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12.自作 PC ハードウェア編の仕上げ

 ハードディスクドライブと光学式ドライブの増設の続きと、電源ケーブル、ファンケーブルを接続してパソコンを組上げる最終段階となります。この作業を終了すれば、次はソフトウェアの設定へと進みます。



ドライブの固定

前回 からの続きです。 ドライブを設置して、前面パネルを元に戻したので、ドライブのポジションは定まりました。 次は固定するのですが、Cooler Master Centurion 534+ PLUS BL は工具を使わず固定する仕組みになっています。 これは、購入する前は便利であろうと思っていましたが、 リムーバブルケース に関してはほぼ役に立ちませんでした。 右上写真は、一番上が固定されていない状態で、下 2 段が固定した状態です。 プラスチックの部分を前方に押し、縦に付いているストッパーを下に下します。



これにより、横から押さえつけてドライブを固定するのですが、ラトックのリムーバブルケースは LED の配線部分が空間になっています。 この空間が不安定の要素となり、確実に固定する事ができません。



そして、リムーバブルケースはトレイを抜き挿しするため、ドックが固定されていないと、後ろに陥没してしまいます。 また、ドライブがしっかり固定されていないと、振動が騒音となる可能性もあります。



結局、ネジで固定する必要があります。右写真は正面から見て右側面部です。 光学式ドライブ、リムーバブルケース、計 4 本のネジで留めます。 ツールフリー構造ではりますが、プラスドライバーが必要となりました。 右側面ケースカバーは、ドライブを固定したら元に戻します。



同じく正面から見て左側面からもネジで留めます。 以上で前回からの続きとなったドライブの設置作業は終了です。 配線の接続方法は、前回取り上げました。



トレイにハードディスクドライブを設置する

ラトック リムーバブルケース SA-RCIDE-BK には、シリアル ATA 接続 ハードディスクドライブ 用のトレイと、IDE 変換器が付いた IDE ハードディスクドライブ用のトレイが付属します。 今回は Seagate ST3500630AS を設置するので、シリアル ATA 接続用のトレイを使用します。



設置方法のビデオ

ビデオではシリアル ATA ケーブルが上に出てしまっていますが、本当は隙間に押し込みます。そうしないと、トレイのふたが閉まりません。 インストールする前に、ハードディスクドライブには速度を指定するピンがあります。1.5 Gb/s と 3.0 Gb/s を制御するもので、3.0 Gb/s を使う場合はジャンパーピンを抜きます。




片側2本、計 4 本のネジで固定します。このネジはリムーバブルケースに付属します。



トレイのふたを閉めれば終了です。トレイをドックに挿入して、付属のキーを回す事で、トレイを引き抜く事ができなくなると同時に、電力が供給されます。



3.5インチシャドウベイに設置する場合

ハードディスクドライブを 3.5 インチシャドウベイに設置する場合、一般的にはシステムをインストールするハードディスクドライブはこの設置方法ですが、Cooler Master Centurion 534+ PLUS BL には右写真の HDD レールが付属します。 これをドライブの両サイドのネジ穴に挿し込みます。



HDD レールを使って設置する場所は、ケース下部の HDD ブラケット。 2基のハードディスクドライブをサイドパネルから簡単に設置できます。 このポジションは、フロントにファンが搭載してあれば冷却性能が抜群と思われますが、Cooler Master Centurion 534+ PLUS BL は前作で搭載していたフロントファンがサイドに移動しています。 ゆえに、冷却性能を考えるとファンが搭載されたリムーバブルケースのが良いかも知れません。

逆に、静穏を考えるとリムーバブルケースは難しいと思われます。HDD ブラケットに設置した方が少しは音が静かになるかも知れません。 ブラケットの上のシャドウベイは、1 基がフロントパネルを外してフロッピーディスクドライブやカードリーダーを設置できます。 フロントパネルを外さなければ、ハードディスクドライブを設置するシャドウベイが2基あるのと同じです。設置方法は5インチベイと同じく、ツールフリー構造となっています。



マザーボードに電源ケーブルを接続する

ATXPWR 24 ピンを接続します。右写真だと確認が難しいかも知れませんが、この詳細は 5.マザーボードに電源ケーブルを接続する に掲載しています。 ついでに、シリアル ATA ケーブルを 3.5 インチシャドウベイに突っ込みます。結束線を利用するのも良いですが、ハードウェアの構成が確実に定まってからにします。



