Windows98 のデザインと同じですが、中身は生粋の32ビットOSのため、98やMEの様にフリーズに遭遇する機会は少ない、もしくは、遭遇したとしても全てのアプリケーションが落ちる事は無い頑丈なWindowsです。 登場した当時は、WindowsMEが一般家庭用、Windows2000が企業用として利用されていましたが、後にWindowsXPでWindows2000の安定性とWindowsMEのマルチメディアが融合されます。
パソコンの仕様により、BIOS ( バイオス ) 設定で CD-ROM から起動できない場合は、 起動ディスク を作成して下さい(ほぼ起動できると思います)。
ハードディスクドライブ
と呼ばれるパソコンケース内に収められた記憶装置のパーティション(領域)作成・削除、フォーマット(何も記憶されていない状態にする)は、インストール画面で実行できるため、FDISK(エフディスク:Windows 98 / ME(Millenium Edition ミレニアム エディション) まで利用されていたハードディスク設定ツール)を事前に行う必要はありません。
パーティションを2個作る場合は、領域作成画面でパーティション1(Cドライブ領域)を作成して、パーティション2はインストール後に、Windows 2000 Professional(ウインドウズ 2000 プロフェッショナル)上で実行する事になります(もちろん、インストール画面でもできますがコツが必要です)。
| コンピューター | Pentium133Mhz以上のプロセッサあるいわ互換性のあるマイクロプロセッサ(2プロセッサまでサポート) |
| メモリ | 最小32MB以上のRAM (64M以上を推奨、最大4GB) |
| ハードディスク | 850MB以上の空き容量(全体として2GB以上のハードディスクを推奨) |
意外にも Windows ME よりも必要スペックは低く設定されてます。Windows ME が一般家庭向けのマルチメディア対応を売りにしていたのと比べ、Windows 2000 Professional は企業向けOSとして発売されていたからかも知れません。 この時代では、一般家庭で普及していたWindows3.1、Windows95、Windows98との互換性がWindows2000では確立できていませんでした。しかしながら、安定性はWindows 2000 Professional が最強の時代であり、このノウハウが後のWindows XPへと受け継がれます。
そろそろ無理がでてきた Windows 2000 Professional。後継の Windows XP が登場した時は、ビジネスで利用するにはWindows2000で十分でしたが、SP2の提供によりセキュリティセンターが導入されたWindowsXPの方が堅牢になりました。 Windows2000では、無料で提供されている最新の Windows Internet Explorer 8(ウインドウズ インターネット エクスプローラー エイト) や Windows Live Messenger(ウインドウズ ライブ メッセンジャー) を利用する事ができません。
そして、2009年10月22日に、Windows Vistaの後継OSである
Windows7(ウインドウズ セブン)
が登場しました。この最新OSに移行する場合は、Windows2000 を搭載して販売されていた時代のパソコンでは、アップグレードではなく、パソコンごと買い換えるのが無難でしょう
(インストール、ライセンス共にアップグレード版を選択できないので、通常版かDPS版を購入して新規インストールとなります)。
WindowsXPの後継OS Windows Vista より条件はいいですが、Windows7はWindows Vistaの後継OSとなり、快適に利用するにはそれなりのパソコンスペックが必要です。 嬉しい事に、現在はそれを満たすスペックのパソコンも低価格になっています。 Windows Vistaが登場した時は、必要最低限のパソコン性能が引き上げられましたが、3年後に登場した事になるWindows7は、Windows Vistaのパソコン要件(動かすのに必要なパソコンの性能)を維持しています。 これにより、OSのバージョンアップに伴うパソコン性能の引き上げはありません。ただし、WindowsXPやWindows2000が標準搭載されていた時代のパソコンでは、やはり買い替えが必要でしょう。 そして、多くの問題を避けて通りたいならば、最初からWindows7が登載されたパソコンを購入するのが望ましいでしょう。
再インストール後のWindows Update(ウインドウズ アップデート)を実行している最中にワームに感染する危険があります。 特にService Pack(サービスパック)が適用されていない初代Windows2000 Professionalをインストールする作業は十分お気をつけ下さい。 できればインストール前にService Pack 4をダウンロードして、CD-R等に保存した方が安全です。Windows2000 Professionalインストール中はLANケーブルを取り外し、 先に保存したService Pack 4を適用してからインターネットに接続した方が良いでしょう。(もちろんSP4を適用した状態でも、それ以外の修正プログラムを適用するため、Windows Updateを最優先します)
1.「Windows2000 Professional」CDをCD-ROMドライブに挿入して下さい。*DVD-ROMドライブが接続されているパソコンでは、DVD-ROMに入れて下さい。 再インストールの場合はWindows上でCD-ROMを挿入して、通常の再起動を実行します(注:Windows上でインストールCDが起動すると、インストールを実行するか否かを問われます。このプロパティは閉じましょう。メディアを挿入して再起動する事が重要です)。 新規インストールの場合は、とりあえずパソコンの電源を入れ、CD-ROMを挿入してからリセットボタンを押して再起動して下さい(ハードディスクにOSが入っていないのでこの方法しかありません)。
