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19.ASUS P5B Premium Vista Edition に付属する AiSuite と PC Probe II

 PC Probe II は、コンピュータのコンポーネントをモニタして、設定した境界値を超えると警告するツールです。AiSuite は、BIOS 設定ユーティリティで変更可能なファンの回転制御、オーバークロックを Windows 上で可能にします。


前回 は、前のパソコンで利用していた キャプチャーカード を移動して、Windows Media Center の設定をしました。 これで、自作パソコンでもテレビの視聴や録画、Windows Media Center での DVD の再生が可能になりました。 今回は、 マザーボード ASUS P5B Premium Vista Edition に付属するアプリケーション、AiSuite と PC Probe II をインストールしてみます。

マザーボードにアプリケーションDVDが付属しますが、Windows Vista(ウインドウズビスタ)に対応した最新のファイルをダウンロードするために、 ASUS P5B Premium Vista Edition のメーカーページにアクセスします。 今回ダウンロードするのは、 Windows Vista 32bit 版 AI Suite v1.02.05 と、PC Probe II V1.04.19b 。 アクセスした次期によっては、さらに最新版が公開されているかも知れません。



ASUS PC ProbeII V1.04.19b

ASUS PC ProbeII は、パソコンの重要なコンポーネントをモニタし、問題が発生すれば警告するアプリケーションです。 起動するには UAC を通過する必要があり、インストールしても初期状態で起動する事はできません。 設定できるのは、警告に関する数値。マザーボードやプロセッサの温度をリアルタイムに確認でき、それらの数値がどれくらまで到達すれば警告を表示するか設定できます(ただし、常時稼働させておく必要があります)。

個人的には、エンコード中のCPUやマザーボードの温度が気になった時に見るくらいです。このアプリケーションが何かを制御できるわけではなく、あくまでも参照するだけです。 実際にBIOS設定を変更するのは、AI Suite となります。オーバークロックする場合は、ASUS PC ProbeII により変化が一目瞭然です。 Intel Core 2 Quad Q6600(2.40GHz FSB 1066MHz CPU Frequency 266)の標準状態では、ファン速度を可変に設定した場合、CPU 温度は 40 度くらいですが、3.00GHz FSB 1333MHz CPU Frequency 333 にした場合は常時60度〜70度になります。 ただ、ファンの制御を外してしまえば、温度は下げられますが、騒音が気になるところ。自分の環境にあった設定をする上で、これらの数値は参考になります。

ちなみに、今回 12.自作PC ハードウェア編の仕上げ でケースファンを接続した状態では、「CPU」はCPUファン、「CHASSIS1」はサイドファン、「CHASSIS2」はリアファンの速度を表示します。



UAC を気にしないでモニタする方法は、ScreenDuo Hardware Monitor があります。 スクロールを使用しても一画面で全部の情報を表示できれば便利なのですが、温度、ファン速度、電圧を表示するのに何度かクリックが必要です。 警告を表示する事も可能ですが、はやり管理者権限を必要としますが PC ProbeII の方が便利です。



1.ダウンロードしたファイルを展開します。



2.展開したフォルダ内の「AsusSetup.exe」をダブルクリックしてインストールします。 インストールには UAC とセキュリティの警告が何度か表示さます。



3.ASUS のアプリケーションは、ASUS フォルダで管理されるので、プログラムを探すのは簡単です。



ASUS PC ProbeII のモニタリングパネルは、磁石機能でつながっています。 モニタリングパネルの磁石マークを左クリックすると、並べ替える事ができます。 「お好み設定」の「小さいウインドウ」を解除すると、パネルごとに境界値を変更できます。

境界値は、「設定」ボタンを左クリックすると、別パネルで変更できます。 設定パネルでは、表示するモニタリングパネルを変更できます。 例えば、「CHASSIS1」「CHASSIS2」にケースファンケーブルを接続しているのでモニタリングパネルを表示していますが、接続していない「CHASSIS3」を有効にすればモニタリングパネルが追加されます。 しかし、接続していないのですから、ファンスピードを計測できず、現在の値が「0」となります。 デフォルトの境界値が600rpmなので、接続されていないファンの現在の値が「0」となり、警告が表示されてしまいます。



境界値に到達すると、警告が表示されますが、この警告の種類を変更するのが設定パネルの「お好み設定」です。 メッセージボックスとオーディオにより、警告を分かりやすくします。 警告が頻繁に表示される様であれば、このチェックボックスを外すか、境界値を高く設定します。 しかし、危険を察知できないため、コンピュータの状態も危険にさらされます。



AI Suite v1.02.05

ASUS PC ProbeII は、コンピュータの状態をリアルタイムで表示して、警告に関する設定が可能でした。 しかし、コンピュータの設定を実際に変更するのではなく、あくまでもモニタです。 一方、AI Suite は BIOS の設定を変更する事ができるツールです( CMOS であり、BIOS 自体を書き換える事はしない )。 AI Suite を起動するにも、UACを通過する必要があります。



「Q-Fan」で設定できるのは、「CPU Q-Fan」と「CHASSIS Q-Fan」の動作で、「Enabled」にチェックするとプロファイルを変更できます。 「Optimal」は、コンピュータの状態に対応してファンの回転数が可変します。 「Silent」は、最小限のファン回転を維持して静穏効果がありますが、処理能力が奪われます。 「Performance」は、コンピュータの状態に関係なく、ファン回転数が高くなります。



「Q-Fan」の変更には、再起動が必須となります。 変更している場所は、BIOS設定ユーティリティのハードウェア・モニターです。



「AI Booster」は、CPUの Frequency、Raito、メモリの DRAM Voltage、DRAM Frequency、PCI-E の Frequency を指定してオーバークロックできます。



BIOS 設定ユーティリティの「Configure System Frequency / Voltage」で設定する内容です。 「AI Booster」の変更も再起動が必要になります。 この設定を変更すると、次に紹介する「AI Gear」が利用できなくなります。 また、オーバークロックは標準を超える電圧を加えるため、CPUとマザーボードの温度に気を使います。 ファンの回転数を抑えるのは危険です。ハードウェアが故障してもメーカーサポート外となるので、自己責任でお願いします。




「AI Gear」は、あらかじめ決められた4つのパフォーマンスをギア形式で変更する事ができるツールです。 変更は瞬時に反映されるので、コンピュータの再起動を必要としません。 「AI Gear」を起動した時点で「パフォーマンス最大」に設定されるので、「Q-Fan」の設定が解除されます。 「AI Suite」にもファン回転数をモニタする機能がありますが、以下の動画では見やすい「PC ProbeII」を同時に起動したファン回転数の変化を表示しています。 「パフォーマンス最大」では、ファン回転数も上がります。

他に「パフォーマンス高」「パフォーマンス中」「最大消電力」のギアがあり、順番にファン回転数が抑えられますが、パフォーマンスも落ちます。



1.インストール方法は、上でメーカーサイトからダウンロードしたファイルを展開します。



2.展開したフォルダ内の「AsusSetup.exe」をダブルクリックしてインストールします。 インストールには UAC とセキュリティの警告が何度か表示さます。



3.ASUS のアプリケーションは、ASUS フォルダで管理されるので、プログラムを探すのは簡単です。




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