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異音のするPCケースファンを
    グリスアップで修理する

三年ぶりにPCケースを開けて、エアダスター、掃除機、クイックル・ワイパー・ハンディを使って掃除しました。今まで買い替えて交換していた異音のするファンを分解して、シリコングリースによるグリスアップで直るのかを試しました。このやり方をもっと早く知っていれば、ファンを買い替えずに済んだのに〜 ファンを掃除するのにもエアダスターが便利でした。動画あり!


4月18日に掲載した日記で、2011年に自作したPCの故障したCPUファンと異音のするケースファンを交換したついでに、PCケース内をエアダスターとクイックル・ワイパー・ハンディと掃除機で掃除しました。マザーボードやPCカードに堆積した埃や、ヒートシンクに詰まった埃を除去するのにエアダスターが便利なことを知り、今回はMinecraftやPUBG LITEで遊ぶ2007年に自作したPCを掃除しました。

掃除に関しては Windows をシャットダウンして電源ユニットのスイッチをオフにします。さらに電源ケーブルやディスプレイケーブル、LANケーブル、スピーカーケーブル、その他USBケーブルなどを外しますが、それらの様子はページの下の方にリンクしたビデオをご視聴いただければ幸いです。今回のPCはビデオカードを交換した2017年4月14日以来、約3年ぶりにPCケースを開けて掃除します。使用しているPCケースはCooler Master CM690 U Plusで、上部、前部、下部にメッシュを多用しているため、エアフローに優れていますが、埃が目詰まりしやすい構造です。

そして今回の新しい試みは、異音のするファンの分解、清掃、そしてグリスアップです。前回のPCケース内の掃除で、ケース上部に取り付けられたファンから異音がするため、PCケースに付属された Cooler Master A12025-12CB-3BN-F1 DF1202512SELN 120mmファン(写真左)を新しく購入したScythe KAZE FLEX 1200rpm SU1225FD12M-RH(写真右)に交換しました。これ以外にもPCケース付属のファンから異音がして買い替えた経緯がります。まぁ、経年劣化なのかと…

このページの下の方にあるビデオをご視聴いただければ異音の程度も分かっていただけると思います。今回試すのは、2011年6月7日と書かれたPCケース Cooler Master CM690 U Plusに付属のファン 120mm × 120mm × 25mm です。9 年ほど問題無く動いていました。


用意した物

作業するにあたり買い揃えたのはこちらです。精密ドライバーは 1.6mm のマイナスドライバーを使いましたが、慣れればピンセットだけでも大丈夫です。安い物は 2 〜 300円くらいで販売されていて、スナップリングを外す時にあると便利です。ピンセットは適当に 2 本購入しましたが、ステンレス ピンセット 125mm、先細タイプ AA型 先曲が一本あれば大丈夫です(高儀 GISUKE ステンレス ピンセット AA型 先曲 125mm TZ-11 )。

シリコングリスは株式会社エーゼットのシリコングリース(使用温度範囲:-30℃〜+200℃)を購入しました。 呉工業のシリコングリースメイト ペーストタミヤ セラグリスHGでも大丈夫です。金属はもちろん、ゴムや樹脂にも使えるのでシリコングリスを選びましょう。これと古いグリスを拭き取る綿棒、ティッシュ、新しいグリスを伸ばす楊枝を使いました。


ファンの分解と劣化したグリスを拭き取る

1.ファンのグリスアップです。この作業をするとメーカーサポートが受けられなくなります。作業は自己責任でお願いします。ファンの中央のシールに注目して、メーカー名や型番がプリントされた方のシールを剥がします。反対側のシールは往々にして模様がプリントされています。

2.シールをゆっくり剥がしているとキャップも一緒に外れましたが、こうなるとは限りません。キャップは先の細いピンセットや精密ドライバーで外します。なお、シールは再利用するため、キャップと同じく無くさないようにします。

3.キャップの中はこうなっています。ティッシュや綿棒で劣化したグリスを拭き取ります。

4.グリスを拭き取ったら白いスナップリングを外します。一見すると白い輪に見えますが、必ず切れ目が入っています。精密ドライバーのマイナス1.6mmで軸から外すか、先の細いピンセットで外します。いずれにしても先が細いピンセットが必須です。

5.スナップリングを外したら、劣化したグリスを拭き取って保管します。後で元に戻すので必要です。

6.続いて黒いOリングを外します。こちらは簡単に引き抜けます。劣化したグリスを拭き取り、スナップリングと同じく後で戻すので保管します。なお、Cooler Master A12025-12CB-3BN-F1 DF1202512SELN にはOリングがありますが、全てのファンにあるかは不明です。

7.ファンの羽を引き抜いた状態が以下の写真です。羽の中心の軸に付着したグリスをティッシュペーパーなどで拭き取ります。

8.フレーム側の中心に塗られた劣化したグリスを綿棒などで拭き取ります。コイル等には触れないようにします。埃が堆積している場合はエアダスターで吹き飛ばします。


シリコングリスでグリスアップ

1.ファンの羽の軸にシリコングリスを塗ります。私はシリコングリスのチューブの口に羽の軸を突っ込み、楊枝で伸ばしました。適量を知りません。

2.フレーム側の中心にも楊枝で掬ったシリコングリスを塗ります。コルクに付かないように注意しましょう。

3.フレームに羽を戻してOリングを軸に通します。先の細いピンセットで簡単に戻せます。

4.上から見てシリコングリスが全く見えなければ、少し楊枝で加えます。適量が分かっていないので、その必要があるかどうかは分かりません。

5.スナップリングを元に戻します。Oリングとは違い、スナップリングの穴より軸の先端が太いです。スナップリングの切れ目を使い軸に通します。コツが要りますが先の細いピンセットが便利です。

6.キャップをしてシールを元に戻せば完了です。粘着力が弱くなったらセロテープを張れば良いでしょう(はみ出ないように注意)。


グリスアップの結果

既に交換用のケースファンを購入済みだったので、さして期待もなく気休め程度にグリスアップを試しました。結果、ビデオを視聴していただければわかりますが、異音がなくなりました。既に20日ほど経過していますが、静かなまま回り続けています。これが一時的なものなのか? 1ヵ月に一回のペースでグリスアップが必要なのであれば、迷わずファンを買い替えます。もし、二年後、三年後に異音が聞こえてくるのであれば、グリスアップで十分かなと考えます。もちろん、物理的に破損している場合は無理ですが、買い替えなくて済むのは嬉しいですね。

動画

掃除機、クイックル・ワイパー・ハンディ、エアダスターによる自作PCの掃除、異音のするPCケースファンの分解、掃除、グリスアップなどの様子をビデオにしました。

動画への直リンク


PCケース内の清掃にはエアダスターが便利

PCケースのメッシュ部分や、CPUのヒートシンクの誇りによる目詰まり、マザーボードや増設カードに堆積した埃の除去に加え、ファンの掃除にもエアダスターは便利でした。




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