に Windows を起動した時にマイコンピュータで ASAP がドライブとして認識されるはずです。



Windows を起動すると、ASAP が認識された場合、自動再生のプロパティが表示されます。 ここで「システム高速化」を左クリックすれば、ReadyBoost を利用できます。 この動作は、ReadyBoost に対応した USB メモリをパソコンに挿した状態でも同じです。



または、マイコンピュータをエクスプローラで表示して、ASAP にポインタを移動して右クリックします。 表示されたメニューの「プロパティ」を左クリックします。



ASAP のプロパティが表示されるので、「ReadyBoost」タブを左クリックします。 「このデバイスを使用する(U)」にチェックを入れ、「OK」を左クリックすれば設定完了です。 ReadyBoost として利用する推奨容量が表示されるので、変更する必要はありません。 USB メモリを挿しているわけではないので、全部使ってもらった方がありがたいのですが・・・



ASAP をエクスプローラで参照すると、「ReadyBoost.sfcache」アイコンが表示されます。 タイミングは不明ですが、オーバークロックした場合など、システムに変更があった場合に ReadyBoost が消滅している事もあります。 エクスプローラで確認すれば、現在 ReadyBoost が動作しているのか確認できます。

エクスプローラで確認しなければ、ReadyBoost が動作しているか分からない? 体感速度では・・・確認するのが難しいかも知れません。 特に、ASUS P5B Premium Vista Edition では 512 MB しか搭載していなのでなおさらかも。 USB メモリなので設定すると即座に作業が開始されます。 でも、実際に恩恵を感じるのは、コンピュータを再起動して、いつも通り作業をしている時なのかも知れません。

Windows Vista では、SuperFetch と呼ばれる新しいメモリ管理機能が搭載されています。 これは、スタート時点ではなく、Windows Vista を使っていくうちに効果を発揮する機能ですが、この機能が無い Windows XP などに、たとえ ReadyBoost 機能を搭載したとしても(実際は搭載されていない)、効果を見極めるのは難しいかも知れません。 効果が全くないわけではありませんが、意味の無いところに使ってしまう可能性が高いと思われます。

Windows ReadyBoost - Microsoft




戻る 一覧表示 次へ


BTOパソコン・ゲームPC・自作パソコンなら【TSUKUMO】 - 自作PCに必要なパーツ、豊富な品揃え

Copyright © 2013 MB-Support パソコン初心者のサポートページ All Rights Reserved.

管理人サイト閲覧方法プライバシーポリシー著作権/免責事項