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Windows 7 Windows XP Mode インストール方法 No2

 前回(No1)の続きです。 Windows 7 のデスクトップで、Windows XP Mode のアプリケーションを直接起動する方法。


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Windows XP Mode を起動するには、[スタート] ボタン → [すべてのプログラム] → [Windows Virtual PC] → [Windows XP Mode] をクリックします。



この起動方法は、他のゲストOSと同じく、通常のVirtual PCと同じで、Windows 7 のデスクトップにゲスト OS のデスクトップが表示され、最大表示で画面全体に、ドラッグアンドドロップでサイズを自由に変更できます(統合機能が有効な状態)。ここでは、ゲスト OS の Internet Explorer 6 を、Windows 7 のデスクトップに直接起動させる設定を説明します。なお、あらかじめブラウザに必要なプラグインはインストールしておきましょう(例えばFlash Player、Silverlightなど)。



スタートボタンを右クリックして、「エクスプローラー All Users(X)」をクリックします。



このフォルダーに起動したいプログラムのショートカットアイコンを作成します。Windows Media Player は対応していません。Internet Explorer なら、デスクトップに表示されたアイコンをドラッグアンドドロップすれば、ショートカットアイコンが作成されます。Firefox や Opera なども同じです(Windows XPにインストールする必要があります)。



Windows 7 のデスクトップにアプリケーションを直接表示するには、Windows XP をシャットダウンする必要があります。通常は、次回の起動が早くなるように、休止状態に設定されています。シャットダウンするには、上部メニューの「Ctrl+Alt+Del」をクリックします。



Windows のセキュリティが表示された、[シャットダウン(S)] ボタンをクリックして、さらに、「シャットダウン」を選択して [OK] ボタンをクリックします。



現在の各ゲストの状況を知るには、[スタート] → [Windows Virtual PC] → [仮想マシンの管理] をクリックします。または、[スタート] ボタン → [すべてのプログラム] → [Windows Virtual PC] → [Windows Virtual PC] をクリックしても同じです。



[Windows XP Mode.vmcx] のコンピューター状態で、電源切断となっていれば、シャットダウンされています。ちなみに、Virtual PC のゲスト OS を追加する時も、この画面の上部メニューにある「仮想マシンの作成」をクリックします。Windows Vista までの Virtual PC は、サムネイル表示ができましたが、新しいWindows 7のVirtual PCでは、ここからゲストOSの起動を実行します。



あとは、[スタート] → [Windows Virtual PC] → [仮想マシンの管理] をクリックします。または、[スタート] ボタン → [すべてのプログラム] → [Windows Virtual PC] → [Windows XP Mode アプリケーション] → [Internet Explorer]、または、登録したショートカットアイコンのプログラム名をクリックします。



詳細設定を表示するには、[Windows XP Mode.vmcx]を右クリックして表示されたコンテキストメニューの [設定(E)] をクリックします。これは Windows XP Mode に限った事ではありませんが、Virtual PC のゲスト OS が起動して上部メニューからも設定を参照できます。しかし、起動中は設定を変更できません(できる部分もありますが、それは次回起動時に有効になります)。



メモリの容量を変更できます。初期状態では512MBで、実際にパソコンとしては非常に低い容量ですが、Virtual PC では十分かと思われます。もし、不可能なまでも、常用マシンと同じくらいソフトウェアをインストールして利用するのであれば、常駐するプログラムも多くなり、メモリの容量をあげる必要があるかも知れません。しかし、割り当てればそれだけホストOSの主メモリが現象するので、やはりVirtual PCは使用用途が限られます。



Windows XP Mode の起動方法は二つあり、従来のVirtual PCと同じく、ゲスト OS のデスクトップ全体をホスト OS のデスクトップに表示する方法と、ゲスト OS のアプリケーションを直接ホスト OS のデスクトップに表示する方法。起動の流れは、前者は Virtual PC → Windows XP Mode → 仮想OSの起動 → 統合機能の有効 → Windows XP Mode起動。後者はスタートボタン → 全てのプログラム → Windows Virtual PC → Windows XP Mode アプリケーション → アプリケーションを起動する準備(特殊なVirtual PCの起動) → アプリケーション(Windows XP Mode)。前者と後者を同時に利用する事はできず、前者と後者を切り替えるには、ゲストOSのシャットダウンが必須となります。これを意識する必要はなく、デスクトップ表示からアプリケーション単独表示に切り替えた時、その主の説明が表示され、ボタン一つでその作業を終える事ができます。