2 × 4 ピン EATX12V コネクタを接続します。これに関しても上と同じページに詳細を掲載しています。



ファンレスのグラフィックカードを使用するので、以上で電源ケーブルの接続は終了となります。 マザーボード に接続するのは 2 本だけです。 しかしながら、2 × 4 ピン EATX12V コネクタは CPU ファンに近く、場合によっては下がってきてファンに絡まるかも知れません。 故障の原因となるため、結束線で電源ユニットの根元に応急処置で固定しました。



ケースファンケーブルを接続する

Cooler Master Centurion 534+ PLUS BL には、リアとサイドパネルに 120 mm ファンが搭載されています。 2 つのファンから延びるファンケーブルは、4 ピンペリフェラルへと変換されています。 この 4 ピンペリフェラルを電源ユニットと接続すればファンは回転しますが、BIOS や、Windows 上で動くアプリケーション、ScreenDuo などでハードウェアモニタリングができません。



そこで、4 ピンペリフェラル変換ケーブルを外して、マザーボードのケースファンコネクタに接続します。



まず、リアファンを接続する場所は、PCI-Express×16 に近い右写真の赤枠です。 理由は、リアファンから近い事と、ファンレスグラフィックカードを利用しているので、このファンコネクタが空いています。 このコネクタは、ケースファン「2」として認識されます。



ファンケーブルを接続して、余ったケーブルをリアファンの下に綿テープでケースに貼りつけました。 雑ではありますが、ファンケーブルがグラフィックカードに触れる事を避けられます。



サイドパネルのファンは、USB コネクタが2つ並んだ隣に接続します。 ここはケースファン「1」として認識されます。



サイドパネルは増設する時に外しますが、ファンケーブルが接続されている事を覚えておいて下さい。 ケースを開けた時、ファンケーブルが変な抜け方をして、マザーボードを破損する可能性があります。 ファンケーブルを接続したら、そのままサイドパネルを閉めてしまって構いません。ハードウェアとしてパソコンはすでに完成しています。



Windows をインストールしてからツールで見たファン速度。 「CPU」は CPU ファン、「CHASSIS1」はサイドファン、「CHASSIS2」はリアファンの速度を表します。 これ以外のマザーボードに付属するアプリケーションでも確認できます。



エアスクープとファンのメリット

エアスクープは、CPU から発生する熱がヒートシンクへ移動してファンで排出される真上に位置します。 これにより、CPU の熱をケース外へ効率良く排出する役目を担います。 インテル純正ファンから静穏に変更した場合、ほぼ大型になるのでエアスクープを取り外す必要があります。 エアスクープはネジ4本で設置されています。



サイドファンは、マザーボードの PCI スロットが並ぶ場所に、ケース外から空気を送り込みます。 ファンレスグラフィックカードを利用する場合は特に都合が良いでしょう。



ハードウェアとして完成

ディスプレイケーブルをグラフィックカードに、マウスとキーボード(キーボードだけ BIOS で設定するまでは PS/2 接続。この説明は 8.PCケースに設置する前の起動テスト にあります)を接続します。 電源ケーブルを電源ユニットに接続します。次にコンセントに接続します。最後に電源ユニットに設置されたスイッチを「|」が押された状態にします。 これでマザーボードに電力が供給されます。



電源ユニットのスイッチを入れた時点で、マザーボードの LED が青く点灯します。 ケース前面の電源スイッチを押せば、赤く点灯します。 ケースを開けて中をいじる時は、電源ユニットのスイッチを「○」が押された状態にして、さらにコンセントケーブルも抜く事を心がけましょう。



右の写真は、パソコンケースの電源を投入した状態です。 ファンが正しく動いているか、余ったケーブルが邪魔になっていなかを確認するためにサイドケースを開けた状態で動かしています。 この場合、サイドファンケーブルは抜いてありますが、確認終了後、接続する場合は上で説明した方法で電源を確実に落としてから実行しましょう。

次は、Windows Vista(ウインドウズビスタ)のインストール、いや、その前に BIOS のアップデートを実行します。 ASUS P5B Premium Vista Edition は今となっては古いマザーボードなので、初期状態で Intel Core 2 Quad Q6600 を使えないみたいです。




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