2.パソコンの電源を入れると、真っ黒な画面に白文字で「Boot from ATAPI CD-ROM」に続き「Press any key to boot from CD....」と表示されます(右画像は拡大できます)。ここで「enter」キーを押して下さい。(タイミングが遅いとハードディスクから起動を試みます。つまり、すでにハードディスクにOSがインストールされている場合は、元のWindowsが起動してしまいます。その場合はあせらずにもう一度再起動してチャレンジして下さい。ハードディスクにOSがインストールされていない状態では何も起こりません。リセットボタンを押して、もう一度再起動を実行して下さい。成功すると下の画面が表示されます。
何回やっても駄目な場合は、BIOSのBOOT設定がCD-ROM起動になっていない可能性があります。
余談ですが、Windows VistaからはDVD-ROMからインストールする事になります。この場合「Press any key to boot from DVD....」と表示されます。 WindowsXPがCD-ROMインストールの最後のWindowsになりますね。
3.左上に「Windows Setup」と表示された後、「Windows2000 Professional セットアップ」画面が表示されます。 「Enter」キーを押してセットアップを開始します。
4.次に「Windows2000ライセンス契約」が表示されます。同意しないとインストールは出来ません。「F8」キーを押して同意します。 ちなみに、この画面は所持しているWindows2000 Professional CD-ROMのサービスパック適用状態により多少違います。気にしないで下さい。
5.次にキーボードの種類を選択します。ご使用のキーボードにあわせて選択して下さい。(ほとんどの場合、106日本語キーボードで良いと思います。「半角/全角」キーを押して下さい)
6.選択されたキーボードの確認をします。よろしければ「Y」キーを押して下さい。何の事か分からない場合は、とりあえず「106キーボード」の表示があれば「Y」キーを押しても良いと思われます(保証はしない)。
7.ハードディスクの情報が表示されます。Windows2000 Professionalをインストールするパーティションを選択します。 新規インストールでパーティションが無い場合は「C」キーを押してパーティションを作成します。再インストールの時はパーティション (Cドライブ)に、上下キーを使ってカーソルを移動させ、 「D」キーを押して削除します。 前回のOSが入った領域に「ENTER」キーを押してしまうと、 上書きインストールになってしまいます。「領域削除Dキー」→「領域作成Cキー」→「フォーマットとインストールENTER」が望ましい流れです。 (データを完全に消してからインストールする)
ちなみに、右上画像の場合は、未フォーマットのCドライブ(未使用の領域 6150MB)と データが入っているDドライブ(NTFS(ローカルディスク) 76309MB)が存在します。これは、1つのハードディスクにパーティションを2 つ作成している場合でも、物理的に2つのハードディスクを搭載している場合でも同じです。Windowsをインストールするべき領域は、未使用の領域を選択します。
再インストールの場合で、この作業の意味が分からない場合は、すみやかに「F3」キー押し、インストールを中止した方が良いでしょう。 データが無くなってしまう場合がありますし、パソコンによっては削除してはいけないパーティションを失う場合もあります。 WindowsインストールCDとプロダクトIDが確実に自分の手元にあり、ハードディスク内のデータはバックアップ(メディアなどに保存)したので消してしまって構わないのであれば、Cドライブを選択して削除の「D」キーを押し、確認の「L」キーを押し、未使用領域となったCドライブを選択して「Enter」キーを押す事で、新しい状態でWindows2000 Professionalをインストールできます。
8.ハードディスク内のパーティション(領域)をフォーマットして、Windows2000 Professionalをインストールします。 セキュリティを重視する場合はNTFS。スピードを重視する場合はFATが適しています。但し、大容量ハードディスクを使用する場合は、 FATを選択できません。Windows98/MEではNTFSでフォーマットされたデータを読めませんが、LANを使用した場合のファイル共有に問題はありません。 また、インストールする環境によっては、NTFS/FAT(クイック)が選択できますが(4つの選択ができる)、(クイック)が付いていない方のフォーマットを選択する事をおすすめします。 また、FAT上にWindows2000 Professionalをインストールして、後でNTFSに変換する事も出来ます。
9.ハードディスクのフォーマット中です。容量によっては1時間くらいかかります。
10.フォーマット終了後、自動でWindows2000 Professionalのインストールフォルダをコピーします。しばらくお待ち下さい。
11.Windows2000 Professionalの構成を初期化しています。しばらくお待ち下さい。
12.初期化が完了すると左画面が表示されます。「Enter」キーを押すか、15秒経過すると自動で再起動します (つまり何もしなくても良い)。この時、Windows2000 Professional の CD-ROM は挿入したままにして下さい。 システム起動ディスクをフロッピーディスクドライブに挿入している場合は、起動ディスクを取り出して下さい。
13.再起動の時、Windows2000 Professional のCD-ROMを入れたままなので、再びCD-ROMから起動を意味する「Boot from ATAPI CD-ROM」に続き「Press any key to boot from CD....」と表示されます。 今度はハードディスクから起動させたいので、「enter」キーを押さないで下さい。(つまり何もしないでインストールかせ続行されるのを待ちます)
14.Windows 2000 Professional が起動します。しばらくお待ち下さい。
15.「Windows2000 Professionalセットアップ」を開始します。「次へ」を押して下さい。