統合機能は、有効にするとゲスト OS のエクスプローラーに、ホスト OS のハードディスクドライブが表示され、ゲスト OS からホスト OS の C ドライブやその他のドライブにアクセスして、ファイルの移動が可能なります。従来の Virtual PC とは異なり、ホスト OS からゲスト OS にドラッグアンドドロップでファイルの移動はできません。統合機能を無効にすれば、ホストOSとゲスト OS は切り離され、ファイルの移動は共有機能を確立する必要があります。通常は、統合機能を有効にするのが望ましいでしょう。



インストール初期状態では、ゲスト OS の「閉じる」ボタンを押した時、ゲスト OS を「休止状態」にします。シャットダウンする場合は、Windows XP Mode を起動して、上部メニューの「Ctrl+Alt+Del」ボタンをクリックして、「シャットダウン」ボタンをクリックします。さらに、「シャットダウン」と「再起動」を選択できます。初期状態の動作では、休止状態が推奨されているので、一回目の Windows XP Mode の起動に時間を要しますが、二回目からの起動は休止状態からの復帰となるので高速です。シャットダウンする度に、次回の起動が通常起動となり時間を要します。ゲスト OS の起動にトラブルが発生すると、トラブルを抱えたまま休止状態に移行するので、シャットダウンするのに苦労します。



ゲスト OS の起動で失敗が多発する場合、ゲストOSにインストールしたファイヤーウォールソフトやセキュリティソフトを疑ってみましょう。統合機能は初期状態で有効となりますが、これを阻止する動作をしているかも知れません。だからと言って、Virtual PC もインターネットに接続するので、これらのセキュリティソフトをインストールしない訳にはいきません。統合させたくないドライブやデバイスの個別選択は、「ツール」→「設定」→「統合機能」で設定できます。



Virtual PC はホスト(右図では Windows 7 )にゲスト(右図では Windows Vista と Windows XP )用のハードディスクドライブを作成して、独立したゲスト OS を起動できますが、デバイスはホストに接続された(パソコンに接続された)ものを利用するため、制約があり動作も軽快とは言えません。つまり、一番良い方法は、物理的にパソコンを用意して利用する事です。これと同等のパフォーマンスが Virtual PC で可能と考えるのは間違いです(ゲームやエンコードなど)。



一方、パフォーマンスを維持して Windows 7 がインストールされたパソコンから操作できるのは、リモートデスクトップと呼ばれる機能です。例えば、Windows 7 から Windows XP がインストールされた物理的なパソコンを、画面表示だけ通信回線を使って表示できます。物理的なパソコンであるため、デバイスの制約は、リモートデスクトップで接続されたパソコンに関するもので、Windows 7 パソコンとは独立させる事ができます。



例えば、右のスクリーンショットには、Windows 7 Professional 64bit のデスクトップに、二つ Windows XP Professional SP3 32bitの画面が表示されていますが、左は Virtual PC を利用した Windows XP Mode( Windows 7 以上であれば無料で利用できます)、右はルーターに接続された他のパソコンにインストールされた Windows XP Professional SP3 32bit のデスクトップです。左は Windows 7 のパソコン性能の一部を割り当てているので、パフォーマンスは悪くなりますが、右は物理的に存在するパソコンにインストールされた OS なので、パフォーマンスは下がりません。



リモートデスクトップでは、操作される側をホスト、ホストにアクセスして操作する側をクライアントと呼び、ホストにアクセスできるのは、Windows 7 Ultimate 、Professional 、Home Premium 、Windows Vista Ultimate 、Business、Home Premium 、Home Basic 、Windows XP Professional 、Home Edition です。一方、ホストとなれるのは、Windows 7 Ultimate 、Professional 、Windows Vista Ultimate 、Business 、Windows XP Professional のみです。エディション名に Home と付いた最も普及しているエディションを、他のパソコンからリモート接続できないのが納得できないところでしょう。10 台の環境で物理的な台数を用意するのであれば、10 × 2 で 20 台パソコンが必要になり、Virtual PC は制約をクリアすればコスト削減になりますが、一般家庭では物理的にパソコンを用意してパフォーマンスを維持した方が無難でしょう。一方、互換性をチェックする必要があるユーザーで、それをするにはコストが見合わない場合、Windows XP Mode が魅力的となります。

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